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世界的に知名度が高いiPhoneはさまざまな国で販売されています。
海外で販売されているiPhoneは日本仕様で作られた国内版とは違う特徴を持っており、実は日本でも人気が高いアイテムです。
そこで今回は、海外版iPhoneの購入する時の注意点や購入方法を紹介します。
- 技適マークの有無
- 電源アダプタの形状が違う
- iPhone 7以前はFeliCaが使えない
- 国内のショップではイオシスがおすすめ
海外版iPhoneは日本にいながら手に入れることが可能です。
購入できるサイトや買う手順も合わせて解説するので、ぜひ確認してください。
海外版iPhoneとは
海外版のiPhoneとは、海外で使うことを想定して作られたiPhoneです。
Appleの本社があるアメリカをはじめ、ヨーロッパ、カナダ、中国、台湾、香港などで購入できるのが海外版のiPhoneです。
日本のAppleストアやAppleオンラインストアで販売されているiPhoneは、日本で使用するために作られた国内版になります。
海外版と国内版iPhoneの違い
海外版と国内版iPhoneの主な違いは6つです。
特にカメラのシャッター音などは、海外版を好むユーザーからの評価も高いです。
- カメラのシャッター音
- デュアルSIM
- SIMフリー
- 周波数
- 本体価格
- 貴重なので高く売れる
では、1つずつ内容を見てみましょう。
カメラのシャッター音
1番の大きな違いと言っても過言ではないのがカメラのシャッター音です。
カメラで撮影するとき、海外版iPhoneはシャッター音が鳴りません。
しかし、国内版のiPhoneは撮影時に必ずシャッター音が鳴ってしまいます。
盗撮を防止するために導入されている機能で、日本だけではなく韓国版のiPhoneもシャッター音は鳴ります。
デュアルSIM
iPhone 12シリーズのSIMスロットの仕様を見てみると、海外版と国内版で違いがあります。
海外版iPhoneは物理SIMを2枚挿せるデュアルSIMに対応しています。
- 海外版(中国、香港、マカオ):nano-SIM×2※
- 国内版:nano-SIM+eSIM
海外版のすべてのiPhone 12シリーズに当てはまる訳ではありませんが、中国、香港、マカオのiPhone 12はnano-SIMを2枚挿して使えます。
電話やメールの送受信を2つの電話番号で使い分けて使用することが可能です。
※iPhone 12 miniはnanoSIM+eSIM
SIMフリー
海外版のiPhoneは最初からSIMフリーの状態となっています。
国内版の場合、ドコモ・au・ソフトバンクではSIMロック状態で販売されています。
SIMフリーにするためには、手続きを申し込む必要があります。
ただ、国内でもApple StoreでSIMフリー版が購入できます。
周波数
iPhone 12はすべてのモデルが5Gに対応しています。
しかし、アメリカ版のiPhoneに関しては5Gの中のミリ波という周波数にも対応します。
5Gは「Sub6」と「ミリ波」という2つの周波数に分かれています。
その1つであるミリ波は30GHz〜300GHz帯の周波数で直進に強いという特徴をもっています。
ただ、日本国内で5G通信が可能なエリアはSub6のみが使える状況です。
そのため、ミリ波に対応していない国内版のiPhoneでも日本では通信に困ることはありません。
本体価格
iPhoneは販売国によって本体価格が異なります。
アメリカの場合、州によっては消費税の有無や税率が異なるため国内版より安く購入できます。
しかし、海外版を日本国内で購入する場合、送料などを加味すると購入費用の総額が国内版の価格を上回る可能性もあります。
貴重なので高く売れる
日本で広く普及しているのは日本仕様で製造された国内版です。
日本のAppleストアやドコモ・au・ソフトバンクでは国内版の販売のため、海外版は希少価値が高いといえます。
今回紹介しているように、国内版とは搭載技術に違いがあるため海外版は日本でも人気が高いアイテムです。
海外版iPhoneを持っている人が売ることを考えた場合、高い買取価格がつくケースがあります。
海外版iPhoneの注意点|技適マークをチェック
国内版とは違う仕様や機能があるため、海外版iPhoneの購入を検討している人もいるでしょう。
しかし、海外版を使うときの注意点も存在します。購入する前に1度目を通しておいてください。
- 技適マークの有無
- 電源アダプタの形状が違う
- iPhone 7以前はFeliCaが使えない
技適マークの有無
画像引用元:総務省|技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
海外版iPhoneには技適マークが付いていないものがあります。
技適マークというのは、日本の電波法令で定めている技術基準に適合している無線機(携帯電話)であることを証明するマークのことです。
この技適マークが付いた無線機(携帯電話)は、有限で希少な電波を使用する際に定められたルールに従って技術を搭載しています。
日本では技適マークが付いていない無線機(携帯電話)を使用すると電波法違反になります。
国内版iPhoneは日本で使用することを想定して製造されているので、技適マーク付きです。
しかし、海外版iPhoneは日本での使用を前提に作られていないので、技適マークが付いていない場合があります。
海外版iPhoneを日本で使用すると、電波法違反に該当する恐れがあります。
海外版の中には、国内の技適取得をしているものもあるので、購入の際には必ず確認をしましょう。
電源アダプタの形状が違う
海外版iPhoneは販売国に合わせた電源アダプタが同梱されています。
そのため、日本の電源ポートと形状が合わないケースが多々あります。
日本で使用するなら電源アダプタを自分で用意しなければなりません。
iPhone 12に関しては、電源アダプタの付属自体を廃止しているため、すべての人が別途で用意する必要があります。
iPhone 7以前はFeliCaが使えない
海外版のiPhone 7以前のモデルはFeliCaを搭載していません。
FeliCaとは、ソニーの非接触ICカード技術方式のことです。
Suicaなどの交通系ICカードや楽天Edy、WAON、nanacoなどの電子マネーに採用されている機能です。
iPhone 8以降のモデルは海外版でもFeliCaに対応していますが、iPhone 7以前のモデルはSuicaや電子マネーが使えません。
交通機関をよく利用する人や電子マネーで買い物をする人は購入するモデルに注意してください。
海外版iPhoneを買う方法
画像引用元:中古スマホ・タブレット販売の【イオシス】|けっこう安い。
海外版iPhoneは下記の場所で購入できます。
海外の通販サイトの利用も可能ですが、外国語で操作しなければならないため、少し負担が大きいかもしれません。
日本にいながら海外版iPhoneを買う場合、日本語で表示している日本の通販サイトが使いやすいです。
- 海外のAppleストア
- 海外の通販サイト
- 日本のフリマアプリ/サイト
- 日本の通販サイト
国内のサイトで買える場所は少ないですが、海外版iPhoneの購入に前向きなら、特にイオシスがオススメです。
個人とのやり取りになるフリマアプリやフリマサイトとは異なり、購入後の保証もしっかりしているためです。
ここでは、イオシスで海外版iPhoneを買う手順を紹介します。
イオシスでの購入手順①
画像引用元:中古スマートフォン格安販売の【イオシス】
まずはイオシスにアクセスします。
カテゴリーやフリーワードから買いたいiPhoneを見つけましょう。
イシオスで販売されている商品は6つのランクに分けられています。
- 新品
- 未使用品
- アウトレット
- 中古Aランク
- 中古Bランク
- 中古Cランク
新品に近いほど価格は高額です。
付属品やキズの有無などをよく確認して選んでください。
海外版と国内版を分けて検索できない
イオシスでiPhoneを検索すると海外版と国内版が同時表示されます。
新品/未使用と中古品を分けたりストレージ(容量)別で探したりはできますが、一覧では海外版・国内版どちらなのかが分かりづらいです。
気になった商品があれば1度クリックして、説明欄に「香港版 SIMフリー」などの記載があるかを確かめましょう。
イオシスでの購入手順②
購入したいiPhoneを見つけたら、「カートに入れる」を選択します。
購入方法はイオシスの登録やログイン無しで簡単に注文できる「通常購入」とAmazonアカウントで決済できる「Amazon Pay」の2つから選べます。
- 「ご入力画面へ」を選択
- 氏名・メールアドレス・電話番号・住所などを入力
- 支払方法を選択し案内に従って入力
- 「確認画面」へ進み「この内容で注文する」を押す
- 「仮注文」が完了
- 「Amazon Pay」を選択
- Amazonアカウントでログイン
- Amazonに登録済みのお届け先や支払方法を確認
- 「続行」へ進み「この内容で注文する」を押す
- 「仮注文」が完了
イオシスでの購入手順③
イオシスでは、購入手続きをしても仮注文の状態です。
担当者が在庫を確認して問題がなければ、注文受付完了メールが届きます。
注文受付完了メールを受け取るまで入金手続きはせず、店舗からのメールを待ちましょう。
おすすめの海外版iPhone
海外版iPhoneでおすすめしたいモデルは3つあります。
それぞれの特徴も含めて詳しく紹介していきます。
- 【物理SIM2枚】iPhone 12 Pro
- 【物理SIM1枚】iPhone 12 mini
- 【物理SIM1枚】iPhone SE(第2世代)
【物理SIM2枚】iPhone 12 Pro
1つ目としておすすめしたいのは、物理SIM(nano-SIM)を2枚挿せるiPhone 12 Proです。
iPhone 12 Proは、日本では2020年10月23日から販売開始したモデルです。
iPhone 12 Pro | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.4mm |
重さ | 187 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角、望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 128GB・256GB・512GB |
CPU | A14 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | シルバー・ゴールド・ グラファイト・ パシフィックブルー |
詳細 | iPhone 12 Pro評価レビュー |
では、スペックをもとに注目したい特徴を紹介します。
- CPUが向上
- 超広角・広角・望遠とLiDARスキャナー
- ストレージが3種類から選べる
CPUが向上
iPhone 12 Proに搭載されているCPUはA14 Bionicです。
前モデルのiPhone 11に搭載されていたA13 Bionicより性能が向上しています。
A14 Bionicは処理速度や電力効率、機械学習の演算などが向上ています。
特に省電力や機械学習性能を強化している点に注目が集まっています。
超広角・広角・望遠とLiDARスキャナー
iPhone 12 Proのメインカメラは超広角・広角・望遠の3つの機能が搭載しています。
広角と超広角の両方でナイトモードが使用でき、光が少ない場所でも美しい写真が撮影できます。
また、LiDARスキャナーにも注目です。
LiDARは「Light Detection and Ranging」の略で光検出と測距を意味します。
レーザー光を利用して被写体との距離を測り、背景をキレイにぼかします。
iPhone 12 Proのカメラ機能によって、ますます美しい写真が撮れるでしょう。
ストレージが3種類から選べる
iPhone 12 Proは、128GB・256GB・512GBと3つのストレージを用意しています。
ストレージ容量が大きくなるほど価格も高くなります。
自分の用途に合わせて選べる点は魅力ですね。
【物理SIM1枚】iPhone 12 mini
2つ目におすすめしたいのが、物理SIM(nano-SIM)を1枚挿せるiPhone 12 miniです。
まずは、iPhone 12 miniを紹介します。
iPhone 12 miniは、日本では2020年11月13日に販売をスタートしたモデルです。
iPhone 12 mini | |
---|---|
画面サイズ | 5.4インチ |
本体サイズ | 高さ:131.5mm 幅:64.2mm 厚さ:7.4mm |
重さ | 133 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 64GB・128GB・256GB |
CPU | A14 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | ホワイト・ブラック・ (PURODUCT RED)・ グリーン・ブルー・ パープル |
詳細 | iPhone 12 mini評価レビュー |
では、スペックをもとに注目したい特徴を紹介します。
CPUとストレージがiPhone 12 Proと同じ
iPhone 12 miniもiPhone 12 Proと同じくA14 Bionicを採用しています。
iPhone 11に採用していたA13 Bionicより性能が向上したCPUです。
また、ストレージも128GB・256GB・512GBの3つが用意されているので、自分の希望に合うタイプが選択できます。
5.4インチの小さめiPhone
iPhone 12 miniのディスプレイは5.4インチです。
巨大化が加速していたiPhoneの中でも貴重なコンパクトタイプといえます。
大型のiPhoneが扱いづらい人に需要が高いディスプレイサイズです。
5Gに対応
iPhone 12 miniは5G通信に対応しています。
5G環境を用意しているキャリアのSIMを使えば、5Gの高速通信が楽しめるでしょう。
【物理SIM1枚】iPhone SE(第2世代)
最後に、iPhone 12 miniと同じく物理SIMを1枚挿せるiPhone SE(第2世代)を紹介します。
iPhone SE(第2世代)は、日本では2020年4月24日に販売開始したモデルです。
iPhone SE(第2世代) | |
---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ |
本体サイズ | 高さ:138.4 mm 幅:67.3 mm 厚さ:7.3 mm |
重さ | 148 g |
アウトカメラ | 広角:1,200万画素 |
インカメラ | 700万画素 |
バッテリー | iPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間 |
RAM | 3GB(非公式) |
ROM | 64GB・128GB・256GB |
CPU | A13 Bionicチップ |
OS | iOS13 |
認証 | 指紋認証 |
カラー | ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED |
詳細 | iPhone SE(第2世代)実機レビュー |
では、スペックをもとに注目したい特徴を紹介します。
- 4.7インチのコンパクトタイプ
- ポートレートに対応
- 価格が控えめ
4.7インチのコンパクトタイプ
iPhone SE(第2世代)は4年ぶりに再登場した人気モデルです。
ディスプレイサイズが4.7インチと小型で、手の小さい人からも多くの支持を受けています。
片手での操作がしやすく、ポケットに入れても違和感を感じづらいでしょう。
ポートレートに対応
iPhone SE(第2世代)のカメラはポートレートに対応しています。
ポートレートとは、背景をぼかして被写体をクッキリさせた写真が撮れる機能です。
また、ポートレートのエフェクトも下記の6つから選べます。
- 自然光
- スタジオ照明
- 輪郭強調照明
- ステージ照明
- ステージ照明
- ハイキー照明
価格が控えめ
iPhone SE(第2世代)の新品を日本のAppleストアで購入すると最安で49,280円になります。
10万円を軽く超えるiPhoneが多い中、半分以下の価格で購入できる点が魅力的ですね。
また、2020年4月24日の発売から数ヶ月経過しているため、今から海外版を購入する場合も安く手に入ります。
シャッター音が鳴らない海外版iPhoneをゲットしよう
画像引用元:iPhone12と香港版入荷情報 | 中古スマホ販売の【イオシス】
今回は海外版iPhoneをおすすめする理由と購入方法を紹介しました。
もう1度ポイントをまとめます。
- シャッター音がない
- 物理SIMを2枚挿せる端末がある
- 最初からSIMフリーの状態
- iPhone 12はミリ波で5Gに対応
- 国によっては日本より安く手に入る
- 購入はイオシスがオススメ
海外版iPhoneは国内版とは違う技術が搭載されていたり、SIMカードを2枚挿せたりできるなど複数のメリットがあります。
日本では数多く普及していないため、売るときにも高く買い取ってもらえる可能性が高いです。
海外版iPhoneを購入する場合は新品・未使用品・中古品が揃っているイオシスが便利で安心です!