RAID・サーバーをデータ復旧する時の障害事例・対処法・おすすめの復旧業者を解説

RAIDが故障してしまった際のデータ復旧方法について解説しています。RAIDは通常のHDDに比べ、複雑な構成となっているため、データ復旧を行う場合も個人で行うことが難しい場合があります。RAIDに、重要なデータ・必要なデータが保存されている場合、専門のデータ復旧業者に相談するようにしましょう。
  • 2022年9月28日
  • by.bitdds

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RAIDは通常のHDDに対して大容量のデータを扱っている記憶媒体であり、HDD単体に比べて堅牢な記憶媒体です。

そのため、企業や学校では、RAIDで重要なデータを保存することが多いです。

ただRAIDに発生した障害は通常のHDDに比べて復旧作業が難しく、内部に保存されているデータの保全、復旧は難易度が高いです。

そこでこの記事では、RAIDが故障してしまった際の、データ復旧方法や故障原因、故障時の注意点を解説しています。

RAIDデータ復旧注意点まとめ
  •  通電はなるべく控える
  •  リビルドは行わない
  • RAIDカードは交換しない
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RAIDとは

RAID(Redundant Array of Inexpensive Diskを)とは、複数のHDDをひとつのドライブのように認識・表示する技術を指します。

RAIDの特徴として、通常のHDDに比べて、下記のような特徴があります。

RAIDの特徴
  • データ読み書きの高速性
  • データを安全に管理できる
  • 保存できるデータ量が増える
  • HDDが故障してもデータへのアクセスができることがある

RAID0

RAID0は別名ストライピングと呼ばれており、2つ以上のHDDに分散してデータを書き込みます

メリットとして、「データの書き込みの高速化」や「HDDの記憶容量を効率的に使用できる点」が挙げられます。

また、デメリットとしては、1台HDD故障してしまうとすべてのデータを失う可能性があります。

RAID1

RAID1は別名ミラーリングと呼ばれており、2つのHDDに同じデータをコピー・複製して書き込みます。

メリットとして、RAIDを構成する2台のうち、1台が故障しても、もう片方が無事であればデータを復旧することが可能です。

また、デメリットとしては、2台とも故障してしまった際にデータ復旧が困難になってしまう点と、同じデータを重複して保存するためHDD1台分の容量しか使用することができない点が挙げられます。

RAID5

RAID5は分散データガーディングと呼ばれており、3台以上HDD用意してデータを書き込みます。

RAID5では、複数のHDDにデータを分散して書き込みながら、HDDで障害が起きた際のために、パリティと呼ばれるデータ復元用の符号を、計算・生成するRAID方式となります。

メリットとして、「1台が故障しても稼働できる点」や「HDDの本数が増えるほど、容量の増加・データの書き込みの高速化」が挙げられます。

また、デメリットとしては、「パリティの計算があり、書き込みの処理が遅くなる点」や「2台以上の搭載HDDが障害を起こすと回復できない点」などが挙げられます。

RAID6

RAID6は、RAID5と同様に、データを複数のHDDに分散して格納します。

RAID5とはパリティの使い方が異なり、RAID6では、パリティを二重に生成し、異なるHDDに記録を行います。

メリットとして、パリティを二重で書き込むことで、耐障害性を大幅に高めた構成となっています。

また、デメリットとしては、パリティを二重で書き込むため、計算時間や書き込みに時間がかかる点や2台以上で障害が発生すると回復できない点が挙げられます。

RAID10

RAID10(1+0)は、RAID0とRAID1を組み合わせたものになります。

RAID10では、データを分散して書き込み、さらにその分散したデータを二重化することでデータを書き込みます。

メリットとして、「データの書き込みの高速化」と「耐障害性」が挙げられます。

また、デメリットとして、最低4台以上導入する必要があるため費用が高くなる点や、使用できるディスクが半分になるため利用効率が低い点が挙げられます。

RAID50

RAID50(5+0)は、RAID0とRAID5を組み合わせたものになります。

RAID50では、RAID5を構成したものを複数用意し、さらにそれぞれでストライピング作業を行うことにより、書き込みを行います。

メリットとして、RAID5よりも転送速度が速くなります。

また、デメリットとして、最低6台以上導入する必要があるため費用が高くなる点が挙げられます。

RAIDが故障したときの症状・障害事例

RAIDが故障したときの症状・障害事例を紹介します。

今から紹介する症状やトラブルが発生している場合、HDDで障害が発生している事が可能性が高いです。

HDDに障害が発生している中で、RAIDの使用を続けてしまうと、状態をさらに悪化させてしまう恐れがあり、二度とデータ復旧を行うことが出来なくなることもあります。

そのため、RAIDのデータ復旧・復元が必要な場合、これ以上操作を続けず、データ復旧専門業者に相談することをおすすめします

RAIDが故障したときの症状・障害事例
  • フォーマットを促される
  • エラーメッセージが表示される
  • RAID機器が起動しない
  • 「カタカタ」や「カチカチ」などと異音がする
  • 焦げ臭い異臭がする
  • 内蔵HDDを認識できない
  • ネットワーク上でRAID装置を認識できない
  • 間違えて共有のファイルやフォルダを消してしまった
  • RAIDで構築しているネットワークHDDやサーバーにアクセスできない
  • 共有フォルダに接続できない
  • 筐体のランプが赤点滅になっている

RAIDの故障原因

RAIDの故障原因を紹介します。

RAIDの故障原因は、主に物理障害と論理障害の2つに分けることが可能です。

物理障害

RAIDを構成するHDDが物理障害を起こしていることで、故障することがあります。

物理障害とは、HDDが「経年劣化」してしまったり、HDDに「圧迫」や「水没」などの物理的衝撃を与えてしまうことで発生します。

また、RAIDコントローラ(複数のHDDを1つにまとめるシステム)が故障してしまうことで、HDDと通信することができず、認識できなくなってしまうエラーが発生することがあります。

RAIDコントローラは、「経年劣化」「熱暴走」「異物付着」「衝撃」などにより故障してしまいます。

物理障害の際のよくある症状
  • 「カタカタ」や「カチカチ」などと異音がする
  • 焦げ臭い異臭がする
  • HDDが認識されない
  • フォーマットが促される

物理障害の復旧は部品交換やHDDの解体を行うため、個人で対応できる範疇を超えており、データ復旧業者に依頼することが必須になります。

物理障害に対応できるのは一部の技術力の高いデータ復旧業者に限られるため、業者を選ぶ際には注意が必要になります。

論理障害

RAIDを構成するHDDが論理障害を起こしていることで、故障することがあります。

論理障害は、HDDへの物理的なダメージではなく、HDD内のデータやファイルに不具合や障害が発生することで発生します。

論理障害を引き起こしてしまう原因として、「誤操作によるデータ消去や初期化・フォーマット」や「読み書き中の強制終了によるファイル破損」などが挙げられます。

論理障害の際のよくある症状
  • フォーマットの要求
  • ファイルやフォルダが開けない
  • 勝手にファイル名が書き変わる

RAIDで障害が起きたときの注意点

RAIDで障害が起きたときの注意点を紹介します。

RAIDのデータ復旧作業には、専門知識が必要になることが多く、個人での対処が困難な場合が場合があります

重要なデータや大切なデータが保存されている場合には、データ復旧専門業者に相談することが一番確実な手段となります。

RAIDで障害が起きたときの注意点
  • 再構築(リビルド)をしない
  • HDDを取り外し、単体でパソコンにつなぐ
  • 故障した状態で通電を続けない・HDD単体でPCに接続しない
  • RAIDカードの交換は行わない
  • フォーマットは行わない

再構築(リビルド)をしない

再構築(リビルド)でデータを復元する行為は行わないようにしましょう。

HDDにかかっている負荷は各々のHDDで同じであるため、故障したHDD以外のHDDも故障間近であると考えられます。

リビルド中に別の障害が発生してしまうと、ディスク1台の故障が、複数台の故障に繋がってしまうことがあります。

またリビルドは、HDDに大きな負荷がかかる行為の1つとなるため、絶対に行わないようにしましょう。

HDDを取り外し、単体でパソコンにつなぐ

HDDを取り外して、単体でパソコンに繋ぐ作業は行わないようにしましょう。

RAID機器は、HDDを単体で接続してもデータは得ることはできません。

また、HDDをパソコンに接続することでデータの上書きが進んでしまったり、ファイルシステムの破損を促進させてしまい、データ消失のリスクを高めてしまう恐れもあります。

故障した状態で通電を続けない・HDD単体でPCに接続しない

RAIDを含むHDDでの障害が発生している際には、通電を続けることは控えましょう。

「物理障害」が発生したHDDを通電すると状態が悪化し、データが完全に消失するリスクもあります。

「論理障害」の場合でも、通電を続けることにより、データが上書きされる恐れもあるため、なるべく通電は控えましょう。

また、RAIDは複数のHDDを1つのドライブとしているため、HDDを単体でPCに接続してしまうと、データが破損してしまう恐れがあります。

故障の有無に問わず、HDDを単体で接続しても、データを得ることはできません。

RAIDカードの交換は行わない

RAIDカード(RAIDコントローラ)の交換は行わないようにしましょう。

RAIDカードには特殊なものが多く、故障してしまっているRAIDと互換性があるものを探すのは、専門知識が必要になります。

また、互換性のないRAIDカードで構成し直してしまうと、状態が悪化してしまい、データ復旧が困難になる恐れがあります。

RAIDカードのトラブル時には、HDD内のファイルシステムに起きていることも多く、コントローラカードの不具合や損傷など個人で対処ができない場合も考えられます。

重要なデータ・必要なデータが保存されている場合は、データ復旧専門業者に相談することをおすすめします。

フォーマットは行わない

RAIDの故障時、「フォーマットしますか?」や「フォーマットする必要があります」などフォーマットを促すメッセージが表示されることがあります。

フォーマットを実行してしまうと、内部に保存されているデータは全て消されてしまいます。

重要なデータ・大切なデータが保存されている場合には、絶対フォーマットを行わないようにしましょう。

また、フォーマットをしてしまった場合、PC上ではデータを閲覧することはできなくなります。

しかし、データ自体は残っていることがあるため、適切に対処すれば大事なデータを復旧できる可能性があります。

RAIDのデータ復旧方法

RAID故障時のデータ復旧方法を紹介します。

RAIDの復旧作業は個人では困難な場合があります。

少しでも不安に感じたり、重要なデータが残っている場合には、専門業者に相談・依頼することをおすすめします。

データが見える場合

RAID機器は、HDDに障害が起きている場合でもデータを見えることがあります。

しかし、HDDの障害を知らせるランプが点滅していたり、RAIDの調子がいつもと違ったら、他の記憶媒体にバックアップを取るようにしましょう。

バックアップを取ってから、HDDの交換や再構築(リビルド)を行うようにしましょう。

データ復元ソフトを使用する

RAIDを構成するHDDの故障原因が、論理障害である場合、RAIDのデータ復元ソフトを使用することでHDD内のデータを取り出せることがあります。

データ復元ソフトのメリットとして、データ復旧専門業者と比べて、低コストでデータを復元できる点が挙げられます。

しかし、論理障害だと思っていた故障原因でも、物理障害が併発していることや、重度の論理障害(マスターブートレコードの破損やファイル構造の破損など)が発生している恐れもあり、データ復元ソフトでは対応できない可能性も考えられます。

また、データ復元ソフトの使用には、ある程度のリテラシーが必要になります。

正確な故障原因が判明していない状況で復元ソフトを使用してしまうと、更なる悪化を引き起こしてしまう恐れがあります。

データ復元ソフトを使用する際には、原因を正確に把握してから使用するようにしましょ。

データ復旧専門業者に相談する

データ復旧専門業者では、データ復元ソフトでは対応していない「重度の論理障害」や「物理障害」でも、データ復旧を行うことが可能です。

データ復旧専門業者のメリットとしては、これまでに復旧してきた事例や専門的な知見から、精度の高い初期診断が可能になり、障害に合わせて適切な対処を行います。

特に、データ復旧専門業者には、クリーンルームなどデータ復旧をするための専用の設備と、それぞれの機器に特化した専門のエンジニアが多数在籍するため、復旧率が高く、データ復旧をする場合には確実な手段となります。

また、復旧率の高さだけでなく、データ復旧専門業者には、交換部品も多く揃えているため、部品を調達する時間を大幅にカットすることができ、迅速にデータ復旧をすることが可能です。

データ復旧専門業者に相談・依頼する際は、「物理障害からの復旧実績」や「設備が整っていて技術力がある業者」を軸に選ぶようにしましょう。

おすすめの専門業者

RAID復旧を行う際のおすすめの専門業者を解説します。

専門業者を選定する際は、「RAID復旧に関する技術力」「設備が整っているか」「物理障害からの復旧事例」を軸に検討するようにしましょう。

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RAID故障時の復旧方法や故障原因まとめ

今回は、RAIDのデータ復旧方法や故障原因、故障時の注意点について紹介しました。

RAIDの復旧は個人で行うことが難しい場合が多く、自己判断により再構築(リビルド)やHDDの交換を行ってしまうと、二度とデータが復元できないことも少なくありません。

重要なデータ・必要なデータが保存されている場合は個人での対処は控え、設備が整っていて技術力がある専門業者に相談・依頼するようにしましょう。

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