メモリの「RAM」や「ROM」とは何かを比較しながら分かりやすく解説

  • 2020年7月3日
  • by.asatsuki

スマホのメモリ

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パソコンやスマホのスペック表を見ると、必ず「RAM」や「ROM」の情報が記載されています。

これがメモリだということを知っていても、「その違いがよく分からない」という方が意外と多いようです。

今回は、この「RAM」と「ROM」の違いについて比較しながら解説していきます。

RAMとROMとは
  • RAMはデータの読み書きを行うメモリ
  • ROMはデータを保存する専用のメモリ
  • スマホ業界でROMはストレージや容量を指す
  • RAMとROMは容量が大きいほど高性能となる

意外と知らない「RAM」と「ROM」の違い

世界地図とスマートホン

最近は、普段の生活の中でも「RAM」と「ROM」の単語を耳にすることも増えてきました。

そもそもこの2つはどんな部品で、それぞれどんな役割があるのでしょうか。

RAMとROMの違い
  • RAM : 読み書きができる高速メモリ
  • ROM : 読み出し専用のメモリ

RAMの役割

まず「RAM」ですが、正式名称は「Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)」といいます。

これは「データの読み書きができる高速メモリ」のことを指します。

RAMは、スマホやPC内部でCPUが作業を行うときのメインメモリになります。

ROMの役割

「ROM」の正式名称は「Read Only Memory(リードオンリーメモリ)」といいます。

つまり「データの書き込みができない読み出し専用のメモリ」のことを指します。

実際に販売されているCDなどはこれに当たります。

RAMとROMについて

パソコンとスマホ

ここからは、先ほど軽く説明したRAMとROMをもっと詳しく見ていきましょう。

RAMとROMには、データが自動で消えるか消えないかという大きな違いもあります。

RAMは大きければ大きいほど便利

RAMをもっと分かりやすくいうと、データの読み書きを行う作業領域のことです。

作業領域として「机(デスク)」をイメージすると理解がしやすくなります。

例えば、「机(デスク)」の上に何かを広げて作業を行うとします。

その際、狭い机と広い机では、どちらが作業しやすいでしょうか。

答えはもちろん、広い方ですよね。

パソコンやスマホで「アプリやソフト」を開くときも、これと同じです。

RAMという作業スペースがあり、このスペースが広いほど、つまりRAMの容量が大きいほど作業がしやすいというわけです。

RAMは揮発性メモリーともいわれる

RAMはデータの読み書きが高速なため、パソコンやスマホ内部のCPUが処理を行う際の作業領域として使われています。

このRAMには、電源が切れるとそれまでの作業内容(RAM上のデータ)が消去されるという特徴があります。

そのため、揮発性メモリーともいわれます。

ROMとはデータ保存したメモリのこと

一方のROMは、厳密にいうと「データの書き込みができない読み出し専用のメモリ」です。

具体的な例で言えば、市販の音楽CDやDVDがこれに当たります。

これらは、録音や録画(書き込み)したものを視聴が可能となっています。

そのため、録画や録音をすることはできないようになっています。

こういった、書き込みが不可能となっているものをROMといいます。

作業領域であるRAMが「机」に例えられるように、保存専用のメモリであるROMは「本棚」に例えられます。

本棚が大きいほど本をたくさん保管できるように、ROMの容量が大きいほど多くの情報を保存しておくことができるのです。

ROMは不揮発性メモリーといわれる

ROMはこのように、データを保存することを目的としたメモリです。

また電源が切れても保存されているデータが消えることはないため、不揮発性メモリーともいわれます。

ROMと呼ばれることもある、スマホの容量(ストレージ)

スマホにROMが搭載されるようになると、スマホ業界では本来の意味とは別の意味合いで、ROMという言葉や表記が使われるようになりました。

スマホのROMやストレージについて詳しく見ていきましょう。

スマホのROM

日本のスマホでは、本来の意味とは別の意味でROMという言葉や表記が使われています。

ROMというのは、本来「データの書き込みができない読み出し専用のメモリ」のことです。

しかし、スマホのスペック表を見ても分かりますが「ストレージの容量(保存領域の容量)」という意味合いで使われています。

例えば、Androidのスペック表に記載されている「ROM:32GB」というような表現ですが、これはスマホに保存できるデータ容量が32GB(ギガバイト)という意味合いになります。

※パソコン業界のROMについては、本来の意味合いで使われています。

意味合いが異なるROM
  • パソコン : 読み書きができる高速メモリ
  • スマホ : ストレージの容量(保存領域の容量)

ストレージ容量の表記の違い

Androidではストレージの容量が「ROM」と表記されていますが、iPhoneでは「容量」と表記されています。

スマホの世界ではどちらも同じ意味です。

ストレージの表記方法の違い
  • AndroidはROM
  • iPhoneは容量

容量(ストレージ)とは何か

ここまでの解説の中で「ストレージ」という言葉が何度も出てきましたが、そもそも何のことでしょうか。

ストレージというのは「データを保存する場所」のことです。

Androidで表記されるROMも、iPhoneで表記される「容量」も、このストレージの容量のことを指しています。

RAMの場合は、電源が切れると内部データが消えてしまいます。

しかし、ストレージ(ROM)の場合は電源が切れてもデータが消えることはないため、長期的にデータを保存することが可能になっています。

また、ストレージは大きく分類する以下の3つに分けることができます。

ストレージの種類
  • 内部
  • 外部
  • オンライン

簡単に説明していきます。

内部ストレージ

内部ストレージというのは、パソコンやスマホに内蔵されている補助記憶装置のことで、「内部保存領域」ともいいます。

分かりやすくいうと、パソコンやスマホ内部でデータを保存する場所のことです。

その名の通り、デバイスの内部に搭載されているため、基本的に取り外すことはできません。

外部ストレージ

外部ストレージというのは、パソコンやスマホの外部から接続する補助記憶装置のことで、「外部保存領域」ともいいます。

パソコンでいうと「USBメモリ」や「外付けハードディスク」、スマホであれば「SDカード」や「micro SDカード」などがこの外部ストレージに該当します。

パソコンやスマホのデータ保存領域を拡張する(増やす)ために使われます。

また、内部ストレージと違い、自由に取り外すことができるのがメリットです。

オンラインストレージ

オンラインストレージというのは、外部にあるサーバーのディスクスペース(保存領域)のことを指しており、別名「クラウドストレージ」とも呼ばれます。

保存したいデータをインターネット上にあるサーバーに送信して保存できるサービスです。

オンラインストレージサービスを利用すれば、「外部ストレージ」のようなデバイスとの物理的な接続を必要とせず、デバイス自体のストレージを圧迫することもありません。

インターネットを経由して大量のデータを外部に保存(保管)することができ、いつでも取り出せるというのが大きなメリットになります。

またインターネットに繋がるデバイスであれば、いつでもどこでもデータの保管や取り出しができることもメリットです。

どのくらいのROM(容量、ストレージ)があれば十分なのか?

ROMは、データを保存するための重要なメモリです。

スマホで撮影した写真や動画のデータやゲームのアプリなどはこのROMに保存されます。

そのため、このROMの容量によって保存できるデータ量が変わってきます。

現在、一般的になっているスマホのROMの容量は次のようなものがあります。

ROMの主な容量
  • 32GB
  • 64GB
  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB

どのくらいのROMの容量があれば十分でしょうか。

写真や動画、またはアプリなどを頻繁にスマホにダウンロードしたり、保存したりするという場合は、ROMの容量に気を付ける必要があります。

最近ではスマホが進化し、動画や写真の画質が向上していることもあって、現状では64GB~512GBのROMが主流となっています。

特に動画については、写真と比べてデータ容量が大きいため、動画を頻繁に撮影して保存するという場合は、32GBのROMでは不十分な可能性が高いでしょう。

可能であれば64GB以上のROMを選ぶことをおすすめします。

ROMの容量表記はGB(ギガバイト)

ROMの容量、つまり「どれだけのデータを保存できるか」の単位には、「GB(ギガバイト)」が使われています。

また、RAM容量の表記においても、同じく「GB(ギガバイト)」が使われます。

パソコンのハードディスクでは「1TB(テラバイト)」というストレージもありますが、スマホのROMではまだGBが主流となっています。

※一部、1TBのROMが搭載されたスマホもあります。

「ミドルスペック」のスマホがおすすめ

一口にスマホといっても多数の機種があり、CPU、機能、メモリ容量、ストレージ容量なども様々です。

そのため、スマホはそれぞれのスペックを基に、大きく3つのグレードに分けられています。

スマホのグレード
  • エントリー(ローエンド)
  • ミドルスペック(ミドルレンジ)
  • ハイスペック(ハイエンド)

上記のように3つのグレードに分けられており、総合的な観点で分類されています。

これらのグレードの中で、単純にROMの容量に着目した場合、「ミドルスペック」でも64GB以上が搭載されている機種が多数あります。

そのため、最新の機能や最高スペックまでは必要ないが、「ある程度の写真や動画、音楽、ゲームなどをスマホに保存する」という場合は「ミドルスペック」おすすめです。

また、大量のデータをスマホに保存する場合には、より大きなROMが搭載されている「ハイスペック」を選ぶことをおすすめします。

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スマホのRAMはどのくらいあれば良い?

スマホで写真撮影

スマホを選ぶ際に、RAMの確認は非常に重要です。

RAMというのは「データの読み書きができる高速メモリ」のことと説明しましたが、多くの場合は単に「メモリ」と呼ばれます。

このRAMが、アプリやWEBページなどの高速な読み込みを可能にしています。

また、このRAMの容量が大きいほど、スマホのデータ処理速度は速くなります。

RAMの主な容量
  • 2GB以下:エントリー(ローエンド)
  • 3GB・4GB:ミドルスペック(ミドルレンジ)
  • 6GB以上:ハイスペック(ハイエンド)

iPhoneのRAMは?

iPhoneのRAMは、メーカー非公表となっています。

そのため、世の中のiPhoneのRAM(メモリ)情報というのは、スマホを取り扱う関連会社で解析された情報が基になっています。

「iPhoneのRAM」は「AndroidのRAM」と比べ、どの機種も全体的に容量が小さいという特徴があります。

一番最初に発売された初代「iPhone3G」の場合、RAM容量は1GBに満たない128MB(メガバイト)でした。

そこから、256MB・512MB・1GBといったように、容量が段々と大きくなっています。

iPhoneの場合は機種が新しくなるにつれ、RAMの容量が大きくなる傾向にあります。

ただし、現状ハイスペックといわれる6GB以上のRAMを搭載しているiPhone機種はまだありません。

iPhone11とiPhoneSE(第2世代)

最近話題のiPhoneといえば、「iPhone SE(第2世代)」と「iPhone11」です。

当時人気が高かったiPhone SEの後継機である「iPhone SE(第2世代)」と現状の最新機種である「iPhone11」。

これら2機種のRAMの容量はどうなっているのでしょうか。

iPhone SE(第2世代)は3GB・iPhone11は4GBとされています。

Androidと比べるとRAMの容量に大きな違いがあることが分かります。

iPhone SE(第2世代)
ディスプレイ4.7インチ
本体サイズ高さ:138.4 mm
幅:67.3 mm
厚さ:7.3 mm
重さ148 g
アウトカメラ広角:1,200万画素
インカメラ700万画素
バッテリーiPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間
RAM3GB(非公式)
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA13 Bionicチップ
OSiOS13
認証指紋認証
カラーブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED
詳細iPhone SE(第2世代)実機レビュー
iPhone 11
ディスプレイ6.1インチ
本体サイズ高さ:150.9mm
幅:75.7mm
厚さ:8.3mm
重さ194g
アウトカメラ超広角:1,200万画素
広角:1,200万画素
インカメラ1,200万画素
バッテリー3,110mAh
RAM4GB(非公式)
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA13 Bionic
OSiOS
認証
カラーホワイト・ブラック・グリーン・
イエロー・パープル・(PRODUCT)RED
詳細iPhone 11 実機レビュー

AndroidスマホのRAMは?

現状、Androidに搭載されているRAMの容量に関しては「1GBから~16GB」まで幅広くあります。

まず「どのくらいのRAMの容量があればいいか」を考える場合、基本的には「4GB~6GB」あれば十分と考えられます。

ただし、これはあくまでも一般的な使い方をした場合の話で、スマホに搭載されている機能やスマホの使い方によって大きく変わってきます。

例えば、一度に多くのアプリやページを開いたり、ゲームアプリを平行して開くといった使い方をする場合は、「4GB~6GB」では不十分な可能性があります。

そういった場合は「8GB」や「12GB」といった、より大きなRAMが搭載されている「ハイスペック(ハイエンド)スマホ」を選ぶことをおすすめします。

RAMとROMは進化する

進化RAMROM

ここまで「RAM」と「ROM」とは何かという点について、それぞれの違いを比較してきました。

また、それぞれのメモリの役割や「パソコン」と「スマホ」で使われる意味合いの違いなどを解説してきました。

それでは、ここまでの内容を「おさらい」してみましょう。

RAMとROMとは
  • RAMはデータの読み書きを行うメモリ
  • ROMはデータを保存する専用のメモリ
  • スマホ業界でROMはストレージや容量
  • RAMとROMは容量が大きいほど高性能に

年々と進化し、より高速化・大容量化を続ける「RAM」と「ROM」。

それに伴って、「パソコン」や「スマホ」もどんどん進化していきます。

これからストレージ容量の見直しや、デバイスの買い替えを予定している方は、是非上記の内容を参考にしてみてください。

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