OCN モバイル ONEでLINEの年齢認証は不可!できる対処法はこれ

  • 更新日:2023年9月4日
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スマホのネットワーク

格安SIMのOCN モバイル ONEではトークアプリのLINEの年齢認証ができません。

年齢認証ができないとID検索や電話番号検索による友達追加ができなくなります。

ここでは年齢認証ができない場合でも友達追加できる方法について解説していきます。

OCN モバイル ONEへの乗り換えを考えている人はぜひ参考にしてください。

※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

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この記事を書いた人
ライター歴3年のフリーランス。格安SIM・Wi-Fi・スマホ・アプリなどの記事を執筆。au歴18年からmineoに乗り換えて1年。スマホはXperia。パソコンはWindows派(FUJITSU・ASUS・DELL)。東京都出身の元システムエンジニア(応用情報技術者は取得済み)。

結論:OCN モバイル ONEではLINEの年齢確認はできない

LINEのトークスクショ機能

画像引用元:LINEみんなの使い方ガイド

OCN モバイル ONEをはじめとした多くの格安SIMではLINEの年齢確認はできません

LINEでは特に18歳未満の利用者に対して、見知らぬ人と友達になってしまうことでトラブルが起きないよう年齢確認を行なっています。

年齢確認が無いと比較的簡単に友達追加ができてしまうため、青少年保護のために「年齢認証」という仕組みを導入しています。

格安SIM会社は基本的にLINEと連携しているわけではないため、LINE側に対して年齢の情報を送ることができず、年齢認証ができません。

キャリア契約との連携によって年齢確認される

ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの場合は、回線の契約情報から年齢データを取得しています。

例えばスマホに挿入されているSIMカードがドコモのSIMカードの場合、LINEで年齢認証の手続きをするときにドコモのサポートアカウントにログインするよう画面遷移します。

サポートアカウントにログインできれば年齢認証されるという仕組みです。

LINEの年齢確認ができる格安SIMは少ない

ほとんどの格安SIMではLINEの年齢確認ができません。

主な格安SIMのLINEの年齢確認の可否は以下の通りです。

格安SIMLINEの年齢確認
LINEモバイル
ワイモバイル
OCN モバイル ONE×
mineo×
IIJmio×
UQ mobile×
BIGLOBEモバイル×

LINEモバイルはLINEが提供している格安SIMのため、年齢確認が可能です。

ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線を使っていて、ソフトバンク契約者と同じように「My SoftBank」のサービスが利用できるため、LINEの年齢確認ができるようになっています。

その他の格安SIMは基本的に年齢確認は不可です。

LINEの年齢確認が必要な機能は主に2つ

LINEのKeep機能

画像引用元:LINEみんなの使い方ガイド

LINEの年齢確認ができないと「IDや電話番号による検索」と「ミーティング」の機能が使えません

それぞれの機能について詳しく解説していきます。

ID・電話番号検索

LINEでは専用のユーザー識別記号であるLINE IDを使うことで、友達を検索して追加することができます。

LINE IDはプロフィールのユーザー名(表示名)や電話番号、​​メールアドレス、パスワードとは別物です。

LINEアカウントを作るときに設定し、一度アカウントを作成したらID変更はできなくなっています。

LINE IDがわかれば電話番号​やメールアドレスを知らなくてもLINE上で友達になれますが、友達を探すときのID検索には年齢確認が必要です。

年齢が認証されていないアカウントではID検索ができないため、友達のIDを検索したり自分のIDを検索してもらうこともできません。

また、ID検索と同様に電話番号でも友達を検索できますが、こちらも年齢確認が必要な機能です。

そのため、自分や相手の電話番号がわかっていても、電話番号検索による友達追加の機能は使えません。

ミーティング

ミーティング機能は、LINEのグループ機能やトークを使わずに、指定のURLを通じてビデオ通話や音声通話ができる機能です。

すぐにグループ通話ができたり、期間限定のメンバーでグループ通話したいときに活用できます。

自分と友達になっていない人とも最大500名で利用することができて便利である一方、参加したメンバー同士は簡単に友達追加できてしまうため、見知らぬ人に友達追加されてしまう危険があります。

そのためミーティング機能を使うためには年齢確認が必要となり、多くの格安SIMでは利用できません。

OCN モバイル ONEでLINEの友達追加をするには?

AQUOS sense4 ディスプレイ

OCN モバイル ONEでは、ID検索や電話番号検索による友達追加はできません。

友達を追加したい場合はどうすればいいのか、方法を2つ解説します。

QRコードを使う

QRコードは年齢確認が不要な機能です。

友達追加したい相手と直接会ったときにQRコードを使ってLINEの連絡先を交換できます。

QRコードを使う手順
  1. LINEのホーム画面で「友達追加」タップ
  2. 「QRコード」をタップ
  3. 相手のQRコードを読み込む

相手のQRコードを読み込む以外にも、自分のQRコードを表示させて相手に読み込んでもらうことも可能です。

招待機能を使う

友達追加したい相手と直接会うことができない場合、招待機能を使うことで友達追加が可能です。

自分のLINEアカウントのURLをメールで送信することで、相手に友達追加してもらえます。

招待機能を使う手順
  1. LINEのホーム画面で「友達追加」タップ
  2. 「招待」をタップ
  3. 招待方法(SMSかメールアドレス)を選択
  4. 友達追加したい相手の連絡先を選択
  5. 内容を確認して送信

SMSやEメールでLINEの招待を送ると、受け取った相手には自分のLINEアカウントのURLとQRコードが送信されます。

URLにアクセスするかQRコードをスキャンすることで、LINEアプリが起動して友達追加の画面が表示されます。

以前はPC版のLINEであれば年齢確認がなかった

以前はPCのLINEを使えば、年齢確認なしでID検索や電話番号検索ができました。

しかし、現在はPC版のLINEでも年齢認証が完了していないとID検索や電話番号検索はできません。

そのため友達追加したいときは招待機能などを使う必要があります。

OCN モバイル ONEでLINEの年齢確認をする裏技

LINEモバイル

画像引用元:LINEモバイル

QRコードや招待機能で友達追加ができるとはいえ、それでもID検索や電話番号検索ができないことで不便なこともあるでしょう。

ここからはOCN モバイル ONEなどの格安SIMでもLINEで年齢認証する裏技を紹介します。

スマホをそのまま使う

ドコモ・au・ソフトバンクからOCN モバイル ONEに乗り換えるときに、新しいスマホではなく今使っているスマホをそのまま使うことでLINEの年齢認証を引き継ぐことができます。

OCN モバイル ONEに乗り換える前、ドコモ・au・ソフトバンクのSIMカードを挿入しているうちにLINEで年齢認証しておけば、そのあとOCN モバイル ONEのSIMカードを使ってもLINEを今まで通り使うことが可能です。

ID検索や電話番号検索、ミーティング機能を使いたい人は覚えておきましょう。

一時的にSIMカードを借りる

ドコモ・au・ソフトバンクのSIMカードを家族や友人から一時的に借りることで、LINEの年齢認証ができるようになります。

18歳以上の人で、OCN モバイル ONEに乗り換えたらLINEの年齢認証ができなくて困ってしまった人は、参考にしてみてください。

OCN モバイル ONEに乗り換えるときに新しいスマホを使う場合、以前使っていたキャリアと同じキャリアのSIMカードを借りればスムーズに年齢認証が可能です。

年齢認証の手順
  1. SIMカードを借りる
  2. 自分のスマホのSIMカードを抜く
  3. 借りたSIMカードを挿入
  4. LINEアプリを起動
  5. 設定画面で年齢認証
  6. SIMカードを元に戻す

一度認証が完了すれば、スマホのLINEアプリをアンインストールしない限り、OCN モバイル ONEを使い始めてもLINEの年齢認証が引き継がれます。

LINEの年齢認証画面では、ドコモ・au・ソフトバンクのサポートアカウントに遷移します。

キャリアを解約したあとでもアカウントは使用可能のため、MNPなら自分の電話番号とアカウント情報で認証が可能です。

ただし、解約後のサポートアカウントの利用には制限があるため注意が必要です。

ドコモ・au・ソフトバンクのサポートアカウントの制限について、それぞれ解説していきます。

ドコモの場合

LINEの年齢認証にはdアカウントが使われます。

dアカウントは解約日から200日であればアカウントの継続利用の手続きが可能です。

ドコモのキャリアメールアドレスをdアカウントのIDにしている場合は、解約前に他のメールアドレスに変更しておきましょう。

dアカウントからログインすると継続利用の画面になるため、メールアドレスを入力して、届いたワンタイムキーを入力することで手続きが完了します。

auの場合

auでは継続利用の手続きをしなくても、解約してから6ヶ月以内であればau IDが利用可能です。

au IDを電話番号にしている場合、解約後はIDが自動的に変わるため、解約前にID変更しておくといいでしょう。

もしも、ID変更せずに解約してしまった場合、IDは自動的に「au ID+_(半角アンダーバー)」+「解約の年月日(西暦8桁)」となります。

例えば2021年1月31日に解約した場合、解約前のau IDは「080XXXXXXXX」、解約後のau IDは「080XXXXXXXX_20210131」に変更されます。

ソフトバンクの場合

LINEの年齢認証にはMy SoftBankが使われます。

ソフトバンクでは継続利用の手続きをしなくても、解約してから3ヶ月以内であればソフトバンクのIDが利用可能です。

期限が切れる前にLINEの年齢認証を済ませておきましょう。

OCN モバイル ONEでもLINEを上手に使おう

今回の記事ではOCN モバイル ONEでのLINEの年齢認証について解説しました。

OCN モバイル ONEなどの格安SIMでは基本的にLINEの年齢認証ができないため注意しましょう。

LINE利用のポイント
  • ID・電話番号検索は年齢認証必須
  • ミーティング機能は年齢認証必須
  • QRコードと招待機能は年齢認証不要
  • PC版でも年齢認証は必要