iPhoneが熱くなる原因6つと対処法8つ

iPhoneが熱くなる原因6つと対処法8つ|寿命が短くなるは本当?

  • 更新日:2024年1月4日
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  • ※本記事は2024年1月4日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

iPhoneを操作しようとして、火傷しそうなほど熱くなった経験がある人はいるのではないでしょうか。

実は、iPhoneが熱くなった状態は大変危険です。

動作が不安定になったり、バッテリーの消耗が早くなったりするだけでなく、悪化すると故障してしまうことも少なくありません。

そこで本記事では、iPhoneが熱くなる主な原因と対処法を解説します。

iPhoneが熱くなる原因

iPhoneが熱くなる主な原因は6つ

iPhoneが熱くなる原因のうち、最も可能性が高いのは高負荷です。アプリをたくさん起動している方は要注意です。

基本的には以下の対処法を試してみてください。

また、記事中では発熱によってiPhoneの寿命が短くなるという、よくある噂が本当かどうかも調査しました。

iPhoneが熱くなったら、まずは本記事を参考にして対処してみてくださいね。

この記事を書いた人
ライター歴11年目のフリーランスライター。パソコン・スマホ・格安SIM関連の書籍やWebメディアを多数執筆。iPhoneの可能性に惹かれてこの道に入った、スマホ大好き人間。

iPhoneが熱くなる主な原因は6つ

iPhoneが熱くなる主な原因は6つ
iPhoneが熱くなるのは、以下の6つの原因が考えられます。

各原因の詳細を見ていきましょう。

高負荷がかかっている

iPhoneが熱くなる原因のうち、最も可能性が高いのは高負荷です。

iPhoneは非常に高性能なスマホなので、複数のアプリを同時に起動することができます。

しかし、アプリをたくさん起動していたり、3D系のゲームや拡張現実系のアプリを操作したり、高解像度の動画視聴をしたりするときは要注意です。

iPhoneの処理を行っているCPUにかなりの負荷がかかります。

CPUが動作している最中は多くの電力を消費しており、その過程で熱が発生します。

この状態が長く続くと冷却が追いつかずにCPUが過熱してしまい、他のパーツにも熱が伝わることでiPhone全体が高温になってしまうのです。

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外部温度の影響

2番目に考えられる原因が、外部温度の影響です。

猛暑日に使用したり、直射日光が当たる場所で使用したりすると、iPhone本体の温度が上昇しやすくなるようです。

Apple公式では、iPhoneの温度管理について次のように注意しています。

iOS デバイスや iPadOS デバイスは周囲の温度が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。極端な高温下で iOS/iPadOS デバイスを使うと、バッテリーの持ちが悪くなることがあります。

引用:iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合 – Apple サポート (日本)

また、iPhoneはアルミニウムやグラファイトのような熱伝導性の高い素材を採用しています。

外部温度が高くなると周囲の熱を吸収しやすい性質があるので、なおさら危険と言えるでしょう。

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充電中のアプリの操作/急速充電

iPhoneの充電中はバッテリーに電流を供給する過程で化学反応が起こっているため、熱が発生するのが一般的です。

何も操作しないのであれば問題ないのですが、充電中にアプリを操作するとCPUやバッテリーに高負荷がかかるため、複数の要因が重なり合ってさらに熱くなってしまいます。

また、短時間で充電できる急速充電の過剰使用も熱くなる原因の1つです。

急速充電は通常の充電よりも高電力で電力を供給するため、過電流・過電圧によって熱が発生します。

高電力供給が長く続く場合は、バッテリーへの熱の影響がより大きくなってしまいます。

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バッテリーの劣化

iPhoneのバッテリーは、何度も繰り返し充電するほど劣化していきます。

バッテリーの劣化が進むと充電の効率が低下していき、繰り返し充電することになるため、熱が発生しやすくなります。

また、経年によって蓄電した電力を保持しにくくなることも、より多くの熱を発生させる原因です。

Apple公式によると、iPhoneのバッテリー寿命は約3年。

フル充電しても80%を下回っていれば、かなりバッテリーが劣化していると理解して差し支えないでしょう。

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電力消費しやすいiOS更新

iPhoneの動作を制御する大事な役割を持つiOSは、バージョンアップによってバグの修正や新機能の追加などが行われます。

iPhoneを便利で安全な状態に保つためにアップデートは欠かせません。

しかし、最新バージョンにアップデートした時に、SNSなどで一部のユーザーから発熱が報告されることも少なくありません。

原因はいくつか考えられますが、Appleの公式Twitterアカウントによると、アップデートから48時間は通常よりも多くの電力を消費するため、iPhone本体が熱くなる場合があるとのこと。

iOSが原因であれば、時間の経過と共にバッテリー消耗と放熱も落ち着くとアナウンスされています。

アップデート直後は、しばらく様子を見ることをおすすめします。

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放熱を妨げるケースの使用

iPhoneを衝撃や水から守るために、ケースを利用している人は多いでしょう。

iPhoneは高負荷のアプリを使用したり、長時間連続駆動したり、充電したりするときなどに熱が発生しやすくなります。

iPhoneは、冷却システムによってこうした熱を放熱することで動作を安定させます。

しかし、遮熱性の高い素材が使用されたケースや密閉性の高いケースを使用している場合は要注意。

iPhoneの放熱を邪魔してしまうので、熱がこもってiPhoneが熱くなる可能性が高いです。

iPhoneが熱くなる時の対処法8つ

iPhoneが熱くなる時の対処法8つiPhoneが熱くなったときは、以下の8つの対処法を試してみてください。

各方法の詳細を見ていきましょう。

高負荷のアプリを終了する

高負荷のアプリを使用すると、iPhoneのCPU動作が活発になり、その結果として熱が発生します。

このような場合は、高負荷のアプリを終了すると効果的です。

アプリを終了することでCPUの負担が軽減され、放熱が促進されます。

iPhone X以降のiPhoneでアプリを終了する手順は次の通りです。

  1. 画面下部のホームバーを上方向にスワイプ
  2. 起動しているアプリの一覧が表示されたら、左右にスワイプして終了したいアプリを探す
  3. 終了したいアプリのサムネイルを上方向へスワイプ

iPhone SEシリーズでアプリを終了する手順は次の通りです。

  1. iPhone本体のホームボタンを素早く2回押す
  2. 起動しているアプリの一覧が表示されたら、左右にスワイプして終了したいアプリを探す
  3. 終了したいアプリのサムネイルを上方向へスワイプ

長時間高負荷のアプリを使用すると高確率で熱がこもりやすくなるので、適宜アプリを終了するようにしてください。

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放熱を妨げるケースを外す

iPhoneケースを付けていると密閉されてしまうため、効果的に放熱できません。

ケースを外すことで本体が周囲の冷たい空気に触れることができるようになり、放熱が促されます。

もっとも、ケースを外すのは、iPhoneの放熱が落ち着くまでの一時的なもので構いません。

ただし、iPhoneケースの素材によっても放熱を妨げることがあります。

合成樹脂・プラスチック・レザー・シリコンのような熱伝導率の低い素材は、iPhoneが放熱しにくいです。

これらのケースを使用している人は、アルミニウム・グラフェンなど熱伝導率の高い素材のケースや、通気性の良いメッシュタイプのケースに変えるのもおすすめです。

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バックグラウンドで動作する機能をオフにする

iPhoneは、アプリを起動していないときでもバックグラウンドでさまざまな通信を行っています。

バックグラウンドで動作している機能は、データのバックアップ・プッシュ通知・アプリの自動更新など多数。

バックグラウンドで動作している機能はCPUにかなりの負荷をかけるため、iPhoneに熱が発生しやすくなります。

これらの機能をオフにすることで、熱が発生しにくくなりますよ。

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通信機能をオフにする

Wi-FiやBluetoothなどの通信機能がオンになっていると、バッテリーの消費が早くなります。

バッテリーの消費はつまるところ発熱の原因になるため、これらの通信機能をオフにすることでバッテリーへの負担を軽減できます。

Wi-Fi・Bluetoothなどの通信機能は、コントロールセンターや「設定」アプリからオフにできるので、発熱が気になったらオフにしてみましょう。

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電源をオフにしてしばらく冷やす

iPhoneの電源をオフにしてしばらく冷やすことで、放熱効果が期待できます。

電源をオフにすると内部の電力供給が遮断され、熱源となるCPUの動作が強制的に一時停止します。

この状態のまま冷やすことで周囲の温度とのバランスが取れ、iPhone本体にこもった熱が拡散されやすくなりますよ。

ただし、早く冷却したいからといって冷たい場所に置くと急激な温度変化が起こるため、かえってiPhoneに負担がかかります。

あくまで自然な状態で冷却するようにしましょう。

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充電中にiPhoneを使用しない

充電中のiPhoneは、普段以上に熱が発生しています。

この状態でiPhoneを操作するとCPUや充電回路へさらに負担がかかってしまうため、熱がより蓄積されてしまいます。

つい操作したくなってしまいますが、充電中にiPhoneを使用しないだけでも、内部の熱を効果的に放熱してくれますよ。

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修正アップデートを確認する

iOSのバージョンによっては、アップデート時用後にiPhoneが熱くなることがあります。

このような発熱をはじめとしたバグが多数報告された場合、Appleも早期に修正アップデートをリリースする傾向にあります。

修正アップデートとは、過去のiOSで発見されたバグやセキュリティ上の脆弱性などを改善することを目的としたもの。

修正アップデートがリリースされたら、いち早く適用しましょう。

なお、アップデートが必ずしも発熱に対する改善効果を持つわけではありません。

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冷却グッズを使用する

iPhoneの発熱対策として、冷却シートやスマホクーラーなどのスマホ向け冷却グッズも効果的です。

これらのグッズを適切に使用することで、スマホの放熱を効果的に促進する効果が期待できますよ。

ただし、冷却グッズも長時間使用すると加熱や故障することもあるので注意しましょう。

iPhoneが熱いとバッテリー寿命は短くなる?

iPhoneが熱いとバッテリー寿命は短くなる?
ネット上では、iPhoneが熱くなるとバッテリー寿命が短くなるという噂が囁かれています。

この噂に明確な根拠はなく、真実とも嘘とも断言できません。

しかし、iPhoneのバッテリーは熱に弱いリチウムイオン電池を採用しているため、iPhoneの高温状態が続くとバッテリーの持ちが悪くなることはApple公式からも明言されています。

バッテリー寿命が短くなることとバッテリーの持ちが悪くなることは、必ずしも同義ではないので注意しましょう。

iPhoneが熱い時に充電の減りが早いのはなぜ?

iPhoneが熱い時に充電の減りが早いのはなぜ?
iPhoneが熱い時は、特に充電の減りが早いと感じた人も多いのではないでしょうか。

iPhoneが35℃以上の高温状態になるとバッテリーに負担がかかり、充電効率にも悪影響を及ぼします。

ただし、iPhoneが熱くなると内部のパーツを保護するために自動的に温度調節を行うことがあり、その一環で充電が遅延・停止することがあるようです。

この状態でiPhoneを操作しても当然ですが充電は減っていく一方なので、普段よりも減りが早いと感じる一因になっていると考えられます。

iPhoneが冷却されると充電の減りも改善される可能性があるため、無理に充電をしたり操作したりするのは控えてください。

iPhoneが熱くなる時にやってはいけないこと・注意点

iPhoneが熱くなる時にやってはいけないこと・注意点
次に、iPhoneが熱くなる時にやってはいけないこと・注意点について解説していきます。

iPhoneが熱くなる時にやってはいけないこと・注意点は次の通りです。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

早く冷まそうと保冷剤を当てる

結論から言えば、iPhoneを保冷剤で冷やす行為は大変危険なので絶対にしてはいけません。

保冷剤でiPhoneを冷やす行為は、溶けた保冷剤からの水滴がiPhoneの内部へ入り込んだり、結露を起こしたりする恐れがあり、故障の原因となってしまいます。

iPhoneには耐水機能があるので、少々濡れても大丈夫だろうと気軽に考えてはいけません。

確かにiPhoneは耐水機能によって水没しても一時的に動作こそしますが、完全に防御してくれるわけではないのです。

もし、このことを知らずに保冷剤を使ってしまったら、速やかに中断してiPhoneを乾かしてください。

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再起動する

iPhoneが熱くなったときは、冷却のために自動的に温度調節機能が働きます。

しかし、iPhoneを再起動してしまうと、せっかくの温度調節が中断されてしまいます。

さらに、再起動によってCPUやバッテリーに負荷がかかるため、さらに発熱が悪化してしまうことも考えられるため、大変危険です。

iPhoneの動作が重くなったときには再起動が大変効果的ですが、各種機能が制限される温度調節中に限ってはNGな行為なので注意しましょう。

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分解する

iPhoneが熱くなる原因はさまざまですが、中には自分で分解して故障箇所を特定しようと考えるユーザーも少数ながら存在するようです。

近年のiPhoneは複雑化しており、簡単には分解できないようになっています。

そのため、初心者が無理に分解しようとすると、誤ってほかのパーツを破損する可能性があります。

また、バッテリー付近には高電圧がかかっているため、素手で触れると感電する可能性もあるので大変危険です。

何よりも、分解してしまうとiPhoneの保証も無効になってしまい、高額の修理費用がかかってしまう可能性があります。

もし、分解の必要がありそうな場合は、Apple公式の修理サポートや認定の専門業者などを利用するようにしてください。

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充電する

iPhoneが発熱しているときに充電するのも逆効果です。

前述したように、iPhoneを充電する時は通常よりも発熱します。

バッテリーの素材でもあるリチウム電池は熱にとても弱いため、充電することでバッテリーの温度がさらに上がってしまいます。

バッテリーの劣化が進む原因にもなるので、発熱中に充電はしないようにしてください。

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高温環境・直射日光の当たる場所で使用する

iPhoneは熱伝導率の高い素材が使用されており、放熱して温度を下げる仕組みになっています。

しかし、iPhoneが発熱中に高温環境や直射日光の当たる場所で使用すると、内部の温度がさらに上昇して放熱の邪魔をしてしまいます。

大変危険なので、発熱中のみならず普段からも高温環境や直射日光の当たる場所での使用は控えましょう。

iPhoneが熱くなる時のよくある質問

よくある質問

最後に、iPhoneが熱くなる時のよくある質問とその回答を紹介します。

iPhoneが熱くなったときに備えて、ぜひ一読してみてくださいね。

iPhoneが熱くなるのはなぜ?

iPhoneが熱くなる理由は、さまざまな要因が考えられます。

負荷が大きいアプリの使用などの内部要因から、高温環境での使用などの外部要因などに大別されます。

詳しくは、上述の「iPhoneが熱くなる主な原因は6つ」を参照してください。

いずれの原因であっても、適切にiPhoneを冷却することが大切です。

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iPhoneを買ったばかりなのに熱くなる理由は?

買ったばかりのiPhoneも、発熱するケースが多々報告されています。

これは、iPhoneの初期設定やバックアップからの復元時にCPUへ高負荷がかかることが原因であると考えられます。

一時的に発熱はするものの、基本的には時間の経過と共に通常の温度に戻るので安心してください。

初期設定やバックアップからの復元が終わるまでは、様子を見るようにしましょう。

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iPhoneが熱くなるのはウイルスが関係してる?

iPhoneがウイルスのせいで熱くなる可能性は、かなり低いです。

Apple公式によると、iOSはAppleによってセキュリティが厳重に管理されており、App Storeでリリースされているアプリには厳しい審査が行われているとアナウンスしています。

以上のことを理由に、アプリ経由でのウイルス感染による発熱のリスクは低いとされています。

ただし、Webブラウザ経由でウイルスに感染する可能性もゼロではありません。

セキュリティ対策アプリをインストールして対策しておくことをおすすめします。

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iPhoneが熱くなるアプリはある?

3DやARなどの重い処理を要求するアプリは、CPUに大きな負荷がかかります。

長時間使用するとiPhoneが熱くなる可能性が高いです。

また、複数のアプリを同時に起動しても発熱することもあります。

使わないアプリは適宜終了したり、削除したりすることで発熱を防止するようにしましょう。

適切な温度を保ってiPhoneの発熱を防止しよう

今回は、iPhoneが熱くなる原因と対処法について解説しました。

iPhoneが熱くなる原因は、さまざまなものが考えられます。

本記事で紹介した原因に思い当たることがあれば、適切な対処法を行うことで解決できる可能性があります。

iPhoneは精密機器ですので、適切な環境のもとで使用するようにしましょう。

なお、発熱が頻繁に起こるようであれば故障の可能性も考えられます。

そのような場合は、修理に出すことも検討してみてください。