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本記事では、楽天モバイルの「Rakuten Turbo5G」について解説します。
スマホに詳しい方でも、今回ご紹介する「Rakuten Turbo5G」は聞いたことが無いという方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、楽天モバイルはまだ「Rakuten Turbo5G」に関して何の発表もしていません。
ですが、名前から5Gに関するサービスであることは推測できます。
本記事では、そんな気になる「Rakuten Turbo5G」について、現在わかっている最新情報をまとめました。
- 5Gが使える楽天モバイルのホームルーター
- 詳細は不明だが、Sub6とミリ波両方に対応予定
- 月額料金は3,000円台と予想
- 楽天モバイルの5Gエリアはまだ狭い。発売は当分先になるかも?
トップ画像引用元:楽天モバイル株式会社
Rakuten Turbo5Gとは
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン) | 楽天モバイル
Rakuten Turbo5Gとは、楽天モバイルが提供するホームルーターの名称です。
とはいえ、楽天モバイルはこのRakuten Turbo5Gについて一切発表をしていないため、正式サービス名は誰もわかりません。
では、この名称がどこから出て来たのかと言えば、総務省が管轄している“工事設計認証の取得”です。
工事設計認証とは、日本国内で電波を使うための免許を取得する過程で必要なもの。
この認証を取得した機器は総務省のホームページでいつでも確認できます。実はそのなかに、「Rakuten Turbo5G」という商品名の機器が存在するのです。
Rakuten Turbo5Gは5Gを使えるホームルーター
上述したホームルーターはフィンランドのノキア社が製造を担当してます。
ノキア社は楽天モバイルの主要パートナーであり、楽天モバイルの5Gを構成するネットワーク機器も手掛けています。
それを考えれば、5Gを使うホームルーターをノキア社が製造するのも納得がいきますね。
なお、このRakuten Turbo5Gはその名のとおり、5G電波を使うことが出来ます。
つまり、Rakuten Turbo5Gは「5Gが使えるホームルーター」ということですね。
Rakuten Turbo5Gのスペック・価格・発売日
Rakuten Turbo5Gのスペックや価格、発売日をご紹介したいところなのですが、この製品はまだ楽天モバイルから発表すらされていません。
約半年以上前から登場が囁かれてはいたものの、今日に至るまで進展はなし。
上述したとおり、無線機器を発売するまでの法的なプロセスは進んでいるみたいですが、いつ頃発売するのかは、今のところ不明です。
Rakuten Turbo5Gのスペック
Rakuten Turbo5Gのスペックで判明していることは下記のとおりです。
- 5Gが使えるホームルーター
- 使える電波は4G LTE、5G(Sub6・ミリ波に対応)
Rakuten Turbo5Gは日本国内で使われている両方の5G電波に対応しています。
ミリ波はSub6よりも通信速度は速いものの、まだあまり普及していません。そのため、メインで使うことになるのはSub6でしょう。
なお、本ルーターは4G LTEにも対応するため、5G提供エリア外でも使用可能です。
とはいえ、5Gホームルーターは5Gが使えてこそ真価を発揮するもの。サービスを申し込む際は、使用場所が5G提供エリア内であるかどうか、注意する必要があるでしょう。
Rakuten Turbo5Gの価格
Rakuten Turbo5Gの価格は、現時点では不明です。
しかし、ある程度の予想はすることができます。
なぜなら、ドコモとauがすでに5Gホームルーターを提供しているからです。
- ドコモ:home 5G HR01(月額4,950円)
- au:HOME 5G L11(月額4,620円~)
上記のとおり、ドコモとauは4千円台後半で5Gルーターを提供しています。
評判はドコモの方が圧倒的に良く、平均通信速度は100Mbpsを超えると言われているほどです。
ドコモの5Gは4キャリアのなかでも圧倒的に質が良く、通信速度などで楽天モバイルが勝負するのは難しいでしょう。
しかし、楽天モバイルには他キャリアを圧倒する武器があります。
それは「安さ」です。
- ドコモ:月額7,315円
- au:月額7,238円
- ソフトバンク:月額7,238円
- 楽天モバイル:月額3,278円
ホームルーターと同じデータ容量を使えるスマホ無制限プラン。各社の料金を比較すると、楽天モバイルの圧勝です。
恐らくRakuten Turbo5Gの月額料金も月額3,000円台になるものと思われます。
そうでなければ楽天モバイルの5Gホームルーターが、ドコモのhome 5Gと勝負するのは難しいからです。
5Gホームルーターを使うメリット・デメリット
5G対応のホームルーターを自宅に導入することで、従来よりも快適に通信できるようになります。
「家族みんなが使う回線で速度が出なきゃ話にならないでしょ…」と思われるかもしれません。しかし現在、ホームルーターの通信速度に不満を抱いているユーザーの割合は、決して少なくないのです。
これまでのホームルーターは速度と安定性がデメリットだった
従来のホームルーターの通信速度は「下り最大数百Mbps」でした。
しかし、これはあくまで「最大」の速度です。普通に使っている限り、この速度が出ることはほぼありません。実際の速度は平均数十Mbps程度でしょう。
このように、ホームルーターの通信速度は固定回線である光回線に比べると、どうしても劣ってしまいがちです。
また、ホームルーターは近くの基地局と電波で接続するため、両者の間に障害物などがあると、通信の安定性が損なわれてしまいます。
障害物さえなければ通信の安定度も増すのですが、家屋の屋根や壁も「障害物」に含まれますから、取り除くことはできません。
ホームルーターの通信状況は、自宅の環境によって大きく左右されてしまいます。
通信の速度と安定性の低さは、ホームルーターの大きなデメリットと言えるでしょう。
5Gが通信速度の問題を解消してくれるかも
すでにサービスを開始しているドコモの5Gホームルーター。SNSなどでユーザーの反応を見てみると、通信速度に満足している声が圧倒的多数です。
「常に100Mbpsを超えている」という報告も珍しくありません。
これは、ホームルーターの弱点の1つである通信速度も克服していることになります。
さすがに光回線よりは遅いものの、一般家庭の回線で100Mbps以上出ていれば困ることはまずないでしょう。
ホームルーターには、商品到着後すぐに使えるというメリットもあります。5Gホームルーターは非常に便利なアイテムと言えるでしょう。
5Gが使える地域はまだ少ない
ホームルーターのデメリット解消になり得る5G。しかし、肝心の楽天モバイルの5Gエリアは、まだそれほど広まっていません。都心でもまだまだ使えない場所が多いです。
5Gのエリアが狭いことは、5Gホームルーターを使用する上で明確なデメリットと言えます。
日本全国でRakuten Turbo5Gの恩恵を受けられるようになる日は、まだ当分来ないでしょう。
このような背景からも、Rakuten Turbo5Gの提供開始はもう少し先の話になりそうですね。
Rakuten Turbo5Gは続報に期待!
本記事では、Rakuten Turbo5Gの最新情報について解説しました。
- 5Gが使える楽天モバイルのホームルーター
- 詳細は不明だが、Sub6とミリ波両方に対応予定
- 月額料金は3,000円台と予想
- 楽天モバイルの5Gエリアはまだ狭い。発売は当分先になるかも?
Rakuten Turbo5Gについてはまだ公式発表がないため、不明な点が多いです。
楽天モバイルの5Gエリアの狭さから考えても、発表はまだ先であることが予想されます。
4キャリア内では圧倒的に安い楽天モバイル。続報に期待したいですね。