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格安SIMや複数台でスマホを使いたいのに、SIMカードのサイズが端末と違うから使えないという場合があると思います。
そんなときに便利なのが、SIM変換アダプターです。
SIM変換アダプターがあれば、小さいSIMカードを大きいSIMカードとして利用することが可能です。
ただ、SIM変換アダプター使用時に故障したら保証の対象外になってしまうなど、使用する時には注意が必要です。
今回は、そんなSIMアダプターの購入場所、選ぶ時の注意点や使い方について解説していきます。
- SIM変換アダプターは家電量販店や通販サイトで購入できる
- 購入する時はアダプターのサイズを確認する
- SIM変換アダプター使用時の故障は保証の対象外
- 不安な場合はショップで変更手続きをする
SIM変換アダプターはどこで売っているの?
SIM変換アダプターは、家電量販店や通販サイトなどで購入することができます。
取り扱いしていないところもあるので、事前に確認するといいかもしれません。
家電量販店の場合
家電量販店では、下記で取り扱いがあります。
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- ソフマップ
実際に、SIM変換アダプターを購入しにソフマップに行くと、600~700円ぐらいのSIM変換アダプターがありました。
他にも中古のスマホ店やパソコンショップでも販売しているようです。
通販サイトの場合
SIM変換アダプターを取り扱いしている主な通販サイトは、下記になります。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
販売価格は、100円~600円ほどでした。
あまりにも安いと粗悪品の可能性があるので、購入する前に口コミをチェックすることをおすすめします。
SIMカードの種類
SIM変換アダプターを購入する際に把握しておくべきことは、SIMカードのサイズです。
SIMカードの大きさは3種類あります。それぞれ詳しくみていきましょう。
- 標準SIM
- microSIM
- nanoSIM
標準SIM(縦25mm 横15mm)
画像引用元:スマホドックモバイル
標準SIMは、ガラケーやスマホが出始めた時に使われていたSIMカードです。
iPhone3GSまでの端末や古いAndroidのスマホに対応しているため、現在ではほとんど使われなくなりました。
microSIM(縦15mm 横12mm)
画像引用元:スマホドックモバイル
ipone4/4s、2012~2014年頃のAndroidのスマホに多く使われています。
2~3年前の格安スマホや現在のガラケーでも使われているSIMカードです。
nanoSIM(縦12.3mm 横8.8mm)
画像引用元:スマホドックモバイル
現在、主流になっているSIMカードは、「nanoSIM」です。
iPhone 5以降のiPhoneと2014年冬以降のAndroidスマートフォンで使われています。
SIM変換アダプターはnanoSIMをmicroSIMにするのがほとんど
現在では標準SIMカードはほとんど使われていません。
nanoSIMからmicroSIMに変換する用途がほとんどを占めます。
そのためSIM変換アダプター購入時は、nanoSIMからmicroSIMに変換されるアダプターであるかどうかを確認するといいでしょう。
SIM変換アダプターを選ぶ時のポイント
SIM変換アダプターを利用するに注意点は、下記になります。
- 格安すぎると粗悪品の可能性がある
- アダプターのサイズを確認する
- SIMピンがセットになっているか確認する
- 落下防止用のフィルム・シール搭載のものがおすすめ
安すぎると品質に不安がある
SIM変換アダプターは、格安で売られているのもあります。
できるだけ安いものを購入したいと思いがちですが、安すぎるアダプターは品質に不安があると言われています。
SIM変換アダプターを利用するのはメーカーの保障適用外となっているので、もし故障してしまったらさらに出費がかかってしまいます。
そのため、安すぎるSIM変換アダプターは、購入しないのが懸命です。
不安な時は、口コミなどを確認してから購入を検討しましょう。
アダプターのサイズを確認する
SIMカードは3種類あるので、SIM変換アダプターの用途は下記の3パターンになります。
- MicroSIM→標準SIM
- nanoSIM→MicroSIM
- nanoSIM→標準SIM
そのため、SIM変換アダプターを購入するときは、下記のことに注意しましょう。
- 端末のSIMカードのサイズを確認する
- 使いたいサイズのアダプターなのか、商品をよく見る
なお、SIM変換アダプターは一部単体のものもありますが、ほとんどの製品は全てのサイズがセットになっています。
SIMピンがセットになっているものがいい
iPhoneでは、SIMカードを取り出すためにSIMピンが必要です。
基本的にSIMピンは、機種変更やキャリアを契約した時にもらえますが、小さいので失くしてしまう人が多いようです。
そのため、SIMピンがセットになった製品を購入すると良いでしょう。
落下防止用のフィルムやシールがついている製品がおすすめ
SIMカードは小さいので、挿入するときに落として傷つけてしまう可能性があります。
そのため、落下防止用のフィルムやシールが付いている製品がおすすめです。
落下防止用のフィルムやシールが付いていると安心して利用することができます。
おすすめのSIM変換アダプター
これから、Amazonで購入できるおすすめのSIM変換アダプターを2つ紹介します。
- Ciscle
- Cismax HD
Ciscle
画像引用元:Amazon | Ciscle Nano SIM MicroSIM 変換アダプター 4点セット
Amazonで特に評価が高いのが「Ciscle」のSIM変換アダプターです。
落下防止用のフィルムが付いている製品なので、安心して利用できます。
また、全てのサイズのSIMカード変換に対応しています。
- microSIM⇒標準SIM変換アダプタ
- nanoSIM⇒標準SIM変換アダプタ
- nanoSIM⇒microSIM変換アダプタ
- 取り出し用SIMピン
こちらの製品は色が6種類あって、ブラック/ホワイト/ピンク/ブルー/グリーン/イエローから選ぶことができます。
Cismax HD
画像引用元:Amazon | Cismax HD【Amazon即日出荷 】落下防止機能付Nano SIM MicroSIM 変換アダプター 4点セット グリーン
蛍光色で目に付きやすい「Cismax HD」の変換アダプターは、落下防止機能も付いており、評価が高いです。
また、全てのサイズのSIMカード変換に対応しています。
- microSIM⇒標準SIM変換アダプタ
- nanoSIM⇒標準SIM変換アダプタ
- nanoSIM⇒microSIM変換アダプタ
- 取り出し用SIMピン
こちらの製品のカラーはあかるい緑色ですが、「Cismax HD」と商品検索すると青など他の色もあります。
実際にSIM変換アダプターを購入してみた!
実際に近所のソフマップでSIM変換アダプターを購入してみました。
購入した商品は 「DOLLY SIM カードアダプター D01SIMADWH」です。
価格は税込みで720円で、SIMピンも付属されていました。
並べてみるとこんな感じです。
実際にはめてみるとこんな感じになりました。
SIM変換アダプターの使い方について
これから、SIM変換アダプターの使い方について解説します。
SIM変換アダプターの使い方の簡単な流れは下記になります。
- 端末からSIMカードを取り出す
- SIMカードをアダプターに取り付ける
- アダプターを端末にセットする
それでは、詳しくみていきましょう。
1. 端末からSIMカードを取り出す
SIM変換アダプターを使う際は、まず端末のSIMカードを取り出す必要があります。
取り出すには、端末の電源を落としてから行うようにしましょう。
Androidの場合
Androidの場合は、端末の側面から取り出すことができます。
画像のように側面にある取り出し部分に爪に引っかけると、SIMカードを見つけられます。
iPhoneの場合
iPhoneの場合、SIMカードを取り出すには、SIMピンが必要になります。
iPhoneの側面に丸い穴があるので、そこにピンを差し込んで取り出して下さい。
取り外す際には、SIMカードの金属部分がどっち向きに入っていたかを覚えておきましょう。
2. SIMカードをアダプターに取り付ける
SIMカードを取り外したら、アダプターにしっかりと取り付けましょう。
取り付けたら、端末に挿入し直して下さい。
落下防止用のフィルムやシールがある場合は、それを使って外れないように固定しましょう。
アダプターだけ入れると金具が引っかかってしまう恐れがあるので、必ずアダプターにSIMカードをはめてから利用しましょう。
3. アダプターを端末にセットする
SIMカードをアダプターに取り付けたら、端末にセットし直しましょう。
ここで注意すべきなのが、SIMアダプターの向きです。
向きを間違えてセットしてしまうと、取り外せなくなったり、SIMカードを上手く読み込めない可能性があります。
SIM変換アダプターを使う上での注意点
SIM変換アダプターを使う上での注意点についてもまとめてみました。
- 故障しても保証適用外になる
- 端末に対応しているサイズのものを使う
- SIMカードの向きを間違えない
- 空のアダプターは入れない
- 外れないようにしっかりと取り付ける
SIM変換アダプターの利用は、端末の故障に繋がってしまう可能性があるので注意が必要です。
また、故障した場合、アダプターを使用していると保証の対象外となるので、気を付けて利用しなければなりません。
それぞれの注意点を詳しくみていきましょう。
故障しても保証の対象外になる
一番注意しなくてはならないのが、故障してしまった時です。
SIM変換アダプターを使用していると保証の対象外となります。
金具が引っかかったり、抜けなくなるケースもあるようなので、アダプターを使用する際は慎重に扱いましょう。
アダプターを使いたくないという方は、SIMカードを契約したショップで変更手続きを行いましょう。
ただこちらの変更手続きには、3,000円ほどの費用がかかります。
端末に対応しているサイズのものを使う
SIM変換アダプターを使用する際は、端末に対応しているサイズのものを使いましょう。
サイズが合っていないと上手く入らない場合があります。
また、SIMカードをアダプターにセットすると厚みがでてしまうため、入らないこともあります。
無理して入れようとすると故障の原因にもなるので、注意しましょう。
SIMカードの向きを間違えない
SIMカードの向きがあってないままはめてしまうと、SIMカードが故障したり、外れなくなってしまう可能性があります。
必ずSIMカードを取り外した時は、SIMカードを挿入する向きを確認しておきましょう。
空のアダプターは入れない
SIMカードを入れてない状態で、アダプターだけ入れようとすると、端末から抜けなくなってしまうことがあります。
外れないようにしっかりと取り付ける
外れやすい状態でSIMカードをセットしてしまうと、取り出せなくなってしまったり、故障に繋がる可能性があります。
SIM変換アダプターはリスクを考慮して利用しよう
SIM変換アダプターは購入しておけば、SIMカードのサイズ変更をしなくても使えるので非常に便利です。
- SIM変換アダプターは家電量販店や通販サイトで購入できる
- 購入する時はアダプターのサイズを確認する
- SIM変換アダプター使用時の故障は保証の対象外
- 不安な場合はショップで変更手続きをする
ただアダプターの利用での故障は保証の適用外になるので、注意深く利用するようにしましょう。
安すぎるものは粗悪品の可能性もあるので、購入前に口コミを確認することをおすすめします。
もしアダプターの利用が不安なら、値段はかかりますが、契約元のサイズ変更の申し込みも検討してみて下さい。