
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
楽天モバイルユーザーの中には、2回線目以降を契約して運用しようと考えている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、人気格安SIMの楽天モバイルで2回線目を契約する方法や具体的な運用方法を詳しく解説します。
2回線目を契約するときに意識しておきたいポイントやお得な運用方法についても解説するので、是非参考にしてください。
複数回線持ちする方法やメリットを知っておけば、楽天モバイルの複数回線運用が自分にマッチした使い方かわかるでしょう。
- データ通信使い放題なのに安い
- シンプルな料金体系でわかりやすい
- eSIM対応だから端末1台で2回線契約が可能
- 「Rakuten Link」アプリを使えば通話料を節約できる
楽天モバイルで2回線運用するメリット
画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルは2020年4月8日にサービスインしたキャリアで、安価かつ月間データ通信量を無制限で利用できるのが特徴です。
そんな楽天モバイルを2回線契約して運用する主なメリットには、以下のようなものがあります。
- データ通信使い放題なのに安い
- 料金体系がわかりやすい
- eSIM対応だから端末1台で2回線契約が可能
- 「Rakuten Link」アプリで無料通話・SMSを使える
それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。
これらに魅力を感じるなら、ぜひ楽天モバイルの2回線運用を検討してみてください。
データ通信使い放題なのに安い
楽天モバイルの最大の魅力は、低料金で利用できること。
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VII」のワンプランです。
利用データ量に応じて月額料金が変動する仕組みのため、あまりデータ通信を行わない人にも無制限で使いたい人にも対応できます。
Rakuten UN-LIMIT VII | |
---|---|
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB超~無制限 | 3,278円 |
利用データ量が3GB以下だった場合、月額1,078円で利用できます。
20GBを超えるデータ通信を行った場合は、月額3,278円で無制限で利用が可能です。
無制限プランは大手キャリアでも提供していますが、割引サービスがすべて適用になっても約5,000円の月額料金がかかります。
大手キャリアより安い月額3,278円で利用できるため、2台目でたくさんデータ通信しても通信費を安く抑えることができます。
楽天モバイルで2回線契約した場合の具体的な料金シミュレーションについては後述していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2回線目以降もシンプルな料金体系
楽天モバイルの料金プランは、2回線目以降にも適用されます。
月間データ通信量に応じて1,078円/月~3,278円/月で運用できるため、料金がわかりやすいのがメリットです。
DSDVを利用して2回線運用するときだけではなく、2台のスマホ・タブレットを用意する場合やモバイルルーターを使用する場合も同じです。
eSIM対応だから端末1台で2回線契約が可能
楽天モバイルはeSIMに対応しています。
eSIMとは、スマホ本体に内蔵されたデジタルSIMのことをいいます。
SIMカードの入れ替えが不要で、オンラインで手続きするだけですぐに利用開始できるのが魅力です。
デュアルSIMに対応している機種であれば、物理SIMとeSIMを組み合わせて1台のスマホで2回線運用が可能です。
楽天モバイル2回線目を契約する際も、1台目は物理SIMで契約し、2台目をeSIMで契約すれば1台のスマホで2回線持つことができます。
別途スマホを購入する必要がないので、仕事とプライベートで回線を分けて使用したい場合などに便利です。
「Rakuten Link」アプリを使える
楽天モバイルを利用する大きなメリットのひとつは、独自のスマホアプリ「Rakuten Link」です。
このアプリを使えば、国内通話・SMSが無料利用できます。
3桁特番やナビダイヤルなどの一部の番号を除き、通話料を支払わずに電話できるのは大きな魅力です。
さらに、国内にいるときはもちろん、一部のエリアを除いて海外にいるときにも無料発信できます。
なお、この「Rakuten Link」アプリ使用の通話やSMSのデータ通信量は、毎月の利用量としてカウントされません。
したがって、通話やSMSをRakuten Link経由にすることで、データ通信以外にかかるコストを支払う必要がなくなります。
楽天モバイルで2回線運用する方法と料金
画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルで2回線運用する方法と、具体的な料金を詳しく解説します。
料金面の特徴を簡単にまとめると以下の通りです。
- 最安で2,156円/月
- 最高で6,556円+通話料金など
- 片方のみの使用なら4,356円~
それぞれどのような条件で運用すると上記の金額になるのかを紹介します。
具体的な運用方法で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
最安で2,156円/月
- 1回線目のデータ通信を3GB/月未満に抑える(1,078円/月)
- 2回線目のデータ通信を3GB/月未満に抑える(1,078円/月)
- 電話・SMSはRakuten Linkを使用する
Rakuten UN-LIMIT VIIは、最安値1,078円で利用が可能です。
2回線ともデータ利用量を3GB以下に抑えれば、合計2,156円/月で運用できます。
デュアルSIMの切り替えをうまく利用すれば、6GB/月までのデータ通信を上記の金額で利用できます。
この場合も、電話・SMSをRakuten Link経由にすることを忘れないようにしましょう。
最高で6,556円+通話料金など
- 1回線目のデータ通信が20GB/月以上(3,278円/月)
- 2回線目のデータ通信が20GB/月以上(3,278円/月)
- 電話は15分かけ放題で1,100円/月
上記は2回線それぞれでデータ通信をそれなりに利用するケースを想定しています。
通話は何らかの理由で標準アプリを使用する必要があり、15分かけ放題に加入することを想定しました。
上記の運用方法でかかるコストは7,656円/月です。
データ通信のみで6,556円/月、それに15分かけ放題の料金や従量制の対象になった通話料・SMS送信料が加算されます。
こちらはプライベートとビジネスで回線を分ける、片方をモバイルルーターに使用する、10GB/日制限に頻繁にひっかかるなどのシーンを想定した利用方法です。
片方のみの使用なら4,356円~
- 1回線目のデータ通信が20GB/月以上(3,278円/月)
- 2回線目のデータ通信が3GB/月以下(1,078円/月)
- 電話・SMSはRakuten Linkを使用
こちらはデータ通信をメイン回線に集約し、サブ回線をほとんど使用しなかった場合の料金試算です。
1回線目は20GB/月を超えるので3,278円/月、2回線目はほとんど使用しないため1,078円/月で使えます。
通話やSMSにRakuten Linkを使用すれば、合計4,356円で使用可能です。
2回線運用で最も現実的なパターンがこちらといえます。
楽天モバイル2回線目を申し込む方法・手順
画像引用元:Rakuten Web Portal
次に、楽天モバイルで2回線目を申し込む方法とその手順について解説します。
楽天モバイルの回線申し込みは、オンラインでもショップでも可能です。
契約の手間を削減できて利便性が高いため、可能な限りオンラインで申し込みするのがおすすめです。
オンラインで契約できるのは1回線ごとです。
1回線目の契約が済み、回線完了したのち2回線目の開通ができるようになります。
今回はオンライン契約で2回線目を契約する手順を紹介します。
まずは契約に必要なものを用意しよう!
- 本人確認書類
- クレジットカード・銀行口座など
- 乗り換えの場合はMNP予約番号
- 楽天会員ログイン情報
楽天モバイルの申し込みには、楽天会員のログイン情報が必要です。
2回線目申し込みの場合、1回線目と同じユーザIDでログインする必要があります。
本人確認書類
契約のためには以下の本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 身体障がい者手帳 ※
- 健康保険証 ※
- 日本国パスポート ※
- 住民基本台帳カード ※
※ 追加で補助書類が必要
外国籍の方は、在留カードもしくは特別永住者証明書が使用可能です。
本人確認書類の提出方法
提出方法は下記の方法が選べます。
- オンライン提出(アップロード)
- eKYC(AIによる審査)
- 受け取りと引き換えに提示
オンラインで提出するためには、書類の画像を申し込みサイトの手順に沿ってアップロードしてください。
運転免許証かマイナンバーカードをお持ちの方は、eKYCを利用可能です。
本人確認の審査がAIによって瞬時に完了し、申し込み手続きがスピーディーになります。
配送してもらう際、本人確認書類の提示と引き換えに受け取りを選択することもできます。
この場合、運転履歴証明書など一部の書類は使用できませんのでご注意ください。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 日本国パスポート
- 在留カードまたは特別永住者証明書
ただし、書類に記載されている住所が最新のものでない場合は追加で補助書類が必要です。
補助書類として使えるものは以下の通りです。
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道)
- 納税証明書
- 社会保険料の領収証書
いずれも発行から3ヶ月以内で、氏名・住所が申込内容と同一のものであることが条件です。
契約手続きを進める手順
楽天モバイルの契約手続きは非常に簡単で、2回線目の契約手順も1回線目と同じです。
2回線目の契約手順を画像付きで解説していくので、オンラインでの申し込みに不安がある人は参考にしてください。
手順画像の引用元:楽天モバイル
-
STEP.楽天モバイル公式サイトにアクセス
-
STEP.「申し込み」をタップ
-
STEP.「プランを選択する」をタップ
-
STEP.オプションサービスを選択
-
STEP.SIMタイプを選択
-
STEP.「この内容で申し込む」をタップ
-
STEP.楽天ID・パスワードを入力してログインする
-
STEP.本人確認書類の提出方法を選択
-
STEP.本人確認書類をアップロードして「次へ進む」をタップ
-
STEP.電話番号を選択し「次へ進む」をタップ
-
STEP.受取方法や支払方法を選択
-
STEP.「申し込む」をタップ
-
終了
以上で申し込み手続きは完了です。
物理SIMで申し込んだ場合はSIMカードが自宅に届いてから、eSIMで申し込んだ場合は契約完了後すぐに開通手続きに進んでください。
楽天モバイルで2回線運用する方法の例
楽天モバイルを2回線運用する方法には、以下の3種類があります。
- 利便性重視:デュアルSIM対応機種で2回線運用
- ミス防止優先:デバイスを2台用意する
- テザリング運用:片方をモバイルルーターに使用する
それぞれの運用方法にメリット・デメリットがあるため、事前にチェックして自分の利用スタイルにマッチした方法を選びましょう。
デュアルSIM対応機種で2回線運用
デュアルSIM対応スマホを用意すれば、1台のスマホで2回線運用が可能です。
1台のスマホで自由に回線を切り替えて通話や通信が行えるので、用途に合わせて使分けできます。
なお、デュアルSIM対応スマホを購入する際は、SDSVまたはDSDAに対応しているスマホを選びましょう。
デュアルSIMは種類によって利用できる機能が異なります。
方式 | 通話同時待受け | 回線利用 | SIMの切り替え | 通話中のデータ通信 |
---|---|---|---|---|
DSSS | 不可 | 片方のSIMで可能 | 都度手動 | 不可 |
DSDS | 可能 | 両方のSIMで可能 ※片方4Gの場合もう片方は3G通信となる | 不要 | 不可 |
DSDV | 可能 | 両方のSIMで可能 ※両方で4G通信が可能 | 不要 | 不可 |
DSDA | 可能 | 両方のSIMで可能 ※両方で4G通信が可能 | 不要 | 両方のSIMで可能 |
DSSS方式のデュアルSIMでは、SIMの切り替えは都度手動で行わなければならず、2回線運用には不向きです。
DSDSはSIMの切り替えは必要ありませんが、片方を4Gとした場合、もう片方は3Gでしか通信できません。
DSDVなら両方のSIMで4G通信が可能となるため、どちらの回線でも快適に通話・通信が可能です。
DSDAであれば、さらに通話とデータ通信の同時利用が可能で、より快適に2回線を運用できます。
ただし、2023年時点DSDAに対応しているスマホはほとんど存在しないため、DSDVスマホを利用するのが現実的です。
スマホを購入する際は、必ずデュアルSIMの対応方式を確認するようにしましょう。
デバイスを2台用意する
設定ミスを確実に防ぎたい人や経費処理などの都合で完全分離して2回線運用したい場合は、デバイスを2台用意するのがおすすめです。
また楽天モバイルはタブレットでも利用できるため、スマホとタブレットの2台持ちにも適しています。
タブレットでモバイル回線が利用できるようになるため、Wi-Fiがない場所でも快適にインターネットを利用できて便利です。
片方をモバイルルーターに使用する
出先でPCをインターネットに接続するなどの用途を考えているなら、片方の回線をモバイルルーターに使用するのがおすすめです。
スマホのテザリングでも同様のことが可能ですが、バッテリー消費や使い勝手を考えるとモバイルルーターを用意したほうがいいでしょう。
楽天モバイルでお得に2回線運用しよう
楽天モバイルで2回線目を契約する方法や2台持ちするメリットについて解説してきました。
- データ通信使い放題なのに安い
- シンプルな料金体系でわかりやすい
- eSIM対応だから端末1台で2回線契約が可能
- 「Rakuten Link」アプリを使えば通話料を節約できる
楽天モバイルは利用したデータ量に応じて月額料金が変動するため、無駄な費用を押さえて利用することが可能です。
月3GB以下なら月額1,078円で利用でき、月20GBを超える大量のデータ通信をしても月額3,278円の格安料金で利用することができます。
楽天モバイルの2台持ちなら最安値2,156円で運用でき、たくさん使っても6,556円+通話料金の負担で運用することができます。
さらに無料アプリRakuten Linkアプリを利用すれば通話料も無料になるため、通話が多い人にもおすすめですよ。
仕事とプライベートで回線を分けて使いたい人・スマホとタブレットの2台持ちを検討している人は、ぜひ楽天モバイルで2回線契約を検討しましょう。