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最近はプリペイド携帯の話を聞くことが少なくなり、使いたくてもどこで買えるのかわかりませんよね。
以前はドコモ・au・ソフトバンクのどこでも購入でき、さらにコンビニでも取り扱いがありました。
しかし2021年現在、プリペイド携帯の取り扱いはかなり限定的です。
そこでこの記事では、プリペイド携帯のメリット・デメリットや買える場所について解説します。
通常のスマホ契約での運用が難しい人は、ぜひ参考にしてください!
- キャリアはソフトバンクのみ取扱いあり
- 月額料金ではなく前払いした分だけ使える
- 通常の契約より料金が高い
- 対応する端末が必要になる
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プリペイド携帯とは
プリペイド携帯は、名前の通り前払い方式のケータイ電話のことです。
前払いでチャージした分の料金を使うため、余計な料金がかかる心配がありません。
もちろんプリペイドカードを購入すれば、リチャージして継続的な利用もできます。
最終的に利用しなくなった後も、わざわざ解約手続きをする必要がなく楽ですね。
プリペイドスマホとしても使える
プリペイド携帯と聞くとガラケーの印象が強いですが、スマホで利用するのももちろんOKです。
例えばソフトバンクのプリペイドは4G対応でパケット定額もあり、通話もデータ通信もバッチリです。
他にもデータ専用のプリペイドSIMもあることで、電話が不要な人もプリペイドでスマホが使えます。
使い方によって選ぶべきサービスは異なりますが、ガラケーだけでなくスマホもプリペイドで使えるので安心してくださいね。
プリペイド携帯のメリット
画像引用元:DIGNO® ケータイ3 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
プリペイド携帯のメリットをまとめると次の通りです。
- 前払いだから高額になる心配なし
- 月額制プランより審査に通りやすい
- 利用しなくなっても解約手続きは不要
前払いだから高額になる心配なし
プリペイド携帯は事前に支払った分しか使えないので、利用料金が高額になるのを防げるのが最大のメリットでしょう。
特に月額基本料金もなく、単純にチャージ分を使い切ったら使えなくなるだけです。
固定費がかからないことで、通常の契約よりも気軽に申し込みできますよね。
また、チャージ分を使い切っても即時に電話番号が無効になるわけではなく一定期間は着信可能な状態です。
例えばソフトバンクのシンプルスタイルを例にすると、チャージ分と電話番号の有効期限は次の通りです。
- チャージ分の有効期限:チャージ1回につき60日加算(最大360日)
- 電話番号の有効期限:チャージ分の有効期限切れから360日
電話番号の有効期限が切れる前にリチャージすれば、いつでも通信が復活しますよ!
月額制プランより審査に通りやすい
不正契約を防ぐために、プリペイド携帯でも申し込み時に本人確認や審査はあります。
しかし、キャリアで通常の契約をするよりは、プリペイド携帯の方が審査に通りやすいようです。
これは、プリペイド携帯が前払いという特性上、利用した料金が未払いになる心配がないからでしょう。
誰でも絶対に審査に通るというわけではありませんが、何かしらの事情で通常契約できない人もプリペイド携帯を試してみる価値はありますね。
利用しなくなっても解約手続きは不要
先にお伝えした通りプリペイド携帯は基本料金はかからず、ソフトバンクならチャージの有効期限切れから360日で電話番号が無効になります。
そのため、もしプリペイド携帯が不要になった場合には、電話番号の有効期限が切れるまで放置しておけばOKです。
キャリアの通常契約のように解約手続きでショップに行く必要がないことは、プリペイド携帯の意外なメリットではないでしょうか。
プリペイド携帯のデメリット
プリペイド携帯はメリットだけでなくデメリットもあるので、忘れずにチェックしましょう。
- 月額制プランより単価が高い
- キャリアで契約できるのはソフトバンクのみ
- チャージや電話番号に有効期限がある
月額制プランより単価が高い
プリペイド携帯は通常契約のスマホより全体的に利用料金が高いことが最大のデメリットとなります。
例えばソフトバンクの通話料を比較すると次の通りです。
- 通常のスマホ契約:22円 / 30秒
- プリペイド契約:9.43円 / 6秒
単位を揃えて考えると、通常契約は1分で44円なのに対し、プリペイド契約は94円の通話料がかかってしまいます。
また、通常のスマホ契約とは異なり通話定額オプションもありません。
プリペイド契約をする際は、利用料金が高いことはしっかり押さえておきましょうね。
キャリアで契約できるのはソフトバンクのみ
キャリアのプリペイド携帯は、すでにソフトバンクのみの取り扱いとなってしまいました。
他にも格安SIMが提供するプリペイドSIMはありますが、ソフトバンク以外のプリペイド契約は音声契約ができないことに注意しましょう。
なお、他のプリペイドSIMでもSkypeやLINE通話は利用できますし、最近は050のIP電話をセットにしたプリペイドSIMも登場しています。
とはいえ、データ量を消費しない音声契約はソフトバンクのみなので、選択肢がない状況と言えるでしょう。
チャージや電話番号に有効期限がある
プリペイド契約では、利用料金のチャージや電話番号にそれぞれ有効期限があることに注意しましょう。
例えばソフトバンクのシンプルスタイルを例にすると、チャージ分と電話番号の有効期限は次の通りです。
- チャージ分の有効期限:チャージ1回につき60日加算(最大360日)
- 電話番号の有効期限:チャージ分の有効期限切れから360日
前払いでたっぷりチャージしておいても、有効期限が切れると利用できなくなってしまいます。
また、電話番号の有効期限が切れてしまうと、同じ電話番号の再取得はできません。
定期的に利用するなら問題ないでしょうが、年数回の利用用途しかない人は有効期限を切らさないように注意して使う必要がありますね。
プリペイド携帯が買える場所
続いて各キャリアとその他のプリペイド携帯が買える場所をみていきましょう。
参考までに、現時点で各キャリアのプリペイド携帯取り扱い状況についても解説しています。
ドコモ
ドコモはガラケーの頃は「ぷりコール」というプリペイド携帯を提供していましたが、2005年3月末と早い段階でサービスを終了させました。
当時はドコモの契約者数が1番多く、プリペイド携帯の不正契約・不正利用の被害もあったことが原因ですね。
それ以降は1回もプリペイド携帯サービスを復活させることはありません。
格安SIM提供のデータ専用プリペイドSIMはありますが、ドコモ回線で音声通話のできるプリペイド契約は諦めるしかありませんね。
au
auのプリペイド携帯サービス「ぷりペイド」は、既存ユーザー向けのサービスは継続していますが、2021年12月15日にサービス終了します。
現時点でプリペイドカードの新規販売や利用登録は終了しているので、これから新規での購入もできません。
そのため、既存ユーザーはもうしばらく利用できますが、au回線でのプリペイドサービスはなくなったとみていいですね。
ソフトバンク
ソフトバンクは、キャリアで唯一プリペイド携帯の新規申し込みを受け付けています。
ただし、3Gのプリペイド携帯は終了し、現在は4Gのみ提供されています。
ガラケーや3Gスマホでは利用できないので、古い端末でプリペイド携帯を利用する人は対応周波数はしっかりチェックしておきましょう。
プリペイド携帯の料金プラン
ソフトバンクのプリペイド携帯は、現在4Gスマホ対応のプランのみ展開されています。
シンプルプラン(スマートフォン)概要
項目 | 利用料金 |
---|---|
基本使用料 | 無料 |
通話料 | 9.43円/6秒 |
月額の基本料金はかかりませんが、チャージ金額から利用料金が引かれていきます。
通話料の単価は6秒単位でかかってくるため、月額制より高い通話料設定となりますね。
また、データ通信をする場合は別途データ定額が用意されています。
プリペイド用データ定額
データ量 | 利用料金 |
---|---|
200MB (2日間有効) | 990円 |
700MB (7日間有効) | 2,970円 |
3GB (30日間有効) | 5,478円 (リチャージ13回目以降は4,378円) |
データ定額未加入でスマホの通信を利用すると、1MBあたり約2,458円がかかることになります。
ソフトバンクのプリペイドでスマホを利用する際は、必要な分のデータ定額は利用する方向で考えた方がいいですね。
050通話が可能なプリペイド携帯サービス
ここまでみてきた通り、キャリアのプリペイド携帯はソフトバンクしか提供していません。
070や080から始まる電話番号で音声通話が必要なら、現状はソフトバンク一択となってしまいますね。
ただ、050から始まる電話番号で発信できるプリペイド携帯もあるので、電話番号にこだわらないなら1つの選択肢として考えてもいいかもしれません。
050通話のあるプリペイド携帯
事業者 | 通話料 | データチャージ |
---|---|---|
レクモバ | 8.79円/3分 | 3GB 3,300円 (有効期限1ヶ月) |
TSモバイル | 8.79円/3分 | 110MB/日 7,810円 (有効期限1ヶ月) |
ただし、これらの050発信ができるプリペイド携帯はデータ通信を利用したIP電話です。
電話+データ通信全てでギガを消費するため、データ通信でギガを消費しすぎると通話ができなくなることに注意しましょう。
おすすめプリペイド携帯|Libero3
画像引用元:プリペイドスマホ機種変更キャンペーン | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ここまで解説したとおり、キャリアのプリペイド携帯はソフトバンクのみの取り扱いとなります。
それに伴い、現時点でおすすめできるプリペイド携帯の端末はソフトバンクの販売する1モデルだけとなっています。
それがLibero3です。
Libero3
画像引用元:Libero3 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
Libero3は、10,000円分の無料チャージがセットになっているプリペイド携帯です。
Libero3のスペック
Libero3 | |
---|---|
ディスプレイ | 約6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:155mm 幅:73mm 厚さ:9.2mm |
重さ | 約166g |
アウトカメラ | 約1600万画素 +約800万画素 +約200万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
バッテリー | 3,900mAh |
RAM | 3GB |
ROM | 64GB |
CPU | MTK P22 |
OS | Android 10 |
認証 | 非対応 |
防水 | 非対応 |
カラー | ブラック |
Libero3はエントリーモデルなのでスペックは決して高くありませんが、電話やメールなど基本的な使い方なら問題ないでしょう。
また、Libero3の購入はクレジットカードか代金引き替えの一括払いのみとなります。
初期状態ではソフトバンクのSIMロックがかかっていますが、申し込み時にSIMロック解除の同時申請ができます。
プリペイド携帯として使い終わったら他のSIMカードを挿す人は、申し込み時にSIMロック解除にチェックを入れておきましょう。
Libero3の価格
キャリア | 価格 | 購入 |
---|---|---|
ソフトバンク | 24,200円 |
Libero3の販売価格は24,200円ですが、購入すると10,000円分(120日有効)の無料チャージがプレゼントされます。
そのため実質的には14,200円と、スマホとしてはかなり安いモデルですね!
プリペイド携帯を使う方法
プリペイド携帯を使い始めるには、初回は購入手続きが必要です。
購入後のチャージは、コンビニでするのが簡単ですね。
プリペイド携帯の購入手続き・チャージ方法をそれぞれチェックしましょう。
プリペイド携帯を購入する
プリペイド携帯で音声通話が必要なら、基本的にソフトバンクで購入することになります。
ここではソフトバンクでLibero3とセット購入する場合を例に、購入の流れをみていきましょう。
- ソフトバンクオンラインショップにアクセス
- Libero3の製品ページで「ウェブで購入」をタップ
- 申し込み種別を選択して「ご購入手続きへ」をタップ
- 申し込みフォームを入力して「お申し込み内容を確認する」をタップ
- 入力内容に間違いがないかチェックして「上記の内容で申し込む」をタップ
この章の画像引用元:Libero3 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
これでソフトバンクのプリペイド携帯の購入手続きは完了です。
審査完了後に郵送されるので、2〜3日で端末とSIMカードが手元に届きます。
プリペイド携帯にチャージする
プリペイド携帯をチャージするためには、プリペイドカードの購入とチャージ手続きが必要です。
プリペイドカードは、コンビニで購入するのが簡単ですね。
ここでもソフトバンクを例にして、プリペイド携帯のチャージ方法をチェックしましょう。
コンビニでプリペイドカードを購入
ソフトバンクのプリペイドカードはファミリーマート、セブンイレブン、ローソンなどの主要なコンビニのチケット販売機で簡単に購入できます。
- チケット販売機で「プリペイド」をタッチ
- 「SoftBank」の項目を探してタッチ
- 購入する金額をタッチ
- 確認画面で内容をチェックして「発行」をタッチ
- 排出されたレシートをレジに持っていき精算する
これでプリペイドカードの購入は完了です。
詳細な操作はコンビニによって異なりますが、画面の内容に沿って進めていけば困ることなく購入できますよ。
電話でチャージする
ソフトバンクのリチャージは電話の自動音声で行います。
- プリペイド携帯で「1400」に電話をかける
- 音声ガイダンスで「2」をプッシュ
- プリペイド番号を入力して「#」をプッシュ
- チャージの確認音声が流れるので「#」をプッシュ
これでプリペイド携帯のチャージ完了です。
プリペイド携帯とプリペイドSIMの違い
プリペイド携帯とプリペイドSIMの違いは、単純に音声通話があるか否かです。
プリペイド携帯は通常のキャリア契約と同じように、070や080といった電話番号での通話機能があります。
一方でプリペイドSIMはデータSIMしかなく、LINE通話などのアプリを利用した通話しか利用できません。
そのため、仕事で利用するなど音声通話必須の人はプリペイド携帯、データ通信だけでOKという人はプリペイドSIMを選ぶといいでしょう。
参考までに、おすすめプリペイドSIMを2社紹介します。
- IIJmiプリペイドパック
- OCNモバイルONEプリペイド
どちらのプリペイドSIMもコンビニでチャージできますし、使ってみて気に入ったら格安SIMの契約にアップグレード可能です。
IIJmioプリペイドパック
画像引用元:IIJmioプリペイドパック
IIJmioプリペイドパックは、全国の家電量販店で購入できるプリペイドSIMです。
購入できるお店が多いため、IIJmioを試したい人にもおすすめです。
IIJmioプリペイドパックの概要
項目 | 内容 |
---|---|
利用可能期間 | 3ヶ月 |
販売価格 | 4,170円 |
データ量 | 2GB |
下り最大通信速度 | 表記無し |
回線の種類 | ドコモ |
有効期限3ヶ月と比較的長めですが、利用できるデータ量は2GBと少なめなことに注意しましょう。
参考までにIIJmiプリペイドパックは以下のお店で購入できます。
- ヤマダ電機
- TSUKUMO
- PC DEPOT
- ヨドバシカメラ
- ベスト電器
- Joshin
- じゃんぱら
OCNモバイルONEプリペイド
画像引用元:プリペイド格安SIMカード|OCN モバイル ONE
OCNモバイルONEプリペイドは、1日50MBのプランが特徴のプリペイドSIMです。
毎日使えるデータ量がリセットされるため、無計画に使い切ってしまうことを防いでくれます。
ONCモバイルONEプリペイドの概要
項目 | 1日50MB | 1GB |
---|---|---|
利用可能期間 | 20日間 | 3ヶ月間 |
販売価格 | 3,080円 | 3,520円 |
データ量 | 50MB/日 | 1GB |
また、3ヶ月間有効期限の1GBプランもあります。
ただ、1GBプランを選ぶならIIJmioプリペイドパックの方がコスパが良くなりそうですね。
プリペイド携帯まとめ
今回はプリペイド携帯のメリット・デメリットと買える場所について解説しました。
- キャリアはソフトバンクのみ取扱いあり
- 前払いした分だけ使えて使いすぎる心配なし
- 通常の契約プランより通話料金が高い
- 通話オプションがない
プリペイド携帯は現状ソフトバンクのみになっているため、選択肢が狭いのが現状です。
ただ、通話を利用しない人はデータ通信のみのプリペイドSIMもあるため、使い方によって選ぶといいでしょう。
- IIJmioプリペイドパック
- OCNモバイルONEプリペイド
プリペイド携帯を探している人は、今回の解説を参考に使い方に合ったサービスを選んでくださいね!