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本記事では、人気格安SIMの「povo」ユーザーがキャリアメールを使う方法について解説します。
勘違いしやすいポイントですが、povoではキャリアメールは提供していません。
しかし現在、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルでキャリアメールを使っている人なら、今使っているものをpovoに乗り換えた後もそのまま使い続けられるようになりました。
- ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルのメール持ち運びサービスを利用する
- ドコモ:月額330円でドコモメールを使い続けられる
- au:月額330円でauメールを使い続けられる
- ソフトバンク:年額3,300円でソフトバンクメール・S!メール(MMS)を使い続けられる
- ワイモバイル:年額3,300円でワイモバイルメール・MMSを使い続けられる
トップ画像引用元:povo2.0始動!! 基本料ゼロから始めるオールトッピングプラン|povo2.0
キャリアメールとは
キャリアメールの厳密な定義はありませんが、ここではNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクが提供しているメールアドレスのこととしています。
一般的には
- ドコモメール(@docomo.ne.jp)
- auメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)
- ソフトバンクメール(@i.softbank.jp)
の3つを指すことが多いです。
またUQモバイル(@uqmobile.jp)とワイモバイル(@yahoo.ne.jp)のメールアドレスもキャリアメールに該当します。
povoユーザーがキャリアメールを使う方法
画像引用元:auメール持ち運び | サービス・機能 | au
ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルのメール持ち運びサービスを利用すれば、povoユーザーでもキャリアメールが使えるようになります。
ドコモとauは月額330円、ソフトバンク・ワイモバイルは年間3,300円(2022年夏以降には月額330円の月額払いにも対応予定)でメール持ち運びサービスを提供しています。
なお、povo契約後にキャリアメールを新たに利用開始することはできません。
同サービスは、あくまで今使っているキャリアメールを、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルを解約した後でも引き続き使えるようになるものです。
ドコモメールをpovoユーザーが使う方法
ドコモは『ドコモメール持ち運び』を2021年12月16日に開始しました。
ドコモ解約時か、解約後31日以内にドコモメール持ち運びサービスに申し込むと、月額330円でpovoでもドコモメール(@docomo.ne.jp)を継続して使えます。
申し込みはドコモショップの店頭やMy docomoで受け付けています。
ドコモ解約時に申し込む場合は、解約手続きの最中に案内されます。
auメールをpovoユーザーが使う方法
2021年12月20日に『auキャリアメール持ち運び』が開始されました。
au解約後31日以内にauメール持ち運びサービスに申し込むと、povoでもauメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)を継続して使えるようになります。月額料金は330円です。
公式ページの「お申し込み・マイページはこちら(au IDログイン)」から申し込みましょう。
ソフトバンクメールをpovoユーザーが使う方法
ソフトバンクは2021年12月20日に『メール持ち運び』を開始しました。
ソフトバンク解約後31日以内にメールアドレス持ち運びサービスに申し込むと、年間3,300円でソフトバンクメール(@i.softbank.jp)を継続して使えます。
2022年夏以降は月額330円の月額払いにも対応予定です。
また「S!メール(MMS)」も対象に含まれます。
ワイモバイルメールをpovoユーザーが使う方法
ソフトバンクの『メールアドレス持ち運び』は、ワイモバイルユーザーでも有効です。
ワイモバイル解約後31日以内にメールアドレス持ち運びサービスに申し込むと、年間3,300円でワイモバイルメール(@yahoo.ne.jp)を継続して使えます。
ワイモバイルの「MMS」も引継ぎ対象です。
月額払い(330円)のには2022年夏以降に対応します。
キャリアメール持ち運びサービスの注意点
画像引用元:ドコモメール持ち運び | サービス・機能 | NTTドコモ
キャリアメール持ち運びサービスは有料サービスです。
ドコモとauは月額330円で提供していますし、ソフトバンクとワイモバイルは年間3,300円で提供しています。
「月額」「年額」という表記の通り、キャリアメールを使い続ける間は料金を払い続けなくてはいけません。
また解約後31日以内に申し込む必要があります。
povoに乗り換えた後は速やかに申し込んでください。
その他、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルからpovoへ乗り換える前に、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルの公式ページの案内は必ず確認しましょう。
メール持ち運びはpovoのサービスではなく、あくまでドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルが提供するものです。
そのことは正しく認識しておくべきでしょう。
キャリアからpovoに乗り換えやすくなった!
以上、povoユーザーがキャリアメールを使う方法についてでした。
- ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルのメール持ち運びサービスを利用する
- ドコモ:月額330円でドコモメールを使い続けられる
- au:月額330円でauメールを使い続けられる
- ソフトバンク:年額3,300円でソフトバンクメール・S!メール(MMS)を使い続けられる
- ワイモバイル:年額3,300円でワイモバイルメール・MMSを使い続けられる
現在ドコモメール、auメール、ソフトバンクメール、ワイモバイルメールを使っている人は、ドコモ・au・ソフトバンク解約後もメール持ち運びサービスによって引き続きそれらを使い続けることができます。
このサービスを利用することで、povoでもキャリアメールが使えるというわけです。
これまでキャリアメールが使えなくなることを理由に、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルに縛られていた方は、これを機にpovoのような格安のサービスへの乗り換えを検討してみてくださいね。