
楽天モバイルはどれだけ使っても3,278円。年会費無料の楽天カードやキャンペーン中の楽天ひかりをセットでご利用がお得。
楽天モバイルユーザーの中には、2回線目以降を契約して運用しようと考えている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、楽天モバイルで2回線目を契約する方法や具体的な運用方法を詳しく解説します。
2回線目を契約するときに意識しておきたいポイントやお得な運用方法についても解説するので、是非参考にしてください。
複数回線持ちする方法やメリットを知っておけば、楽天モバイルの複数回線運用が自分にマッチした使い方かわかるでしょう。
なお、2022年7月に料金プランの変更があり、0円運用ができなくなるのでその点についても併せて解説します。
- データ通信使い放題なのに安い
- シンプルな料金体系でわかりやすい
- 「Rakuten Link」アプリを使えば通話料を節約できる
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楽天モバイルで2回線運用するメリット
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楽天モバイルは2020年4月8日にサービスインしたキャリアで、安価かつ月間データ通信量を無制限で利用できるのが特徴です。
そんな楽天モバイルを2回線契約して運用する主なメリットには、以下のようなものがあります。
- データ通信使い放題なのに安い
- 料金体系がわかりやすい
- 「Rakuten Link」アプリで無料通話・SMSを使える
それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。
これらに魅力を感じるなら、ぜひ楽天モバイルの2回線運用を検討してみてください。
データ通信使い放題なのに安い
2022年6月2日時点で、楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VI」の1つのみです。
7月からは料金プランが改定され、「Rakuten UN-LIMIT VII」になります。
この2プランにおいて、データ通信量と料金の関係は以下の通りです。
料金プラン | Rakuten UN-LIMIT VI | Rakuten UN-LIMIT VII | |
---|---|---|---|
データ量 | ~1GBまで | 0円 | 1,078円 |
~3GBまで | 1,078円 | ||
~20GBまで | 2,178円 | ||
20GB超~無制限 | 3,278円 |
2022年6月30日までは、月間データ通信量が1GB未満なら最安0円(1回線目のみ)、2回線目は月間デー通信量を3GBまでに抑えれば1,078円/月で使用できます。
2回線契約した場合の具体的な料金シミュレーションについては後述するので、併せて確認してみてください。
2回線目以降もシンプルな料金体系
楽天モバイルの料金プランは、2回線目以降にも適用されます。
月間データ通信量に応じて1,078円/月~3,278円/月で運用できるため、料金がわかりやすいのがメリットです。
DSDVを利用して2回線運用するときだけではなく、2台のスマホ・タブレットを用意する場合やモバイルルーターを使用する場合も同じです。
「Rakuten Link」アプリを使える
楽天モバイルの利用する大きなメリットのひとつは、独自のスマホアプリ「Rakuten Link」です。
このアプリを使えば、国内通話・SMSが無料利用できます。
3桁特番やナビダイヤルなどの一部の番号を除き、通話料を支払わずに電話できるのは大きな魅力です。
さらに、国内にいるときはもちろん、一部のエリアを除いて海外にいるときにも無料発信できます。
なお、この「Rakuten Link」アプリ使用の通話やSMSのデータ通信量は、毎月の利用量としてカウントされません。
したがって、通話やSMSをRakuten Link経由にすることで、データ通信以外にかかるコストを支払う必要がなくなります。
楽天モバイルで2回線運用する方法と料金
画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルで2回線運用する方法と、具体的な料金を詳しく解説します。
料金面の特徴を簡単にまとめると以下の通りです。
- [2022年6月まで]最安で1,078円/月
- [2022年7月から]最安で2,156円/月
- 最高で6,556円+通話料金など
- 片方のみの使用なら3,256円~
それぞれどのような条件で運用すると上記の金額になるのかを紹介します。
具体的な運用方法で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
[2022年6月まで]最安で1,078円/月
- 1回線目のデータ通信を1GB/月未満に抑える(0円/月)
- 2回線目のデータ通信を3GB/月未満に抑える(1,078円/月)
- 電話・SMSはRakuten Linkを使用する
2020年6月30日までは、上記の条件を満たすことで1,078円/月で2回線運用できます。
データ通信を利用する回線を2回線面にするのがコツで、そうすることで利用できるデータ通信量が多くなります。
電話・SMSをRakuten Link経由にするのも忘れないようにしてください。
[2022年7月以降]最安で2,156円/月
- 1回線目のデータ通信を3GB/月未満に抑える(1,078円/月)
- 2回線目のデータ通信を3GB/月未満に抑える(1,078円/月)
- 電話・SMSはRakuten Linkを使用する
2022年7月1日以降はRakuten UN-LIMIT VIIへの移行に伴って0円運用できなくなり、最安運用に必要なコストは2,156円/月です。
DSDVの切り替えをうまく利用すれば、6GB/月までのデータ通信を上記の金額で利用できます。
この場合も、電話・SMSをRakuten Link経由にすることを忘れないようにしましょう。
最高で6,556円+通話料金など
- 1回線目のデータ通信が20GB/月以上(3,278円/月)
- 2回線目のデータ通信が20GB/月以上(3,278円/月)
- 電話は15分かけ放題で1,100円/月
上記は2回線それぞれでデータ通信をそれなりに利用するケースを想定しています。
通話は何らかの理由で標準アプリを使用する必要があり、15分かけ放題に加入することを想定しました。
上記の運用方法でかかるコストは7,656円/月です。
データ通信のみで6,556円/月、それに15分かけ放題の料金や従量制の対象になった通話料・SMS送信料が加算されます。
こちらはプライベートとビジネスで回線を分ける、片方をモバイルルーターに使用する、10GB/日制限に頻繁にひっかかるなどのシーンを想定した利用方法です。
片方のみの使用なら4,334円~
- 1回線目のデータ通信が20GB/月以上(3,278円/月)
- 2回線目のデータ通信が3GB/月以下(1,078円/月)
- 電話・SMSはRakuten Linkを使用
こちらはデータ通信をメイン回線に集約し、サブ回線をほとんど使用しなかった場合の料金試算です。
1回線目は20GB/月を超えるので4,334円/月、2回線目はほとんど使用しないため1,078円/月で使えます。
通話やSMSにRakuten Linkを使用すれば、合計4,334円で使用可能です。
2回線運用で最も現実的なパターンがこちらといえます。
楽天モバイル2回線目を申し込む方法・手順
画像引用元:Rakuten Web Portal
次に、楽天モバイルで2回線目を申し込む方法とその手順について解説します。
楽天モバイルの回線申し込みは、オンラインでもショップでも可能です。
契約の手間を削減できて利便性が高いため、可能な限りオンラインで申し込みするのがおすすめです。
利便性が高いだけでなく時間の削減にもつながるため、オンライン契約を利用しましょう。
オンラインで契約できるのは1回線ごとです。
1回線目の契約が済み、回線完了したのち2回線目の開通ができるようになります。
今回はオンライン契約で2回線目を契約する手順を紹介します。
まずは契約に必要なものを用意しよう!
- 本人確認書類
- クレジットカード・銀行口座など
- 乗り換えの場合はMNP予約番号
- 楽天会員ログイン情報
楽天モバイルの申し込みには、楽天会員のログイン情報が必要です。
2回線目申し込みの場合、1回線目と同じユーザIDでログインする必要があります。
また、契約のためには以下の本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 身体障がい者手帳 ※
- 健康保険証 ※
- 日本国パスポート ※
- 住民基本台帳カード ※
※ 追加で補助書類が必要
外国籍の方は、在留カードもしくは特別永住者証明書が使用可能です。
提出方法は下記の方法が選べます。
- オンライン提出(アップロード)
- eKYC(AIによる審査)
- 受け取りと引き換えに提示
オンラインで提出するためには、書類の画像を申し込みサイトの手順に沿ってアップロードしてください。
運転免許証かマイナンバーカードをお持ちの方は、eKYCを利用可能です。
本人確認の審査がAIによって瞬時に完了し、申し込み手続きがスピーディーになります。
配送してもらう際、本人確認書類の提示と引き換えに受け取りを選択することもできます。
この場合、運転履歴証明書など一部の書類は使用できませんのでご注意ください。
- 運転免許証 ※
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 日本国パスポート ※
- 在留カードまたは特別永住者証明書
※ 補助書類必要
※マークの書類以外でも、書類に記載されている住所が最新のものでない場合は追加で補助書類が必要です。
補助書類として使えるものは以下の通りです。
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道)
- 納税証明書
- 社会保険料の領収証書
いずれも発行から3カ月以内で、氏名・住所が申込内容と同一のものであることが条件です。
契約手続きを進める手順
楽天モバイルの契約手順は非常に簡単です。
以下の手順にしたがって契約手続きを進めてください。
2回線目の契約でも手順は同じです。
- 楽天モバイルのHPから「申し込み」を選択
- Rakuten UN-LIMIT VI をカートに追加(プランを選択する)
- 必要なオプションがあれば選択する
- SIMの種類を選ぶ
- これまでの選択内容を確認し「この内容で申し込む」を選択する
- 楽天アカウントでログインする
- 契約者情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
- 「他社から乗り換え(MNP)」「選べる電話番号サービス」「新規電話番号を取得」から該当するものを選ぶ
- 配送先と支払方法を選択する
- 申込内容を確認・規約等に同意する
以上で完了です。
申し込み履歴は「my 楽天モバイル」から確認できるので、一度チェックして正常に申し込みが完了しているか確認しましょう。
以下、具体的な申込み手順です。
手順1:楽天モバイル公式サイトにアクセス
最初に楽天モバイルの公式サイトにアクセスします。
公式サイトが開いたら、「新規/乗り換え(MNP)申し込み」をタップして次に進んでください。
手順2:「楽天モバイルのみ申し込む」をタップ
次に、「楽天モバイルのみ申し込む」をタップしてください。
ここで選択肢を間違えると、ほかの楽天サービスを同時に申し込むことになります。
何を選択しているかは表示されるため、きちんとチェックしましょう。
手順3:プランを選択
続いてプランを選択します。
楽天モバイルでは「Rakuten UN-LIMIT VII」など、プランが1種類のみなので混乱することはないでしょう。
そのときに提供しているプランを選択します。
手順4:SIMタイプ、契約者情報やお支払情報などを指示通りに入力する
その後は表示される指示にしたがって、SIMの種類や契約者情報、支払情報などを入力してください。
見ただけでわかるUIになっているため、迷うことはほぼないでしょう。
最終的チェック画面で入力内容が間違っていないことを確認したら、申し込みを確定させます。
物理SIMを契約した場合は配送を待ち、eSIMで契約したらそのまま開通手続きに進んでください。

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楽天モバイルで2回線運用する方法の例
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楽天モバイルで2回線運用する方法には、大きくわけて以下の2種類が存在します。
- 利便性重視: DSDV/DSDAスマホを使用する
- ミス防止優先: デバイスを2台用意する
- テザリング運用: 片方をモバイルルーターに使用する
それぞれの運用方法にメリット・デメリットがあるため、事前にチェックして自分の利用スタイルにマッチした方法を選びましょう。
DSDV/DSDAスマホを使用する
1台のスマホで2回線運用したいなら、DSDVもしくはDSDAに対応したスマホを使用しましょう。
DSDVやDSDAはそれぞれ以下の使用を意味しています。
- DSDV(Dual SIM Dual VoLTE): 1台のデバイスに2枚のSIMを挿入し、いずれのSIMでも4G通信できるもの(同時使用不可)
- DSDA: 1台のデバイスに2枚のSIMを挿入し、両方のSIMを同時に使用できるもの
DSDVでは2枚のSIMを同時利用(通話とブラウジングを同時に行うなど)できませんが、DSDAでは可能です。
しかし、2023年時点ではDSDAに対応したスマホがほとんど存在しないため、DSDVスマホを利用するのが現実的です。
通話しながらブラウジングするなどの利用はできませんが、1台のスマホで2回線を使い分けられるのは大きなメリットです。
この方法で運用する場合は、どちらのSIMを通話に使用してどちらをデータ通信に利用するのかの設定を間違えないようにしてください。
デバイスを2台用意する
設定ミスを確実に防ぎたい場合や、経費処理などの都合でプライベートとビジネスを完全に分離したい場合は2台持ちがおすすめです。
スマホを2台用意する、スマホとタブレットを使い分けるなどの方法があるため、自分の利用スタイルにマッチしたものを選んでください。
片方をモバイルルーターに使用する
出先でPCをインターネットに接続するなどの用途を考えているなら、片方の回線をモバイルルーターに使用するのがおすすめです。
スマホのテザリングでも同様のことが可能ですが、バッテリー消費や使い勝手を考えるとモバイルルーターを用意したほうがいいでしょう。
楽天モバイルでお得に2回線運用しよう
楽天モバイルはリーズナブルなキャリアで、2回線運用にもおすすめです。
DSDVスマホを利用する方法や2台持ちする方法などさまざまですが、楽天モバイルで複数回線利用するメリットをまとめると以下のとおりです。
- データ通信使い放題なのに安い
- シンプルな料金体系でわかりやすい
- 「Rakuten Link」アプリを使えば通話料を節約できる
1台のDSDVスマホで運用すれば利便性が高く、設定さえ間違えなければストレスなく運用できます。
ビジネス用スマホとプライベート用スマホ、スマホとタブレットなど、2台持ちする方法もあります。
必要に応じてモバイルルーターを使用する方法もあるため、ぜひ自分の利用スタイルにマッチした方法で利用してみてください。