
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
今回の記事は、格安SIM「OCN モバイル ONE」を解約したい、MNP転出したいという方に必要な情報をまとめてみました。
解約手順・解約のタイミング・違約金の3つが明確になれば後は実行に移すだけ!ということで、この記事をぜひ参考にしてください。
- MNP転出手続きは電話窓口かOCN マイページで行う
- SIMカードは要返却
- 違約金が発生する可能性があるのは音声対応SIM
- MNP転出をする場合は転出先の手続きが済んだ後に手数料3,300円が引き落とされる
- 月のいつに解約しても毎月月末に1ヶ月分の料金が請求される
- スマホセットを購入した場合は短期解約でブラックリスト入りもある
※本記事中の価格は税込み表示
OCN モバイル ONEを解約する方法
画像引用元:新しい生き方に、のりかえよう。OCN モバイル ONE キャンペーン
OCN モバイル ONEは、契約中のすべてのSIMカードを解約する「プラン解約」と、契約はそのままに「SIMカードを何枚かだけ解約」する方法があります。
今回はプランの解約について紹介します。
他社に乗り換え(MNP)する場合
OCN モバイル ONEから他社へ、電話番号を引き継いで移行することをMNP転出といいます。
まず、OCN モバイル ONEでMNP予約番号を発行してもらい、有効期限である15日間(予約当日含む)のうちに、転出先の事業者へ伝えて手続きを行います。
移行先の事業者で手続きが完了次第、OCN モバイル ONEのSIMカードは利用できなくなります。
MNP予約番号の発行には3営業日程度かかるので余裕を見て電話窓口、もしくはOCN マイページでMNP転出の手続きを始めましょう。
日中学業や仕事で忙しい方はWebでの手続きをおすすめします。
OCN マイページからMNP転出する場合の手順
- OCN マイページにアクセス
- 登録済みのお客さまよりOCNメールアドレスとメールパスワードを入力してログイン
- 「解約のお手続き」をタップ
- 「ご契約中の「OCN モバイル ONE」オプションの解約」>「MNP転出(MNP:携帯番号ポータビリティ)欄の「解約手続きをはじめる」をタップ
- 「MNP予約番号」を発行をタップ
- 契約予定の事業者へ「MNP予約番号」を伝えて申し込む
OCN モバイル ONEを解約する場合
OCN モバイル ONEを解約する手順は、前半の「OCN マイページからの解約手続き」と後半の「SIMカードの返却手続き」に分けられます。
順序を羅列すると複雑に思えますが、基本的には次へとタップして進めていくだけです。
OCN マイページからの解約手続き
- OCN マイページにアクセス
- 登録済みのお客さまよりOCNメールアドレスとメールパスワードを入力してログイン
- 「解約のお手続き」をタップ
- 「ご契約中の「モバイル」の解約」&「OCN モバイル ONE」欄の「解約手続きをはじめる」をタップ
- 解約プランの確認画面にて「OCN解約」をタップ
- OCNの解約画面にてお客様番号・認証ID・認証パスワードを入力し「認証」をタップ
- 解約希望日を選択し「次へ」をタップ
- 請求書送付先入力を入力し「次へ」をタップ
- 解約理由を入力し「次へ」をタップ
- 「解約する」をタップして完了!
解約手続きが完了したら、スマホからSIMカードを取り出し、SIMカードを返却します。
スマホ本体や付属品などSIMカード以外のものを送らないように気を付けてください。
SIMカードの返却手順
- スマホからSIMカードを取り出す
- 台紙(メモ用紙など)に粘着テープで貼り付ける
- 封筒に入れて郵便料金分の切手を貼る
- 宛先は〒261-7101 WBG郵便局留 NTTコム SIM回収係
- ポストに投函
忘れずに返却しましょう。
不明点がある場合は電話窓口かチャットを利用しよう
解約手続きに不明点がある場合は、「カスタマーズフロント」に問い合わせるのもよいかと思います。
内容 | 詳細 |
---|---|
電話番号 | 0120-506506 (フリーダイヤル) |
対応時間 | 10:00~18:00 (日曜・祝日・12/29~1/3を除く) |
自動チャットによる返答は24時間、オペレーターによるチャットサポートは10:00~18:00(日曜・祝日・12/29~1/3を除く)まで受け付けています。
電話窓口よりも圧倒的にオペレーターにつながりやすく、ログが残るためメモを取る必要もありません。
便利なので積極的に活用してみてください。
OCN モバイル ONEの解約にかかる手数料一覧
画像引用元:キャンペーン一覧|OCN モバイル ONE
次に、OCN モバイル ONEの解約時にかかる手数料をチェックしておきましょう。
大きく分けて「違約金(解約金)」と「MNP転出手数料」の2つがあります。
MNP転出をせずに単純にOCN モバイル ONEを解約するだけなら、違約金の確認のみでOKです。
違約金・解約金
続いて、違約金(解約金)の確認方法です。
OCN モバイル ONEのSIMには以下の3つがあります。
- SMS対応SIM
- データ通信専用SIM
- 音声対応SIM
SIMカードの種類によって違約金・解約金が変わってきます。
SMS対応SIM、データ通信専用SIMは、最低利用期間が定められていないため違約金は発生しません。
しかし、音声対応SIMは最低利用期間が設定されており、その間に解約する場合に違約金(不課税)が発生します。
最低利用期間と金額は購入時期により異なります。
- SMS対応SIM、データ通信専用SIM:違約金なし
- 音声対応SIMの場合:最低利用期間内での解約は違約金が発生
音声対応SIMの違約金
音声対応SIMの場合は契約した時期によって最低利用期間と解約違約金が変わってきます。
こちらを簡単にまとめてみます。
- 最低利用期間:本人確認書類の確認完了+10日後を含む月を1ヶ月目として6ヶ月目まで
- 解約違約金:8,000円
- 最低利用期間:本人確認書類の確認完了した日を含む月を1ヶ月目として6ヶ月目まで
- 解約違約金:1,000円
- 【新コース】の場合は最低利用期間・解約違約金ともなし
- 【新コース以外】最低利用期間:本人確認書類の確認完了した日を含む月を1ヶ月目として6ヶ月目まで
- 【新コース以外】解約違約金は1,000円
自分がOCNモバイルONEでいつ契約したかをしっかりと確認しておきましょう。
MNP転出手数料
MNP転出をする場合は別途手数料3,300円がかかります。
引き落としは転出先での手続きが完了してから行われます。
多忙でMNP予約番号の有効期限に間に合わず、発行を再度行うにしても、重ねて料金が発生してしまうことはありません。
OCN モバイル ONEの解約タイミングはいつがいい?
解約のタイミングは次の項目を参考にしてください。
それぞれに詳しく説明していきます。
- 利用料金の締め日は毎月月末
- 日割りでの請求はされない
利用料金の締め日は毎月月末
OCN モバイル ONEは、毎月月末での解約となります。
月のいつに解約手続きをしても違いはありません。
ただし、MNP転出で解約する場合は、転出先での手続き完了の月末まで料金が発生する点に気を付けてください。
日割りでの請求はされない
また、月途中に解約しても日割り計算がないため1ヶ月分請求されます。
乗り換えの場合は、転出先の規定を兼ねて決めるとよいでしょう。
OCN モバイル ONEの解約前に知るべき注意点
最後にOCN モバイル ONEの解約前に知っておきたい7つのポイントを紹介します。
前章でお伝えした内容もありますが、改めて確認しておきましょう。
- SIMカードは返却する必要がある
- 利用料金の締め日は毎月月末
- 日割りでの請求はされない
- スマホセットを購入した場合は7ヶ月ほど契約を維持した方が吉
- OCNのメールアドレスは使用不可になる
- オプションも同じタイミングで自動解約
- 解約後も利用した場合は料金を請求される可能性
SIMカードは返却する必要がある
解約手順で紹介したとおり、OCN モバイル ONEでは解約時にSIMカードを返却する必要があります。
メモ用紙などにテープで貼り付け、封筒に入れて郵送しましょう。
この時の切手代は自腹になります。
余談ですが、格安SIM業界全体で見た場合には返却の必要あり・なしは統一されていません。
- 返却の必要あり:OCN モバイル ONE・LINEモバイルなど
- 返却の必要なし(自分で破棄する):UQ mobile・イオンモバイルなど
- SIMカードの種類による:BIGLOBEモバイル・mineoなど
au回線のSIMカードは返却不要、ドコモ回線のSIMカードは回収するという業者が多いようです。
ただし、いずれのSIMカードも返却不要なイオンモバイルもドコモ回線のSIMカードを扱っているので、あくまで傾向というレベルです。
利用料金の締め日は毎月月末
解約タイミングで紹介したとおり、利用料金の締め日は毎月月末です。
また、MNP転出時は、転出先での手続きが完了した月の月末まで料金が発生してしまう点に注意してください。
転出先の手続きが月を跨いでしまいそうな場合はスケジュールを組み直した方がよい場合もあります。
最終請求は、月額基本料金が「解約月の翌月請求」、通話料/SMS料は「解約月の翌々月請求」になっています。
クレジットカードで支払っている場合は、カード会社の規定により数ヶ月遅れて請求されるケースもあります。
日割りでの請求はされない
OCN モバイル ONEは、月のいつに解約しても日割り計算無しで1ヶ月分の料金が発生します。
LINEモバイル・イオンモバイルなども同様です。
スマホセットを購入した場合は最低でも7ヶ月ほど契約を維持した方が吉
OCN モバイル ONEの「スマホセット」は、格安スマホとSIMカードをセットで購入できるコースです。
申し込みは1人1セット限り、音声対応SIMの契約が条件で、最低利用期間は最長6ヶ月(厳密には7ヶ月)定められています。
他社からの乗り換えで5,000円OFF、対象オプションの同時加入で1,000円OFFなど、元々安いスマホをさらにお得に購入できるのですが、即解約をするとブラックリストに載る可能性が高まります。
Twitterでは「当月解約で2度と契約できなくなった」「短期解約でブラックリスト入りした」などの投稿もちらほら見かけます。
OCN モバイル ONEがスマホセットの短期解約を重く見る理由は、転売行為と予想利益を回収できない状況を防ぐためでしょう。
最低でも7ヶ月ほど利用してから解約するのがよいでしょう。
OCNのメールアドレスは使用不可になる
OCN モバイル ONEを解約すると、契約時に付いてきた「ocn.ne.jp」のメールアドレスも使えなくなってしまいます。
解約後も継続して使いたい場合は、「OCN バリュープラン(月額275円)」に加入すれば引き続き利用可能です。
OCN バリュープランへの変更手続きは先述した「カスタマーズフロント」への電話で受け付けています。
オプションも同じタイミングで自動解約
また、OCNサービスとの契約がOCN モバイル ONEのみの場合、契約していたオプションも自動解約されます。
しかし、IP電話アプリ「050 plus(月額330円)」は、OCN モバイル ONEと同じ「お客さま番号」を持つOCNサービスがあると継続のままになります。
現在も、OCN モバイル ONEと050 plusのセット利用で、後者の月額料金が半額165円になる「050 plusセット割」が続いています。
使ってなく忘れていたけど実は適用していた、という可能性もありますのでしっかりと確認しておきましょう。
解約後も利用した場合は料金を請求される可能性
OCN モバイル ONEを解約すると、解約した日の翌月1日からSIMカードは利用できなくなりますが、回線処理の状況により若干のラグが発生する事例もあるようです。
その間にSMS送信や音声通話を利用すると、料金を請求されてしまう可能性があります。
まだ使えるから使うのではなく、速やかにSIMカードを外して返却の準備に取り掛かりましょう。
確認事項3点・注意事項7点をチェックしてスムーズに解約!
この記事では、OCN モバイル ONEの解約・MNP転出に伴う確認事項・注意事項を解説してきました。
解約手順・解約のタイミング・違約金、解約前に知るべき注意点をぜひ参考にしてみてください。
- MNP転出手続きは電話窓口かOCN マイページで行う
- SIMカードは要返却
- 違約金が発生する可能性があるのは音声対応SIM
- MNP転出をする場合は転出先の手続きが済んだ後に手数料3,300円が引き落とされる
- 月のいつに解約しても毎月月末に1ヶ月分の料金が請求される
- スマホセットを購入した場合は短期解約でブラックリスト入りもある