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今やスマホの重要な機能の1つであるカメラ。
2018年はiPhoneはじめ、ほとんどの機種がデュアルカメラの中、HUAWEI P20 Proがトリプルカメラを搭載しました。
2019年はNokiaから5眼カメラスマホが発売される予定です。
今回は、そんなスマホに搭載されているカメラの性能だけに着目し、優れたカメラを持つスマホをランキング形式でご紹介していきます。
最新スマホおすすめランキング|人気のiPhone/Androidまとめ【2021年】トップ画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
1 最強のカメラを持つスマホはどれ?2019年度版最新スマホランキング!
画像引用元: カメラ | Galaxy Note9 | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
では、優れたカメラを持つスマホをランキング形式で紹介していきます。
第5位 Google Pixel 3
画像引用元:Google Pixel 3 製品情報 | モバイル | ソフトバンク
カメラスペック | |
---|---|
レンズ | シングルレンズ |
F値 | 1.8 |
ズーム機能 | デジタルズーム およそ10倍 |
解像度 (アウトカメラ) | 1,220万画素 |
解像度 (インカメラ) | 800万画素+800万画素 |
本ランキングで唯一シングルレンズを持つスマホ。セルフィーなどに使うインカメラはデュアルレンズになっています。
シングルレンズの限界に挑戦したカメラ
デュアルレンズに比べると、ズーム機能やボケなどの撮影機能でどうしても劣ってしまうシングルレンズ。
しかし、本製品に搭載されているカメラは、かなり健闘していると言えます。
シングルレンズではどうしても不足してしまう部分はAIで補完。撮影した写真は、デュアルレンズに迫る仕上がりです。
また、本機独自の「超解像ズーム」は、画質の劣化をかなり抑えてくれます。さすがに光学式のクォリティには敵わないものの、2倍ズーム程度では、凝視しない限り劣化部分がわからないほどです。
インカメラのデュアルレンズでグループセルフィーが楽しめる!
Google Pixel 3のインカメラは広角184度という広い画角を確保できるため、大勢での記念写真を自撮りすることもできます。
また、セルフィーに背景も取り込みたいという場面でも非常に便利です。
セルフィーにこだわりたい方にはぴったりのスマホと言えますね。
ユニークな付加機能が満載!
googleらしい遊び心にあふれているGoogle Pixel 3のカメラ。本機には光学式手ブレ補正をはじめ、ユニークな機能が多数搭載されています。
中でも「google Lens」は、発売前から話題となっていました。これは、カメラで撮影した被写体を検索し、情報を表示してくれる機能です。
また、「トップショット」はシャッターを切る前後の被写体をAIが自動でキャプチャー。撮影後に最高の1枚を推薦してくれます。
Google Pixel3レビュー|超シンプルなピュアAndroidの真価とは?第4位 Samsung Galaxy Note 9
画像引用元:Galaxy Note9 | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
サムスンの大人気シリーズであるGalaxyの最新機種。レンズはデュアルレンズで、広角レンズと望遠レンズの組み合わせです。
カメラスペック | |
---|---|
レンズ | デュアルレンズ (広角レンズ+望遠レンズ) |
F値 | 1.5+2.4 |
ズーム機能 | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム |
解像度 (アウトカメラ) | 1,200万画素+1,200万画素 |
解像度 (インカメラ) | 800万画素 |
大型センサーで夜景に強いカメラ!
本機のセンサーは、一般的なスマホに使用されているものよりも、ワンサイズ大きいものを搭載しています。
センサーは、被写体の光情報を取り込むための大切な部品です。このセンサーが大きいほど、多くの光情報を得ることができるため、より繊細な写真に仕上げる事ができます。
また、全体的に暗い夜景にも強く、1.5という低いf値がそれをサポート。
ほぼ同じ性能を持つiPhone XSと比べても、夜景ではGalaxy Note 9に軍配が上がります。
セルフィーでカメラの遠隔操作が可能!
Galaxy Note 9には、カメラを遠隔操作できるSペンが付属しています。
これは主にセルフィーで威力を発揮してくれるアイテムです。約10メートル離れていても信号を認識するため、他のスマホカメラでは撮影できないような、斬新なセルフィーを実現できます。
Galaxy Note 9レビュー|Sペンは大きく進化!スペックと価格はどう?第3位 iPhone XS/iPhone XS Max
画像引用元:iPhone XSまたはiPhone XS Maxを購入する – Apple(日本)
「日本で最も使われているカメラ」として名高い、iPhoneの最新機種がランクイン。前作のiPhone Xと同じく、レンズはデュアルレンズを採用しています。
カメラスペック | |
---|---|
レンズ | デュアルレンズ (広角レンズ+望遠レンズ) |
F値 | 1.8+2.4 |
ズーム機能 | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム |
解像度 (アウトカメラ) | 1,200万画素+1,200万画素 |
解像度 (インカメラ) | 700万画素 |
スマートHDRで表現力が豊かに!
HDRとは、従来に比べてより明るさの表現力を広くした技術のことです。この「明るさの表現力」が豊かであるほど、より自然に近い光の表現が可能となります。
スマホカメラを含むデジタルカメラは、特に黒の表現が苦手です。特に日陰などは表現できず、すべて真っ黒になってしまうことも。
しかし、HDRに対応したカメラは明暗をしっかり分け、よりくっきりとした黒を表現することが可能です。日陰はもちろん、全体的に黒色が多い夜景でも、しっかりと明暗の違いを表現します。
さらに、iPhone XSに搭載されたスマートHDRは、HDR機能に加え、撮影前後の映像もキャプチャーしてAIが自動で分析。これらの映像を合成し、1枚の美しい写真に仕上げてくれます。
ニューラルエンジンがカメラを進化させた!
ニューラルエンジンは、アップルが開発したプロセッサです。iPhone Xの頃から実装されていたものですが、iPhone XSでは性能が大幅に進化しています。
またAIも進化したため、オートフォーカスの速度や顔認識などの認識能力も向上。背景と被写体の分離精度も優れています。
今やスマホカメラは、AIによる補正機能が重要な要素になっていますが、iPhone XSはその点が非常に優れていると言えるでしょう。
iPhone XS/XRの標準カメラアプリの全て|機能と設定を使いこなす第2位 Huawei P20 Pro
画像引用元:HUAWEI P20 Pro スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan
レンズの性能に定評のあるスマホです。
カメラスペック | |
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レンズ | トリプルレンズ (通常レンズ+モノクロレンズ+望遠レンズ) |
F値 | 1.8+1.6+2.4 |
ズーム機能 | 3倍光学ズーム 5倍ハイブリッドズーム 10倍デジタルズーム |
解像度 (アウトカメラ) | 4,000万画素+2,000万画素+800万画素 |
解像度 (インカメラ) | 2,400万画素 |
ライカのレンズを採用
ライカはドイツの老舗カメラメーカーです。
カメラ1台が数十万円と非常に高価なことで有名ですが、レンズは非常に高品質。レンズの精度があまりにも高すぎるため、ライカ以外には真似できないとすら言われています。
そんなレンズがスマホに搭載されているわけですから、これは衝撃的なことです。
3つのレンズを搭載したカメラ
Huawei P20 Proには、3つのレンズが搭載されています。
カラーセンサーを持つ通常レンズ、モノクロセンサーで被写体の明暗情報を取り込むモノクロレンズ、そして光学3倍のズームを実現する望遠レンズの3種類です。
それぞれのレンズが役割を分担して情報を取り込んでいるため、完成写真は非常に色鮮やか。明暗の表現も豊かです。
また、光学3倍ズームに留まらず、デジタルズームと光学ズームを組み合わせた「ハイブリッドズーム」機能も搭載。画質の劣化を大きく抑えながら、5倍までズームできる優れた機能です。
AIがユーザーを強力にサポート!
本機は、3Dポートレートライティングが搭載しています。AIが被写体の顔を3Dモデリングで正確に認識し、最適な補正を施す機能です。
そのため、まるでスタジオで撮影したかのようなハイクオリティなポートレートを撮影できます。
また、通常の撮影でもAIがユーザーを強力にサポート。
ユーザーが撮影した被写体を、AIが1,500以上のシナリオと25種類のカテゴリに分類し、オブジェクトやシーンを分析して補正をかけます。そのため、初心者でも非常に綺麗な写真を撮影することが可能です。
HUAWEI P20 Proレビュー|最高のスペックにLeicaのトリプルカメラ次の章では、いよいよランキングの第1位をご紹介します。
第1位 Huawei Mate 20 Pro
画像引用元: HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
第1位も2位と同じくファーウェイのスマホです。
カメラスペック | |
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レンズ | トリプルレンズ (通常レンズ+広角レンズ+望遠レンズ) |
F値 | 1.8+1.6+2.4 |
ズーム機能 | 3倍光学ズーム 5倍ハイブリッドズーム 10倍デジタルズーム |
解像度 (アウトカメラ) | 4,000万画素+2,000万画素+800万画素 |
解像度 (インカメラ) | 2,400万画素 |
世界で初めてデュアルレンズを搭載し、以後スマホのカメラを牽引してきたファーウェイのカメラはやはり優秀。
先ほど紹介したHuawei P20 Proと大きく違う点は、レンズの種類です。
Huawei Mate 20 Proのレンズは通常レンズ・望遠レンズ・広角レンズで構成されています。
モノクロレンズが広角レンズに変わったことで、目の前に広がる風景や集合写真を撮影する際、超広角で撮ることが可能となりました。
第2位のHuawei P20 Proの優れた撮影機能に超広角撮影が加わったことで、よりカメラを楽しめるスマホになったと言えるでしょう。
2 スマホカメラの性能はココでチェックしよう!
カメラはスマホ選びの重要な要素の1つです。
現在、販売されているものについてはこれまで見てきたとおりですが、これからも最新機種は続々登場します。
そこでここからは、優れたスマホカメラを見つけ出すためにチェックすべきポイントを解説します。
2-1 レンズの数
スマホのカメラで写真の質に大きな影響を及ぼすのがレンズの数です。
通常、レンズの数は1つですが、ハイエンドクラスのスマホでは2つ搭載しているもの(=デュアルレンズ)も増えてきました。
今回、紹介したランキングでも、5機種のうち4機種が2つ以上のレンズを搭載していましたよね。
デュアルレンズカメラは、異なる特徴を持つレンズを1つずつ搭載しています。それぞれのレンズが持つ長所をうまく連携させることで、様々な撮影効果をもたらしてくれるのです。
例えば、望遠レンズと広角レンズを組み合わせれば、より高い倍率でのズームが可能となります。また、広角レンズとさらに広い広角レンズを用いることで、風景写真や自撮りに最適な組み合わせに。
さらに、シングルレンズよりもはっきりとした「ボケ」を表現できることも、特長のひとつでしょう。
フォーカスしている部分はよりくっきりと、それ以外の部分はぼかすことで、表現力豊かな写真に仕上がります。
2-2 小さいものほど高性能? f値
f値はレンズの絞り具合を表す値です。これが小さいほどカメラに取り込む光の量が多くなり、ボケなどの撮影効果が大きくなります。
また、f値が小さいほどシャッタースピードも速くなるため、撮りたい一瞬を逃しません。
反対に、f値が大きいとボケなどの効果が薄くなります。全体的にかっちりとした印象の写真に仕上がるでしょう。
もちろんこれは悪いことではありません。風景などをシャープに撮りたい場合などに適しています。
どんな写真を撮りたいかが決め手
このように、f値は撮影したい写真によって最適値が異なります。
ボケなどの撮影効果を活かしたい場合は、f値2.0未満が理想でしょう。一方、風景などの撮影では、2.0以上が望ましいと言えます。
デュアルレンズを搭載するスマホの多くは、片方のf値が2.0未満で、もう片方は2.0以上となっており、さまざまなシーンにあわせた撮影が可能です。
そのため、やはりシングルレンズ搭載スマホよりデュアルレンズ搭載スマホの方が、より高性能であると言えます。
2-3 ズーム機能
スマホカメラのズーム機能は、「光学ズームに対応しているか」が重要です。
ズームには「デジタルズーム」と「光学ズーム」があり、光学ズームではズームしても画質が劣化しません。ただし、ズーム倍率は高くても3倍程度です。
一方、デジタルズームは倍率に優れており、最大約10倍までズームできます。その反面、ズームすればするほど画質が著しく劣化してしまうのが特徴です。
こうして見ると、それぞれ一長一短ですね。
光学ズームに対応しているスマホのほとんどはデュアルレンズを搭載しているので、この点も考慮した上でスマホを選択すると良いでしょう。
2-4 カメラの付加機能
手ブレ補正機能など、各スマホに搭載されている独自の機能もよくチェックしましょう。スマホの個性を特に出している部分と言っても過言ではありません。
代表的な機能例を紹介します。
手ブレ補正機能
撮影時のユーザーの手ブレを防止してくれる、最もポピュラーな付加機能です。
手ブレ補正機能には、デジタル式と光学式の2種類があります。
デジタル式は、今やほぼすべてのスマホカメラに搭載されている方式です。ユーザーの手ブレを感知し、電子的に補正してくれます。
一方、光学式では、レンズ内に搭載された補正ユニットを動かすことでブレを補正。こちらの方がデジタル式よりも補正効果が高いです。
ただし、補正ユニットを搭載するために、レンズにある程度の大きさが必要となります。よって、この方式で実装しているスマホはごくわずかです。
AIカメラ機能
ユーザーが撮影した映像に、AIが補正を加える機能です。
被写体のオブジェクトや背景に合わせて光の具合や色合いなどを調整し、より良い出来栄えの写真に仕上げてくれます。
カメラ初心者でも手軽に綺麗な写真を撮れるため、「とにかくカメラで色々撮って楽しみたい!」という方におすすめです。
セルフィー機能
今やスマホのカメラに限らず、デジカメや一眼レフにすら搭載されているセルフィー機能。インスタなどのSNSが普及している昨今、セルフィー機能はカメラにとって重要な機能のひとつです。
手のひらを掲げるだけで数秒後にシャッターが切れる「ハンドシャッター」や、被写体の笑顔に反応してシャッターを切る「スマイルシャッター」など、セルフィーをより便利にしてくれる機能は要チェック。
さらに、被写体の明るさに応じて色合いを補正し、より自然な美肌に修正してくれる「美肌効果」など、利便性と画像補正の両方からユーザーをサポートしてくれる機能もあります。
2-5 画素数は決定打にはならない!
これまでカメラの性能といえば、画素数や解像度の数値がよく取り上げられてきました。しかし現在では、画素数はもはや意味のない数字になりつつあります。
今回のランキングに登場した5つのスマホのうち、最低の画素数は1,200万画素です。これを解像度に直すと、横×縦比で約4,300×2,900になります。
ちなみに、高解像度テレビとして名高い4Kテレビの解像度でさえ3,840×2,160です。また、4Kと2Kを見分けるためには、40型以上のテレビが必要とも言われています。
つまり、4Kの綺麗な解像度を味わいたいのであれば、それだけ大きなサイズの画面が必要になるということですね。
話をカメラに戻しましょう。
4Kよりもはるかに高い解像度を持つ1,200万画素の写真の綺麗さを味わうには、テレビサイズで50型以上の大きさが必要です。
しかし、おそらくほとんどの方はそんなビッグサイズの写真を撮ることはないでしょう。よって、1,200万画素もの解像度があっても、ほとんど意味がないのです。
ですから、解像度はもはやカメラの性能を表す指標にはならないと言えます。
3 現在のスマホカメラはデュアルレンズ全盛期!
今回はスマホのカメラについて、ランキング形式で紹介してきました。
今やスマホカメラの性能は、デジカメと比べてもそれほど変わらないレベルにまで到達しています。デジタルカメラの売り上げ低迷は、スマホにあると言われるほどです。
また、ランキングを見てもわかるとおり、性能が良いスマホのカメラはデュアルレンズありきとなっています。
逆に、昔は高性能カメラの代名詞だった高解像度は、現在ではあまり意味のない数値となっていますから、カメラの性能を確かめる際は注意してくださいね。
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