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この記事では、楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket 2B」のバンド固定方法と固定できない原因・対処について解説します。
楽天モバイルは自社エリア以外はauローミングで利用できますが、au回線使用時は月5GBまでの制限があります。
この制限に引っかかると楽天エリアでも速度制限になるため、通信量が多い方ほど楽天モバイルのBand 3に固定して、常に楽天モバイルにつながれば安心です。
Rakuten WiFi Pocket 2Bを利用している方は、ぜひこの記事を参考にバンド固定に挑戦してください!
- バンド3に固定すれば5GB制限を受けにくくなる
- パートナー回線終了はまだ先なのでバンド固定は有効
- 管理画面で接続先を選ぶだけでスマホでも設定は簡単
- Rakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定は確実ではない
- バンド固定の設定は楽天モバイルのエリア内で行う
- 端末の再起動後は再設定が必要
画像引用元:Rakuten WiFi Pocket 2B | Wi-Fiルーター/周辺機器 | 製品 | 楽天モバイル
Rakuten WiFi Pocket 2Bでバンドを固定するメリット・デメリット
画像引用元:Rakuten WiFi Pocket 2B | Wi-Fiルーター/周辺機器 | 製品 | 楽天モバイル
具体的なバンド固定方法をお伝えする前に、バンドを固定するメリット・デメリットを押さえておきましょう。
使い方やお住まいの地域・利用場所によっては、バンドを固定するデメリットの方が大きい場合があります。
- メリット:auパートナー回線の5GB制限を受けにくくなる
- デメリット1:楽天モバイルエリア外では使えない
- デメリット2:ビルの中や地下はBand 3に固定すると繋がりにくい
メリット:auパートナー回線の5GB制限を受けにくくなる
Rakuten WiFi Pocket 2Bでバンド固定するメリットは、優先的に楽天モバイル回線につながることです。
楽天モバイルは自社回線に接続するエリア以外は、auからローミングされたパートナー回線に自動接続します。
しかし、パートナー回線は毎月5GBの制限があり、気づかずに速度制限になってしまう方も多い状況です。
「データ量無制限で使いたいから楽天モバイルで契約する」という方は、5GB制限を回避するためにバンド固定は必須の設定といってもいいでしょう。
ただし、Rakuten WiFi Pocket 2Bはバンド固定の設定をしても、「勝手にauのパートナー回線に繋がることがある」という声があります。
そのため、確実にバンド固定できるわけではなく、「優先的に楽天モバイル回線に繋がる設定」という認識で使った方がいいかもしれませんね。
デメリット1:楽天モバイルエリア外では使えない
Rakuten WiFi Pocket 2Bでバンド3に固定すると、基本的に楽天モバイルのエリア外では圏外となり通信できません。
お住まいの地域によっては楽天モバイルエリアがまだ少なく、バンド3に固定するとほぼ圏外ということも。
楽天モバイルのエリアは以前よりかなり広くなりましたが、バンド固定する前に提供エリアはしっかり確認しておきましょう。
デメリット2:ビルの中や地下はBand 3に固定すると繋がりにくい
Rakuten WiFi Pocket 2Bでバンドを固定すると、ビルの中や地下に電波が届かなくなる可能性があります。
これは、楽天モバイルの利用するバンド3の電波が障害物に弱く、ビルの中や地下まで届きにくいためです。
該当する場所で使うことが多い方は、現在はパートナー回線で繋がっている可能性が高いといえます。
そのため、バンドを固定すると使い勝手が悪くなってしまうかもしれません。
パートナー回線エリア順次終了でバンド固定の意義は薄れていく?
画像引用元:通信・エリア | 楽天モバイル
楽天モバイルは自社回線の拡大とあわせ、パートナー回線(auローミング)を順次終了させています。
これまでは一部の都道府県だけでしたが、2021年10月に対象地域が一気に拡大し、全国39都道府県でパートナーエリアが順次終了します。
もう少し具体的にいうと、次の8県を除いたエリアのパートナー回線が順次終了します。
- 東北:岩手県、山形県
- 中部:山梨県
- 近畿:和歌山県
- 中国・四国:島根県、高知県
- 九州:長崎県、鹿児島県
上記の地域以外にお住まいの方はパートナー回線に繋がることが徐々に減り、バンドを固定する意味は薄れていくでしょう。
とはいえ、パートナー回線が完全に終了するのは2022年3月末の予定とされています。
まだまだ楽天モバイル回線では繋がらない場所もあるので、Rakuten WiFi Pocket 2Bでたっぷり通信するならバンド固定はしておいた方がいいでしょう。
Rakuten WiFi Pocket 2Bでバンド固定する方法
Rakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定は、次の9ステップで簡単に設定できます。
バンド固定の手順
- Rakuten WiFi Pocket 2Bとスマホを接続
- Webブラウザを開きアドレスバーに「192.168.0.1」と入力
- 「admin」と入力してログインをタップ
※adminは初期値です。 - 初回はパスワード変更のダイアログが出るので任意で変更する
- ルーターのLTEをOFFにして「設定」をタップ
- 「ネットワーク選択」をタップ
- 「手動」を選び「変更」をタップ
- 「Rakuten 44011」を選び「適用」をタップ
- 前の画面に戻りLTEをONにする
これでRakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定は完了です。
Rakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定できない場合の原因と対処法
画像引用元:Rakuten WiFi Pocket 2B | Wi-Fiルーター/周辺機器 | 製品 | 楽天モバイル
最後にRakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定ができない場合の原因と対処を見ていきましょう。
バンド固定できない場合や固定したはずなのにパートナー回線に繋がる主な原因は次の2つです。
- 設定時に楽天モバイルの電波を掴んでいない
- 端末を再起動した
設定時に楽天モバイルの電波を掴んでいない
Rakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定は、手動で楽天モバイルの電波を選択することで行います。
楽天モバイルのエリア外で設定をしようとしても、接続先の一覧に楽天モバイルの電波である「Rakuten 44011」が表示されません。
バンド固定ができないという方の多くがこの原因なので、Rakuten 44011が表示されない場合はエリアを今一度チェックして、楽天モバイルの提供エリア内で設定しましょう。
端末を再起動した
Rakuten WiFi Pocket 2Bを再起動するとバンド固定が解除され、再起動時に1番強い電波に再接続されます。
特に屋内は楽天モバイルよりauの方が繋がりやすいので、「バンド固定したのに速度制限になった」ということが起こります。
Rakuten WiFi Pocket 2Bをバンド固定して運用するなら、極力電源を切らずに運用した方がいいでしょう。
また、電池切れ等で端末再起動後は、面倒でも設定を確認してください。
Rakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定は簡単!
今回は楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket 2B」のバンド固定方法と固定できない時の対処を解説しました。
- バンド3に固定すれば5GB制限を受けにくくなる
- パートナー回線終了はまだ先なのでバンド固定は有効
- 管理画面で接続先を選ぶだけでスマホでも設定は簡単
- Rakuten WiFi Pocket 2Bのバンド固定は確実ではない
- ビルの中や地下が繋がりにくくなることに注意
- バンド固定の設定は楽天モバイルのエリア内で行う
- 端末の再起動後は再設定が必要
バンド固定すれば、auパートナー回線エリアの5GB制限を気にせず無制限で使えます。
設定自体も特に難しいことはなく、手動接続にして楽天モバイルの電波を選ぶだけです。
バンド固定できない場合は次の2点を確認しましょう。
- 楽天モバイルエリア外では設定できない
→楽天モバイルのエリア内で設定すればOK - 端末再起動でバンド固定が解除される
→基本は電源を切らずに運用して再起動後は設定を確認
2021年10月以降はauパートナーエリアは順次終了しますが、完全終了まで時間がかかるため、まだまだバンド固定は有効です。
Rakuten WiFi Pocket 2Bを利用中の方は、今回の解説を参考にぜひバンド固定して5GB制限を気にせずたっぷり使いましょう!