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長年使っていなかったパソコンのパスワードを忘れてしまい、ログインできない状況になっていませんか?
セキュリティ対策の面から、パソコンのロック解除の難易度は高く設定されているため、間違ったパスワードを何度も入力してしまうと強制的に初期化される可能性があります。
解除できない場合、初期化するしか対処が無いと思いがちですが、パスワードを解除できる業者であれば、データはそのままでパスワードを解除することが可能です。
今回は忘れてしまった現在のパスワードを使用せずに解除する方法と、パスワードが解除で来るおすすめの業者を紹介しています。
- Microsoftアカウントやローカルアカウントで解除できる可能性がある
- 復旧キーを使用する方法は事前設定が必要
- ソフトは操作が難しいためむやみに行わない
- 業者に解除を依頼すればデータを初期化せずに済む
パソコンのパスワードを忘れる原因
パソコンにサインインするためのパスワードを忘れてしまうと、パソコンが使用できなくなります。
- 長期間使用していなかった
- パスワードが長くて複雑
- 前回使用していた人にパスワードを教えられていない
- 誰かがパソコンをハッキングし、パスワードを変更した
パスワードの変更は基本的に「現在のパスワード」が必要になりますが、この記事ではパスワードなしで解除する方法をいくつか紹介します。
パソコンのパスワードを忘れた場合の注意点
パソコンのパスワードを忘れてしまった場合は、以下の点に注意してください。
- 何回もパスワードを入力しない
- 初期化しない
- バックアップを日頃から取っておく
- パスワードリセットディスクを作成しておく
何回もパスワードを入力しない
何回もパスワードをむやみに入力することはやめましょう。
機器や設定によっては、セキュリティ対策として入力回数が決められており、強制的に初期化されることがあります。
この記事ではパスワードの解除方法をいくつか紹介しますが、パスワードを解除できない場合は、パスワード解除ができる業者に依頼しましょう。
初期化しない
パスワードを強制的に解除する方法として、機器の初期化があります。
何を試しても解除できない場合、初期化を実行してしまいがちですが、全てのデータが消えることになります。
業者であればデータはそのままでパスワードを解除できる可能性があるので、初期化する前に業者を検討しましょう。
バックアップを日頃から取っておく
パソコンに限らず、データ類は日頃から定期的にバックアップを取っておくようにしましょう。
HDDやSDカードは複数台接続して同じ情報を記録することができる機器もあり、設定しておくことによって片方に異常が起きてしまった際にもデータの取り出しが簡単にできます。
また、クラウドサービスであれば、クラウド上に自分のデータを保存することができるため、インターネット経由でバックアップを取ることができます。
HDDとクラウドサービス、2か所にバックアップを取っておくことをおすすめします。
パスワードリセットディスクを作成しておく
パスワードリセットディスクを使って、強制解除する方法があります。
ですが、パスワードリセットディスクは事前にパソコンで設定しておく必要があり、未設定でパスワードを忘れた場合、この方法を使用することはできません。
パソコンを使用する際は、万が一のために設定しておくようにしましょう。
パスワードの変更方法
現在のパスワードを使用しない、わからない場合のパスワード変更方法をWindowsとMac、それぞれ分けて解説します。
ここから解説する方法で解除できず、初期化するしか手段が無い場合は、パスワード解除に対応している業者に依頼しましょう。
Windowsを使用している場合の解除方法
Windowsを使用している場合は、以下の方法でパスワードを解除しましょう。
- Microsoftアカウントを利用して解除する
- ローカルアカウントを利用して解除する
- コマンドプロンプトを利用して解除する
- 管理者権限で別のアカウントのパスワードを変更する
作業手順を解説していきます。
Microsoftアカウントを利用して解除する
Microsoftアカウントを使用して、パスワードを解除する方法です。
- サインインの画面で「パスワードを忘れた場合」のメニューをクリック
- 「パスワードを忘れた場合」のメニューをクリック
- 本人確認画面が表示された後、Microsoftアカウントに設定しているメールアドレスにセキュリティコードを送信
- 表示されたメールアドレスが正しいことを確認して「コードの取得」をクリック
- Microsoftアカウントのメールアドレスにセキュリティコードが届いたらコードをテキストボックスに入力し「次へ」をクリック
- 新しいパスワードを2回打ち込み、「次へ」ボタンを押す
Microsoftアカウントに設定しているメールアドレスが分からない場合は、次の対処法に進んでください。
ローカルアカウントを利用して解除する
ローカルアカウントを利用する方法になりますが、あらかじめ「3つの質問」を設定しておく必要があります。
設定していない場合はこの方法が利用できません。
- Windowsのホームボタンをクリックし設定を開く
- 設定のウィンドウから「アカウント」をクリック
- アカウント設定に関する項目が一覧からサインインオプションを選択
- 「セキュリティの質問を更新する」のボタンをクリック
- パスワードを入力する画面が出てきたらパスワード入力
- 三つの質問それぞれの回答を設定
この設定を事前に行っている場合、パスワードを再設定することができます。
コマンドプロンプトを利用して解除する
コマンドプロンプトを利用してパスワードを解除することができます。
- スタートからWindowsシステムツールを選択
- コマンドプロントを右クリックし
- その他の管理者として実行を選択
- 「net user」と入力
- 「net user」の後ろに設定したいユーザー名とパスワードを入力
- 最後にEnterキーを入れて作業完了
コマンドプロンプトは他の方法と違い、自分で文字を入力しなければならないため、パソコン作業に慣れていないと難しい作業になります。
不安な方は自分で実行せず、パスワードを解除できる業者に依頼しましょう。
管理者権限で別のアカウントのパスワードを変更する
アカウントには「管理者アカウント」と「標準アカウント」の2つの権限があります。
管理者アカウントでサインイン済みの場合の手順になりますが、管理者アカウントからパスワードの変更を行うことができます。
管理者アカウント:Windows 10をインストールした際に作成したアカウントで、全ての操作を行うことができる。
標準アカウント:アプリのインストールや設定の変更が制限されるアカウント
Windows 10の場合の作業手順を解説します。
- 管理者アカウントでログインして「スタート」ボタンをクリック
- 「Windowsシステムツール」をクリック
- 「コントロールパネル」をクリック
- 「ユーザーアカウント」をクリック
- 「別のアカウントの管理」をクリック
- 変更したいアカウントを選択すると「アカウントの変更」画面が表示
- 「パスワードの変更」をクリックし、新しいパスワードを入力
メッセージを確認し、パスワードの変更ボタンを押すと変更することができます。
Mac OSを使用している場合の解除方法
Mac OSを使用している場合は、以下の方法でパスワードを解除しましょう。
- Apple IDを利用して解除する方法
- 復旧キーを利用して解除する
- リカバリーモードからターミナルを利用して解除する
作業手順を解説していきます。
Apple IDを利用して解除する方法
Apple IDを利用してパスワードを解除することができます。
ですが、この方法を利用するには、Apple IDでパスワードを解除する設定が有効になってる必要があります。
- Macのサインイン画面でパスワードの入力を数回連続で間違えると表示される「Apple IDを使ってリセットできます」に従って操作する
- 「Apple ID」と「パスワード」を入力してパスワードをリセット
- OKボタンをクリックし新たなパスワードを設定・入力し
- リセットボタンをクリック
以上の操作でパスワードの解除が完了します。
復旧キーを利用して解除する
復旧キーはApple IDやパスワードを忘れた際に有効な方法になり、利用することでパスワードを解除できる可能性があります。
利用するためには、FileVaultが有効になっており、FileVaultの復旧キーが設定されている必要があります。
FileVault:Mac OSに搭載されたディスクを暗号化する機能。HDDやSSDなどの記録装置を丸ごと暗号化し、データ流出を防ぐ機能
- FileVaultが有効の状態でサインイン画面でパスワードの入力に数回連続して失敗すし「復旧キーを使ってパスワードをリセット」メニューを表示させる
- ボックスに復旧キーを入力
- その復旧キーが正しく入力すると新しいパスワードを設定する画面が表示される
- パスワードを入力して「パスワードリセット」ボタンをクリック
以上で、復旧キーからパスワードを解除することができます。
復旧キーを設定していない場合は、次の対処法に進んでください。
リカバリーモードからターミナルを利用して解除する
復旧キーを設定していない場合、リカバリーモードからターミナルを利用してパスワードを解除することができます。
- 一度Macの電源を落とす
- 「Command + R」を同時に押しながら電源を入れる
- ユーティリティ画面が表示されたら「ユーティリティ」メニューから「ターミナル」を選択
- ターミナルが起動するので「resetpasssword」と入力して「Return」キーをクリック
- パスワードをリセットするユーザを選択
- 新しいパスワードを設定する画面が表示されたら新しいパスワードを入力して
- 「次へ」ボタンをクリック
以上で、ターミナルを利用してパスワードを解除することができます。
自力で解除できない場合の解除方法
上記で解説した方法は、事前に設定しておかなければ利用できないものも多く、解除できない場合があります。
パスワードを自力で解除できなかった場合は、初期化の前に以下の方法を検討しましょう。
- パスワード解除ソフトを使用する
- パスワードの解除ができる業者に依頼する
パスワード解除ソフトを使用する
ソフトを使用してパスワードを解除できる場合があります。
ソフトを使用するメリットとして、比較的安価にできることがメリットとして挙げられますが、ある程度のパソコンの知識が必要な作業多く、データをそのままでパスワードを解除できるとは限りません。
取り出したいデータがある場合は、ソフトの使用は控えることをおすすめします。
パスワードの解除ができる業者に依頼する
専門業者への依頼する方法は、最も安全で確実な方法になります。
データを失うことなくパスワードを解除し、正常に使えるようになります。
個人でいろいろ試しても解除できなかった場合は、初期化を実行する前にパスワードを解除できる業者に一度相談しましょう。
おすすめのパスワード解除専門業者
ここで、編集部おすすめのパスワード解除に対応できる業者の特徴やサービス内容について解説していきます。
パスワードが解除できず、初期化を検討している人はぜひチェックしてみてください。
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パスワードを忘れた場合に強制解除する方法まとめ
パスワードの解除方法をWindowsとMac OSに分けて解説してきました。
今回紹介した方法は質問や復旧キーなど、あらかじめ設定しておく必要があるものが多いのですが、設定していない方がほとんどだと思います。
初期化すると全てのデータを失うことになるので、初期化は行わず業者の無料相談を利用することをおすすめします。
パスワードを忘れた場合に限らずパソコンが急に壊れたり、いつデータが取り出せなくなるかわからないので、バックアップは常日頃から取っておくようにしましょう。
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- ソフトは操作が難しいためむやみに行わない
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