
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
povoには店頭サポートが一切ありません。
ショップにて契約や各種変更手続きができる店舗サービスを利用することができず、全てオンラインのみとなります。
そこで今回は、povoで今後店舗サービスは利用できるようになるのか、店舗がないことでどのようなメリット・デメリットがあるのかという点について解説していきます。
- 契約も各種手続きもオンラインのみ
- 店舗サービスも電話窓口もない
- 今後も店舗サービスを利用できる可能性は低い
- オンラインでしか手続きができないのはコストを抑えるため
- ahamoもLINEMOも同じようにオンライン手続きのみ
この記事では、2021年9月24日にサービスインしたauのオンライン専用プラン、povoについて詳しく紹介します。 基本料金0円でオールトッピングというユニークな提供形態を採用しているため、気になっている人も多いのではないでしょうか?[…]
トップ画像引用元:新発想の料金プラン「povo」誕生|au
povoに店頭サポート・店舗サービスがない理由
画像引用元:新発想の料金プラン「povo」誕生|au
povoでは、店舗での契約や情報変更などの各種手続きを行うことができません。
店舗どころか、手続きの申し込みができる専用の電話窓口すらないのです。(紛失など緊急時に使える窓口はあり)
povoは何故オンライン手続きのみしか利用できないのでしょうか。
コストを削減するため
auのサブブランドでありながら、auショップやコールセンターですらサービスについて問い合わせをしたり、手続きをすることができません。
その1番の理由は、恐らく「コスト削減」でしょう。
格安SIMにも多く見られる傾向ですが、なるべく安い料金で通信サービスを提供するとなると、申し込みはオンラインのみにするなど、人件費や販管費を極力抑えるようになります。
そのため、povoはauの回線を高い品質で利用できる上に20GB2,728円という格安料金で利用できるので、その分店舗や電話窓口のようなサポートがないというのも納得できます。
この先大手キャリアでもオンライン手続きが主流になるかも?
オンラインで手続きをすると契約事務手数料が無料になったり、オンライン申し込みでしか利用できないキャンペーンがあるなど、各キャリアも最近はオンラインでの申し込みを優遇している傾向にあります。
コロナ禍の影響もあり、店舗に人が殺到することを防ぐためのものでもあると思いますが、今後さらにオンラインによる契約・各種変更手続きが普及されると思われます。
どの通信サービスでもオンラインが主流になることを想定すると、今から使い慣れておくべきかもしれません。
今後店舗サービスを利用できる可能性は低い
povoで今後店舗サービスが利用できるようになる可能性についてですが、かなり低いのではないかと思われます。
auのサブブランドなので、auショップに併設される可能性も0ではありません。(同じ系列の格安SIMであるUQモバイルは一部店舗に併設)
しかし、筆者の個人的な見解ではありますが、povoのサービスをオンラインのみにしたのは、「オンライン一択でもユーザーは受け入れられるかどうか」という一種の試験的な目的も含まれているように思えます。
価格の安さも踏まえて、今後店舗サービスの提供の可能性はかなり低いのではないでしょうか。
店舗がないことのメリット・デメリット
では、店舗がないことでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
下記にて詳しく解説していきます。
店舗がないことのメリット
店舗がないことのメリットは下記の通りです。
- 安い料金で使える
- 店舗に行って手続きする必要がない
- 24時間いつでも申し込みできる
前章で述べた通り、オンライン手続きのみなので人件費や販管費が最小限に抑えられています。
20GBで2,728円という格安料金も、オンライン手続きのみだからこそ利用できるといって良いでしょう。
また、営業時間内に店舗に行って手続きをするという手間もなく、自宅や職場などで空き時間を利用して気軽に手続きできます。
24時間いつでも申し込みできるという点も嬉しいですよね。
店舗がないことのデメリット
一方で、店舗がないことのデメリットは下記の通りです。
- 対面で相談することができない
- スマホやネットの操作に自信がない人にはハードルが高い
特に、初めてスマホを使う人や操作や知識に自信がない人にデメリットが強いのではないでしょうか。
スタッフに対面で相談したり、説明を聞くことができないので、料金プランやシステムについて「わかりにくい」「理解が大変」と感じるかもしれません。
また、契約や変更手続きの時もオンラインでの操作が必須なので、スマホやネットの操作に自信がない人にとってハードルが高い可能性があります。
ahamoやLINEMOのサポート状況はどうなっている?
画像引用元:報道発表資料 : 新プラン「ahamo(アハモ)」を発表 | お知らせ | NTTドコモ
では、povoと同じ時期にドコモ・ソフトバンクから登場したサブブランド「ahamo」と「LINEMO」のサポート状況はどうなっているのでしょうか。
下記にて解説していきます。
ahamoのサポート状況
ahamoでは、全国のドコモショップで各種手続きのサポートを受けることができます。
価格は3,300円です。
オンラインでの手続きがどうしても難しい方は、活用してみてはいかがでしょうか。
LINEMOのサポート状況
LINEMOは店頭サポートはなく、オンラインによる手続きのみしかありません。
LINEMO前に発表された「SoftBank on LINE」の時には、LINEでの申し込みもできるようになるということでしたが、現在続報はありません。
どちらにしても、店舗サービスはなくオンラインのみとなります。
オンラインでも各種手続きは簡単
画像引用元:君にピッタリの自由へ、一緒に。新料金プラン「povo」誕生|au
オンラインだとスマホの操作に慣れていない人にはハードルが高いのでは?と前述しましたが、実際の操作はそこまで難しくありません。
最初は戸惑うと思いますが、慣れればどの通信サービスのオンライン手続きも利用できるようになるはずです。
今後オンラインでの手続きがさらに普及することを考えると、今から使い慣れておくに越したことはないでしょう。
プランは1つだけ!オプションも少ないので契約時に選ぶものが少ない
そもそもpovoのプランは1つだけですし、オプションも通話オプションと24時間データ使い放題など、ユーザー側で選択するものがかなり少ないです。
後は自分の名前や生年月日、住所、支払い方法などを入力するだけなので、操作自体は他のサービスの会員登録時に行うものとそこまで変わりません。
これまで通販を利用したり何かを契約したことがある人は、比較的使いやすいと思われます。
各種変更手続きもau IDでログインすれば簡単にできる
契約後の各種変更などの手続きに関しても、公式サイトにてあらかじめ作成しているau IDでログインし、変更したい項目を選んで手続きを進めるだけなのでそこまで難しくありません。
「次に〇〇を選択してください」「〇〇を確認してください」などの案内も表示されるので、その通りに操作すれば何1つ問題はないと思われます。
オンラインでの手続きに今から慣れておくのが吉
最後に、povoの店舗サービスについてまとめます。
- 契約も各種手続きもオンラインのみ
- 店舗サービスも電話窓口もない
- 今後も店舗サービスを利用できる可能性は低い
- オンラインでしか手続きができないのはコストを抑えるため
- ahamoもLINEMOも同じようにオンライン手続きのみ
povoだけでなく、ahamoやLINEMOもオンラインでしか手続きできないことがわかりました。
しかし、プラン内容がシンプルであることや操作の手順もそこまで複雑ではないことを考えると、使い慣れるまで時間はかからないでしょう。
今後どの通信サービスでもオンライン申し込みがさらに普及されることを想定すると、今から使い始めることに損はありません。