
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
本記事では、auのオンライン専用格安SIMの「povo2.0」に乗り換える方法や注意点について解説しています。
2021年9月29日から基本料金0円のpovo2.0が開始され、これまで以上にpovoに乗り換えたいという声が多くなっています。
特に2022年7月から楽天モバイルの1GB未満0円運用ができなくなったことで、povo2.0に乗り換える方が増えています。
povo2.0への乗り換え手順は、ユーザーが現在利用している通信サービスによって異なりますので、自分がどれに当てはまるのか確認した上で行うようにしましょう。
トップ画像引用元:【公式】povo2.0
povoへの乗り換え手順は3種類
画像引用元:povo
povo2.0に乗り換える手順は、現在契約している回線によって異なります。
- povo1.0からpovo2.0に乗り換え
- auからpovo2.0に乗り換え
- 他社/UQモバイルからpovo2.0に乗り換え
このうちMNP予約番号が必要なのは、「他社/UQモバイルから」乗り換える場合のみです。
その他のパターンでは、MNP予約番号を取得してしまうと手続きできなくなってしまうので注意しましょう。
povoへの乗り換えに必要なもの
画像引用元:他社/UQ mobileから変更のお客さま | ご利用手続き | povo
povo2.0に乗り換えるには、クレジットカードが必要です。
また、povo2.0では端末販売を行なっていないため、あらかじめ対応端末も用意しましょう。
基本的にauで使える端末はpovo2.0でも使えます。
他社から乗り換える場合は非対応端末もあるので、しっかり対応状況を確認してください。
さらに「他社/UQモバイルから」乗り換える場合は、本人確認書類も必要です。
「運転免許証」「マイナンバーカード(個人番号カード)」「在留カード」が本人確認書類として利用できます。
- クレジットカード
- 対応端末
- 本人確認書類(「他社/UQモバイルから」のみ)
povo1.0からpovo2.0に乗り換える手順
画像引用元:au
povo1.0からpovo2.0に乗り換える場合、MNP予約番号を取得する必要はありません。
むしろMNP予約番号を発行中は乗り換えできないので、すでにMNP予約番号を取得してしまったなら、MNP予約番号をキャンセルしましょう。
- povo1.0お客さまサポートのチャット欄に「A014」を入力して表示に従いキャンセル
- au ID認証とpovo2.0のアカウント作成
- povo2.0の契約手続き
- SIM開通手続き
-
STEP.au ID認証とpovo2.0のアカウント作成
こちらのページにアクセスし、povo2.0に変更するpovo1.0の回線のau IDを入力します。
なお、同一のau IDから複数の回線をpovo2.0に移行する場合、2回線目以降も同じ手続きでpovo2.0に乗り換え可能です。
しかし、povo2.0では電話番号毎にau IDを分ける必要があります。
そのため、元々のau IDと紐付けたい電話番号を最初に手続きして、2回線目以降は開通後にau IDを新規取得しましょう。
-
STEP.povo2.0の契約手続き
au IDを入力したら、SIMタイプを選択します。
eSIMを選択する場合は、手持ちのスマホがeSIM対応である必要があります。
よくわからなければnanoSIMを選びましょう。
その後は画面の案内に従って契約者情報を入力し、同意事項を確認します。
-
STEP.SIM開通手続き
開通手続きは、povo2.0のアプリで行います。
アプリダウンロードはこちら具体的な開通手順はnanoSIMを選んだかeSIMを選んだかで変わってきます。
とはいえ、povo2.0アプリを起動してpovo2.0と紐づいたau IDでログインし、画面の指示に従って進めれば開通手続きは完了します。
必ずpovo2.0からの案内をよく確認し、その指示に従いましょう。
nanoSIMの手順- 契約後、郵送にてSIMカードを受け取り
- SIMカードの有効化を実施
- SIMカードを端末に差し込む
- 通信利用設定を実施
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話
- 開通手続き完了
eSIMの手順- eSIMの有効化を実施
- eSIMの設定
- 通信利用設定を実施
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話
- 開通手続き完了
-
終了
auからpovo2.0に乗り換える手順
画像引用元:【au Online Shop】 au製品の通販 オンラインショップ
auからpovo2.0に乗り換える場合、MNP予約番号を取得する必要はありません。
むしろMNP予約番号を発行中は乗り換えできないので、すでにMNP予約番号を取得してしまったなら、MNP予約番号をキャンセルしましょう。
- お客さまセンターに電話してキャンセル
- au ID認証とpovo2.0のアカウント作成
- povo2.0の契約手続き
- SIM開通手続き
-
STEP.au ID認証とpovo2.0のアカウント作成
こちらのページにアクセスし、povo2.0に変更するpovo1.0の回線のau IDを入力しましょう。
なお、同一のau IDから複数の回線をpovo2.0に移行する場合、2回線目以降も同じ手続きでpovo2.0に乗り換え可能です。
しかし、povo2.0では電話番号毎にau IDを分ける必要があります。
そのため、元々のau IDと紐付けたい電話番号を最初に手続きして、2回線目以降は開通後にau IDを新規取得しましょう。
-
STEP.povo2.0の契約手続き
au IDを入力したら、SIMタイプを選択します。
よくわからない場合はnanoSIMを選択しておきましょう。
なお、eSIMは手持ちのスマホがeSIM対応でなければ使えないので要注意です。
その後は画面の案内に従って契約者情報を入力してください。同意事項の確認も忘れずに。
-
STEP.SIM開通手続き
開通手続きは、povo2.0のアプリで行います。
アプリダウンロードはこちら具体的な開通手順はnanoSIMを選んだかeSIMを選んだかで変わってきます。
とはいえ、povo2.0アプリを起動してpovo2.0と紐づいたau IDでログインし、画面の指示に従って進めれば開通手続きは完了します。
必ずpovo2.0からの案内をよく確認し、その指示に従いましょう。
nanoSIMの場合の手順- 契約後、郵送でSIMカードを受け取る
- SIMカードを有効化する
- SIMカードを端末に差し込む
- 通信利用設定を行う
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話
- 開通手続き完了
eSIMの場合の手順- eSIMを有効化する
- eSIMの設定を行う
- 通信利用設定を実施
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話
- 開通手続き完了
-
終了
他社/UQモバイルからpovo2.0に乗り換える手順
UQモバイルまたは他社からpovo2.0に乗り換える場合は、MNP予約番号を取得する必要があります。
- MNP予約番号の取得
- 本人確認・お客さま番号の入力
- SIM開通手続き
-
STEP.MNP予約番号の取得
まずは現在利用している通信サービスからMNP予約番号を取得しましょう。
取得の方法は通信サービスによって異なりますが、基本的にマイページから24時間発行してもらえます。
事業者 Web 電話 ドコモ my docomo 0120-800-000 ソフトバンク My SoftBank 0800-100-5533 楽天モバイル my楽天モバイル - UQモバイル my UQ mobile 0120-001-659 ワイモバイル my Y!mobile 0120-921-156 MNP予約番号は発行から15日間の有効期限があるので、取得したらすぐpovo2.0に申し込みましょう。
-
STEP.本人確認・お客さま番号の入力
MNP予約番号を取得したら、その後はpovo2.0のアプリで手続きします。
アプリダウンロードはこちら以下、アプリダウンロード後の手順です。
アプリをダウンロードしたら- アプリを起動
- メールアドレスの登録
- 画面の指示に従って必要事項の入力
- お客さま情報の入力
- povo2.0からメールが届く
- 「本人確認を行う」ボタンを押す
- 画面の指示に従って必要事項の入力
なお、povo2.0の本人確認はeKYC(電子本人認証)を利用しています。
申し込み自体は24時間いつでも可能ですが、夜9時以降の本人確認は翌朝9時以降に認証されるのを待つことになります。
スムーズに手続きをするなら、夜9時までに申し込みを完了するようにしましょう。
-
STEP.SIM開通手続き
SIM開通手続きの詳細は、nanoSIMを選んだかeSIMを選んだかで変わってきます。
povo2.0からの案内やpovo2.0アプリの表示に従って開通手続きを進めましょう。
nanoSIMの場合の手順- 契約後、郵送にてSIMカードを受け取り
- SIMカードの有効化を実施
- SIMカードを端末に差し込む
- 通信利用設定を実施
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話
- 開通手続き完了
eSIMの場合の手順- eSIMの有効化を実施
- eSIMの設定
- 通信利用設定を実施
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話
- 開通手続き完了
-
終了
povo2.0に乗り換える際の手数料
povo2.0では、すべての手数料が無料です。
povo2.0から手数料を請求されることはないのでご安心ください。
また、2022年10月現在、主要なキャリアの2年縛りや解約金、MNP転出料も廃止されているため、原則として手数料はかからないと考えて差し支えありません。
ただし、スマホ本体を分割払いにしている場合、乗り換え後もキャリアや格安SIMからの請求が続く可能性があります。
povo2.0に乗り換える前に、分割払いが残っていないか確認した方がいいかもしれません。
povo2.0に乗り換える際の注意点
画像引用元:【公式】povo2.0
最後にpovo2.0に乗り換える際の注意点をチェックしましょう。
- 「@povo.jp」からの受信を拒否しないこと
- povo2.0ではauメールは使えない or 有料になる
- povo2.0ではauショップが利用できない
- 法人は契約できない
「@povo.jp」からの受信を拒否しないこと
povo2.0の手続きには、povoからのメール受信が必要です。
利用開始後も利用料金の引き落とし連絡やトッピング購入時のメールが届くため、povoを利用する上でメールは必須と言えます。
そのため、「@povo.jp」からの受信を拒否しないようにしてください。
povo2.0ではauメールは使えない or 有料になる
auからpovo2.0に移行すると、基本的にauメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)は使えなくなります。
現在は「auメール持ち運び」で乗り換え後もメールアドレスを継続利用することができますが、月額330円かかります。
povoに乗り換えてスマホのランニングコストを抑えるなら、メールアドレスに費用をかけることは避けたいですよね。
そのため、auメールで登録しているサービスがある方は、povo2.0に移行する前に登録メールアドレスを変更することをおすすめします。
povo2.0ではauショップが利用できない
povo2.0に乗り換え後は、auショップが利用できなくなります。
これは、povo2.0はオンライン専用ブランドで、対面サポートがなくなる代わりにお得に運用できるプランのためです。
各種手続きやトラブル時の対応は、povo2.0のお客さまサポートを確認し、自身で対応する必要があります。
サポート重視でauや他キャリアを利用していた方は、セルフサポートになって問題ないか慎重に検討したうえで乗り換えるか決めてください。
法人は契約できない
povo2.0は個人契約のみで、法人では契約できません。
なお、他キャリアのオンライン専用の格安プランも同様に法人契約は非対応です。
法人でスマホ料金を節約するなら格安SIMを検討しましょう。
povo2.0はアプリで簡単に乗り換えできる
画像引用元:1GB30日フリートライアルキャンペーン|【公式】povo2.0
以上、auのオンライン専用ブランド「povo2.0」に乗り換える方法と注意点について解説しました。
- povo1.0からpovo2.0に乗り換え
- auからpovo2.0に乗り換え
- 他社/UQモバイルからpovo2.0に乗り換え
2021年9月29日に開始された「povo2.0」に乗り換える手順は、どこから乗り換えるのかによって3種類に分かれます。
しかし、どのパターンでもpovo2.0への乗り換えはアプリで簡単に手続きできます。
ただし、povo1.0とauから乗り換える場合はMNP予約番号が必要なく、取得してしまったらキャンセルするまで手続きできません。
その他、auショップのサポートがなくなったりauメールの継続利用が有料になったりと、使い方によっては注意が必要です。