【2023年最新】楽天モバイル料金シミュレーション|他キャリア比較や注意点

  • 2022年6月2日
  • by.annacom14

Rakuten UN-LIMIT V

楽天モバイルはどれだけ使っても3,278円。年会費無料の楽天カードやキャンペーン中の楽天ひかりをセットでご利用がお得。

本記事では楽天モバイルと他のキャリアを比較し料金シミュレーションを行い、実際どれくらいお得になるのか紹介していきます。

楽天モバイルへ乗り換える際の注意点なども詳しく解説していますので、ぜひとも参考にしてくださいね。

自分に合ったキャリアに乗り換えて、快適なスマホライフを送りましょう!

楽天モバイルと他キャリアの料金シミュレーション
  • 2022年7月1日から新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」がスタート
  • 楽天モバイルは月額3,278円で使い放題
  • 3GBまでは月額1,078円で利用できる
  • ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換えると2年で約10万円もお得
  • エリア外では月5GBまでしか使えないため注意が必要

トップ画像引用元:「楽天モバイル 郵便局店」が期間限定オープン! | 楽天モバイル株式会社

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイル 料金プラン
楽天モバイルは、2022年7月1日より新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の提供を開始することを発表しました。

現行プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を利用している人も、7月1日からRakuten UN-LIMIT VIIに自動移行となります。

Rakuten UN-LIMIT VIとRakuten UN-LIMIT VIIの違い

料金プランRakuten UN-LIMIT VIRakuten UN-LIMIT VII
データ量~1GBまで0円1,078円
~3GBまで1,078円
~20GBまで2,178円
20GB超~無制限3,278円
※楽天回線エリアで通信を行った場合

現行プランでは1GBまでなら無料で利用できましたが、新プランでは無料とならず、0GB~3GBまでは月額1,078円となります。

それ以降の料金は現行と変わらず、20GBまでは月額2,178円。20GB超過後は月額3,278円で使い放題です。

したがって、新プランに移行になった後も、月額3,278円の格安料金で利用できることは変わりありません。

1GBまで無料というメリットがなくなるのはネックですが、それでも3GBまで月額1,078円で利用できるのは十分安いです。

あまりデータ通信を行わない人にも、利用しやすいサービスといえます。

楽天モバイルのエリア

楽天モバイルの4G人口カバー率は、2022年4月時点で97.2%を達成しています。

サービス開始当初は限られた地域でしか楽天回線で利用できませんでしたが、現在は全国のほとんどの地域で楽天回線で通信が可能です。

ただし、楽天回線で接続ができない場合は、パートナー回線を利用することになります。

パートナー回線で利用する場合は、高速通信が行えるのは月に5GBまで。

5GBを超過すると最大1Mbpsの通信速度に制限されるので注意してください。

利用する地域が楽天モバイルエリア内に含まれるかは、公式サイトの「通信・エリア」で確認できます。

楽天モバイルの料金は、対応エリアで利用できるかによって大きく異なるため、契約前にチェックしておくようにしましょう。

5Gエリアについては、まだ限られた地域でしか利用できません。

エリアは順次拡大中ですが、4Gのように全国各地で利用できるようになるまでまだ時間がかかる見込みです。

楽天モバイルはMVNOとMNOの2種類ある

楽天モバイルは厳密には、楽天モバイル(MVNO)と楽天モバイル(MNO)の2種類があります。

格安SIM時代の楽天モバイルがMVNOで、現在の楽天モバイルがMNOとなっており、別のスマホ会社と言っても過言ではありません。

楽天モバイルは、どの時期に契約をしていてもプランは「Rakuten UN-LIMIT VII」と前述しましたが、楽天モバイル(MVNO)は別です。

そのため、楽天モバイル(MVNO)を楽天モバイル(MNO)に変更する場合は、一般的な乗り換えに近い手順を踏む必要があります。

変更方法は後述する「料金プランを変更する方法(旧から新)」にて解説していますので、ぜひとも参考にしてください。

Rakuten Linkとは?

続いて「Rakuten Link」について簡単に紹介します。

Rakuten Linkとは、楽天モバイルのキャリア化に伴ってリリースされた電話アプリです。

このアプリを利用して通話すると、国内通話が無料になります。

もちろん、相手がドコモ・au・ソフトバンク、固定電話でもOKで、SMSも発信を含めて無料です。

LINEとは異なり、相手がRakuten Linkアプリを持っていなくても通話ができるというメリットがあります。

つまり楽天モバイルは毎月の基本料金だけでなく、通話料金も非常にお得です。

Rakuten UN-LIMIT VIの特徴
  • 料金は最大月額3,278円のワンプランのみ
  • 現行プラン(Rakuten UN-LIMIT VI)を利用している場合は2022年7月1日より自動移行となる
  • 0GB~3GB利用の場合月額1,078円
  • 楽天モバイル(MVNO)に契約している場合はプランの変更が必要
  • 4G・5Gに対応
  • 楽天回線エリアならデータ量無制限
  • パートナー回線エリアは5GB/月まで
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話は無料
  • アプリ利用外の通話は22円/30秒
  • 契約期間の縛りや違約金なし

楽天モバイルの料金シミュレーション

考える女性
ここからは、Rakuten UN-LIMIT VIIと他キャリアの料金プランを比較していきます。

料金プランをシミュレーションするにあたって、比較しやすいよう下記の条件を設定しました。

シミュレーションの条件設定
  • 単身契約
  • 光回線未契約
  • 通話料金は考慮しない
  • 利用期間は2年間

各サービスを単身で利用し、光回線の割引はシミュレーションに含めないこととします。

また、2年ごとに乗りかえを検討する人が多いので、2年間利用した場合の総額についても比較しました。

楽天モバイルとドコモ「5Gギガホプレミア」を比較

楽天モバイルとドコモの5Gギガホプレミアの料金を比較していきます。

項目Rakuten UN-LIMIT VII5Gギガホプレミア
データ量0~3GBまで1,078円5,665円
~20GBまで2,178円7,315円
20GB超~無制限3,278円

ドコモの5Gギガホプレミアは、みんなドコモ割やドコモ光セット割が適用されない場合の月額料金は7,315円です。

月のデータ利用量が3GB以下の場合は、月額5,665円で利用できます。

楽天モバイルと比べて月額基本料は割高なので、単身で利用するなら断然楽天モバイルがお得です。

2年間利用した場合の総額を比較してみましょう。

2年間利用した場合の総額
  • 楽天モバイル
    3GBまでの場合:25,872円
    無制限の場合:78,672円
  • ドコモ
    3GBまでの場合:135,960円
    無制限の場合:175,560円

毎月利用するデータ量が3GB以下だった場合、楽天モバイルは2年利用しても25,872円です。

それに対し、ドコモは135,960円もかかるため、2年間利用した場合約11万円も楽天モバイルがお得です。

無制限で利用した場合も、楽天モバイルの方が約10万円も安く利用できますよ。

楽天モバイルとau「使い放題MAX 5G」を比較

次に、楽天モバイルとauの使い放題MAX 5Gの料金を比較していきます。

項目Rakuten UN-LIMIT VII使い放題MAX 5G
データ量0~3GBまで1,078円5,588円
~20GBまで2,178円7,238円
20GB超~無制限3,278円

auの使い放題MAX 5Gは、家族割やauスマートバリューが適用されない場合の月額料金は7,238円。

月のデータ利用量が3GB以下の場合は自動的に1,650円が割引かれるため、5,588円で利用できます。

ドコモの5Gギガホプレミアと同様、割引サービスが適用されないとかなり割高な料金です。

2年間利用した場合の総額を比較しました。

2年間利用した場合の総額
  • 楽天モバイル
    3GBまでの場合:25,872円
    無制限の場合:78,672円
  • au
    3GBまでの場合:134,112円
    無制限の場合:173,712円

楽天モバイルと比べると、2年間の料金の差は約10万円

ドコモ同様、単身で利用するなら楽天モバイルの方が安く抑えることができます。

楽天モバイルとソフトバンク「メリハリ無制限」を比較

楽天モバイルとソフトバンクのメリハリ無制限の料金を比較していきます。

項目Rakuten UN-LIMIT VIIメリハリ無制限
データ量0~3GBまで1,078円5,588円
~20GBまで2,178円7,238円
20GB超~無制限3,278円

ソフトバンクのメリハリ無制限の料金は、auの使い放題MAX 5Gと同じです。

月額7,238円で無制限で利用でき、3GB以下だった場合は1,650円が自動的に割引されます。

2年間利用した場合の総額は以下の通りです。

2年間利用した場合の総額
  • 楽天モバイル
    3GBまでの場合:25,872円
    無制限の場合:78,672円
  • ソフトバンク
    3GBまでの場合:134,112円
    無制限の場合:173,712円

楽天モバイルと比べると、2年間の料金の差は約10万円。

スマホの通信費を安く抑えたいなら、楽天モバイルが断然お得です。

楽天モバイルはエリアと通信品質が弱点

料金面だけで比較するなら、楽天モバイルは他社よりもかなり安く利用できることがわかりました。

スマホの通信費を節約したいなら、楽天モバイル一択と考えてよいでしょう。

ただし、楽天モバイルは他社と比べて通信品質が劣っているのが難点。

地下や商業ビルの中では繋がらないということが多々あり、エリア内であってもパートナー回線に切り替わってしまうことがあります。

パートナー回線では月に5GBまでしか高速通信が行えませんので、毎月5GB以上の通信量が必要な人は注意が必要です。

また、繋がったとしても通信速度が遅くなったり、電話が途切れてしまったりする場合もあり、通信品質はあまり良いとはいえません。

場所を選ばずに高速通信を行いたい場合は、通信品質が優れているドコモ・au・ソフトバンクでの利用をおすすめします。

料金プランを変更する方法(旧から新)

プラン変更方法
これまで格安SIM時代の楽天モバイル(MVNO)を利用している方は新料金プランへ変更できます。

手数料など、変更にかかる料金もかかりません。

それでは、楽天モバイル(MVNO)から、Rakuten UN-LIMIT VIIへ移行する手順を紹介します。

手続きは店舗とWebどちらでも行えます。

おすすめはWebでの申し込みです。

Webでの申し込みをおすすめする理由
  • 24時間いつでも申し込みできる
  • 新型コロナウイルスの感染予防になる
  • 電話サポートあり(9:00〜20:00)
  • チャットサポートあり(9:00〜24:00)
  • 楽天モバイル会員は「楽天モバイル SIMアプリ」のチャットサポートも利用可能(9:00〜24:00)

基本的にはプラン変更画面で下にスクロールしながら確認していくだけですが、SIMの初期設定などは行う必要があるため注意しましょう。

料金プランを変更する方法(旧から新)

それでは、料金プランを変更する方法(旧から新)を紹介します。

料金プランを変更する方法(旧から新)
  1. 楽天モバイルのWebページのトップから「プラン変更(移行)お申込み」をタップ
  2. 楽天会員のユーザーIDとパスワードを入力してログイン
  3. 「現在利用している料金プラン」を確認
  4. 「移行後の料金プラン」を確認
  5. 自分のスマホが楽天回線対応製品であることを確認
  6. オプションを確認、いままで使えていたオプションが継続不可の場合もあり
  7. 注意事項・重要事項説明を確認し、各項目にチェックを入れる

最後に以下の希望の項目を選択して完了させます。

3つの項目から1つを選ぶ
  • お申込み/製品購入画面に進む
  • お申込み/オプション選択画面へ(製品購入なし)
  • 製品は購入せず移行お申込み(移行手続き完了)

以上の手続きが完了したら、製品とSIMカードが届くので初期設定を済ましたらプラン変更完了です。

プラン変更というよりは乗り換えに近い手順となりますので、自分では難しいと感じるのであれば無理せずに店舗でお願いしましょう。

料金プランを変更する手順(旧から新でスマホそのまま)

具体的に、料金プランを変更する方法(旧から新でスマホそのまま)を紹介します。

料金プランを変更する方法(旧から新でスマホそのまま)
  1. まず楽天回線対応製品か確認
  2. メンバーズステーションの「楽天回線への移行」画面で、過去に購入した楽天回線対応製品を確認
  3. プラン変更(移行)の申し込みをする
  4. 申し込み完了
  5. 初期設定後、利用開始
  1. 手順1:まず楽天回線対応製品か確認
    楽天モバイル 手順1
  2. 手順2:メンバーズステーションの「楽天回線への移行」画面で、過去に購入した楽天回線対応製品を確認
    楽天モバイル 手順2
  3. 手順3:プラン変更(移行)の申し込みをする
    楽天モバイル 手順3
  4. 手順4:申し込み完了
    楽天モバイル 手順4
  5. 手順5:初期設定後、利用開始
    楽天モバイル 手順5

料金プラン見直しで楽天モバイルをお得に利用しよう

楽天モバイル

画像引用元:楽天モバイル

今回は、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIIと他キャリアの料金プランを比較し、料金シミュレーションを行いました。

楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIIは、安い料金で無制限のデータが利用できる非常にお得なプランです。

ドコモ・au・ソフトバンクの無制限プランと比較したところ、2年間の合計月額料金の差は10万円以上となりました。

料金の安さは他社よりも突出しているので、スマホの通信費を節約したいなら楽天モバイルがおすすめです。

ただし、楽天モバイルの通信品質は他社よりも劣っており、地下や商業ビルでは電波が届かない可能性があります。

パートナー回線で利用する場合、月に5GBまでしか利用できないため注意が必要です。

いざ乗り換えてみたら「使い物にならなかった」ということのないように、エリアはしっかりと確認しておきましょう。

楽天モバイルと他キャリアの料金シミュレーション
  • 2022年7月1日から新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」がスタート
  • 楽天モバイルは月額3,278円で使い放題
  • 3GBまでは月額1,078円で利用できる
  • ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換えると2年で約10万円もお得
  • エリア外では月5GBまでしか使えないため注意が必要

楽天モバイルはどれだけ使っても3,278円。年会費無料の楽天カードやキャンペーン中の楽天ひかりをセットでご利用がお得。

この記事を書いた人
宮城県出身の元キャリアショップ店員。ドコモ・au・ソフトバンクでの勤務経験があり、その知識を活かしウェブライターに転身。 契約中のキャリアはドコモ。スマホはiPhone、タブレットはiPadを使用。 漫画やアニメを観るのが毎日の楽しみ。ダイエッターでもあり、3ヶ月で10kgの減量に成功。美ボディを目指して奮闘中!