
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
格安SIMの「OCN モバイル ONE」は、NTTコミュニケーションズが運営する格安SIMです。
OCN モバイル ONEのスマホセットはお得度が高く、セールの度にかなりの注目をあびます。
ただし、スマホの入手が目的で短期解約をすると、ブラックリストに入れられてしまう可能性が高くなるので要注意です。
この記事では、OCN モバイル ONEの解約における注意事項を紹介します。
- お得すぎるスマホセットが転売目的で利用されるケースあり
- NTTコミュニケーションズは転売に細心の注意を払っている
- ブラックリスト入りで次回から契約が不可に!
※本記事中の価格は総額表示
OCN モバイル ONEを短期解約する人が多い理由
画像引用元:Redmi 9T | 格安スマホセット | OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONEは、スマホの機種代金の割り引きに力を注いでいる格安SIM業者です。
大手キャリアから心機一転してきた人にとって、スペックも話題性も申し分ないスマホを安価で購入できるのは嬉しい驚きだと思います。
しかし、「スマホセット」のセールが安すぎるので、中には転売目的で契約しようとする人がいるようです。
https://twitter.com/sumahomaho/status/1417472730543230977
https://twitter.com/NAMIURA24/status/1303748189502103552
OCN モバイル ONEのスマホセットとは?
OCN モバイル ONEの「スマホセット」は、音声対応SIM契約と同時に対象スマホを安価で購入できるプランです。
他社からの乗り換え(MNP)で13,000円OFF、対象オプションの同時加入で2,000円OFFになるスマホも多数を占めており、機種代金をさらに割引できます。
例えば2021年3月8日現在、6,000mAhバッテリーを搭載する6.53型スマホ「Redmi 9T」が発売記念特価につきなんと1円で購入可能です。
通常SIMフリー端末価格は17,490円ですからかなりお得に購入できますね。
購入したスマホは手続き完了から約1週間程度で手元に届きます。
- iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 11 Pro Max/iPhone 11 Pro/iPhone 11/iPhone XR/iPhone SE(第2世代)
- AQUOS sense4 plus/AQUOS sense4
- Redmi 9T
- moto g PRO/moto g8/moto g8 plus
- ZenFone 7 Pro/ZenFone 7
- OPPO A73/OPPO Reno3 A
- Xperia 10 II
- TCL 10 Lite
- Mi Note 10 Liteほか
機種代金のほかに音声対応SIM契約で必要になる初期費用は次のとおりです。
- 契約事務手数料:3,300円
- SIMカード手配料:433円
上記とは別に「OCN モバイル ONE」の月額利用料や、SIM利用登録時に同時申し込みした場合の「050 plus」や「あんしんモバイルパック」の月額利用料などが発生します。
こんなお得なスマホセットですが、契約は1人につき1セットに限定されています。
何セットも購入できるなら転売ヤーの餌食になってしまいますものね。
しかし、最低利用期間は定められていないので、「おや?これはもしかして……」という考え方もできてしまいます。
OCN モバイル ONEは転売を重く受け止めている
スマホセット提供の本来の意図は、「音声SIM契約をしてくれる人に安価でスマホを提供し、長く使ってもらいたい」というものでしょう。
しかし、スマホを安価で手に入れられる仕組みを転売目的で多用する人がいるようです。
NTTコミュニケーションズはこの点を非常に重く見ていることがスマホセットの注意事項に表れています。
- 申し込みは1人1セット限り
- 過去にOCNの入退会を繰り返す等転売目的のおそれがある場合や、取引実績その他総合的な与信判断の観点から注文を断ったりキャンセルしたりする場合もある
- 申し込み内容に不明点等がある場合必要な確認をする場合がある
- 不明点等が解消されない場合申し込みを断る場合や解約する場合がある
短期解約でブラックリスト入りする条件
画像引用元:新しい生き方に、のりかえよう。OCN モバイル ONE キャンペーン
結論から書くと、OCN モバイル ONEのブラックリスト入りの条件は公表されていません。
数多の携帯会社がそうであるように、信用情報機関と結びつく個人情報の管理下であることを考えると、今後も明らかにはされないでしょう。
そのため口コミやリサーチをもとに条件を推測しました。
あくまでネット上の情報のため、参考程度にしてください。
当月解約をした
1つ目は、当月解約をした場合です。
一般的にはスマホの契約とは長期利用を約束するために交わされるものです。
当月解約ともなれば「契約を軽く扱う人」「そもそもすぐに解約するつもりだった→転売目的」と認識されてしまう点は否めないでしょう。
なかには「一発アウトが確定した」という口コミもありました。
ブラックリスト入りになる可能性はかなり高いといえます。
6ヶ月以内に短期解約した
スマホセットには最低利用期間がないため、いつでも解約して再契約できると思いがちですが、6ヶ月以内で短期解約する場合もブラックリスト入りする可能性は高まります。
実際にOCN モバイル ONEの音声SIMのみ契約では、新コース以外で契約した場合6ヶ月目までの最低利用期間が定められています。
これを目安として、スマホセットも同様に6ヶ月間継続してから解約した方が安全だという認識が広がっているようです。
過去の解約回数が多い
「最低利用期間である最長6ヶ月を見越して7ヶ月目での解約を厳守していたが、ブラックリスト入りしてしまった」というケースでは、既に1~2度同じ手順で解約を重ねている場合が多いように見受けられました。
たとえ半年以上の契約をクリアしていても、何度も解約している人は「取引実績その他総合的な与信判断の観点」に引っかかってくる部分もあるのでしょう。
OCNモバイルONE、今まで何回か契約して最低利用期間満了まで維持してきてたがさっき申し込んだらブラックリスト入りしてたらしくアウト判定に
— 電子レンジマン (@Denshirangeman) March 21, 2020
同じ住所に住む家族がブラックリストに入っている
自分にOCN モバイル ONEの解約経験が無くても、同じ住所に住む家族がブラックリスト入りしている場合は、申し込み時に同一住所と判断されてストップがかかることも考えられます。
もし身に覚えがない場合には、カスタマーセンターに問い合わせてみましょう。
ブラックリスト入りするとどうなる?
ブラックリストに入れられると、残念ながらOCN モバイル ONEでの契約はできなくなってしまいます。
どういった状態になるかも調べてみましたので参考にして下さい。
エラーコード402となり契約できない
新たな契約でぶつかる壁は、「注文時にエラーコード402が出てしまいそれより先に進めない」というものです。
エラーコード402についてはカスタマーセンターへ問い合わせて明らかなブラックリスト入りだと確認された人もいるようで、ネット上ではエラーコード402=ブラックリスト入りが定石とされています。
エラーコード402は、「申し訳ございません。お手続きを正常に完了することができませんでした。お手数おかけいたしますが、NTTコミュニケーションズ カスタマーズフロントへお問い合わせ下さい」という内容になります。
問い合わせ先:カスタマーズフロント
項目 | 内容 |
---|---|
電話番号 | 0120-506506 |
受付時間 | 10時~19時(日祝・年末年始除く) |
注文確定後でもキャンセルになる
スマホセットの注意事項に記されていますが、たとえ注文確定後であっても、転売目的のおそれがある場合や取引実績その他総合的な与信判断の観点から鑑みてキャンセルされてしまうケースもあるようです。
スマホが届いてからでは返却も面倒です。
なるべく未然に防ぎたいですね。
ブラックリストを解除する方法は?
画像引用元:OCNでんわは通話料金がおトク! | OCN モバイル ONE
ブラックリスト入りしてしまった場合は、携帯会社側がブラックリストを解除する、いわゆる「喪明け」を待つしか方法がありません。
期間は180日とも1年とも言われていますし、OCN モバイル ONEが喪明けを行っているという確かな情報もありません。
悪質性が高いと判断された場合には2度と解除されない場合もあるようです。
短期解約はNG!年単位の契約を前提にしよう
この記事では、OCN モバイル ONEの短期解約の危険性について紹介してきました。
お得にスマホを手にできるスマホセットですが、購入してすぐに解約するとブラックリスト入りする可能性が非常に高くなります。
ブラックリストの存在は携帯会社に共通する事項です。
短期解約や解約の繰り返しは携帯会社に把握されていますので気を付けましょう。
- 機種代金の割り引きが大きいスマホセットが転売目的で利用されるケースあり
- NTTコミュニケーションズは転売に細心の注意を払っている
- 短期解約はブラックリスト入りする可能性が非常に高い
- ブラックリスト入りで次回から契約が不可に!
- 悪質なケースではブラックリストから解除されないことも