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2017年12月14日に携帯キャリア事業に参入表明し、2020年に格安SIMからキャリア参入を果たした第4のMNOである楽天モバイルは、他社と比べて安い料金と使い放題で利用できる通信量が非常に魅力的な通信サービスです。
多くの人が既に乗り換えや新規契約をして利用しているのではないでしょうか。
しかし、今まで使っていたスマホに楽天モバイルのSIMカードを挿すだけではネットが使えず、そこでAPN設定という言葉を初めて知った人も多いと思われます。
そこで今回は、楽天モバイルのAPN設定の手順や注意点などについて詳しく解説していきます。
APN設定が必要なケースや、ネットで楽天モバイルの端末を購入したが自動的に使えなかった時の対処法についても触れていくので、是非参考にしてください。
- 楽天モバイルで購入したスマホの場合、原則APN設定は不要
- 他社キャリアや中古ショップで購入したスマホはAPN設定をしないとネットが使えない
- APN設定の方法はAndroidスマホとiOSで大きく異なるので注意
- iOS 14.4以降のiPhoneはキャリアアップデートでOK
- iPhoneの構成プロファイルは削除が必要
- Androidは設定画面でAPN設定項目を入力
- 楽天回線対応製品以外は動作保証対象外なので基本的に自己責任
APN設定とは
画像引用元:Rakuten BIG s(楽天ビッグエス) | スマートフォン | 楽天モバイル
APNとは「Access Point Name」の略であり、日本語でも「アクセスポイント」と呼ばれています。
簡単に言うと、携帯電話の回線を使用してインターネットに接続する時に必要な設定ことです。
ドコモやau、ソフトバンクのような大手キャリアの機種であればまず自分でこの設定をする必要はありません。
しかし、最近では格安SIMが普及し、SIMロック解除ができるようになったこともあり、購入したキャリア以外の通信サービスでスマホを使うことも増えています。
そのため、APN設定を自分で行う機会がかなり増えました。
APN設定を知らないと格安SIMなどのSIMカードを使う時にインターネットが使えないので、この機会に是非APN設定に対する理解を深めましょう。
楽天モバイルでAPN設定が必要になる場合
画像引用元:通信・エリア | 楽天モバイル
APN設定をしたことがあるという人は、まだかなり少ないのではないかと思われます。
というのも、ドコモなどのキャリアで契約してスマホを購入すれば、APN設定をする必要がないからです。
キャリアが販売するスマホは、何もしなくてもネットが使えるようになっています。
では、一体どのようなときにAPN設定が必要になるのでしょうか?
- 楽天モバイルで購入したスマホ:APN設定不要
- 楽天モバイル以外で購入したスマホ:APN設定必要
楽天モバイル以外で購入したスマホを利用する場合
APN設定が必要になるケースは、基本的に楽天モバイル以外の機種を楽天モバイルのSIMカードで利用するときです。
楽天モバイルにはSIMカードのみの契約もあるので、今まで使っていたスマホをそのまま使い続けることが可能です。
そのため、キャリアで機種変更したばかりの機種やSIMフリースマホも、楽天モバイルに対応していればそのまま利用できます。
ただし、楽天モバイル以外で購入したスマホは、初期設定時にAPNを設定しないといけないという手間が増えます。
SIMロック解除した他社キャリアのスマホ
ドコモやau、ソフトバンクで購入したスマホも、SIMロックを解除すれば楽天モバイルのSIMカードを使うことができます。
※利用前に公式サイトの「楽天回線の対応状況」で自分の使っているスマホが問題なく使えるかチェックしましょう。
ただし、最初から楽天モバイルのAPN設定が行われている機種ではないので、楽天モバイルのSIMカードを使う時は自分でAPN設定をする必要があります。
中古ショップ等で購入したSIMフリー(SIMロック解除済み)スマホ
中古ショップや格安SIMで購入したSIMフリースマホ(SIMロック解除済みスマホも含む)も、楽天モバイルのSIMカードを差して使うことができます。
こちらも必ず使う前に、対応しているかどうか確認するようにしてください。
中古ショップや他社の格安SIMで購入したスマホにも楽天モバイルのAPNは設定されていないので、自分で設定する必要があります。
楽天モバイルで購入した機種は自動的にインターネット通信接続はOK
楽天モバイルで購入した機種は、原則APN設定は不要です。
楽天モバイルのスマホは自動的にインターネット通信接続が完了しているため、SIMカードを入れるだけでネットが使える状態になっているからです。
これは楽天モバイルだけでなく大半の格安SIMやキャリアでも同様のことが言えます。
自社で取り扱っているスマホの場合は基本的にAPN設定をする必要はありません。
※中にはAPN設定が必要な場合もあるので、購入時に必ず確認しましょう。
楽天モバイルで購入したのに自動でネットに繋がらない場合は?
一方で、楽天モバイルで購入したスマホやAPN設定を行ったはずなのに、自動的にネットが使えないというケースもあるようです。
次に、楽天モバイルのスマホでネットに繋がらない時の対処法を紹介します。
新規契約の場合
新規契約で購入した場合の対処法は下記の通りです。
- SIMカードをスマホに差し込む
- 電源をONにする
- 数分放置する
- 状況が変わらない場合は機内モードのON/OFFや再起動を試す
- インターネットが利用できるようになったら完了
上記の手順は開通手続きと同じ流れです。
本来であればSIMカードを差した時点で自動的に開通されますが、いくら待ってもネットが使えない場合は再起動や機内モードのON/OFFを試してみてください。
それでもインターネットが利用できない場合は初期不良の可能性も考えられます。
一旦、楽天モバイルに問い合わせてみましょう。
他社から乗り換えの場合
他社から乗り換えて購入した場合の対処法は下記の通りです。
- 旧SIMカードが入った製品・インターネット通信可能なPCやスマホを用意する
- my 楽天モバイルにアクセスして「申し込み履歴」→「MNP開始」を選択
- 旧SIMカードの通信が「圏外」になったことを確認する
- 一度スマホの電源を切り、新しいSIMカード(楽天モバイル)を差し込んで電源をONにする
- 数分放置する
- 状況が変わらない場合は機内モードのON/OFFや再起動を行う
- インターネットが利用できるようになったら完了
新規契約よりも若干手間がかかりますが、旧SIMカードの通信を完全に切って、新しいSIMカードを入れてみてください。
数分待っても変わらない場合は、再起動や機内モードのON/OFFを試してみましょう。
同じように一切ネットが使えない場合は初期不良であることも考え、一旦楽天モバイルに問い合わせてみてください。
一部の機種はソフトウェアのアップデートが必要である場合も
また、一部の機種はソフトウェアのアップデートをしないとネットに繋がらない可能性もあるようです。
下記のスマホを利用する人は、まずソフトウェアのアップデートを行いましょう。
- AQUOS zero
- AQUOS R2 Compact
- AQUOS sense2
- AQUOS sense plus
- AQUOS R Compact
- AQUOS sense lite
- Reno 10x Zoom
- AX 7
- R17 Pro
- Find X
- HUAWEI nova 5T
- HUAWEI P30 lite
- HUAWEI nova lite
アップデートの手順は機種によって若干異なる場合があります。
楽天モバイルの公式サイトに各機種のソフトウェアのアップデート情報が掲載されているので、一度自分が使っている機種の情報をチェックしてみてください。
- 楽天モバイル以外で購入した機種を楽天モバイルで使う時
- 楽天モバイルで購入した機種は自動的に設定が完了しているが、たまにネットに繋がらない時がある
- 繋がらない場合は再起動や機内モードのON/OFFを試してみる
- 一部ソフトウェアのアップデートが必要なケースもある
楽天モバイルのAPN設定方法
次に、楽天モバイルのAPN設定の手順について詳しく解説していきます。
今回は、iPhoneとAndroidスマホに分けてみていきます。
楽天モバイルのAPN設定は他社とは若干異なる仕様なので、ここでしっかりチェックしてください。
iPhoneの楽天モバイルAPN設定方法
楽天モバイルでは、2021年4月27日にiPhoneに正式対応しました。
正式対応前の設定方法だと、利用できない機能が多くて使い勝手が悪くなります。
そのため、ここではiOS 14.4以降の最新の設定方法で解説します。
- SIMカードを入れて電源をONにする
- 構成プロファイルを削除
(他社の構成プロファイルがある場合のみ) - iOSを14.4以降にアップデート
- キャリア設定をアップデート
手順1:SIMカードを入れて電源をONにする
iPhoneに楽天モバイルの設定を始める前に、まずは楽天モバイルのSIMカードを入れましょう。
なお、楽天モバイルはnano SIMだけでなくeSIMにも対応しています。
eSIMを利用する場合の設定に関しては、次の記事を参考にしてください。
手順2:構成プロファイルを削除
iPhoneに他社の構成プロファイルがインストールされていると、設定が競合してうまく通信できない場合があります。
トラブルを事前に回避するため、構成プロファイルは削除しておきましょう。
構成プロファイル削除手順
- 設定を開く
- 「一般」をタップ
- 「プロファイル」をタップ
- 削除するプロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除」をタップ
- パスコードを入力する
(設定している場合のみ) - 「削除」をタップ
これで構成プロファイルの削除は完了です。
複数のプロファイルがインストール済みの場合は、上記の手順を繰り返して全て削除しましょう。
手順2:iOSを14.4以降にアップデート
楽天モバイルはiPhoneに正式対応しましたが、iOS 14.3以前では正式対応での利用ができません。
2021年2月以降にソフトウェア・アップデートをしていない方は、必ず最新版のiOSに更新しましょう。
ソフトウェア・アップデート手順
- iPhoneをWi-Fi・電源に接続する
- 設定を開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ
手順3:キャリア設定をアップデート
iOSを最新版にしたら、続いてキャリア設定をアップデートします。
キャリア設定アップデート手順
- 設定を開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「アップデート」をタップ
これで楽天モバイルのAPN設定は完了です。
以前は手動でAPN情報を入力する必要がありましたが、正式対応で設定がかなり簡略化されましたね。
Androidスマホの楽天モバイルAPN設定方法
Androidスマホはメーカーがカスタマイズしているため、機種によって手順が若干異なる可能性があります。
今回はGalaxy Note10+を例に解説しますが、もし同じ手順でできない場合はマニュアル等でAPN設定手順を確認してください。
- SIMカードを入れて電源をONにする
- 設定アプリを開く
- 「接続」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップ
- 「追加」をタップ
- 下記表の情報を入力
- APNの情報を保存する
- APNの一覧が表示されているページで追加したAPNをタップ
- 完了
今回はGalaxy Note 10+を例にして解説します。
設定手順1 SIMカードを入れて電源をONにする
最初に、楽天モバイルのSIMをスマホに挿入します。
ほかのキャリアと同等にトレイに載せてSIMスロットに挿入してください。
きちんと挿入したら電源を投入し、SIMを認識したことを確認して次に進みます。
設定手順2 設定アプリを開く
APN設定は設定アプリから行います。
そのため、設定アプリのアイコン(ギアマークのことが多い)をタップして起動してください。
ホーム画面にアイコンが見当たらない場合は、ドロワーの中にあるので一通り探しましょう。
設定手順3 「接続」をタップ
設定アプリ最上部に「接続」というメニューがあるので、これをタップしてください。
APN設定をはじめとして、回線に関する設定は基本的にここから行います。
設定手順4 「モバイルネットワーク」をタップ
接続設定内にはWi-FiやBluetoothなどさまざまなものがありますが、今回はその中から「モバイルネットワーク」を選択してください。
機種によっては下のほうにあるので、その場合はスクロールして探しましょう。
設定手順5 「アクセスポイント名」をタップ
次に、アクセスポイント名(アクセスポイントネーム)をタップしてください。
こちらも機種によって項目名が違うことがあるので、それらしいものを探してタップしましょう。
アクセスポイントやAPNという表記があれば、そこから設定画面に入れます。
設定手順6 「追加」をタップ
APN設定画面の右上には「追加」と書かれたボタンがあるので、それをタップします。
一部の機種は追加ボタンが表示されていないため、その場合はメニューから追加を選択してください。
設定手順7 下記表の情報を入力
APN設定画面が開いたら、下記の表を参考にして必要な情報を入力してください。
楽天モバイルのAPN情報 | |
---|---|
APN名 | 楽天 (rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | |
PDPタイプ |
※上記の設定でテザリングを使用できない場合は、APNタイプに「dun」を追加してください。
スマホの設定画面にはさまざまな項目がありますが、表に載っていない項目を修正する必要はありません。
載っているもののみを入力してください。
設定手順8 APNの情報を保存する
すべての入力項目を正しく入力したら、右上のメニューボタンをタップして保存を選択してください。
保存ボタンをタップすると一覧画面に戻るので、次に進みます。
設定手順9 APNの一覧が表示されているページで追加したAPNをタップ
APN一覧画面に戻ったら、先程選択したものをタップしてチェックをつけてください。
チェックをつけるとAPN設定が有効になり、楽天回線を利用して通信できるようになります。
設定手順10 完了
設定が完了したら、正常に通信できるか確認してください。
通信状況が気になる人は、接続しているバンドや電波強度を確認できるアプリを使用するのがおすすめです。
Band 3に接続されており、正常にWebページなどが開ければ問題ありません。
設定後にうまく通信できない場合でもAPN設定に問題があるのではなく、電波に問題があるケースがあるので注意してください。
- iPhoneはインストール済みの構成プロファイルを削除
- iOS 14.4以降でキャリアアップデートすれば楽天モバイルで利用できる
- Androidは設定でAPN設定情報を入力
楽天モバイルでAPN設定をする際の注意点
画像引用元:ご利用製品の対応状況確認 | 製品 | 楽天モバイル
次に、APN設定をする時の注意点について解説していきます。
楽天モバイルはキャリアに参入して1年ほどの新しいMNOであり、動作対象の機種もまだまだ少ない状況です。
また、端末持ち込み契約は原則として自己責任なので、注意点の把握や使っている機種の対応確認は必須と言えるでしょう。
- 楽天回線対応製品以外は動作保証対象外
- OSやソフトウェアの更新で利用制限がある場合も
- 楽天モバイル以外で購入した機種は問い合わせてもわからない
- 機種によってテザリングが利用できない可能性がある
楽天回線対応製品以外は動作保証対象外
ドコモ・au回線の格安SIMであった楽天モバイルで購入した機種の中には、楽天回線対応製品という楽天回線で利用できると確認されている機種があります。
もちろん、SIMロック解除した他社キャリア製品も利用できるといわれていますが、楽天モバイルで動作保証対象となるのは楽天回線対応製品のみです。
つまり、それ以外の機種は保証対象外となるため、APN設定をしても万が一使えなかった場合は自己責任となります。
自分の使っているスマホが楽天モバイルで使えるかどうか不安な人は、楽天モバイル公式の対応情報や他のユーザーのレビュー記事などをチェックして、使える可能性が高いスマホを利用しましょう。
OSやソフトウェアの更新により利用制限がある場合も
また、「楽天回線の対応状況」にて楽天回線が使えると記載のある機種でも、OSやソフトウェアのアップデートによって機能が制限される可能性もあります。
ネットは使えるのにテザリングができないなど、不便な部分が出てくるかもしれません。
前章でも述べていますが、楽天回線対応製品以外の機種は自己責任で利用しましょう。
楽天モバイル以外で購入した機種は楽天モバイルに問い合わせてもわからない
機種の操作説明などのアフターケアがあった方が安心だという人も多いでしょう。
しかし、楽天モバイルで対応できるのは、あくまで「楽天モバイルで販売している機種のみ」です。
APN設定で不具合があった場合や故障等のトラブルが発生しても、他社販売のスマホはサポートしてくれません。
楽天モバイル以外のスマホを使う人は、必ず自分で確認するか、その機種を購入した会社・店舗に問い合わせるようにしてください。
機種によってはテザリングが使えない可能性もある
前述したように、公式サイトで使えると記載のある楽天モバイル以外のスマホでも、テザリングが使えないなど一部機能の制限がかかっている場合があります。
テザリングが使えない場合は、APN設定をする時にAPNタイプに「dun」を追加してみてください。
機種によってはこれだけで楽天モバイルのテザリングが使えるようになる可能性があります。
- 楽天回線対応製品以外は動作保証対象外
- OSやソフトウェア更新による利用制限がある恐れも
- 楽天モバイル以外で購入した機種の操作等を楽天モバイルに問い合わせてもわからない
- 機種によってはテザリングが使えない場合があるので、その時はAPNタイプに「dun」を追加
他社のスマホを使う時は必ずAPN設定をしよう
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン) | 楽天モバイル
最後に、楽天モバイルでAPN設定する時のポイントについてまとめます。
- 楽天モバイルで購入したスマホの場合、原則APN設定は不要
- 他社キャリアや中古ショップで購入したスマホはAPN設定をしないとネットが使えない
- APN設定の方法はAndroidスマホとiOSで大きく異なるので注意
- iOS 14.4以降のiPhoneはキャリアアップデートでOK
- iPhoneの構成プロファイルは削除が必要
- Androidは設定画面でAPN設定項目を入力
- 楽天回線対応製品以外は動作保証対象外なので基本的に自己責任
AndroidスマホのAPN設定は他の格安SIMと同様ですが、iPhoneの設定は少し特殊です。
iPhoneが正式対応したのは2021年4月27日からなので、それ以前から利用している方は今回解説した方法で設定し直すといいでしょう。
また、楽天モバイルで購入したスマホやAPN設定後に通信できない場合は、以下の方法で対処してみましょう。
- 電源の再起動
- 機内モードのON/OFF
- MNPの場合は開通手続きが完了しているかチェック
楽天モバイルでスマホセット購入するなら、基本的にAPN設定は不要です。
一方で、他キャリアのスマホや中古ショップで購入したSIMフリースマホは、APN設定をしないと通信が利用できません。
また、楽天回線対応製品として公式サイトに掲載されているスマホ以外は動作保証対象外となるため、基本的に自己責任での利用となります。
最近発売された機種の多くは問題なく使えると言われていますが、中には一部の機能が使えないモデルもあるようです。
楽天モバイルでスマホが繋がらないという状況にならないように、乗り換え前に対応製品かしっかり確認するようにしましょう。