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2019年2月1日からHUAWEIから発売された「HUAWEI nova lite 3」ですが、ユーザーからはコスパ最強スマホとして発売前から噂されていました。
しかも、HUAWEI nova lite 3はMVNO(格安SIM)専売モデルとなります。
また多くのMVNOではHUAWEI nova lite 3と格安SIMのセット販売を展開していますので、SIMの契約がネックとなる事も考えられます。
今回は最強スマホと噂されるHUAWEI nova lite 3の価格からスペックまで、その詳細を紹介していきます。
- 独自のアルゴリズムによる高精度の顔認証
- 多種多様なモード設定が可能なカメラ機能
- 1,600万画素のインカメラもAIに対応
- 価格は29,030円で格安SIMの各プランで差異あり
トップ画像引用元:HUAWEI nova lite 3 | HUAWEI Japan
1 HUAWEI nova lite 3のスペック
画像引用元:HUAWEI nova lite 3 スペック | HUAWEI Japan
まずは気になる、HUAWEI nova lite 3のスペックをみていきましょう。
モデル名 | HUAWEI nova lite 3 |
---|---|
発売日 | 2019年2月1日 |
価格 | 29,030円(税込) |
OS | Android 9ベース EMUI 9.0.1 |
SoC | Kirin 710 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 6.21型/ノッチ付き/19.5:9 |
解像度 | 2,340 x 1,080/FHD+ |
アウトカメラ | 1,300万画素+200万画素 AIデュアルカメラ |
インカメラ | 1,600万画素 AIシングルカメラ |
バッテリー容量 | 3,400mAh |
カラー | ミッドナイトブラック コーラルレッド オーロラブルー |
サイズ | 高さ:155.2mm 横幅:73.4mm 厚さ:7.95mm |
重量 | 160g |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 b/g/n 準拠 2.4 Ghz |
対応回線 | ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル au(アップデート後に利用可能) |
取り扱いMVNO | mineo公式ショップ など |
2 HUAWEI nova lite 3の機能・仕様
画像引用元:HUAWEI nova lite 3 | HUAWEI Japan
ここではHUAWEI nova lite 3の気になる機能・仕様を詳しく紹介していきます。
2-1 おサイフケータイ・ワンセグ・防水防塵には非対応
ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアでは一般的となっている、
- おサイフケータイ
- ワンセグ
- 防水防塵
ですが、HUAWEI nova lite 3では全て非対応となっています。
現在使用しているスマホで以上のような仕様・機能が必要というユーザーの場合にはHUAWEI nova lite 3に機種変更をする場合には注意が必要です。
ユーザーのライフスタイルまで大きく変えてしまう恐れがありますので、購入前には事前の確認をおすすめします。
2-1 ホーム画面・プリインストールアプリ
ホーム画面には1番左がGoogleフィールドとなり初期設定ではiPhoneのように全てのアプリがホーム画面に表示されるといった仕様となります。
HUAWEI nova lite 3はMVNO専売モデルとなっていますので、プリインストールアプリも購入するMVNOによっても変わってきます。
2-2 ナビゲーションキーをカスタマイズできる
利用する上で頻繁に使用するナビゲーションキーでは「設定」の「システム」内にある「システムナビゲーション」からカスタマイズが可能となっています。
またナビゲーション操作は、
- ジェスチャー
- 3つのキーによるナビゲーション(デフォルト設定)
- ナビゲーションメニュー
の3つの中から選択が可能です。
さらにデフォルトの3つのキーを利用するナビゲーションキーも戻るボタンの配置位置の変更など、自由にカスタマイズが可能なのも特徴となっています。
このように、HUAWEI nova lite 3のボタン操作のナビゲーションキーは配置が自由に変更可能ですのでユーザーの好みの操作感で利用する事が出来ます。
頻繁に利用する事の多いナビゲーションキーを好みにカスタマイズ出来るというのは、ユーザー側に立った便利な機能となっています。
2-3 Android 9をベースとしているOSが搭載
一般のユーザーが意外とチェックし忘れるのが、搭載OSの仕様です。
HUAWEI nova lite 3では最新のAndroid 9をベースにカスタマイズが施された、EMUI 9.0.1が搭載されています。
日本向けに完全日本語に対応しており、HUAWEIの自信作の便利な機能などが満載のOSとなっています。
ベースとなるOSに最新のAndroid 9を採用する事により、ベースとなっているOS自体にも実装されている様々な機能が利用可能となっているのが特徴です。
長期的な利用を考えるのなら、新型のOSの方がセキュリティ面の心配もなく安心して運用可能となります。
また、2月2日の時点で最新のアップデートが入りましたので、これから購入するユーザーはOSのアップデートを忘れずに行いましょう。
今回のアップデートによりau回線も利用可能となりますので、端末用途の幅が広がる事は間違いありません。
HUAWEI nova lite 2レビュー|評判通りの性能で最高コスパのスマホ次の章でも、HUAWEI nova lite 3の機能・仕様を詳しく説明していきます。
2-4 DSDV対応により2回線同時待ち受けが可能
HUAWEI nova lite 3ではNanoSIMが2枚挿入可能となっています。
2枚どちらのスロットも4Gに対応しておりますので、ダブル4Gでの待ち受け可能なDSDVも利用可能です。
以前までは4Gと3GのDSDSが主流ととなっていましたが、au VoLTE SIMは通話もデータ通信も4Gを利用しています。
そのため通話に4Gを割り当てた場合、DSDSではどうしても一方が通信速度の遅い3Gを利用しなくてはいけませんでした。
通話に3Gが利用可能なドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルであれば通話に3Gを割り当てる事で高速通信が可能な4Gに格安SIMのデータプランSIMを挿して高速通信が可能です。
しかし、DSDSではau回線を利用しているユーザーには、その通信性能を完全に出し切れる環境が整備されていない状態でした。
DSDVであれば、4Gに通話を割り当てた場合でも、一方も4Gでの待受が可能ですのでauユーザーも2回線同時に高速通信が利用できる様になりました。
また、auユーザーだけでなくドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルユーザーも4Gに通話を割り当てることが可能です。
これにより品質の高いVoLTEでの音声通話を同時待ち受け機能を利用していても使えるようになるといったメリットが受けられます。
2-5 指紋認証だけではなく顔認証も利用可能
画像引用元:HUAWEI nova lite 3 | HUAWEI Japan
HUAWEI nova lite 3では指紋認証以外にもインカメラを利用する事で顔認証にも対応しています。
この顔認証はインカメラを利用する事により可能とした簡易的なタイプの認証方法となります。
しかし、HUAWEI独自の技術によるインカメラから取り込んだ顔情報を独自のアルゴリズムで認証行う事を強みとしています。
これによって、これまでのインカメラを利用した顔認証よりもその精度が高くなっているのが特徴となっています。
本人の写真などではロックの解除は不可能となりますので、より安全なセキュリティシステムといえます。
加えて顔認証以外にも異なる生体認証システムの指紋センサーを同時に搭載している事もメリットとなっています。
例を挙げると、顔認証が上手く働かないケースが利用していくうちに出てきますので、顔認証が難しい状況の場合には指紋認証に切り替える事でスムーズな運用が可能です。
サングラス・マスクなどで、顔の一部を隠している状態の時などにはパスコード入力の煩わしさのない指紋認証が使えるのも最大のメリットとなります。
HUAWEI nova lite 3の顔認証では比較的暗所でもロック解除率が高くなっていますので、メインのロック解除方法としても十分働いてくれます。
顔認証の設定はダイレクトロック解除が便利
画像引用元:HUAWEI nova lite 3 | HUAWEI Japan
顔認証の便利な設定として「ダイレクトロック解除」があります。
これは電源ボタンを押すと顔認証が自動で実行され、即座にホーム画面が表示されるようになる設定です。
デフォルトの設定では、ロック解除後にスワイプする事でホーム画面にを表示させるといった手順ですので、より快適に利用が可能となります。
設定は「設定」から「セキュリティとプライバシーポリシー」内の「顔認証」から設定が出来ます。
2-6 カメラで取り込んだ画像で商品検索が可能
画像引用元:HUAWEI nova lite 3 | HUAWEI Japan
これはGoogleレンズに似た機能となっています。
Googleで検索する場合にはテキスト文字を入力する事で検索を実行します。
商品名・サービス名などの名称が分かっている時の検索にはとても重宝です。
しかし、街で見かけたような名称の分からない商品のようなテキスト文字による検索がしづらい場合に真価を発揮するのがAI VISIONとなります。
HUAWEI nova lite 3のカメラで商品などを被写体として捉える事でAI VISIONを利用する事が可能です。
その被写体の画像情報を頼りに検索を実行する事が出来ます。俗に言う画像検索にも似た便利機能となっています。
AI VISIONの利用方法はカメラを起動して画面上部に並ぶアイコンの一番左を選択します。
すると、画面下部に、
- QRコード
- テキスト
- ショッピング
- 画像検索
のが選択肢が出てきます。
サイトから商品を探すのか、取り込んだ画像から検索するのかその時のケースで切り替えて利用する事が可能です。
画像検索ではカメラで捉えた映像で認識したものを画像検索を自動でしてくれます。
また、ショッピングではカメラで捉えた画像の情報を基に購入先を表示して案内をしてくれます。
しかしながら、機能としてはまだまだ発展途上となっていますので、その正確性も発展途上といったところです。
新しい技術を体験可能なのもHUAWEI nova lite 3の強みとなっています。
HUAWEI nova lite 3を購入したら是非利用する事をおすすめしたい機能である事は間違いありません。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
HUAWEI nova 3レビュー|高いデザイン性と高コスパのSIMフリースマホ次の章では、HUAWEI nova lite 3のカメラ性能について詳しく解説します。
3 HUAWEI nova lite 3のカメラ性能
画像引用元:HUAWEI nova lite 3 | HUAWEI Japan
HUAWEI nova lite 3には1,300万画素+200万画素のデュアルカメラが搭載されています。
HUAWEIといえばカメラですが、HUAWEIフラッグシップモデルは世界ランキングでも1位を獲得しています。
そのスマホカメラ性能・開発レベルにおいてはHUAWEIの右に出るところは現状では見当たりません。
HUAWEIのカメラ機能の優秀さはフラッグシップモデルのみならず、HUAWEI nova lite 3のような廉価端末でもカメラ性能への力の注ぎ様はまさに本物です。
HUAWEIの端末は数多く世に出ていますが、安い端末にもかかわらず、ハイエンド端末のカメラ性能を凌ぐ仕上がりは毎回市場の話題となります。
HUAWEI nova lite 3もその例に漏れず、本気度が惜しみなく注がれているモデルとなっています。
2つのカメラを利用する事で、美麗な背景ボケの撮影が可能なポートレートモード。
また、
- 撮影後にピント位置・ボカシ具合を変更できるワイドアパーチャ
- 劇的な撮影精度の向上が見込まれるAI技術
が採用されています。
AIデュアルカメラは22のカテゴリー・500に及ぶシナリオを認識する事で、最適な調整を施すことが可能となっています。
もはやプロが撮影した様な美しい写真がいつでも誰でも、撮影可能となっているのが最大の特徴といえます。
3-1 カメラの設定項目
AIのオン・オフはカメラアプリの上部から切り替えが可能となっておりますので、通常撮影とAI撮影を切り替えながら撮影をする事も容易に出来ます。
撮影モードの種類は下記の通りです。
- 写真:通常撮影
- ポートレート:背景をボカして撮影
- ビデオ:動画撮影
- 夜景:夜景撮影に最適な調整で撮影
- アパーチャ:撮影後にピント位置やボカシの強度が変更可能
以上の撮影モードは撮影画面下部に表示されますので、瞬時に切り替えが可能となっています。
上記以外にも「その他」をタップする事で下記の様なマニュアル撮影の機能も利用出来ます。
- プロ
- パノラマ
- ARレンズ
- ライトペインティング
- HDR
- コマ抜き
- フィルタ
- ステッカー
以上の多種多様な撮影モードが利用可能ですので、撮影する楽しさを満喫出来る仕様となっています。
シャッターの音も静か
シャッターの音は消音にする事は防犯の観点からも不可能ですが、シャッター音自体は静かな仕様となっています。
人が集まるファミレスなどの飲食店でもシャッター音を気にせず撮影が可能ですので、SNSをしているユーザーにも嬉しいポイントといえます。
3-2 実際の撮影感
HUAWEI nova lite 3の撮影した感じを見ていきます。
撮影する写真はAIをオンにして撮影する事を前提にAIによる自動チューニングを施される状態で撮影する事としています。
画質に関しては期待を裏切る事なく、さすがといった感じです。
それでもHuaweiのハイエンドモデルには届きませんが、同ランクのモデルとの比較では、やはり敵はいないといった印象となっています。
ポートレートモード
ポートレートモードは人物撮影に向いている撮影モードとなりますが、他の被写体でも背景をボカして撮影が可能です。
ポートレートモードでは撮影時にボカシ度合いの変更には対応していません。
しかし、簡単にボカシのかかった撮影をした撮影後の写真ではワイドアパーチャ同様、ピント位置の調整・ボカシ具合の変更が可能となっています。
ワイドアパーチャ撮影
撮影時にボカシ具合を指定可能なだけではなく、撮影後にも背景のボカシ具合やピント位置を再調整可能なワイドアパーチャモード。
ボカシもかなり強くする事も可能となっています。
その仕上がりも圧巻で、さすがデュアルカメラといった具合の美しさで、背景と被写体がクッキリと分かれていてしかも不自然さも感じません。
廉価モデルでここまでの写真撮影が可能なのは、流石はHUAWEIをいったところでしょう。
3-3 1,600万画素のAI対応インカメラ
画像引用元:HUAWEI nova lite 3 | HUAWEI Japan
HUAWEI nova lite 3のカメラの最大の特徴とも言えるのはインカメラです。
インカメラでもAI技術を使った撮影が可能なのもユーザーにとっては嬉しいポイントとなっています。
また、インカメラにはアウトカメラと違い、セルフィーに特化したAI認識仕様となり、8パターンの背景を認識し被写体とのバランスをAIが判断し調整します。
ちなみにこの機能は、OSのアップデートをすることで実装可能となっていますので、端末を購入した際には忘れずにアップデートする事をおすすめします。
4 HUAWEI nova lite 3はやはりカメラ性能が秀逸
画像引用元:HUAWEI nova lite 3
いろいろな特長をみてきましたが、HUAWEI nova lite 3はどういったユーザーにおすすめなのかを整理してみます。
- ブラウザ・SNSなどを快適に使いたい
- AIカメラで美麗な写真を撮影したい
- 1,080p/60fpsに対応した動画撮影がしたい
- コストパフォーマンス重視のモデルを探している
CPUの性能自体はP20 liteよりもnova lite 3の方が高くなっておりますので、全体的な操作感はnova lite 3に軍配が挙がります。
さらにRAMの容量の3GBもお世辞にも高いとは言えませんが、操作性を考慮しても特に支障はありません。
やはり、HUAWEIのカメラは秀逸で、またAIカメラも非常に優れた仕様となっていますので、誰でも気軽に美麗な写真を撮影可能です。
その性能に対しての価格設定を考えても非常にコストパフォーマンスも良好で、まさに最強コスパモデルとなっています。
最近流行りのセルフィーや旅行先で思い出を残すのにもnova lite 3は大活躍する事間違いなしです。
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