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電子機器の中でもシェア率の高いPanasonicですが、パソコンに限らずブルーレイレコーダーやSDカードやメモリーカードなどの記録媒体を利用している方も多いと思います。
Panasonicの製品は徹底した品質管理のもと生産されており、不具合が生じにくいことが特徴として挙げられますが、うっかり落としてしまったり経年劣化によって故障する場合もあります。
この記事では、Panasonic製品のパソコンやブルーレイレコーダー、SDカードなどが故障した場合の注意点や、データ復旧方法について解説します。

HDDやPCなどのデータが消えてしまったとき、どの業者であれば安心して任せられるのでしょうか。 データ復旧業者は日本国内に100社...
- 機器が故障する多くの原因は記録装置の故障
- データ復旧を最優先する場合は通電をさけ個人でのデータ復旧を控える
- フォーマットとシステムの復元は実行しないようにする
- ゴミ箱やファイル履歴からデータ復旧できる可能性がある
- データ復旧業者を選ぶ際は技術力を見るようにする
Panasonic製品の機器の種類
Panasonic製品の機器には以下の種類があります。
種類 | 機種の例 |
---|---|
ノートパソコン/デスクトップパソコン | Let’s note(レッツノート)/TOUGHBOOK/TOUGHPAD |
ブルーレイレコーダー | DIGA(ディーガ) |
ビデオカメラ | HC-V、HC-VX、HC-W/HC-X/HDC-H/AG-CX/AG-UXなど |
メモリーカード | SDXC UHS/microSDHC UHSなど |
機器によって故障する原因や対処法が変わってきます。
Panasonic製品の機器でよくある故障事例
本体が壊れて電源が付かずデータを取り出せないなど、Panasonic製品の機器が故障しデータを失ってしまう原因や症状は多岐に渡ります。
ですが、本体破損の原因として多く挙げられるのが、HDDやSDカードなどの記録装置の故障です。
記録装置が故障している場合、データを取り出すことは非常に難易度が高く、個人の対処で悪化することも多いため、むやみに対処しないようにしましょう。
ここでは、記録装置別の故障する原因や症状について解説します。
- HDDやSSDが故障している
- SDカードが破損している
HDDやSSDが故障している
パソコンやレコーダーの多くはHDDまたはSSDにデータを記録していますが、記録装置の故障が原因でパソコンやレコーダーが壊れることがあります。
記録装置の故障は「論理障害」と「物理障害」に分けられるため、それぞれの原因を確認してみましょう。
論理障害
論理障害は、本体に問題は無いものの、ファイルシステムの破損やデータにアクセスできない状態になっていることを指します。
- 誤操作によるデータ削除や初期化
- 読み書き中の強制終了
論理障害は原因や症状が分かりづらいため、発覚が遅れやすく、知らない間に状態が悪化していることが多い障害です。
また、レコーダーの場合は著作権の関係で、データが全て暗号化されておりデータ復旧業者でも復旧できないことがあります。
様々な状態や機器に対応できる、技術力の高い業者を選ぶようにしましょう。
物理障害
物理障害はHDDやSSDが経年劣化などにより、物理的に破損している状態を指します。
- 経年劣化による部品の摩耗
- 落下などによる強い衝撃が加わった
- 水没や落雷によるショート
物理障害が発生していると、本体が起動しない、データの読み書きができないなど、動作に不具合が起きることが多くなります。
物理障害の場合にむやみな復旧作業は、症状悪化につながるため個人でのデータ復旧は避けるようにしましょう。
また、異音や異臭がする場合は、物理障害が発生している可能性が非常に高い状態です。
専門業者への依頼が必須になるため、すぐに電源を切り業者に相談するようにしましょう。
SDカードやメモリーカードが破損している
ビデオカメラであれば、SDカードやmicroSDカードにデータを記録している場合がほとんどです。
Panasonic製のメモリーカードの故障も以下の原因が考えられます。
論理障害
SDカードの論理障害も、HDDやSSDの場合と同様で内部のファイルに問題が起こり、読み書きできなくなった状態です。
データの読み書き中にSDカードを抜いてしまった、強制終了をしてしまったなどが主な原因として挙げられます。
SDカードにはバックアップを取る機能がないため、抜き差しを繰り返すことで不要にデータが上書きされ、状態が悪化することがあります。
データ復旧ソフトで復旧できることもありますが、必ず復旧できるとは限らないので、重要なデータが入っている場合は、専門業者への依頼を検討するようにしましょう。
物理障害
SDカードやメモリーカードの物理障害は、折れ曲がっている、水没したなど物理的に破損している状態を指します。
着脱を繰り返しコネクタ部分が破損したり、経年劣化によって故障する場合もあり、小さく持ち運びしやすい反面、物理障害が発生しやすい記録装置でもあります。
専門業者であれば折れ曲がっていてもデータ復旧できることがあるので、個人で判断せず、一度相談してみることをおすすめします。
Panasonic製品の機器に故障が疑われる場合の注意点
Panasonic製品の機器が故障している場合の注意点を解説します。
以下の動作を控えることで、データを復旧できる可能性も高くなり、復旧費用も抑えることができます。
- 機器への通電を避ける
- フォーマットしない
- システムの復元を行わない
- 個人で機器を開封、分解しない
機器への通電を避ける
機器が故障している際に通電を続けることは、最も負荷の高い動作となり、状態悪化にも繋がります。
また、通電を行うことでデータの上書きが進んでしまい、データ復旧難易度が上昇してしまうことがあります。
データが復旧できなくなることを防ぐためにも、故障している場合は通電を避けるようにしましょう。
フォーマットしない
データが正常に読み込めない場合に「フォーマットしますか?」とエラーが表示されることがあります。
フォーマットを実行すると、保存されているデータが初期化されてしまいます。
データが必要な方は、必ずデータのバックアップを取ってから行うようにしましょう。
データのバックアップが取れない状態であれば、専門業者に相談するようにしましょう。
システムの復元を行わない
Panasonic製品の機器には「システムの復元」という機能があります。
システムの復元とは、あらかじめ作成した「復元ポイント」までPCを以前の状態に戻す機能です。
システムの復元を実行して改善することもありますが、一度戻すとそれ以降のファイルやデータは全て削除されてしまいます。
重要なデータが保存されている場合は、システムの復元を実行しないようにしましょう。
個人で機器を開封、分解しない
物理的に記録装置が故障している場合に、個人で開封や分解をしないようにしてください。
HDDを開封、分解することで起きるリスク
専門業者がHDDを分解して修理する場合は、クリーンルームなどの専用設備で行います。
HDDは超精密機器に値するので、通常の環境下で開封しほこりや指紋が付着すると症状が悪化します。
むやみな開封や分解で状態が悪化すると、データ復旧業者でもデータを取り出せなくなる可能性があるため、個人での開封や分解はしないようにしましょう。
SSDを開封、分解することで起きるリスク
SSDの特徴として、処理能力が早く消費電力が少ないため、長時間使用できることが挙げられますが、書き換え回数にも上限があり、寿命も短いため、物理障害が起きる可能性が高い記録装置となっています。
対処しようと再起動を繰り返すことはSSDにとって負荷が大きく、他の箇所にも障害が広がる恐れがあります。
また、SSDを取り外し復旧ソフトを使用すると、データの上書きやデータ構成の書き換えが起きてしまうリスクがあるため、実行しないようにしましょう。
SSDの構造は複雑で対応できる業者も少ないため、障害が進行する前に相談するようにしましょう。
Panasonic製品の機器内のデータ復旧方法
Panasonic製品の機器が故障しデータが取り出せない場合や、データが消えてしまった場合は以下の方法を試してみてください。
- 各機器のゴミ箱を確認する
- ファイル履歴からデータを復元する
- 復旧ソフトを使用する
- データ復旧業者に依頼する
各機器のゴミ箱を確認する
パソコンやレコーダー内のデータが消えてしまっている場合は、各機器のゴミ箱を確認してみましょう。
削除したデータは一定期間ゴミ箱に保存されるので、必要なデータがあれば復元します。
ですが、以下の方法でファイルを削除すると、ゴミ箱に移動せずにデータが削除されてしまいます。
- 「Shift」キーを押しながら、「Delete」キーを押してファイルを削除
- 「Shift」キーを押しながら、「削除」をクリックしてファイルを削除
上記の方法で削除してしまった場合はゴミ箱に保存されておらず、完全に削除されています。
また、SDカードなどの外部機器はデータは削除すると、ゴミ箱には保存されずそのまま消えてしまうため、この方法が利用できません。
ファイル履歴からデータを復元する
パソコン限定のデータ復旧方法になりますが、「ファイル履歴」を使用して、データを復元することができます。
ファイル履歴はWindowsに内蔵されており、デスクトップに保存されているデータを自動でバックアップしてくれる機能です。
この方法は事前に設定からファイル履歴を有効にしておく必要があり、無効になっている場合は利用できません。
- コントロールパネルを開き「セキュリティとメンテナンス」から「ファイル履歴」をクリック
- 左側の「個人用ファイルの復元」をクリックし
- バックアップ済みのファイルの中から必要なデータを選択
- 画面下部にある真ん中の緑色の復元ボタンをクリック
Windowsの設定からファイル履歴を開き、データを復旧する方法もあります。
- スタートボタンを右クリックし「設定」から「更新とセキュリティ」を選択
- 「バックアップ」から「その他のオプション」をクリック
- 「バックアップ オプション」が表示されたら、「関連設定」欄まで下方向にスクロール
- 「現在のバックアップからファイルを復元」をクリック
- 次の手順はコントロールパネルからの方法と同じ
以上の手順で、ファイル履歴からデータを復旧することができます。
この方法では、フォルダを復元できるだけでなく、フォルダー中の単一ファイルを復元することもできます。
ファイル履歴を有効にしていない場合は、次の手順に進んでください。
復旧ソフトを使用する
データ復旧方法として、データ復旧ソフトを使用する方法があります。
比較的安価に個人で復旧作業ができることがメリットとして挙げられますが、データを完全に復旧できる可能性はそれほど高くありません。
また、経年劣化や物理的な衝撃が機器に加わり「物理障害」が起きている機器には、ソフトを使用してデータ復旧はできません。
復旧ソフトの使用はある程度の知識が必要になる作業なので、不安な方や操作に慣れていない方は安易に使用しないようにしましょう。
データ復旧業者に依頼する
必ずデータを復旧したい場合に最も成功率の高い方法は、データ復旧業者への依頼です。
データ復旧業者であれば、機器本体が壊れていたり、SDカードが折れ曲がっている場合でも、データを取り出せる可能性があります。
また、一度フォーマットをしてしまった場合でもデータを復旧できる可能性があります。
レコーダーやビデオカメラ、SSDを復旧できる業者は数少ないですが、技術力の高い業者であれば対応可能な場合があり、データを取り出せる可能性が高いです。
以下で様々な機器に対応しているデータ復旧業者を紹介しています。
おすすめのデータ復旧業者
ここで、編集部おすすめのデータ復旧業者の特徴やサービス内容について解説していきます。
データ復旧の依頼を検討している人はぜひチェックしてみてください。
デジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリーは、データ復旧専門業者において14年連続国内売上No.1のデータ復旧業者です。(第三者機関調べ/2007年~2020年)
技術力は国内トップクラスで、データ復旧率の最高値は95.2%(※2018年2月)と信頼できる実績があります。
さらに、ハードディスク、PC、スマホ、USB、sdカード、ビデオカメラ等の幅広い機器に対応できる、官公庁・法人からの依頼実績も多数など、技術力の高さは間違いありません。
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拠点 | 5ヶ所 本社:東京 |
運営会社 | デジタルデータソリューション株式会社 |
詳細 | 公式サイトを見る |
以下、相談手順を解説しますので、参考にしてください。
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Panasonic製品が故障している場合のまとめ
Panasonic製品の機器が故障した場合の原因から注意点、データの復旧方法について解説してきました。
故障している機器に重要なデータが入っている場合、最も大事なことは通電を避けて個人での対処を行わないことです。
データの復旧方法についても説明しましたが、通電するだけでデータの上書きは行われてしまうので、データの重要度が高い場合は個人での対処は避けるようにしましょう。
障害を自己判断し復旧作業することはリスクを伴うため、データの重要度に合った復旧方法を行い、重要度が高い場合はデータ復旧業者に依頼しましょう。
- 機器が故障する多くの原因は記録装置の故障
- データ復旧を最優先する場合は通電をさけ個人でのデータ復旧を控える
- フォーマットとシステムの復元は実行しないようにする
- ゴミ箱やファイル履歴からデータ復旧できる可能性がある
- データ復旧業者を選ぶ際は技術力を見るようにする