
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?
月々の通信料が大手キャリアよりもずっと安くなると人気の格安SIM。
中には1GB以下の低容量プランを提供しているMVNOもあります。
スマホではメールやSNSが中心で、あまりデータ量を消費しないという方もいるでしょう。
そういう方の場合、非常にリーズナブルな価格でスマホを利用できるようになるメリットがあります。
しかし、1GB以下のプランでどの程度のデータ通信ができるのかが分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、1GB以下のプランがあるおすすめ格安SIMの比較と、最安プランではどんなことができるのかについて詳しく解説します。
トップ画像引用元:【公式】格安SIM・スマホのBIGLOBEモバイル
1GB以下の料金プランを選ぶ理由
1GB以下の料金プランを選ぶ理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
1つ1つチェックしていきましょう。
大手キャリアよりも月額料金が安い
ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアと比べて、格安SIMの1GB以下の料金プランは低価格です。
そのため、大手キャリアから格安SIMに乗りかえれば、同じ通信量が利用できるのにスマホの通信費を大幅に安くできます。
例えば、ドコモの料金プランとBIGLOBEモバイルの料金プランを比較してみましょう。
項目 | ドコモ (ギガライト) | BIGLOBEモバイル |
---|---|---|
データ量 | 1GB | 1GB |
月額料金 | 3,278円 | 1,540円 |
ドコモでは1GB以下の通信料は月額3,278円ですが、BIG LOBEモバイルなら同じ1GBが1,540円で利用できます。
月に1,738円も安く利用できるため、年間なら20,856円もお得ですよ。
大容量プランは大手キャリアと変わらない
続いて、格安SIMで大容量プランを契約した場合と、大手キャリアの大容量プランを比較してみます。
通信量が大きい料金プランは、大手キャリアと同等か、割引サービスの違いによって結果的に割高になってしまうケースもあります。
ドコモの料金プランとBIG LOBEモバイルの料金プランで比べてみました。
項目 | ドコモ (ギガホ) | BIGLOBEモバイル |
---|---|---|
データ量 | 30GB | 30GB |
月額料金 | 7,678円 | 8,195円 |
ドコモのギガホは、データ容量が30GBまで利用できて月額7,678円です。
割引サービスが適用されると2,200円が割引になるため、月々5,478円で利用できます。
一方、BIG LOBEモバイルのプランにも、30GBまで利用できるプランはありますが、月額料金は8,195円。
ドコモよりも高いですし、割引サービスでも770円しか割引ができないため、ドコモと比べて1,947円も高いです。
格安SIMは安いと言われていますが、安いのは1GB程度の低容量プランだけで、大容量プランは大手キャリアの方がお得になっています。
したがって、格安SIMを利用するなら、1GB以下のプランを選ぶのがおすすめということになります。
1GB以下のプランがある格安SIMを比較
多くの格安SIM会社で1GB以下の低容量プランがあり、非常にリーズナブルな価格で利用できます。
どこの格安SIMの料金プランがお得なのか、1GB以下のプランがあるおすすめの格安SIM5社の料金プランや特徴などを比較していきましょう。
比較する格安SIM5社の詳細は以下の通りです。
格安SIM | データ量 | 月額料金 (データSIM) | 月額料金 (音声SIM) |
---|---|---|---|
LINEモバイル | 500MB | 660円 | 1,210円 |
BIGLOBEモバイル | 1GB | ― | 1,540円 |
mineo (Dプラン) | 500MB | 770円 | 1,540円 |
OCN モバイル ONE | 1GB | ― | 1,298円 |
イオンモバイル | 500MB | ― | 1,243円 |
LINEモバイル
画像引用元:お申し込み前にお読みください|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM
LINEモバイルの最安プランは、500MBまで利用できます。
月額料金は、データ通信のみなら660円、音声通話とデータ通信が行えるプランなら1,210円で利用可能です。
あまりデータ通信を行わない方、主にWi-Fiに接続して利用する方なら、非常に低価格で利用できますよね。
また、LINEモバイルには、LINE利用時などの通信量をゼロにできる「データフリーオプション」があります。
オプション名 | 月額料金 | データフリー機能対象アプリ |
---|---|---|
LINEデータフリー | +0円 | LINE |
SNSデータフリー | +280円 | LINE・Twitter・Facebook |
SNS音楽 データフリー | +480円 | LINE・Twitter・Facebook・ Instagram・LINE MUSIC |
データフリーオプションを利用すれば、対象サービス利用中の通信量はカウントされません。
通信量を気にせずたっぷり楽しめます。
500MBに付けることができるデータフリーオプションは、LINEデータフリーのみです。
500MBのデータ容量にLINEの通信量は含まれませんので、よくLINEを使用する方は非常にお得なプランになっていますよ。
BIGLOBEモバイル
画像引用元:ビッグローブ株式会社
BIGLOBEモバイルではデータ通信のみの契約はできませんが、音声通話とセットなら1GB月額1,540円から利用できます。
余った通信量は翌月に繰り越しが可能です。
繰り越せる容量の最大値は、利用しているプランのデータ通信量の上限までです。
そのため1GBプランなら毎月1GBまで繰り越しできます。
ほとんど使わなかった場合、翌月はおよそ2GBまで利用できます。
月によって使うときと使わないときに開きがある方にも使いやすいプランになっていますよ。
家族でBIGLOBEモバイルを利用するなら、2回線目以降の月額料金は200円割引になるのもポイント。
離れて暮らす家族も対象になります。
また光回線をBIGLOBEで契約している方には、光SIMセット割が適用されます。
月額最大550円の割引が適用されてお得です。
mineo
画像引用元:サイトのご利用にあたって|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
mineoの料金プランは、500MBから利用できます。
ドコモ・au・ソフトバンクの回線によって月額料金にやや違いがあります。
ドコモ回線の場合はデータ通信のみなら月額770円、音声通話とデータ通信のセットなら月額1,540円です。
料金プランは、毎月25日までなら無料で翌月分から変更ができます。
翌月たくさん使う予定があるときも、自分にピッタリなプランで利用できますよ。
また、余った通信量を家族や友だちに分ける「パケットギフト」や、分け合いができる「パケットシェア」もあります。
全く知らないmineoユーザー同士で分けある「フリータンク」や「チップ」というサービスもあります。
OCN モバイル ONE
画像引用元:OCN モバイル ONE | NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま
OCN モバイル ONEは、1GBコースから利用できます。
OCN光サービスを利用している方は月額料金から220円が割引になるため、1GBコースが月額1,078円になります。
OCN モバイル ONEの特徴は、音楽アプリの通信消費が0になるMUSICカウントフリーです。
申し込みすれば、追加料金なし・設定不要で対象サービスの通信量のカウントがゼロになります。
- amazon music
- ANiUTa
- AWA
- dヒッツ
- Google Play Music
- LINE MUSIC
- Rec Music
- Spotify
- ひかりTVミュージック
MUSICカウントフリーを利用すれば、データ量を気にせずいつでもどこでも音楽が楽しめます。
イオンモバイル
画像引用元:業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】
イオンモバイルは、500MBプラン(データ通信+音声通話))が、月額1,243円で利用できます。
データ通信は高速通信のオンとオフが可能。
ウェブページの閲覧やアプリを使用するときのみ高速通信が行えば、通信量を節約できますよ。
また、通話料についても、イオンモバイルの無料アプリ「イオンでんわ」を利用すれば、通話料が半額になるのでお得です。
イオンモバイルは、200店舗以上の全国のイオンで申し込み・プラン変更・故障修理受付の対応をしてもらえます。
スマホのことがよくわからない人も対面でサポートしてもらえて安心です。
1GBでできることの目安
以上のように、多くの格安SIMで1GB以下のプランを提供しています。
しかし「1GBのデータ通信量で何ができるのかが分からない」という人も多いのではないでしょうか。
ここからは、1GBの通信量でできることは何か、どのくらい使えるかの目安を解説します。
1GBでどのくらいまで使えるのか目安を知っておいた方が、料金プランを選ぶときにも役立ちます。
自分がどのコンテンツでデータ量を消費しているのか、確認してみてくださいね。
GBはデータ量の単位
そもそも、GB(ギガバイト)とは何を指しているのでしょうか?
GBとはデータの容量を指す単位であり、B(バイト)やMB(メガバイト)なども同じくデータ量の単位です。
スマホで表示されている文字や画像などはすべてデータであり、その大きさを表しているのがB(バイト)と言われる単位です。
- 1B=半角文字1文字
- 1KB=1,024B
- 1MB=1,024KB(約100万バイト)
- 1GB=1,024MB(約10億バイト)
半角のアルファベット1文字で1B(バイト)の大きさであり、それを10億倍したのが1GBです。
1GBの目安
それでは、実際に1GBでどんなことができるのか見ていきましょう。
1GBでできることの目安は以下の通りです。
- メールの送受信
約66,000通(300文字程度) - ニュースサイトなどのウェブページの閲覧
約6,600ページ - LINEの通話時間
約40時間(音声通話)/約3時間(ビデオ通話) - Twitter
約1,000回(画像含むつぶやき) - 音楽再生
約20時間 - YouTube再生
約2時間(480p)
メールの送受信やウェブページの閲覧など、テキストがメインの場合は、そこまで多くの通信量は消費されません。
- スマホは連絡手段用
- SNSばかり使用する
- 動画や音楽はWi-Fi接続時しか視聴しない
という方は、1GBもあれば1ヶ月間余裕で過ごせますよ。
1GB以下のプランでも意外とできることは多い!
1GB以下のプランがある格安SIMの比較や、1GBでどんなことができるのか解説してきました。
どの格安SIMのプランも月額料金が安く、大手キャリアよりも通信費が安く抑えられます。
また、データ通信量がゼロになるオプションを利用できるものや、余った通信量をみんなでシェアできるものなど、それぞれの格安SIMに特徴がありました。
自分の使い方に合った格安SIMを利用すれば、さらにお得に利用できますよ。
通信量が1GBしかないとほとんど使えないと思ってしまう方は多いかもしれません。
しかしメールやSNS、ウェブページの閲覧などなら1ヶ月たっぷり使っても1GBには到達しません。
ただ、動画視聴やゲームプレイなど、通信量が多くかかってしまうコンテンツを利用したい時もあるでしょう。
そんな時は、Wi-Fi接続時に利用するようにすれば、意外と1GB程度で間に合う可能性があります。
格安SIMに乗り換えを検討している方は、一度どんなことに通信量が消費されているのか確認してみてくださいね。
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