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2019年3月18日に、中国スマホメーカーOPPOは最新スマホブランド『Reno』を日本国内向けにプレスリリースしました。
正式なスペック情報はいまだ出ておらず、日本国内公式ホームページにも情報は記載されておりませんが既に中国版OPPOホームページや一部リーク情報が出回っております。
『Reno』の最大の特長は発表された中でも特に目を引く背面部の10倍ズームカメラと3つのレンズがついたトリプルレンズカメラです。
しかし、それ以外にもスペックや価格など気になる情報が多数ありますので、今回は現段階で出回っている『Reno』の情報をまとめてみます。
ただし、トリプルカメラを除いたスペック情報は、あくまでも正式ではなくリーク情報が主体であるとご留意ください。
- トリプルカメラを搭載している
- 10倍ズームでも画質の落ちない機能搭載
- スペックからハイエンドモデルと予想
- 価格は8万円台からと予想されている
- 日本発売は時期未定だが発表済み
- 2019年4月10日に新情報を発表予定
トップ画像引用元:OPPO公式ホームページ OPPOリノが今年4月に登場(中国語版)
1 OPPO最新スマホ『Reno』シリーズが発表された
画像引用元:OPPO – The Stories Of R Series Smartphone – Global
今回発表された『Reno』シリーズはOPPOが発売する中華スマホの中でも、かなりカメラやスマホのスペックに力を注ぎこんでいるようです。
また『Reno』発表と同時に日本国内の販売にも注力すると発表されておりますので、そちらも合わせて紹介します。
1-1 詳細なスペックは公式から発表されていない
2019年3月に発表された段階では『Reno』のCPUや内蔵RAM、バッテリー容量等の詳細なスペックは公式において発表されていません。
しかし既に中国版Twitterの微博(ウェイボー)のリーク情報や、中国語版OPPOのホームページによると『Reno』は以下のスペックが有力候補のようです。
項目 | 予想スペック |
---|---|
内蔵RAM/ROM | 8GB/256GB 10GB/256GB 12GB/256GB の複数組み合わせ |
CPU | Qualcomm Snapdragon855 |
画面サイズ | 6.4インチ AMOLEDディスプレイ |
画面解像度 | 2,340×1,080dpi |
その他 | NFCにも対応する可能性 ンボルギーニとタイアップモデルが出る可能性 |
OPPOは『Reno』という新ブランド発表のインパクトとフラッグシップモデルとの事で、第1弾はハイスペックスマホで乗り込むようです。
1-2 5G対応バージョンやバッテリー容量5,000mAhのアッパーバージョンも予定
まだ未確定ですが、
- 次世代通信規格『5G』に対応したモデル
- バッテリー容量を5,000mAhに増量した大容量のモデル
も発表されるのではないかと予想されています。
5,000mAhというバッテリー容量に太刀打ちできるスマホはほとんどなく、大容量のバッテリーを売りとしている同じ中華スマホのZenFone Max Proでないと互角になりません。
内蔵RAMも8GBと処理能力も高めですが、それを更に上回る10GB、12GBのモデルもリリースされる可能性もあるとの事です。
CPU性能も最高級クラスのQualcom Snapdragon855という情報が正しければ、間違いなく2019年3月時点でのスマホでも最もハイスペックなスマホの1つでしょう。
1-3 ハイエンドモデルの価格帯に収まると予想される
そんなOPPOのハイエンドモデルのスマホであれば価格が気になる所ですが、リーク情報を参考にするとかなりお手頃価格のようです。
発売予定のRenoの内、最も内蔵RAMの少ない8GB/内蔵ROM256GBのモデルだと4,999人民元という情報が出ています。
4,999人民元は2019年3月19日時点での為替レートでは約82,795円で、他のハイエンドスマホのHUAWEI Mate 20 Proの約97,000円より安くなっております。
iPhone XS Max256GBがApple Storeで約15万円近い価格で販売しているのを比較すると、約半額でハイスペックAndroidが手に入ると考えると破格のお値段でしょう。
もちろんまだ正確な価格は発表されておりませんので、値段が変動する可能性はもちろんございますので参考価格として留めておいて下さい。
2 OPPO Renoの特長的な10倍ズームのトリプルカメラ
画像引用元:OPPO in MWC 2019 – Get closer to the future
新ブランドという事もあってRenoは鳴り物入りで発表されましたが、その中でも特に目を引くのが3つのレンズを搭載したトリプルカメラです。
OPPOは2019年2月にスペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress2019において『ハイブリッド10倍ズーム』技術を搭載したスマホを展示しておりました。
その為、「OPPOの最新スマホはトリプルカメラの10倍ズーム機能を搭載するのではないか?」と業界内で囁かれていましたが、その噂を肯定する内容となったようです。
この10倍ズームのトリプルカメラには以下の特長があります。
2-1 ズームインしても画質が衰えないトリプルレンズカメラ
スマホやデジタルカメラを問わず、カメラをズームインさせると画質が荒くなりぼやけてしまって鮮明に撮影出来ない…というのが今までの傾向でした。
しかし、『Reno』はこの難題を、メインカメラ+超広角レンズ+望遠レンズの3つのカメラを全て連動させる事で対策をしております。
この3つのカメラレンズの切り替えをスムーズに行う事で、10倍ズームの状態でも最大800万画素数の写真撮影が可能となっています。
OPPOはこのスムーズに切り替わるカメラの事を『ハイブリット10倍ズーム』『ロスレス10倍ズーム』と呼んでおります。
後述しますが『ハイブリット10倍ズーム』機能を搭載したスマホを2019年内に日本国内で発売するとの事です。
それが今回のRenoなのか、別のスマホになるかは不明ですがトリプルレンズの10倍ズームはそう遠くない内にお見えするでしょう。
2-2 潜望鏡からヒントを得たカメラレンズ
画像引用元:OPPO in MWC 2019 – Get closer to the future
更に潜水艦にも使われるペリスコープ(潜望鏡)構造からヒントを得た独自開発のレンズも、Renoの見どころの1つとして欠かせません。
この潜望鏡構造をスマホのカメラにも搭載する事で、機能を向上させた望遠レンズをReno内部に格納し10倍ズーム時の画質向上させているようです。
OPPO AX7レビュー|3万円弱で6.2インチの大画面SIMフリースマホ次の章では、引き続きOPPORenoの特徴的な10倍ズームのトリプルカメラについて詳しく紹介します。
2-3 光学式手振れ補正も当然のように完備
画像引用元:OPPO in MWC 2019 – Get closer to the future
トリプルカメラの内、メインカメラと望遠レンズには光学式手振れ補正(OIS)技術を使用し撮影時の手振れ補正を行うようです。
- 3つのカメラを連動して動かして10倍ズーム時でも高画質を維持
- 潜望鏡構造のカメラレンズで拡大時でも鮮明な画面を維持
- 更に光学式手振れ補正で撮影時のピント調整をカバーする
以上3つの機能がOPPOの発表したトリプルカメラの特色で、他の国内外スマホでも類を見ないスマホカメラになります。
2-4 ソニー製カメラセンサとレンズにより暗所での撮影も優れている
画像引用元:OPPO R17 Pro Product
こちらは微博のリーク情報になりますが、OPPO『Reno』に搭載されるメインカメラはOPPO R17 Proで搭載されたカメラと同じになるという情報があります。
元々R17 Proのカメラは夜景や暗所での撮影に優れており、48MPのソニーIMX586センサーを搭載しているので暗所や明るい所での撮影時に可変絞りをスムーズに行うカメラです。
10倍ズーム時の高画質に目を奪われがちですが、周囲の光量に応じて最適な撮影モードに切り替えてくれる基本機能もきちんと優れているスマホカメラのようです。
3 OPPOはRenoで日本向け市場に注力する模様
OPPOは『Reno』の発表と合わせて、日本国内向けプレスリリースに以下の内容を発表しております。
- 2019年に10倍ハイブリットズームスマホを投入する
- 日本のユーザーとのより適切なコミュニケーション
- 2019年にFelica・防水対応スマホの投入
- Renoシリーズの国内リリース
- アフターサービスの更なる強化
- 販売チャネルの拡大
この中で『Reno』に関係すると思われる内容としては、Renoシリーズの国内リリースの他に販売チャネルの拡大があります。
OPPOは既に『R17 Pro』等のスマホの入手方法として、Amazonなどの通販サイトで購入するという販路を筆頭に提供しておりました。
この販売チャネルの強化は販路を拡大するという事で、この内容からドコモ、au、ソフトバンクや格安MVNO業者が正式に取り扱いが噂されています。
3-1 キャリア取扱いスマホとなるとの予想もある
今までOPPOのスマホは日本になじみの薄い中華スマホという事もあって、SIMフリーモデルをユーザーが通販サイトで購入し、格安SIMを契約して使用する方法が主流でした。
ドコモ、au、ソフトバンクが取り扱うAndroidは国内スマホメーカーがほとんどで、SamsungやLGの韓国メーカーが僅かにシェアを確保する状況でした。
最近になってソフトバンクがHUAWEIも取り扱い始めたので、OPPOもドコモ、au、ソフトバンクのどれかが取り扱うのではないかと噂されています。
どのキャリアが取り扱うのか、そもそもまだどのキャリアか決まっていないという可能性も無きにしもあらず…というのはあります。
しかし、販路チャネルの拡大であれば、キャリアでの取扱いが始まる可能性は決して低くありません。
3-2 Renoシリーズの国内リリースとアフターサービスの強化もある
販路チャネルの拡大の他に、Renoは1台のみならず、シリーズを日本国内にリリースする事とアフターサービスの強化も発表しております。
アフターサービスを強化するには修理・交換を受付しやすくする必要があり、その為にはやはり大手キャリアとの連携や契約は欠かせません。
この点からもOPPOはRenoをドコモ、au、ソフトバンクのいずれかでリリースされるのではないかと言われているようです。
OPPOからの続報は4月10日予定!楽しみに待ちましょう
3月18日にOPPOが最新ブランド発表した内容を改めてまとめると以下の内容になります。
- トリプルカメラを搭載している
- 10倍ズームでも画質の落ちない機能搭載
- スペックからハイエンドモデルと予想
- 価格は8万円台からと予想されている
- 日本発売は時期未定だが発表済み
- 2019年4月10日に新情報を発表予定
OPPO『Reno』はまだ正式な情報が出ておらず、次回の重大発表は2019年4月10日に行う事を中国版OPPOのホームページが示唆しております。
2019年4月10日で、
- 詳細なスペックが出てくるのか
- 取り扱うキャリアの発表があるのか
と大きな注目を集めています。
『Reno』に対抗してHUAWEIも新スマホ発表するという情報も出ておりますので、2019年の春は国内外スマホの戦国時代となりそうです。
まずは4月10日のOPPOからの発表を楽しみに待ちましょう。
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