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本記事では2022年10月13日に発売された、Google Pixel 7を解説していきます。
昨今のハイスペックスマホとしては、優れたコスパが売りの非常に珍しいスマホです。
しかもPixelシリーズの優れたカメラ機能はしっかり受け継いでおり、画面指紋認証とマスク着用時の顔認証にも対応。
性能よりも利便性に特化したスマホとなっています。
スマホの価格高騰化にウンザリしている方は、ぜひPixel 7の特徴を本記事でご覧ください。
トップ画像引用元:Pixel7/7 Pro|Googleストア
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Pixel 7の発売日
画像引用元:Pixel 7
Pixel 7は、下記のキャリア等で発売されています。
発売日もすべての販売店で同じです。
Pixel 7の発売日
販売キャリア等 | 発売日 |
---|---|
Google ストア | 2022年10月13日 |
au | |
ソフトバンク |
キャリアでの扱いはauとソフトバンクのみであり、ドコモや楽天モバイルでの販売はありません。
Pixel 7の価格
Pixel 7の本体価格は下表のとおりです。
Pixel 7の価格
Pixel 7の価格 | 割引適用時※ | 詳細 | |
---|---|---|---|
Googleストア | 128GB:72,500円 256GB:87,900円 | - | 公式サイトを見る |
au | 128GB:68,220円 | 47円〜 | |
ソフトバンク | 128GB:88,560円 256GB:102,960円 | 128GB:22,008円 256GB:56,880円 |
※auはスマホトクするプログラム、ソフトバンクは新トクするサポートの場合
Pixel 7はGoogleスマホのフラッグシップモデルですが、本体価格は8万円台と安め。
2022年10月では円安の影響を大きく受けている日本ですが、そんな情勢でこの安さは驚愕の一言です。
Googleストアやソフトバンクでは256GBモデルも購入できますが、こちらも約10万円と、最近のハイスペックスマホとしてはかなり安い価格設定です。
Pixel 7のスペック
画像引用元:Pixel 7
Pixel 7のスペックは下表のとおりです。
Pixel 7のスペック
Google Pixel 7のスペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.3インチ |
本体サイズ | 高さ:154.9 mm 幅:74.8 mm 厚さ:8.7 mm |
重さ | 197 g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,080万画素 |
バッテリー | 4,355 mAh(標準) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Google Tensor G2 |
OS | Android 13 |
認証 | 指紋 顔 |
カラー | Lemongrass・Snow・Obsidian |
詳細 | Google Pixel 7の評価レビュー |
Google Tensor G2はSnapdragon 888と同程度
PixelシリーズのCPUには、Google独自の「Google Tensor」シリコンが搭載されています。
Pixel 7にも最新のCPUである「Google Tensor G2」が搭載されており、この実力は気になるところ。
そこで便利なのがAntutuベンチマークスコアですが、Pixel 7のスコアは約80万点。
これは、Androidスマホによく搭載されているSnapdragonシリーズでいえば、Snapdragon 888と同程度です。
このCPUは2020年12月にリリースされたものですので、最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」に性能では劣ります。
GoogleのフラッグシップモデルであるPixel 7ですが、最新のハイスペックスマホには処理性能で一歩劣るといったところですね。
本体サイズとデザイン
Pixel 7の本体デザインは、前モデルであるPixel 6シリーズをほぼ踏襲しています。
ディスプレイと背面には強化ガラスが使われており、背面のガラスは光沢感ある仕上がり。
また、背面のカメラ部分には一際目を引く「カメラバー」が配置されているのも前モデルと同じです。
側面のメタルフレームもつや消し仕上げとなっており、触感はサラサラしています。
本体サイズは上表のとおりであり、従来モデルよりも少しだけサイズダウンしました。
重さも約197gと、前機種よりも約10g減少し、携帯性には改善が見られます。
ただし、画面サイズは6.3インチと大型ですので、片手での操作は少々難しいと言えるでしょう。
メモリとストレージは標準レベル
Pixel 7のメモリは8GBと、昨今のハイスペックスマホでは標準レベル。
ストレージも基本的には128GBであり、これもハイスペックスマホではよく見られる容量ですね。
また、ストレージは256GBも用意されているため、Pixel 7のカメラを存分に使いたい方には嬉しいラインナップです。
バッテリー
Pixel 7のバッテリー容量は4,355mAhです。
従来よりも容量は減っているものの、1日普通に利用する上では問題ない電池性能を持っています。
また、スーパーバッテリーセーバー使用時は最長72時間までの電池持ち性能があるため、長い外出でも安心して使う事が可能。
Pixel 7は急速充電にも対応しており、約30分間で最大50%充電できます。
生体認証は顔と指紋の両方に対応
Pixel 7の生体認証は、顔と指紋の両方に対応しています。
指紋は画面内にセンサーが搭載されているため、画面に触れるだけでロック解除が可能。
顔認証はマスクをしたままで使えるので、まだマスクが必要な現代では嬉しい仕様ですね。
認証スピードも速く、このあたりはさすがフラッグシップモデルといったところです。
Pixel 7のカメラ
画像引用元:Pixel 7
Pixelシリーズといえばカメラ機能ですが、ここからはPixel 7のカメラについて解説していきます。
- 広角・超広角のデュアルカメラ
- 1,080万画素のインカメラ
- 4K60fps対応の動画撮影
写真の出来の良さは健在
Pixel 7のカメラは広角と超広角のデュアルカメラです。
広角カメラの有効画素数は5,000万画素とかなり高く、高精細な写真を撮影できます。
写真の仕上がりも明るくハッキリしており、色味のバランスも良好。
ソフトウェアでの補正力が素晴らしいのは、さすがPixelシリーズといったところです。
超広角カメラでの撮影も、特有の歪みも少なく自然な写真を撮る事ができます。
なお、Pixel 7のデジタルズームは最大8倍まで利用できますが、2倍までなら十分使えるレベル。
ただし、最大倍率の8倍はさすがにノイズが目立ちます。記録として写真に残す用途であれば問題はないでしょう。
夜間撮影もAIが見事に修正
Pixelシリーズの優秀な夜間撮影は、Pixel 7にもしっかり搭載されています。
夜間撮影モードにありがちな過度な色味調整もなく、非常に自然な仕上がりの写真を撮影可能。
暗い部分は暗く、明るい部分も自然な明るさをしっかり表現でき、ノイズが少ないのも特徴の1つです。
なお、AIなしで撮影するとただの暗い写真になるため、AIの補正力がいかに優れているかがわかります。
Pixel 7のディスプレイ
Pixel 7のディスプレイサイズは6.3インチとやや大型です。
リフレッシュレートは最大90Hzであり、60Hzと切り替えて利用することが可能。
動画やゲームを楽しみたい方は90Hz、普段使いでいい方は60Hzと、ユーザーの使い方で切り替えができるのは嬉しい仕様ですね。
解像度はフルHD+。最大輝度は1,000ニト、ピーク輝度で1,400ニトです。
輝度は前モデルより25%向上しており、眩しい屋外での視認性が改善されています。
Pixel 7のメリット3つ
ここからは、Pixel 7のメリットを3つ解説していきます。
- コスパが非常に高い
- 高い性能を持つカメラ
- 生体認証がより便利に
コスパが非常に高い
2020年頃に一度価格が下落したスマホですが、2022年現在では再び高騰し始めています。
特にハイスペックスマホは10万円超えがもはや当たり前になりつつあり、最高峰スペックを持つ機種は15万円以上が相場です。
しかし、Pixel 7の本体価格は8万円台。
auやソフトバンクの割引プログラムを使えば4万円台で購入できます。
それでいて、スペックはしっかりハイスペックスマホ。
CPUの処理性能は2021年のハイスペックスマホ相当ですが、普段使いはもちろん、ゲームアプリなども問題ありません。
一言でいうとコスパが非常に優れており、物価高騰に悩む現代ではPixel 7の大きなメリットの1つといえますね。
高い性能を持つカメラ
Pixelシリーズの高いカメラ性能は、Pixel 7でも健在です。
写真の仕上がりが非常にきれいであり、AIの補正は非常に優秀。
以前から高い評価を得ている夜間撮影でも、ただ明るいだけではなくしっかり色味のバランスを保った写真を作る事ができます。
また、Pixel 7には望遠カメラはないものの、2倍までのズームなら十分実用的。
動画撮影も4K60fpsまで対応しており、カメラ性能は非常に優秀です。
生体認証がより便利に
Pixel 7には画面内指紋認証と顔認証機能が搭載されています。
画面内認証はディスプレイに指を置くだけで認証できるシステム。
認証速度も前モデルより改善され、ストレスなくロック画面を解除できます。
また、顔認証はマスクを着けたままでも利用可能。
このような認証も含め、Pixel 7は普段使いの機能にかなり磨きがかかった機種です。
Pixel 7のデメリット2つ
他のハイスペックスマホと比較した場合、Pixel 7のデメリットは以下の2つです。
- 処理性能が少々低い
- 様々な機能が一歩足りない
Pixel 7に搭載されている「Google Tensor G2」は、Snapdragon 888と同程度の処理性能です。
普段使いには十分な性能を発揮する一方で、やはり最高峰の処理性能とは言い難いですね。
とはいえ、そんな最高峰の処理性能が求められる場面などごくわずか。
それよりもコスパのメリットの方が遥かに大きいため、最高峰性能を求めないユーザーにはおすすめできるスマホです。
また、Pixel 7の各種機能は優秀であるものの、一歩劣る性能が多いのもデメリットの1つです。
- 望遠カメラがない
- リフレッシュレートは2段階変更のみ
- バッテリー容量が前モデルより少ない
上記の不満点は上位機種の「Pixel 7 Pro」でしっかり解決されているため、差別化はできているといえます。
しかし、そもそもの機能が優秀なだけに、もう一歩の機能が足りない点はデメリットと思う方もいるでしょう。
Pixel 7とPixel 7 Proのどちらを購入するか悩んでいる方は、上記の不満点をどう思うかが決め手の1つになります。
Pixel 7の評判・口コミ
Pixel 7の評判や口コミを集めました。
Twitterでの評価は以下のとおりです。
Pixel 7、カメラめっちゃ良い…! pic.twitter.com/UyVpAkfbAR
— ちえほん【モバイルドットコム】 (@chehonz201) October 16, 2022
Pixel7、5日程使用してPixel6と比較😃
・4K60Pで撮影中に3つのカメラを切替可
・少し小さく軽い
・発熱低減
・お昼の電波掴み不安定が解消
(Ahamoのトラヒックが細いせいと思ったら6の不具合かも)
・バッテリー保ちは同等
・顔認証最高
・指紋認証は変わらず良い6がより洗練された感じです🙂
— Sodi (@xkcMNk2yzFydco6) October 18, 2022
やっぱりiPhone14Proのナイトモードは明るくしすぎて白飛びしちゃってる説あるな。
Pixel7はバランスが良い。 pic.twitter.com/WoHULfCcw0
— Sassy@ M2 iPad Pro買いました、破産寸前です (@GoApFaAmMi) October 17, 2022
Pixel 7を購入した方の評価は好評なものが多い印象を受けました。
特にカメラ機能への評価は高いものが多く、夜間撮影のバランスの良さを上げる方も多かったですね。
逆に、ステレオスピーカーに関する評価は悪いものが多く、Pixel 6のクリアなサウンドが失われてしまった様子。
Pixel 6を持っている方は、ほとんどの方が劣化を感じているようです。
Pixel 7はコスパ最強のフラッグシップモデル
本記事では、Pixel 7について解説しました。
- 発売日は2022年10月13日(木)
- Googleストア・au・ソフトバンクから発売
- 本体価格は8万円台と現代では非常に安めの価格設定
- Antutuベンチマークスコアは約80万点で去年のハイスペックスマホ並
- カメラは相変わらずの高性能で、色味のバランスに優れている
- 顔認証と画面内指紋認証に対応
- バッテリー容量は前モデルより少ないものの電池持ちは優秀
Pixel 7は、コスパに非常に優れたスマホです。
カメラが優れた普段使いのスマホを探している方には非常におすすめの1台となります。
逆に、最高峰のハイスペックスマホをお探しの方には向いていないスマホです。