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auが提供している格安SIM「povo2.0」では、auかんたん決済の利用は可能です。
ただ、使い方が大きく制限されます。
本記事では、povoでのauかんたん決済の利用方法や注意点について詳しく解説します。
auやUQモバイルからpovoへの移行を計画している方は、ぜひご一読ください。
- 「通信料金合算支払い」のauかんたん決済:利用できない
- 「通信料金合算支払い」以外のauかんたん決済:継続利用可能
- Apple IDとGoogleアカウントの支払い方法にauかんたん決済を使用できない
【結論】povoでauかんたん決済を使う方法
画像引用元:かんたん&べんり キャリア決済|auかんたん決済
povoでauかんたん決済を利用できるかどうかは、利用するプランがpovo1.0なのかpovo2.0なのかによって変わります。
(2022年11月現在はpovo2.0のみ提供)
povo1.0とpovo2.0それぞれにおける、auかんたん決済の利用可否状況は次のとおりです。
- 継続してauかんたん決済を利用できる
- 「通信料金合算支払い」のauかんたん決済:利用できない
- 「通信料金合算支払い」以外のauかんたん決済:継続利用可能
- Apple IDとGoogleアカウントの支払い方法にauかんたん決済を使用できない
auかんたん決済とは
画像引用元:auかんたん決済
まず、そもそもauかんたん決済とはどのようなサービスなのかを振り返りましょう。
auかんたん決済の特徴は次のとおりです。
- KDDIの通信料金と合算請求できる
- KDDIのユーザーでなくても利用できる
- クレジットカード等の支払方法にも対応
KDDIの通信料金と合算して請求されるしくみがある
auかんたん決済の特徴は、auやUQモバイル等の通信料金と合算して請求されるしくみ(通信料金合算支払い)がある点です。
メリットは、サービス事業者に支払情報をあえて登録しなくてもよいところ。
auかんたん決済を利用している方の多くは、この通信料金合算支払いを利用していると思われます。
通信料金合算支払いの対象となる通信サービスは、以下のとおりです。
- au通信サービス
- UQモバイル通信サービス契約(DIGNO® Phoneは対象外)
- povo1.0通信サービス
KDDIとの契約がなくても利用できる
あえて登録するメリットは少ないものの、KDDIのユーザーでなくてもauかんたん決済を利用できます。
ただし通信料金と合算して請求される「通信料金合算支払い」は利用できないので、他の支払い方法を登録する必要があります。
auかんたん決済が対応する支払い方法
auかんたん決済に利用できる支払い方法は次のとおりです。
- 通信料金合算支払い
- au PAYカード支払い
- au PAY 残高支払い
- WebMoney支払い
- クレジットカード支払い
注意したいのは、auかんたん決済に対応しているサービスであっても、「通信料金合算支払いのauかんたん決済」にしか対応していない場合があるということです。
「クレジットカード支払いのauかんたん決済」でサービスに課金しようとしても、エラーが出てしまいます。
auかんたん決済のスタンダードな利用方法は、通信料金合算支払いを使用したものといえるでしょう。
povo1.0でauかんたん決済を利用する方法
画像引用元:新発想の料金プラン「povo(ポヴォ)」誕生 – YouTube
「povo2.0」の提供が開始された2021年9月末に、「povo1.0」は新規受付を終了しました。
月間20GBを月額2,728円で使えるという料金プランでした。
povo1.0におけるauかんたん決済の利用可否については、次のとおりです。
- 手続きなしでauかんたん決済を継続利用できる
設定変更なしで利用できる
povo1.0では、auかんたん決済をそのまま利用できます。
面倒な手続きは一切不要。auかんたん決済の支払い情報などは、自動的にpovo1.0へ引き継がれました。
povo2.0でauかんたん決済を利用する方法
画像引用元:基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
次にpovo2.0でauかんたん決済を利用する方法を見ていきましょう。
2021年9月末から提供が開始された「povo2.0」は、基本料金が月額0円・データ量0GBの画期的なプランです。
- 支払い方法が「通信料金合算支払い」の場合:利用できない
- 支払い方法が「通信料金合算支払い」以外の場合:継続利用可能
- Apple IDとGoogleアカウントの支払い方法にauかんたん決済を使用できない
povo1.0では制限なしでauかんたん決済を利用できましたが、povo2.0では大きく制限されます。
通信料金合算支払いの場合:利用できない
通信料金合算支払いのauかんたん決済は、povo2.0に移行すると利用できなくなります。
利用しているサービスでauかんたん決済以外の支払い方法を選択できるのであれば、他の支払い方法に変更しましょう。
サービスによっては、一度解約して新規登録する作業が必要になるかもしれません。
面倒ですがauかんたん決済の利用明細を確認し、各サービスの決済方法を確認してください。
KDDI系アプリなら「請求継続」で利用可能
以下のKDDI系サービスは、「請求継続」に変更することによりpovo2.0に移行したあとも継続利用できます。
- auスマートパス/auスマートパスプレミアム
- データお預かり容量追加
- ブックパス読み放題 総合/ブックパス読み放題 雑誌
- うたパス ベーシック/うたパス MYうたプラス/うたパス オンデマンド
- auナビウォーク300/auナビウォーク200
- au助手席ナビ
- auカーナビ
- 安心ナビ
- au自転車サポート
「請求継続」するには、下記手続きを行いましょう。
- au ID会員情報サイトにアクセス
- MENU>auかんたん決済>利用制限設定と進む
- 画面下部の「こちらから」をタップ
- 請求継続の利用設定
通信料金合算払い以外の支払い方法の場合:継続利用可能
「通信料金合算支払い」以外のauかんたん決済であれば、継続して利用できます。
「通信料金合算支払い以外」の支払い方法は以下の4種類です。
- au PAYカード支払い
- au PAY 残高支払い
- WebMoney支払い
- クレジットカード支払い
引き継ぎ手続き等は必要なく、そのまま利用できます。
Apple ID/Goole アカウントの支払い方法:利用不可
Apple IDやGoogle アカウントの支払い方法にauかんたん決済を利用していた場合、povo2.0に移行することで利用できなくなります。
上記のケースの場合は、クレジットカード払いなど他の支払い方法を選択する必要があります。
auかんたん決済の料金を確認する方法
auかんたん決済で利用した料金を確認する方法は、次のとおりです。
どのサービスに、どの支払方法のauかんたん決済を利用しているかがわかるので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。
-
STEP.auID会員情報サイトにアクセスしログインする
-
STEP.「MENU」をタップ
-
STEP.「ご利用明細」をタップ
-
STEP.確認したい月を選択
-
終了
povo2.0ではauかんたん決済がほぼ使えない
画像引用元:povo2.0へのお乗り換えでもっとおトクに!|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
本記事では、povoで利用できるauかんたん決済について解説しました。
- 継続してauかんたん決済を利用できる
- 「通信料金合算支払い」のauかんたん決済:利用できない
- 「通信料金合算支払い」以外のauかんたん決済:継続利用可能
- Apple IDとGoogleアカウントの支払い方法にauかんたん決済を使用できない
通信料金合算支払いのauかんたん決済は利用できなくなるため、利用しているサービそれぞれで支払い変更等の手続きが必要になります。
Apple ID/Google アカウントに対する支払いにも利用できなくなるため、クレジットカード等に変更しましょう。