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AirPodsシリーズはiPhoneシリーズ同様さまざまなモデルがあるので、どれがいいのかわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、AirPodsシリーズのおすすめモデルと、各モデルの性能の違いについて比較しています。
Airpodsのどのモデルを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事中の価格は税込表記です。
- 音楽に没入したい人:AirPods Max
- インイヤー型でノイズキャンセルを使いたい人:AirPods Pro
- つけごこちを重視したい人:AirPods Pro
- 特にこだわりがない人:AirPods(第3世代)
トップ画像引用元:AirPods(第2世代)- Apple(日本)
【結論】AirPodsシリーズのおすすめはこれ!
画像引用元:Apple
AirPodsシリーズのおすすめをまとめると、次の3機種です。
- ふつうに使えればいいならAirPods(第3世代)
- ノイズキャンセリングとつけ心地重視ならAirPods Proがおすすめ
- 圧倒的な没入感を得たいならAirPods Max
なお2022年7月現在、1世代前のAirPods(第2世代)も販売されていますが、おすすめはできません。
なぜなら上記の3機種に比べると、価格は最も安いものの、それ以外には特に秀でた機能がないからです。
これからAirPodsシリーズを購入する方は、上記の3機種から選ぶのがおすすめです。
では、3モデルの概要を見ていきましょう。
AirPods(第3世代)
画像引用元:Apple
AirPods(第3世代)は AirPodsシリーズのスタンダードモデルです。
iPhone13シリーズで例えるなら、ノーマルのiPhone13です。
最新のテクノロジーが搭載されており、前世代のモデルよりも機能が向上しています。
おそらく多くの方は、AirPods(第3世代)とAirPods Proのどちらを買うかで迷われるかと思いますが、特にこだわりがなければAirPods(第3世代)で問題ないでしょう。
次の項目でAirPods Proにのみ搭載されている機能を解説します。それを見て、AirPods(第3世代)がご自身に合っているかを判断してください。
AirPods Pro
画像引用元:Apple
AirPods Proは、インイヤー型(耳栓型)における最上位モデルです。
iPhone13シリーズでいうところの、iPhone 13 Proといえるでしょう。
AirPods ProにあってAirPods(第3世代)にない機能は、次の2つ。
- アクティブノイズキャンセリング機能
- 通気孔(つけ心地の良さに影響)
アクティブノイズキャンセリング機能とは、周囲の音を打ち消す機能です。
周囲がうるさい環境でもノイズが消え、音楽を楽しむことができます。
また通気孔を搭載しているAirPods Proは、耳の内部の気圧が外部と同じになるため、圧迫感を感じさせません。
つけ心地のよさは、AirPods Pro独自の機能といえるでしょう。
上記2つを重視する方であれば、AirPods Proがおすすめです。
AirPods Max
画像引用元:Apple
AirPods Maxは前出の2つのモデルとは全く形が異なるヘッドホン型です。
価格はかなり高めの8万円代。
インイヤー型の手軽さや持ち運びやすさはありませんが、AirPodsシリーズの中では音質が最も優れているモデルです。
高音質の音楽をじっくり楽しみたい方に適しています。
歴代AirPodsシリーズを一覧比較
歴代のAirPodsシリーズの一覧は、次のとおりです。
AirPodsモデル名 | 発売日 | 備考 |
---|---|---|
AirPods | 2016年12月13日 | 終売 |
AirPods(第2世代) | 2019年3月26日 | - |
AirPods Pro | 2019年10月30日 | - |
AirPod Max | 2020年12月15日 | オーバーイヤー型ヘッドホン |
AirPods(第3世代) | 2021年10月26日 | - |
2022年7月現在までに、5つのモデルが販売されてきました。
スタンダードモデルは、
- AirPods
- AirPods(第2世代)
- AirPods(第3世代)
と進化してきました。
当初はスタンダードモデルのみでしたが、ハイエンドモデルのAirPods Proとヘッドホン型のAirPods Maxが加わり、ユーザーの選択肢は増えています。
AirPodsシリーズ比較|価格
画像引用元:air-pods-pro
2022年7月現在における、AirPodsシリーズの価格を見ていきましょう。
円安進行の影響から、Appleは2022年7月1日に製品全般を大幅に値上げしています。
AirPodsモデル名 | 価格 (2022年7月現在) | 上位モデルとの差額 |
---|---|---|
AirPod Max | 84,800円 | - |
AirPods Pro | 38,800円 | +46,000円 |
AirPods(第3世代) | 27,800円 | +11,000円 |
AirPods(第2世代) | 19,800円 | +8,000円 |
最も高いモデルは、オーバーイヤー型(耳を覆うタイプのいわゆるヘッドホン)のAirPods Maxで、84,800円です。
次に高いモデルは、インイヤーモデルとしては最もハイエンド商品のAirPods Pro。
価格は38,800円で、インイヤーモデルとしては高価格帯の商品といえるでしょう。
スタンダードモデルのAirPods(第3世代)は27,800円で、AirPods Proとの差額は+11,000円です。
AirPods(第3世代)にはないAirPods Pro独自の機能がほしい方は、この11,000円がその機能に見合うかを判断することになるでしょう。
AirPods(第2世代)は第3世代が販売されたときに値下げされており、最も手頃に購入できるモデルとなってます。
ただAirPods(第2世代)を購入するのであれば、8,000円多く支払ってAirPods(第3世代)を購入するのがおすすめです。
AirPodsシリーズ比較|機能
画像引用元:air-pods-pro
AirPodsシリーズの基本的な機能を比較しましょう。
- 総合的に最も機能が高いのはAirPods Pro
- AirPods Proにはノイズキャンセリング機能と通気孔がある
オーディオテクノロジー | AirPods(第2世代) | AirPods(第3世代) | AirPods Pro | AirPods Max |
---|---|---|---|---|
アクティブノイズキャンセリングと 外部音取り込みモード | - | - | ○ | ○ |
均圧のための通気システム | - | - | ○ | - |
1回の充電で再生できる時間 | 5時間 | 6時間 | 4.5時間 | 20時間 |
ケースの充電方法 | Lightning | Lightning/MagSafe/Qi規格 | Lightning/MagSafe/Qi規格 | -(本体にLightningケーブルを差し込む) |
それぞれの項目について、くわしく見ていきます。
アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモード
アクティブノイズキャンセリングとは、雑音と真逆の音波を生成することにより、ノイズ(雑音)をキャンセル(打ち消す)するデジタル技術のこと。
この機能を利用すると、周りの人の声や雑音が聞こえづらくなり、音がうるさい場所であっても、音楽に集中できるようになります。
外部音取り込みモードとは対になっており、モードを切り替えれば周囲の音が聞こえるようになります。
- AirPods Pro
- AirPods Max
均圧のための通気システム
インイヤー型のイヤホンを装着すると、耳に栓をするような形になるため、特有の圧迫感を感じるものです。
しかし、AirPods Proには通気孔があるため、外部から耳のなかに空気が入り、圧迫感を感じにくくなっています。
まるで何もつけていないかのように感じられるので、長時間装着していても快適に過ごせますよ。
- AirPods Pro
1回の充電で再生できる時間
1回の充電で再生できる時間は、AirPods Maxが20時間と圧倒的に勝っています。
インイヤー型では、AirPods(第3世代)が最も長く、最大6時間の再生が可能です。
ケースの充電方法
インイヤー型のAirPodsは、イヤホン本体をケースに入れることにより充電できます。
AirPods(第3世代)とAirPods Proであれば、ケースはワイヤレス充電が可能です。
- AirPods(第3世代)
- AirPods Pro
AirPodsシリーズ比較|音質
画像引用元:Apple
続いて、音質について比較していきます。
- 音質が最も良いのはAirPods Max
- AirPods(第3世代)とAirPods Proでも臨場感と迫力のある音楽を楽しめる
オーディオテクノロジー | AirPods(第2世代) | AirPods(第3世代) | AirPods Pro | AirPod Max |
---|---|---|---|---|
音質 | △ | ○ | ○ | ◎ |
空間オーディオとダイナミックヘッドトラキング | - | ○ | ○ | ○ |
最も音質が良いAirPodsシリーズは、やはりハイグレードモデルのAirPods Maxです。
原音を忠実に再現したサウンドが特徴で、低音~高音域、小さな音から大きな音までひとひとつ明瞭に再現します。
また、やさしく包み込むイヤーカフとアクティブノイズキャンセリングが外部の音を遮断するため、音楽に没入できるでしょう。
一方、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング機能があるAirPods(第3世代)とAirPods Proでも、没入感のある音楽体験が可能です。
- この形式に対応した音楽は周囲360度から音が立体的に聞こえる
- ライブのような臨場感を楽しめる
- 頭を動かすと音の聞こえる方向が変わる
- 常に真正面の方向(最初に向いていた方)から音が聞こえる
これらの機能が搭載されているAirPods(第3世代)やAirPods Pro・AirPods Maxを使えば、これまでにない迫力ある音楽を楽しめます。
普段から音楽を楽しみたい方であれば、AirPods(第3世代)またはAirPods Proがおすすめです。
AirPodsシリーズ比較|耐汗・耐水性
画像引用元:Apple
AirPodsシリーズの耐汗・耐水性についてまとめると、次のとおりです。
- 耐汗・耐水性があるのはAirPods(第3世代)とAirPods Pro
- 音楽を聴きながら運動する人におすすめ
AirPodsモデル名 | AirPods(第2世代) | AirPods(第3世代) | AirPods Pro | AirPod Max |
---|---|---|---|---|
耐汗・耐水性 | - | ○ | ○ | - |
AirPods(第3世代)とAirPods Proは、IPX4の耐汗・耐水性能を備えています。
汗や雨に濡れても故障の心配がないため、アウトドアやスポーツ中も安心です。
一方、Airpods(第2世代)とAirPods Maxには耐汗・耐水性能はありません。
水に弱いため、屋外での使用が多い人やアクティブに活動する人には不向きです。
スポーツ中などに音楽を楽しみたい人は、AirPods(第3世代)またはAirpods Proを選びましょう。
AirPodsシリーズ比較|操作方法
画像引用元:AirPods(第3世代) – Apple(日本)
AirPodsシリーズの操作方法についてまとめると、次のとおりです。
- 操作性が良いのはAirPods(第3世代)とAirPods Pro
- AirPods Maxは本体の物理ボタンから操作する
操作 | AirPods(第2世代) | AirPods(第3世代) | AirPods Pro | AirPods Max |
---|---|---|---|---|
操作方法 | 本体をタップ/ HeySiri | 本体をタップ/ HeySiri | 本体をタップ/ HeySiri | 物理的なボタンとツマミから操作 /HeySiri |
タップの区別種類 | 1種類(ダブルタップ) | 3種類(1回押し・2回押し・3回押し) | 3種類(1回押し・2回押し・3回押し) | - |
操作性が優れているのは、AirPods(第3世代)とAirPods Proです。
AirPods(第2世代)で認識できるのはダブルタップのみですが、AirPods(第3世代)とAirPods Proでは、「ダブルタップ・1回押し・3回押し」の3種類のタップを認識。
物理的な指示のバリエーションが増えたことにより、一時停止や前の曲へのスキップも、本体のタップから操作できるようになりました。
なお、AirPods Maxも操作性については問題ありません。2つの物理ボタンから操作できます。
自身に適したAirPodsシリーズを選ぼう
AirPodsシリーズのおすすめをまとめると、次のとおりです。
- 音楽に没入したい人:AirPods Max
- インイヤー型でノイズキャンセルを使いたい人:AirPods Pro
- つけごこちを重視したい人:AirPods Pro
- こだわりがない人:AirPods(第3世代)
音楽にどっぷり浸かりたい方には、ヘッドホン型のAirPods Maxがおすすめです。
音質はAirPodsシリーズのなかで最も優れており、原曲に忠実なサウンドを再現します。
インイヤー型でノイズキャンセルを使いたい方や、つけ心地を重視したい方であれば、AirPods Proがおすすめです。
アクティブノイズキャンセル機能が唯一ついたインイヤー型のモデルであり、通気孔が開いているため、何もつけていないかのような装着感を提供します。
しかし、上記のような高度な機能が不要であれば、AirPods(第3世代)がよいでしょう。
ノイズキャンセリングや通気孔はないものの、音が立体的に聴こえる空間オーディオに対応しており、音質も決して悪くはありません。
本記事を参考に、あなたにぴったりのAirPodsシリーズを見つけてくださいね。