
楽天モバイルは格安の料金プランやお得なキャンペーンなどから、他の大手キャリアと比べてもコスパが良いと定評があります。
そんな楽天モバイルで、物理SIM・eSIMの再発行や交換手数料が無料化されました。
今回は、楽天モバイルのSIM交換手数料無料化の概要やメリットについて詳しく解説していきます。
併せて、楽天モバイルの料金プランやキャンペーンについても触れていくので、契約を検討している人は是非参考にしてください。
- 対象は物理SIMとeSIMの両方
- 物理SIMは紛失盗難・故障に遭った時に無料で交換できる
- eSIM対応機種間の機種変更も手数料が無料になる
- 他キャリアは有料になるので完全無料は楽天モバイルだけ!
※本記事中の価格は全て税込み表示
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT V(料金プラン) | 楽天モバイル
2020年10月12日から物理SIMとeSIMの交換・再発行手数料が無料
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT V(料金プラン) | 楽天モバイル
10月12日より、楽天モバイルにて物理SIM・eSIMの交換手数料が無料になりました。
まずは、無料化の概要について詳しく解説していきます。
eSIMへの移行・再設定が無料に
最近サービスが普及してきたeSIM。
物理的なSIMカードがなく、サーバー上の情報をスマホで読み込みSIMとして機能させるもので、SIMカードを差し込んだり機種変更の際に交換する手間がありません。
日本ではまだまだ知名度は低いですが、海外ではかなり普及しています。
楽天モバイルでは、eSIMへの移行(物理SIMからeSIMへの切り替え)や再設定が無料で行えることになりました。
eSIMに興味がある人も、楽天モバイルでは気軽に変更することができるようになります。
物理SIMを再発行するケース
eSIMだけでなく、物理SIMの交換や再発行も無料になります。
では、物理SIMを再発行するケースとはどのような場合なのでしょうか?
SIMカードが壊れた時
SIMカードが読み込まなくなった・折れてしまった・濡れてしまったなど、SIMカードが故障した時の交換手数料が無料になります。
SIMカードよりもスマホの本体が壊れるイメージの方が強いと思われますが、突然SIMカードを読み込まなくなった・電話やモバイル通信が使えなくなったという時には、まずSIMカードの故障を疑った方がよいです。
差し替えた時に傷をつけてしまったなど、些細なダメージで故障してしまうこともあるので、取り扱いは慎重に行う必要があります。
楽天モバイルであれば、このようなSIMカードの故障時にも無料で交換できます。
紛失した・盗難に遭った時
SIMカードはかなり小さいので、差し替える時に紛失してしまうこともよくあります。
また、SIMカードには電話番号が書き込まれているため、盗難にあうこともあります。
紛失や盗難などでSIMカードが手元からなくなってしまった時にも、楽天モバイルであれば無料で交換することが可能です。
紛失・盗難してしまった場合は、まず回線の一時利用停止の手続きを行い、悪用されないように気をつけましょう。
機種変更したスマホのSIMカードのサイズが異なる時
最近のスマホの大半はnanoSIMなので、これはかなりレアケースではありますが、機種変更したスマホに対応しているSIMカードのサイズが異なる場合も交換が必要となります。
サイズの異なるSIMカードを無理矢理差し込もうとすると、故障の原因にもなってしまうので気をつけてください。
機種変更後のスマホのSIMカードのサイズが異なる時は、再発行でサイズ変更を行うようにしてください。
もちろん、楽天モバイルであれば費用はかかりません。
- 無料化開始は2020年10月12日から
- eSIMへの移行や機種変更による再設定が無料になる
- 紛失や故障などの物理SIMのトラブルの際にも無料で交換ができる
SIM交換手数料無料は楽天モバイルだけ
画像引用元:NTTドコモ 5G
では次に、楽天モバイル以外の大手キャリアのSIM再発行・交換手数料はどのようになっているのか調べてみました。
結論から先に言うと、完全無料なのは楽天モバイルだけだということがわかりました!
ドコモ・au・ソフトバンクのSIM交換手数料
ドコモ・au・ソフトバンクで発生する手数料は下記の通りです。
キャリア | SIM交換手数料 |
---|---|
ドコモ | 2,200円 |
au | |
ソフトバンク | 3,300円 |
SIM再発行時にドコモとauは2,200円、ソフトバンクは3,300円の手数料がかかります。
これらの手数料は、翌月の請求額に合算されるので店頭で支払う必要はありません。
交換は基本的にキャリアショップで行います。
来店予約をしないと混雑していて手続きを断られる・何時間も待たなければいけない可能性があるので、来店予約してからショップに向かうようにしましょう。
オンラインでの来店予約は基本的に翌日以降しか日程を選べません。
そのため、すぐに再発行したい人は、行く予定のショップに直接電話をかけて予約することをおすすめします。
紛失・盗難の場合は、すぐにコールセンターに電話をして利用停止手続きを行ってください。
故障の場合は無償交換が可能?
上記のSIM再発行手数料は、故障時にはかからないという声もあります。
実際に筆者も、以前SIMが読み込まなくなりショップに行ったところ、故障と判断されて無償で交換することができました。
公式サイトには故障時の無償交換についての詳細は記載されていませんでしたが、筆者がキャリアショップで働いていた時に「自然故障と見なされる場合は無償交換」というルールがあったので、現在も同じかもしれません。
自然故障のみ無償交換とありますが、あくまで故障の状態を判断するのはスタッフになります。
ただし、明らかに故意による故障だとわかる場合は、手数料が発生する可能性も0ではないので注意しましょう。
- ドコモとauは2,200円
- ソフトバンクは3,300円
- 故障の場合は無償交換が可能だが、故意による故障の場合は有償になる可能性もある
- サイズ変更などの再発行では必ず手数料がかかる
- 完全無料なのは楽天モバイルだけ!
eSIM再発行(再設定)手数料無料のメリット
画像引用元:ショップ | 楽天モバイル
まだまだ私たちにとって馴染みがないeSIMですが、この先どんどんサービスが普及されると予想されます。
eSIMの再発行が無料と聞いても、物理SIMよりもよくわからないという人も多いと思うので、この章ではeSIMの特性を解説しつつ、再発行手数料が無料になるメリットについて紹介します。
eSIM対応機種間での機種変更が手数料無料になる
eSIMは、前述の通り物理的なSIMカードがなく、サーバー上にあるSIM情報をスマホで読み込み、SIMとして機能させます。
そのため、eSIM対応のスマホの機種変更を行った時には、ネットで手続きをしてSIM情報の再発行を行い、機種変更後のスマホを設定します。
基本的に、この再発行・設定の時に手数料が発生しますが、楽天モバイルは完全無料です。
つまり、eSIM対応間の機種変更であれば、手数料がかからないため、無料で手続きできるようになるのです。
iPhoneは楽天モバイルでは動作保証対象外のため注意
eSIM対応機種にはiPhone XS/XR以降のiPhone機種も含まれますが、楽天モバイルでは動作保証の対象に含まれていません。
そのため、楽天モバイルでeSIMをiPhoneで使いたい場合は注意する必要があります。
口コミを見ている限りは、iPhoneでも問題なく楽天モバイルのeSIMを使うことはできるようです。
ただし楽天モバイルでは動作の保証がないので、万が一故障などのトラブルが発生した場合は自己責任となります。
また、通話アプリであるRakuten LINKアプリの機能も、iPhoneだと一部機能が制限されています。
iPhoneを使う際は、事前にチェックするようにしましょう。
楽天モバイルのおすすめポイント
画像引用元:5Gとは(楽天モバイルの5Gサービス開始) | 通信・エリア | 楽天モバイル
ここまで楽天モバイルのSIM手数料無料について詳しく解説してきました。
次に、楽天モバイルとは具体的にどのようなサービスなのか、特徴について紹介していきます。
料金プランやキャンペーンについて触れていくので、契約を検討中の人は是非チェックしてください。
月額料金が3,278円
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT V」と呼ばれるプラン1つだけで、月額3,278円となります。
3,000円台でキャリア回線が使えるということで、料金の安さで楽天モバイルを選ぶ人も少なくありません。
自社回線エリア内ならデータ通信無制限
月額3,278円という金額で何ができるのかと思うかもしれませんが、楽天モバイルの自社回線であればデータ通信が無制限で利用できます。
他社のように毎月30GBまでなどの制限はなく、容量を気にせずに好きなだけネットが使えます。
ただし、現時点ではまだまだ楽天モバイルの自社回線エリアは狭いので、全国どこでも使えるというわけではありません。
まだサービスが始まったばかりのキャリア回線なので、この先どんどんエリアは拡大していくと思われます。
エリアが拡大するごとに料金が高くなる可能性もあるので、今のうちに契約しておいた方が良いかもしれませんね。
パートナー回線でも5GBまで使える
楽天モバイルの自社回線エリアは狭いと述べましたが、自社回線エリア外ではパートナー回線であるauの回線が利用できます。
パートナー回線の場合は5GB制限となっており、自社回線のように無制限で使えるわけではありませんが、楽天モバイルのエリアを離れたとしてもネットや通話を使うことは可能です。
5G回線も使える※対応エリアのみ
以前までの楽天モバイルの料金プランでは4Gのみでしたが、9月30日に発表された「Rakuten UN-LIMIT V」では楽天モバイルの5Gにも対応しています。
そのため、対応エリアでは5Gも使うことができます。
大容量・高速・低遅延のネット通信が利用できるので、普段からネットをたくさん利用している人におすすめです。
他社の5G回線対応のプランは通常プランよりも1,000円以上料金が高くなるので、5Gも含めて月額3,000円台で使えるのはかなりお得です。
専用の通話アプリを使えば国内通話が無制限かけ放題
楽天モバイルには、通話専用の「Rakuten LINKアプリ」があります。
この通話アプリを利用すれば、国内通話が無制限でかけ放題となります。
他社だと無制限かけ放題オプションをつけると1,500円以上料金が上がるので、追加料金がかからずに通話し放題というのもかなりお得なポイントです。
通話をよくする人にもぴったりなキャリアだといえるでしょう。
Rakuten LINKアプリは、後述する楽天モバイルのキャンペーン適用条件にも含まれるので、是非積極的に使いましょう。
楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT V」が超安いので徹底解説楽天モバイルのキャンペーン
画像引用元:お持ちのスマホで乗りかえ | 楽天モバイル
次に、楽天モバイルで現在開催されているキャンペーンについて紹介します。
楽天モバイルでは数多くのキャンペーンが取り扱われていますが、今回はその中でも特にお得な3つのキャンペーンをピックアップしました。
これから楽天モバイルでの契約を考えている人は、是非チェックしてください。
プラン料金1年間無料キャンペーン
楽天モバイルのプラン「Rakuten UN-LIMIT V」のプラン料金3,278円が、1年間無料となります。
つまり、1年間はプラン料金がかからず、無料で利用できるということになります。
楽天モバイルは契約の縛りが一切ないので、1年間お試しで使ってみるのも良いかもしれません。
ただし、先着300万名までのキャンペーンなので、利用したい人は早めに手続きすることをおすすめします。
対象のスマホとセット契約で最大26,300ポイント還元
楽天モバイルでは、人気の格安スマホの取り扱いがあります。
現在キャンペーンで、対象のスマホと楽天モバイルの回線をセットで契約すると、楽天スーパーポイントが最大26,300ポイント還元されます。
ただし、還元ポイントは機種によって異なるので注意してください。
こちらのキャンペーンは11月4日8時59分までとなるので、スマホと一緒に楽天モバイルを契約したい人はキャンペーンの期限に気をつけましょう。
ポイント還元の条件として、Webでの申し込みとRakuten LINKアプリの利用が必須となります。
SIMのみ契約で最大12,300ポイント還元
スマホとセットだけでなく、SIMのみ契約でも楽天スーパーポイントが還元されます。
11月4日8時59分までにWebで申し込めば、最大12,300ポイントもらうことができます。
こちらもRakuten LINKアプリの利用が条件なので注意してください。
Rakuten LINKアプリに対応していない機種もあるので、契約前に自分が使うスマホが対応しているかどうか確認しましょう。
楽天モバイルならSIMを交換したい時にもお得!
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT V(料金プラン) | 楽天モバイル
最後に、楽天モバイルのSIMの交換・再発行手数料無料化についてまとめます。
- 対象は物理SIMとeSIMの両方
- 物理SIMが紛失盗難・故障に遭った時に無料で交換できる
- eSIM対応機種間の機種変更も手数料が無料になる
- 他キャリアは有料になるので完全無料は楽天モバイルだけ!
楽天モバイルでは、物理SIM・eSIM共に交換・再発行手数料が完全に無料となります。
そのため、SIMの故障や紛失盗難、eSIM対応スマホの機種変更を行いたい時にも、無料で手続きをすることができるのでかなりお得です。
他キャリアは2,200円~3,300円かかるので、完全無料なのは楽天モバイルだけです。
SIMの手数料が無料になるだけでなく、1年間プラン料金が無料などお得なポイントはまだまだたくさんあります。
スマホの料金を安くしたい人はもちろん、この先eSIMを使いたい・5Gを体験してみたい人も是非楽天モバイルの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
楽天モバイルの5Gはいつから?通信エリアと料金プランを解説します