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この記事では、プッシュ通知をオン/オフにする方法をiPhone・Androidそれぞれについて解説していきます。
現在、プッシュ通知が届かなくて困っている、逆に多く届いて煩わしいという方はぜひ参考にしてみてください。
また、プッシュ通知をオン/オフにする方法だけではなく、より便利に使うための方法もあわせて紹介していきます。
スマホ初心者の方でも簡単に行える作業ですので、記事を読みながら一緒に設定していきましょう!
- プッシュ通知のメリット・デメリットの理解が必要
- 設定アプリからオン・オフ変更できる
- 通知方法は細かく指定できる
- 使いやすいようにカスタマイズしよう
プッシュ通知とは
プッシュ通知とは、新着メッセージやメール、アプリのアップデート情報などをアプリ側が自動的に通知してくれる機能です。
身近なもので言えば、LINEの新着メッセージやTwitterの「いいね」などの通知です。
通知方法としては、通知バーに表示されたり、アプリアイコンの右上に通知ドット(通知バッジ)として表示されたり、ロック画面に表示されたりします。
アプリを開かなくても、新着情報を得られるため非常に便利です。
スマホを持っている方なら毎日目にしているのではないでしょうか。
プッシュ通知をオンにするメリット
プッシュ通知をオンにすることには、さまざまなメリットがあります。
普段使いするアプリやプッシュ通知の設定を変更していないアプリは基本的にオンになっているでしょう。
そのため、以下のメリットを皆さんも日常的に感じているのではないでしょうか。
- リアルタイムに情報が受け取れる
- 情報の抜け・漏れを防げる
リアルタイムに情報を受け取れる
プッシュ通知をオンにすることで、リアルタイムに情報を受け取れます。
これは自然になりすぎて、あまり便利さを実感できていないかもしれません。
しかし、「もしなかったら」と考えるとその不便さが感じられるでしょう。
例えばLINEの場合、プッシュ通知がなければ、新着メッセージが来ていないかどうか、数時間おきにアプリを起動して確認する必要がでてきます。
Twitterであれば、自分のツイートがいいねされても、気づくことはありません。
こういった事態を防げるのは、プッシュ通知を使う大きなメリットと言えます。
情報の抜け・漏れを防げる
プッシュ通知をオンにすることは、情報の抜け・漏れを防ぐことにも繋がります。
プッシュ通知された情報は、自分で消さない限り、iPhoneであればコントロールセンターに、Androidであれば通知バーに残ります。
そのため、「後で返信しようとしていたのに忘れてしまった」ということが起こりません。
取引先からの連絡など、「重要な返信をし忘れた」なんてことを防げるわけですね。
ただ、デメリットの見出しでご紹介しますが、あまりに多くのアプリからプッシュ通知を受け取る設定にしていると、逆に情報の抜け・漏れに繋がる恐れもあります。
プッシュ通知をオンにするデメリット
このように非常に便利なプッシュ通知ですが、使い方によっては不便に感じてしまうことがあります。
プッシュ通知をオンにすることのデメリットもしっかりと確認しておきましょう。
- 通知が煩わしく感じる
- 重要な情報が埋もれることがある
通知が煩わしく感じる
あまり使うことがないアプリから頻繁に通知がきたら、煩わしいですよね。
ただし、その通知が緊急性の高い情報である可能性もあります。
そのため、私たちは念のためにとスマホを確認するでしょう。
しかし、それほど重要な情報でなかった場合、一々確認させられるのは非常に手間です。
この後、プッシュ通知をオフにする方法をご紹介しますので、「あの通知いらないかも」と思いついたものはリストアップしておきましょう。
重要な情報が埋もれることがある
皆さんは「来てないと思っていた連絡がずっと前に届いていた」といった経験がないでしょうか。
プッシュ通知は新しいものが上に積み重なっていくので、古い通知は下に埋もれてしまいます。
そのため、多くのアプリからプッシュ通知を受け取っていると、重要な連絡を見落とす可能性があります。
情報に気づくため、抜け・漏れを防ぐために通知をオンにしているのに、見落としてしまっては本末転倒ですよね。
プッシュ通知を設定する際は、アプリの通知をむやみにオンにしないという観点も意識しておきましょう。
プッシュ通知のオン/オフを設定する方法【iPhone】
ここからは実際にプッシュ通知をオン/オフに設定する方法を解説していきます。
この見出しでは、iPhoneでの操作方法をご紹介します。
iOS13でご紹介しますので、バージョンによって多少操作が異なる場合がありますがご了承ください。
デメリットでご紹介したように、通知がいらないと思ったアプリはオフにしてしまいましょう。
手順①設定アプリから「通知」を選択
まずは、アプリ一覧から設定アプリを探しましょう。
設定アプリを開くと、赤いアイコンで「通知」の項目があります。
その通知をタップすると、アプリ一覧が表示されますので、アプリごとに設定をしていきます。
ここでは、LINEを例にご紹介していきます。
手順②すべての通知を受け取らない場合
LINEを選択すると、まず一番上に「通知を許可」の項目があります。
ここをオフにするとコントロールセンターやロック画面などに、いっさいの通知が届かなくなります。
そのため、そのアプリのすべての通知を受け取らないのであれば、ここをオフにしてしまえばOKです。
ここをオフにしたアプリは、手順③以下の作業は不要です。
手順③一部の画面で通知を受け取らない
「通知を許可」の下では、ロック画面、コントロールセンター、バナーの通知を設定できます。
それぞれチェックマークが入っていれば、通知を許可していることになります。
例えばロック画面に通知を表示したくない方であれば、ロック画面をタップして、チェックマークを消してあげればOKです。
手順④「バナースタイル」の設定
バナースタイルは「一時的」か「持続的」を選択可能です。
- 「一時的」の場合
バナーで通知された際にその通知を一定時間表示し、その後自動で消える - 「持続的」の場合
通知をスワイプして消去する・ホームボタンをタップするなど特定の動作をしないと表示がされ続ける
見逃しを防ぎたい方は「持続的」を、一々消すのが面倒くさい方は「一時的」を選択するのがオススメです。
手順⑤「サウンド・バッジ」の設定
「サウンド」は、文字通り通知を音で知らせるかどうかの設定です。
「バッジ」は、アプリアイコンの右上に未読メッセージの数を表示してくれる機能です。
便利な機能ですので、特に理由がなければ、オンにしておくことをオススメします。
手順⑥「プレビューを表示」の設定
プレビューとはメッセージ内容のことです。
プレビューは「常に」「ロックされていないときのみ」「しない」のいずれかを選択可能です。
- 「常に」の場合
ロック画面などにかかわらず、すべての画面でメッセージ内容を表示 - 「ロックされていないときのみ」の場合
TouchIDやFaceIdで解除したときのみメッセージ内容を表示 - 「しない」の場合
すべての画面で通知内容を表示しない
「しない」に設定した場合、内容は表示されなくなりますが、通知自体はされます。
LINEを例にあげると、メッセージ内容は表示されませんが、代わりに「新着メッセージがあります」という通知が届きます。
中には、「席を外している間にほかの人に通知を見られたくない」という人もいるでしょう。
こういった場合には、「ロックされていないときのみ」を選択しておくとよいでしょう。
「プレビューを表示」はスマホ全体でも設定できますが、個別アプリごとの設定が優先されます。
手順⑦「通知のグループ化」の設定
こちらは通知をまとめる機能です。
通知のグループは「自動」「App別」「オフ」が選択可能です。
- 「自動」の場合
iPhoneがまとめるべきと判断した通知がまとまる - 「App別」の場合
同一アプリの通知が1つにまとまる - <「オフ」の場合
単独で一覧表示される
特定アプリからのメッセージが毎日多く届く方は、「App別」に設定すると、古いメッセージが埋まってしまう可能性があります。
そのため、「オフ」を選択することで一覧性を上げ、重要なメッセージの見落としを防ぐことをおすすめします。
以上がiPhoneでのプッシュ通知設定です。
プッシュ通知のオン/オフを設定する方法【Android】
続いて、Androidでプッシュ通知をオン/オフにする方法を解説します。
Android 11の場合をご紹介しますが、バージョンによって多少操作が異なる場合がありますのでご了承ください。
デメリットでご紹介したように、通知がいらないと思ったアプリはオフにしてしまいましょう。
手順①設定アプリから「アプリと通知」を選択
まずは、アプリ一覧から設定アプリを開きましょう。
設定アプリを開くと、オレンジ色のアイコンで「アプリと通知」の項目があります。
「アプリと通知」の中に「通知」の項目がありますので、そこを開きましょう。
Androidの場合は、アプリごとではなく、まずスマホ全体の通知設定をしていきます。
手順②「ロック画面上の通知」を設定
ロック画面の通知は「会話、デフォルト、サイレントを表示する」「サイレントの会話と通知を非表示にする」「通知を表示しない」が選択可能です。
- 「会話、デフォルト、サイレントを表示する」
基本すべての通知をロック画面にも表示する - 「サイレントの会話と通知を非表示にする」
自分でサイレントに設定した会話と通知を非表示にする - 「通知を表示しない」
すべての通知をロック画面に表示しない
自分の目的にあわせて、設定しましょう。
また、デフォルトやサイレントは以下の方法で設定できます。
- 設定から「アプリと通知」を選択
- 「~個のアプリをすべて表示」を選択
- 設定したいアプリを選択
- 「通知」を選択
- 各項目をタップ
- それぞれサイレントかデフォルトを選択
手順③「機密性の高い通知」を設定
こちらは、オフの場合にロック画面で通知内容を表示しません。
ただ、内容は表示されませんが、通知はされます。
LINEを例にあげると、メッセージ内容は表示されませんが、「新着メッセージがあります」という通知は届きます。
通知を他の人に見られたくないという場合は、オフを選択しておくとよいでしょう。
手順④詳細設定
ステータスバーにサイレント通知の表示をするか、アプリアイコン上に通知ドットを表示するかなど設定できます。
通知音の変更も行えるため、自分の好みにあわせて選択しましょう。
また、サイレントモード中に通知を表示させるかどうかの設定もできます。
手順⑤個別のアプリごとに設定
設定から「アプリと通知」を選択した後、さらに「~個のアプリをすべて表示」を選択します。
すると個別のアプリが一覧で表示されますので、設定したいアプリを選択しましょう。
ここでは、LINEを例にご紹介します。
手順⑥すべての通知を受け取らない場合
LINEを選択後、「通知」をタップすると細かい通知設定が表示されます。
一番上の「LINEのすべての通知」をオフにすると、LINEからのいっさいの通知が届かなくなります。
そのため、そのアプリの通知を一切受け取りたくない場合は、ここをオフにしてしまえばOKです。
ここをオフにしたアプリは、以下の手順⑦の作業は不要です。
手順⑦通知内容をカスタマイズ
すべての通知をオフにするのではなく、個別に設定することもできます。
LINEであれば、メッセージ通知や友達リクエスト、通話など内容ごとに細かく設定が可能です。
目的にあわせてカスタマイズしましょう。
以上がAndroidでのプッシュ通知設定です。
プッシュ通知が届かない時の原因と対処法
ここまでプッシュ通知の設定方法を解説してきました。
しかし、通知をオンにしているのにうまく届かない場合があります。
スマホの再起動やアプリのアップデートをすることで直る可能性がありますが、それでも改善されない場合、以下の内容を確認してみましょう。
- アプリ側で通知がオフになっている
- おやすみモードがオンになっている
- サイレントモードがオンになっている
通知が届かない原因①アプリ側で通知がオフになっている
こちらではLINEを例にご紹介します。
設定アプリで「LINEからのすべての通知」をオンにしたにもかからわず、通知が来ない場合、LINEアプリ側で通知がオフになっている可能性があります。
以下の手順で確認してみましょう。
- LINEアプリを開く
- 「ホーム」を選択し、画面右上の設定を開く
- 基本設定の「通知」を選択
- 画面上部の通知にチェックが入っているか確認
通知にチェックが入っていなければ、それが原因です。
チェックを入れて、通知を受け取れるようにしましょう。
通知が届かない原因②おやすみモードがオンになっている
iPhoneの場合、おやすみモードが影響している場合があります。
iPhoneのホーム画面を下から上にスクロール、もしくは右上から下にスクロールすると、コントロールセンターが表示されます。
そしてそこに、月のマークのアイコンがあります。
光っている場合は、おやすみモードがオンになっています。タップして解除しましょう。
通知が届かない原因③サイレントモードがオンになっている
Androidの場合、サイレントモードが影響している場合があります。
Androidのホーム画面を上からスクロールすると、Wi-Fiや位置情報が記されたクイック設定パネルが表示されます。
そしてそこにサイレントモードの項目があります。
光っている場合は、サイレントモードがオンになっています。タップして解除しましょう。
プッシュ通知を使いこなそう
この記事では、プッシュ通知をオン/オフにする方法などを紹介してきました。
最後に、今回ご紹介した内容をまとめてみます。
- プッシュ通知のメリット・デメリットの理解が必要
- 設定アプリからオン・オフ変更できる
- 通知方法は細かく指定できる
- 使いやすいようにカスタマイズしよう
プッシュ通知をオンにすることで、新着メッセージを受け取れるほか、情報の抜け・漏れを防ぐことができます。
一方で、オンにすることで、通知の煩わしさを感じたり、通知の氾濫を招くこともあります。
不必要な通知をオフにしたり、通知方法を変えてみることで対策しましょう。
また、ロック画面に通知したくない等の理由がある場合は、アプリ自体の通知をオフにするのではなく、細かく指定することも必要です。
プッシュ通知の恩恵をなくすことなく、自分の要望に沿った通知を受け取ることが可能です。
プッシュ通知は設定次第で、デメリットなく使うことができます。
今まで、プッシュ通知をあまり活用できていなかったという方は、この記事をきっかけに上手に使ってみてください。