
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
3月23日よりサービスが開始されたauのサブブランド「povo」。
ahamo・LINEMOと同じく、キャリアのサブブランドとなりますが、唯一5Gを使うことができないので、いつから使えるようになるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、povoで5Gはいつ使えるようになるのか、エリアはどうなるのかについて詳しく解説していきます。
併せて、povoにおすすめな5G端末を3機種ピックアップしたので、各機種の特徴やスペックなどについても触れていきます。
- 5G対応は2021年9月14日から
- 使える5Gエリアはauと同じになると思われる
- 今すぐ5Gに対応しなくても支障はない
機種変更は
この記事では、2021年9月24日にサービスインしたauのオンライン専用プラン、povoについて詳しく紹介します。 基本料金0円でオールトッピングというユニークな提供形態を採用しているため、気になっている人も多いのではないでしょうか?[…]
画像引用元:5G | エリア:スマートフォン | au
povoの5G対応はいつから?
画像引用元:君にピッタリの自由へ、一緒に。新料金プラン「povo」誕生|au
ahamoやLINEMOと並んでキャリアのサブブランドとして登場した「povo」。
KDDIの発表によると、5Gが使えるようになるのは2021年9月14日からとのことです。
5Gを目当てにpovoを契約する人は注意しましょう。
povoの5G料金プラン
画像引用元:新発想の料金プラン「povo」誕生|au
povoの5G利用は追加費用がかかりません。
通常のpovoのプランで5Gも使えるようになります。
povoの料金プランの特徴は次の通りです。
- 月額2,728円
- 通信容量は20GB
- 5分かけ放題は+550円・無制限かけ放題は+1,650円
- データ使い放題24時間は220円/24時間
povoはauのサブブランドであり、使える回線はauとなります。
格安SIMと異なりauの回線をそのままの品質で利用できるので、格安SIMのように料金が安くても通信品質が不安定になることがネックである人にもおすすめです。
下記にて詳しく見ていきましょう。
かけ放題なしの料金では最安値
ドコモのahamo・ソフトバンクのLINEMOと比べると、20GBで月額2,728円はLINEMOと並んでかけ放題なしの料金だと最安になります。
通話かけ放題を使わない人で、料金の安さを重視する人はpovoかLINEMOがおすすめでしょう。
povoはauの回線が使えるだけでなく、auで販売された端末も使うことができます。※公式サイトにて事前に動作確認を行いましょう。
データ使い放題が使えるのはpovoだけ!
ahamoもLINEMOも、povoとサービスがかなり似ていますが、1つだけ他にはない特徴がpovoにはあります。
povoにはデータ使い放題と呼ばれるオプションがあり、このオプションを使えば24時間はデータ無制限でネットを使うことが可能になります。
金額も24時間220円とそこまで高くないので、長時間の外出をする時など、Wi-Fiがなくネットをたくさん使う可能性のある時に利用することをおすすめします。
一時的ではありますが、無制限でネットが使えるのは嬉しいですよね。
販売端末はなし
povoでは現在端末の販売はありません。
「端末販売はございません」と公式サイトにも記載されているので、今後もLINEMOと同じくSIMカードのみの取り扱いとなりそうです。
大手キャリア3社のサブブランドの中で、唯一端末を販売しているのはドコモのahamoだけです。
ahamoではiPhone 11やXperia 1 Ⅱなどの人気機種が販売されています。
povoでは、au端末または他社で購入したSIMフリー端末を使うことになりますが、事前に動作確認を忘れずに行うようにしましょう。
povoの5Gが繋がるエリア
画像引用元:5G | エリア:スマートフォン | au
次に、povoの5Gが使えるエリアについて解説していきます。
povoの5Gエリアはどうなるのでしょうか?
エリアはauと同じ
前述したように、povoの通信エリアはauと同じです。
そのため、5Gが使えるようになった場合もエリアはauと同じになるでしょう。
auの5Gエリアを調べてみましたが、現在は東京や横浜、名古屋など各都道府県の主要都市を中心に対応エリアを拡大しているようです。
では具体的に、auの5Gエリアが4Gと同じように使えるようになるまでどのくらいの時間がかかるのでしょうか。
5万局に達するのは2022年3月予定
auの公式発表によると、2022年3月に5Gの基地局が5万局に達する予定だそうです。
5万局という数字を出されてもあまりパッとしないと思いますが、これだけでは現在の4Gのようにどこでも使えるようにはなりません。
4Gのようにどこでも快適に5Gが使えるようになるのは、2030年頃だといわれています。
これだけ見ても、急いで5Gが使えるキャリアや格安SIMを選んだり、機種を購入する必要はないということがわかります。
povoにおすすめの5G対応端末3選
次に、povoで動作確認がとれているおすすめの5G端末を3つ紹介します。
- iPhone 12/12 Pro
- Google Pixel 5
- Xperia 5 Ⅱ
※上記の機種はあくまでauで販売された機種(iPhoneはSIMフリーモデルも含む)です。他社のスマホは動作確認が行われていないため正常に動作するかは不明です。
2030年頃に全国的に5Gが使えるようになることを考えると、前述の通り5G対応スマホを今すぐに購入する必要はありません。
しかし、大容量・高速・低遅延通信の5Gに見合った性能である5Gスマホは、4Gスマホと比べて高性能なので性能を重視したい人におすすめです。
それぞれの機種のスペックや特徴について詳しく解説していくので、是非チェックしてください。
iPhone 12/12 Pro
iPhone 12/12 Proは、2020年10月に発売された最新のiPhoneシリーズです。
スペックは下記の通りです。
iPhone 12のスペック
iPhone 12 | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.4mm |
重さ | 162 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 64GB・128GB・256GB |
CPU | A14 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | ホワイト・ブラック・ (PURODUCT RED)・ グリーン・ブルー・ パープル |
詳細 | iPhone 12評価レビュー |
iPhone 12 Proのスペック
iPhone 12 Pro | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.4mm |
重さ | 187 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角、望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 128GB・256GB・512GB |
CPU | A14 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | シルバー・ゴールド・ グラファイト・ パシフィックブルー |
詳細 | iPhone 12 Pro評価レビュー |
- iPhone初の5G対応モデル
- 6.1インチの大画面ディスプレイ
- 12と12 Proの主な性能の違いはカメラ性能とROM
- 5Gの大容量・高速・低遅延通信にも耐えられる高性能モデル
- povoのeSIMにも対応
iPhone 12/12 ProはiPhoneで初めて5Gに対応した機種です。
5Gの大容量・高速・低遅延通信にも耐えられるA14 Bionicチップが搭載されており、前モデルのiPhone 11と比べてもCPU・GPU共に大幅にパワーアップしています。
12と12 Proの大きな違いはカメラ性能であり、12はデュアルカメラ・12 Proはトリプルカメラが搭載されています。
12 Proは4倍の光学ズームレンジ(ズームしても画質が変化しない)が搭載されているので、より高いカメラ性能の機種が良いのであればiPhone 12 Proを選ぶべきでしょう。
こちらの2つのiPhoneはpovoのeSIMにも対応しています。
Google Pixel 5
画像引用元:Google Pixel 5(グーグル ピクセル ファイブ)| au
Google Pixel 5は、2020年10月に発売されたGoogle Pixelの5G対応モデルです。
スペックは下記の通りです。
Google Pixel 5のスペック
Pixel 5 | |
---|---|
ディスプレイ | 6.0インチ |
本体サイズ | 高さ:144.7 mm 幅:70.4 mm 厚さ:8.0 mm |
重さ | 151 g |
アウトカメラ | 広角:1,220万画素 超広角:1,600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,000 mAh(最小) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 765G |
OS | Android 11 |
認証 | 指紋 |
カラー | ジャストブラック・ソータセージ |
詳細 | Pixel 5の詳細・レビュー |
- 5Gに対応したGoogleスマホ
- 夜景モードやウルトラワイドレンズ、HDR+など多彩なカメラ機能
- スーパーバッテリーセーバーモードを使えば最大48時間持続
- 急速充電対応
- セキュリティも高い
- povoのeSIMに対応
Google PixelとはGoogle純正スマホであり、Google Pixel 5はその中でも5Gに対応しています。
Google Pixelは元々カメラ性能に定評があり、Google Pixel 5も夜景モードや風景写真にぴったりなウルトラワイドレンズ、HDR+など多彩なカメラ機能が利用できます。
また、バッテリーの持ちの良さも評価されており、急速充電に対応しているだけでなく、スーパーバッテリーセーバーモードという省エネ機能を利用すれば最大48時間持続します。
さらに、最新セキュリティの自動アップデートや他アプリやリンクからの潜在的な脅威をスキャンするなど、セキュリティの高さにも定評があります。
povoのeSIMにも対応しています。
Xperia 5 Ⅱ
画像引用元:Xperia 5 II(エクスペリア ファイブ マークツー)SOG02 | au
Xperia 5 Ⅱは、2020年10月に発売されたXperiaの5G対応モデルです。
スペックは下記の通りです。
Xperia 5 Ⅱのスペック
Xperia 5 II | |
---|---|
画面サイズ | 約6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:158mm 幅:68mm 厚さ:8.0mm |
重さ | 約163g |
アウトカメラ | 超広角:約1,200万画素 広角:約1,200万画素 望遠: 約1,200万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Snaodragon 865 |
認証 | 顔・指紋 |
防水 | IP68 |
カラー | ピンク・ブルー・グレー・ ブラック・パープル(ドコモ限定) |
詳細 | Xperia 5 llの実機レビュー |
- 画面比率21:9の縦長サイズ
- 6.1インチの大画面だが幅がスリムなので片手でも扱いやすい
- 上下で2つのアプリを表示できる2画面操作が可能
- 被写体の瞳を検知してピントを合わせ続けられるリアルタイム瞳AF
- Xperia初のリフレッシュレート120Hz駆動
- 普段の音楽をハイレゾ音源相当の高音質で聴ける
Xperia 5 Ⅱは従来のXperiaスマホと同じく、画面比率が映画のスクリーンと同じ21:9の縦長サイズです。
画面の大きさの割に片手で扱いやすいスリムなサイズ感で、画面上下に2つのアプリを表示して2画面操作を行うことも可能です。
カメラ性能に関しては、被写体の瞳を検知してピントを合わせ続ける「リアルタイム瞳AF」があり、振り向いた時など一瞬の表情も見逃しません。
Xperia初のリフレッシュレート120Hz駆動を実現したXperia 5 Ⅱは、スクロール時の画面表示がより滑らかになりました。
さらに、ゲームでは240Hzの残像低減技術によって走り回るターゲットもはっきりと映るようになります。
ゲームアプリをよく利用する人にもおすすめでしょう。
通常の音源をハイレゾ相当の高音質で聴ける機能もあるので、普段からスマホで音楽を聴く機会が多い人・音質にこだわりたい人にもぴったりです。
- iPhone 12/12 Pro
iPhone初の5G対応スマホ・最新のA14 Bionicチップ搭載 - Google Pixel 5
多彩なカメラ機能とバッテリーの持ちの良さが魅力 - Xperia 5 Ⅱ
リフレッシュレート120Hz駆動でスクロールの画面表示が滑らかに
povoでスマホを使う時の注意点
次に、povoでスマホを使う時の注意点について解説していきます。
povoで端末の取り扱いがない以上、自分でスマホを用意しなければいけません。
他社のスマホを使うとなると、例えauであっても気をつけなければいけない点があるので、是非確認してください。
auからpovoに変更する人はeSIMが使えない
auからpovoに乗り換える(プラン変更)する人も多いと思いますが、プラン変更の場合povoのeSIMを使うことはできません。
例え、eSIM対応機種であってもです。
そのため、eSIMを使いたいと考えている人は注意してください。
eSIMをどうしても使いたい人は、auから一旦他社へ乗り換えてpovoに移るか、他のahamoやLINEMOのようなeSIMが使えるサービスに乗り換えるしかないでしょう。
他社スマホの動作確認は行われていない
auで販売されたスマホやSIMフリーのiPhoneの動作確認は行われています。
しかし、他社で販売されたスマホに関しての動作確認は行われていないため、今のところは正常に動作するかどうかもわかりません。
SIMロックを解除した状態であれば恐らく使えるとは思いますが、自己責任となるので注意してください。
SIMロック解除の方法
SIMロックの解除方法は2つあります。
1つはスマホを購入したキャリアのショップに行き、スタッフに手続きをしてもらう方法です。
この場合は、SIMロック解除の手数料として3,300円かかります。店頭払いなので気をつけてください。
2つ目はMy docomoなどのキャリアのオンラインサービスで解除する方法です。
これは全て1人で手続きを行うので手数料はかかりません。
ただし、他社のSIMカードが必要となります。
au端末でも一部機能が使えない機種がある
auで販売されている機種であっても、型番の古いものやメーカーによっては一部機能が使えない可能性もあります。
それらの機種についてもpovo公式サイトに情報が掲載されているので、povoで今使っているau端末を引き続き使おうと考えている人は、必ず事前に公式サイトで動作確認を行うようにしてください。
あまりに古い機種であれば、auで機種変更してからpovoに変更するというのも1つの方法です。
その場合、auのスマホの機種代金は引き続き分割で支払うことになります。
- auからpovoに変更する人はeSIMが使えない
- 他社スマホの動作確認は行われていない
- au端末でも一部機能が使えない機種がある
povoは5Gに対応している!
最後に、povoの5G対応についてまとめてみます。
- povoの5G対応は9月14日から
- 使える5Gエリアはauと同じになると思われる
- auでも5Gエリアは現在各都道府県の主要都市のみ
- 今すぐ5Gに対応しなくても支障はない
5G対応スマホは高速・大容量・低遅延通信に見合った高い性能の機種が多いので、性能を重視する人は5G対応スマホを選ぶことをおすすめします。