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現在のスマホは高機能化と本体の巨大化がトレンドで、どれだけハイスペックなのか、どんな特殊機能があるかをアピールするのが主流になっています。
そんなスマホの巨大化が流行となっている2019年4月、その流れに一石を投じるAndroid『Palm Phone』が発売されました。
Palm Phoneは液晶画面3.3インチで手のひらに収まる程のミニサイズが特徴で、そのインパクトから多くの業界関係者の注目を集めています。
そこで今回は、
- 小さいだけではないか
- 役に立つのか
- スペックはどのくらいあるのか
- 価格はいくらでどこで購入できるのか
などと、Palm Phoneの気になるポイントをまとめてみました。
- スペックは低価格帯スマホ並みのスペック
- 価格は約44,800円前後
- 使える回線はソフトバンク回線(を利用する格安SIM)
- 外出時に真価を発揮するアクティブ派におすすめのスマホ
トップ画像引用元:Palm | Accessories
1 液晶サイズ3.3インチという超ミニサイズのPalm Phoneがデビュー
画像引用元:Palm | Home
Palm PhoneはアメリカのPalm社製のSIMフリースマホで、2019年4月から日本でも発売された超ミニサイズのAndroidとなっております。
『The perfect sized smartphone.』のキャッチコピーで売り出しており、最大の特徴は液晶画面3.3インチ(本体サイズは3.8インチ)の本体サイズです。
Palm Phoneはアクティブ派や外出先での利用を想定して作られており、様々な機能を持っておりますがそれらの特徴やスペックを見ていきましょう。
1-1 Palm Phoneのスペック紹介
Palm Phoneのスペックは下記の通りとなります。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー名 | PALM |
OS | Android OS Oreo 8.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 435(MSM8940) |
SIM | シングルSIM(nano-SIM) |
大きさ (幅×長さ×厚さ) | 50.6×96.6×7.4mm |
重量 | 62.5g |
ディスプレイ画素数 | 1280×720 ピクセル(3.3インチHD液晶) |
内蔵RAM/ROM | 3GB/32GB |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHzのみ) |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 Low Energy |
カメラ画素数 | リアカメラ1,200万画素 フロントカメラ 800万画素 |
バッテリー容量 | Li-Ion 800mAh (連続通話時間:最大3時間20分 /連続待受時間:約72時間) |
充電時間 | 約31分で50%、約68分で100% |
対応周波数 | 2G GSM 850/900/1800/1900 3G UMTS B1/2/5/8 4G FDD B1/3/7/8/20 ※ソフトバンク回線SIMに対応 |
防水・防塵 | IP68対応 |
価格 | 44,801円 |
Palm Phoneのスペックを見ると低価格帯スマホの機能相応になっており、価格や本体サイズの見た目通り手の出しやすいスマホと言えます。
1-2 クレジットカードとほぼ同じサイズ
Palm Phoneの本体サイズは長さ96.6mm×幅50.6mmで、これはクレジットカードのサイズ(長さ85.60mm×幅53.98mm)とほぼ同じサイズになっております。
Palm Phoneの最大の特徴はここにあり、本体サイズの小ささを生かしてアウトドアや外出先での利用に重点を置いたスマホになっております。
重量も62.5gと非常に軽くて持ち運びがしやすく、クレジットカード程度の大きさなので「大きくなった最近のスマホでは服の胸ポケットに入らない…」と、いう事はまず起こらないでしょう。
1-3 防水・防塵に対応
Palm Phoneを作っているメーカー『Palm』はアメリカに本社を置くスマホメーカーですが、海外製スマホに搭載される事が滅多にないIP68の防水・防塵規格に対応しているのが特徴です。
Palm Phoneは外出先でアクティブに利用する人を想定しているので、外出先で雨や汗に濡れても動作してくれる防水・防塵機能の搭載は評価できるポイントです。
1-4 Palm Phoneの特徴3:価格は約44,800円前後
Palm Phoneの価格面の特徴として、販売会社によるものの概ね44,800円前後に収まっており低価格帯スマホなので、初めての人でも手を出しやすいと言えます。
海外製で極端なデザインや機能を搭載したスマホは価格も極端になる傾向が強いのですが、Palm Phoneは良心的な価格なので安心と言えるでしょう。
1-5 Palm Phoneの特徴4:使える回線はソフトバンク回線
画像引用元:海外で使う | モバイル | ソフトバンク
Palm Phoneの使える回線ですが、ソフトバンク回線の電波帯に対応しているので、音声通話SIMを契約する際はソフトバンク回線の格安MVNO業者を選ぶ必要があります。
一例を挙げるならワイモバイルやLINEモバイル、mineoがありますが、SIMはnanoSIMシングルなのでデュアルSIMに対応していない点にご注意下さい。
次の章では、Palm Phoneはどんな人におすすめできるスマホなのかについて解説します。
2 Palm Phoneはどんな人におすすめできるスマホなのか
画像引用元:Palm | Home
Palm Phoneのスペックや価格、使える回線等の特徴を紹介してきましたが「小さいだけでどういった場面で役に立つの?」と、思う方も少なくありません。
もちろん普通のスマホとしても利用出来ますがPalm Phone公式ホームページの内容や、小さなサイズを生かしてどんな人にPalm Phoneをおすすめできるのか解説します。
2-1 外出先でもスマホを音楽プレーヤーとして使いたい人
画像引用元:Palm Phone | Verizon Wireless
Palm Phoneに限らずスマホを外出時の音楽プレーヤーとして活用する方は少なくありませんが、スマホを本職のmp3プレーヤー等と比べるとサイズは大きめです。
しかしPalm Phoneはサイズが小さいので持ち運びがしやすく、Bluetoothにも対応しているので外出時の音楽プレーヤーとして非常に適しています。
防水・防塵に対応している点やアームレシーブ型ケースが販売されている点も生かして、お出かけ以外にも筋トレやランニング中の音楽プレーヤーとして活用できるでしょう。
2-2 自転車ツーリングでスマホをナビとして利用したい人
画像引用元:Palm | Home
メタボ解消の一環や運動不足解消、あるいはメディアに影響されて自転車で長時間のツーリングを楽しむ方も少なくありませんが見知らぬ土地に行く場合に必要なのが地図やナビです。
停車して地図を見ても問題ありませんが、出来れば走行中に車のようにナビをしてくれれば、スムーズにツーリングを楽しむことが出来ます。
販売しているのは海外ECサイトですがPalm Phoneは自転車用のバイクマウントも発売しているので、自転車ツーリングのナビとして活用する事が出来ます。
防水・防塵に対応している点を生かして走行中に雨や汗で濡れても動作してくれるので、よりナビとして適性が高いスマホとも言えるでしょう。
2-3 人とは違ったスマホを持ちたい人
画像引用元:Palm Phone | Verizon Wireless
「他人とは違ったスマホを持ちたい」という目立ちたがり屋の方や「スマホに興味は薄く小さいサイズで通話やウェブが出来れば良い」というミニマリスト志向の方にもPalm Phoneはおすすめです。
Palm Phoneは筋トレ時に活用できるアームスリーブ型ケースの他、ストラップホルダーケース、グラニットレザーケースなど様々なケースがありドレスアップが施しやすいスマホです。
人より目立ちたい方は人とは違ったケースで目立てますし、そもそもPalm Phoneのサイズが小さいので非常に目を引くスマホなので目立ちたがり屋の方におすすめです。
また、Palm Phoneのサイズの小ささを生かしてコインケース等にも収納できます。
3 Palm Phoneには明確な2つの弱点が存在する
画像引用元:Palm | Home
Palm Phoneの特徴やどんな人におすすめできるかを紹介をしてきましたが、Palm Phoneには2つの弱点が存在します。
購入を考えている方は以下2つの弱点を考慮しておく必要があります。
3-1 バッテリー容量はかなり少なめ
Palm Phoneの弱点として2019年発売のスマホとしてはバッテリー容量が約820mAhとかなり小さめで、長時間利用には向かないスマホという点が挙げられます。
他のSIMフリースマホとして一例を挙げるなら、SHARP製のスマホAQUOS sense2 SH-M08は約2,700mAhなので標準的なスマホの約3分の1以下のバッテリー容量しかありません。
連続通話時間3時間20分とありますがこれはカタログスペックで実際の数値は下がる事を考えると、やはりバッテリー容量には不安を拭えません。
アクティブ派におすすめのスマホですが長時間の外出はバッテリー切れの可能性がつきまとうので、モバイルバッテリーや充電先の確保をする必要があるでしょう。
ただバッテリー容量は少ない反面、充電にかかる時間も少なく約31分で50%、約68分で100%と充電にかかる時間も少なめになっております。
3-2 画面サイズ3.3インチはかなり小さいので人によっては見えづらい
スマホ本体サイズがコンパクトになったのは持ち運びがしやすいというメリットですが、逆に言うと画面サイズも小さくなり細かい文字を見るWebサイト閲覧などは不向きです。
画面の拡大縮小を行う必要がありますし、視力の弱い方だとそもそも画面が小さいので見えにくくて使い辛い…となる可能性もありますのでご注意下さい。
4 Palm Phoneはどこで購入できるか?
最後にPalm Phoneの購入場所についてですが、2019年5月時点で大手キャリア、格安MVNO業者のどれでも取り扱っておらず使用するには自分でPalm Phoneを購入する必要があります。
現在Palm Phoneを購入できる場所としては以下の3つが挙げられます。
4-1 FOXオンラインストアを利用
画像引用元:心躍るiPhoneケース、スマホアクセサリー、ガジェットならFOX ONLINE STORE
Palm Phone公式ホームページにも購入箇所のリンクがあり、現在正式にPALMからPalm Phoneを取り扱っている業者『FOXオンラインストア』から購入するのが第1の方法です。
公式に取り扱っているだけあって海外スマホでも珍しく1年間の端末補償やコールセンターでサポートを行うなど手厚いサポート体制が魅力です。
4-2 amazonを利用
PALMはamazon Japanにも出品しておりPalm Phoneをamazonから購入する事も可能となっております。
amazonから購入したい方はamazonを利用しても構いませんが、価格はFOXオンラインストアと大差なく上記のサポートがありませんのでご注意下さい。
4-3 ECサイトを利用
Palm PhoneはFOXオンラインストアやamazonの他に、価格.com等に出店している輸入代行業者から購入する事も可能となっております。
ただ前述のサポートや保証も無くFOXオンラインストアより高い業者もあるので、あまりおすすめはしません。
巨大化の流れに一石を投じるスマホPalm Phoneの今後に注目
Palm Phoneのスペックや特徴、価格や使える回線、どんな人におすすめできるか、といった内容を紹介してきました。
- スペックは低価格帯スマホ並みのスペック
- 価格は約44,800円前後
- 使える回線はソフトバンク回線(を利用する格安SIM)
- 外出時に真価を発揮するアクティブ派におすすめのスマホ
Palm Phoneは昨今の高機能・巨大化が流行りのスマホに敢えて縮小化という道を取ったユニークなAndroidですが、中のスペックも決して悪いスペックではありません。
バッテリー容量に不安はあるもののモバイルバッテリー等で対策は出来るので、外出時に利用したりランニングの友としても活用する事が出来るでしょう。
人気次第では格安MVNO業者でも取り扱う可能性はあるので、Palm Phoneの今後に注目が集まる所です。
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