SIMピンはダイソーやコンビニで売ってる?代用品や使い方についても解説

  • 2021年11月10日
  • by.a-sato

iPhoneSEとSIMピン

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

iPhoneや一部のAndroidスマホは、SIMカードをSIMスロットに入れたりスマホから取り出す時にSIMピンを使います。

SIMピンは小さいので、失くした・梱包箱と一緒に捨ててしまった人も多いかもしれません。

しかし、コンビニや100均で気軽に代用品を購入することができます。

今回は、そんなスマホのSIMピンの使い方や代用品について詳しく解説していきます。

SIMピンを使う時のポイントと代用品
  • スマホの電源を切る
  • SIMピンを差し込む穴を探す
  • SIMピンを差し込んだら少しだけ力を入れて押し込む
  • SIMスロットが開いたらICチップに触れないようにSIMスロットを取り出す
  • 代用品にはドコモやAppleでも推奨されているペーパークリップがおすすめ

併せて、SIMピンを使う時の注意点などにも触れていくので是非参考にしてください。

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SIMピンとは?

SIMピン

SIMピンとは、上記画像のような小さな針のようなものです。

最近のiPhoneや一部のAndroidスマホは、SIMスロットの隣にある小さな穴にこのSIMピンを差し込み、SIMスロットを開けることができるようになっています。

つまり、SIMピンはスマホにSIMカードを入れて使えるようにするためには欠かせないアイテムなのです。

AndroidスマホはSIMピン率が低い?

AndroidスマホのSIMスロット

iPhoneはこのSIMピンを使ってSIMを取り出す方式を採用しています。

Androidスマホはどちらかというと上記画像のXperia XZ2のような指で開けるタイプのSIMスロットです。

それでも最近はHUAWEIのスマホなど徐々にSIMピンが必要なスロットが多くなってきています。

Androidスマホから初めてiPhoneにした人は、どうやってSIMカードを入れれば良いのか・抜けば良いのかわからないかもしれません。

SIMピンを使うのはどういう場面?

キャリアショップで契約すると初期設定の時にスタッフがSIMカードをスマホに入れてしまうので、自分で入れたり抜いたりすることはほとんどありません。

では、SIMピンを使う場面というのは一体どのような時なのでしょうか。

SIMピンを使うのはどんな時?
  • 新しいスマホを買った時
  • 古いスマホから新しいスマホへSIMカードを差し替える時
  • SIMロック解除を自分で行う時
  • スマホに不具合が発生した時

新しいスマホを買った時

キャリアショップで契約する場合は、前述の通りスタッフがサービスで対応してくれることがほとんどですが、オンラインショップで購入した場合は全て自分でやらなければいけません。

またApple Storeや中古ショップで購入したSIMフリースマホの場合も同様です。

新しいスマホに同封されているSIMカードを差し込むのも、すべて自分で行うことになるのです。

しかし、オンラインショップで購入したスマホのほとんどには初期設定マニュアルが同封されているので、SIMピンの使い方に迷うということはほぼないと思います。

読んでもわからない時は、ネットで調べたりカスタマーセンターなどで聞きましょう。

古いスマホから新しいスマホへSIMカードを差し替える時

機種変更などでSIMカードは今まで使っていたものを使い続ける場合、古いスマホからSIMを抜いて新しいスマホに差し込むという時にSIMピンは必要になります。

この場合も基本的に、マニュアルが同封されているので安心して操作できると思います。

しかし、わからない場合は必ず我流でやらずに調べてから操作しましょう。

SIMロック解除を自分で行う時

使っているスマホのSIMロックを解除する場合、ショップでやると手数料が3,300円かかります。

ただし、自分でやる場合は手数料がかからない代わりに他社のSIMカードが必要になります。

他社のSIMカードを差し込み、認証コードを入力することでSIMロック解除の手続きが完了します。

この時にもSIMピンでスロットを開けてSIMカードの差し替えをする必要があります。

ショップの場合はスタッフが対応しますが、自分でやる場合は全て1人で手続きを進めなければいけません。

スマホに不具合が発生した時

動きが遅くなった、フリーズしたなどの不具合が発生した時に再起動する人は多いと思います。

一方で、再起動する間にSIMカードを一度抜いて再度差し込むことでスマホの調子が良くなることもあります。

この時にも当然SIMピンは必要になりますが、SIMカードを抜き差ししただけで直ってしまうことも多いので、ただの再起動で効果がなかった人は是非試してみてください。

SIMピンはどこにある?

iPhoneのSIMピン

SIMピンがどこにあるのかわからないという人も多いと思います。

前述したようにキャリアショップで契約すると、初期設定の時にSIMピンをどこから取り出したのか見ていないケースがほとんどだと思います。

iPhoneもAndroidスマホも同じですが、基本的にスマホが入っている梱包箱の中にあります。

iPhone XRは下記画像の白い封筒のようなケースの中に入っていました。

SIMピン

同じiPhoneでも機種によって入っている場所が異なるので、まだ梱包箱の中をよく見たことがない人は一度しっかり探してみてください。

SIMピンの使い方

次に、SIMピンの使い方について見ていきましょう。

ここではSIMピンを使ってSIMカードを入れ替える流れを見ていきます。

スタッフに初期設定をしてもらった後一度もSIMカードを触っていないという人は、SIMカードをスマホから出したことがないかもしれません。

しかし、スマホに不具合があった時や機種を変えずにSIMカードだけ変える時などに重宝するので、是非ここでSIMピンの使い方を覚えていきましょう。

今回は、筆者が使っているiPhone XRの画像を参考にしながら手順を解説しますが、大体どの機種も手順や使い方は同じです。

SIMピンの使い方
  1. スマホの電源が切れていることを確認する
  2. SIMスロットの隣にある穴にSIMピンを差し込む
  3. 少しだけ力を入れて押し込むと、カチャ、とSIMスロットが開く
  4. ICチップに触らないようにSIMスロットごと取り出す

手順1:スマホの電源を切る

SIMカードを抜く時も入れる時も、必ずスマホの電源が切れていることを確認してください。

SIMカードは回線の番号などの情報をスマホに書き込むための大事なカードです。

スマホが起動している間に抜いたり入れたりするとバグを起こし、故障の原因になってしまう可能性があります。

まずは必ずスマホの電源が切れているかチェックし、ついている場合は電源を一度切ってください。

手順2:SIMピンをSIMスロットの差し込み口へ入れる

iPhoneのSIMピンの使い方1
次に、SIMスロットを探します。

SIMピンが必要なスマホの場合は、基本的に本体の側面にスロットがあることが多いです。

iPhone XRも本体の右下側面にSIMスロットがありました。

スマホの色味によってはSIMスロットを探すよりも、小さな黒い穴があるのを先に探した方がわかりやすいかもしれません。

画像のような黒い穴の隣にSIMスロットがあることを確認したら、SIMピンを穴の中に差し込んでください。

手順3:SIMピンを軽く力を入れて差し込む

iPhoneのSIMピンの使い方2

次に、差し込んだSIMピンに少し力を入れてさらに押し込みます。

穴の先にSIMスロットの開閉ボタンがあるようなイメージで軽く力を入れてください。

女性や子どもの場合は少し強めに押し込む必要があるかもしれません。

すると、カチャッという音と一緒にSIMスロットが画像のように出てきます。

これでSIMスロットを開けることができたので、次はSIMカードを抜いていきます。

手順4:SIMカードのICチップに触れないようにSIMスロットごと取り出す

iPhoneのSIMピンの使い方3

SIMスロットを抜く時は、端と端を持ってゆっくり引き抜いてください。

この時、SIMカードのICチップには触れないようにしましょう。

ICチップはかなりデリケートなので触ったり衝撃が加わると故障してしまう恐れがあります。

これでSIMピンを使ったSIMカードの取り出しは終了です。

尚、SIMスロットとSIMカードの向きは決まっているので、スマホの中に戻す時は必ず向きが合っていることを確認して入れるようにしてください。

向きがあっていないのに無理矢理入れ込もうとするとSIMカードが中で詰まったりSIMスロットが抜けなくなるなど、故障の原因になります。

SIMピンの代用品はコンビニや100均で気軽に購入できる

前章までの画像を見ればわかる通り、SIMピンはかなり小さいので油断するとすぐに失くしてしまいます。

筆者もキャリアショップで働いていた時は、何度も失くして結局周りにある代用品で開けていたこともあります。

そこで、この章ではSIMピンの代用品となるアイテムを紹介していきます。

100均やコンビニで気軽に手に入るものばかりなので、是非チェックしてください。

SIMピンの代用品として使えるもの
  • ドコモやAppleもSIMピンの代用品として明言しているペーパークリップ
  • 安全ピンも使えるが、故障や怪我の可能性も否定できない
  • SIMピン自体もお店や通販で販売されているので不安な人は買うのがおすすめ

ペーパークリップ

ペーパークリップ
筆者がキャリアショップにいた頃は、契約関連の書類を全て紙面で渡していた時期なので、ペーパークリップが欠かせませんでした。

実はこのクリップ、SIMピンの太さとほぼ同じなのです。

そのため、SIMピンがない時はショップ内に大量にあったクリップを使ってSIMスロットを開けていました。

SIMピンになるようにクリップを捻じ曲げて使っていたので見栄えはあまり良くありませんでしたが。

安全性に関しては、Appleやドコモもペーパークリップが代用品として使える旨を明言しているため、問題はありません。

ただ、ペーパークリップは曲がりやすいので、従来のSIMピンのように真っすぐではなく曲がってしまっているものはあまり使うべきではないと思います。

安全ピン

安全ピン
これは調べていて筆者も初めて知ったのですが、安全ピンでも問題なく使えるようです。

安全ピンもペーパークリップと同様に100均やコンビニなどで気軽に手に入れることができますよね。

確かに針の太さもペーパークリップやSIMピンと変わらないので使いやすいといえます。

同じくらいの針と言ったら縫い針なども使えるかもしれませんね。

ただ、針なので使う上で怪我をする可能性も0ではないので、筆者としてはあまりおすすめできません。

また、SIMスロットの穴を針で傷つけることにもなるので、ないとは思いますが使い過ぎるとSIMスロットが開かなくなるなどの故障が発生する可能性もあります。

ドコモやAppleが明言している分、ペーパークリップの方が安全性は高いのではないでしょうか。

SIMピン自体もお店やネット通販で販売されている

「代用品を使うのはやっぱり怖い!」という人もいるでしょう。

最近では、SIMピンそのものが通販やお店などで販売されているようです。

メーカーの純正品というわけではありませんが、SIMピンですしそこまで気にする必要はありません。

通販で価格を調べたところ100円~200円程度で販売されていたので、100均とそこまで価格も変わりません。

送料はかかると思うので、他にも買うものがある時に一緒に購入すると良いでしょう。

SIMピンを使う時(代用品含む)の注意点

ここまでSIMピンの使い方や代用品について触れてきましたが、次にSIMピンや代用品を使う時の注意点について解説していきます。

SIMピンも代用品も、使い方を間違えると故障に繋がる恐れがあるので、しっかりと正しく使うようにしましょう。

SIMピンを使う時の注意点
  • 変な角度から差し込まない
  • あまり強く押しすぎない
  • 差し込み口の大きさに合わない代用品は使わない
  • SIMカードのICチップ部分には触れない

変な角度から差し込まない

変な角度からSIMを差し込んだり、曲がったペーパークリップを無理矢理使ったりすると穴を広げてしまったり傷を付けてしまう可能性があります。

スマホに向かって垂直にピンを差し込みましょう。

穴が広がったり傷がついたりすると中に埃などが溜まってしまい、上手くSIMスロットが開けられなくなる可能性があります。

また、小さな傷だとは思いますがSIMカードとかなり近い位置にあるので、それが原因でSIMカードに不具合が発生してしまう可能性も否定できません。

SIMピンを差し込む時は、真っすぐしっかりと差し込みましょう。

あまり強く押しすぎない

機種によってはある程度力を入れないとSIMスロットが開かない場合もあります。

ただし、あまりに強くやり過ぎてしまうとそのうちSIMスロットが出てこなくなってしまうなどの故障する恐れがあります。

実際にスタッフ時代に接客したお客さんのスマホの中には、SIMピンを入れてもあまりスロットが開かず、何とか僅かに浮いた部分を引っ張って開けることができたこともありました。

このようなことにならないためにも、適度な力で使うようにしましょう。

SIMピンの差し込み口の大きさに合わない代用品は使わない

中には画鋲や爪楊枝のような代用品も候補に挙げられていましたが、これらはSIMピンよりも少し太いのでSIMスロットの穴には合いません。

合わない代用品を使うと、SIMスロットを開けることは可能だと思いますが、使い続けていくうちに穴を広げてしまう可能性があります。

すると、前述したようにSIMスロットが開けにくくなる恐れもありますし、画鋲のような鋭利なものだと安全ピンのように怪我をしたり傷をつける可能性もあります。

合わない代用品は絶対に使わないようにしましょう。

取り出したSIMカードのICチップ部分には触れない

使い方の章でも触れましたが、SIMピンを使ってSIMスロットを開けた後、SIMカードを取り出す時にも注意が必要です。

SIMカードにはICチップが搭載されており、非常にデリケートな精密機器となっています。

手に付いた小さな埃や汚れが原因で不具合が発生する可能性もあるので、必ずICチップには触れないようにしましょう。

また、SIMスロットの内部もかなりデリケートなので、内部に埃や水分が入らないようにSIMカードを抜いたらできるだけ早くスロットを戻すようにしてください。

SIMピンの代用ならクリップや安全ピンを使おう!

最後に、SIMピンを使う時のコツについてまとめます。

SIMピンを使う時のコツと代用品
  • スマホの電源を切る
  • SIMピンを差し込む穴を探す
  • SIMピンを差し込んだら少しだけ力を入れて押し込む
  • SIMスロットが開いたらICチップに触れないようにSIMスロットを取り出す
  • 代用品にはドコモやAppleでも推奨されているペーパークリップがおすすめ

SIMピンはSIMスロットの隣にある穴に差し込むことで、新しいSIMカードを入れたり、既に入っているものを取り出すことができます。

不具合を感じた時などにSIMカードを差し直すと調子が良くなることも多いので、是非実践してみてください。

また、代用品としておすすめなのはペーパークリップですが、安全ピンも利用することは可能です。

ただし、怪我や故障には十分気をつけてください。

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この記事を書いた人
ライター歴5年。 iPhoneとXperiaの2台持ちで現在はドコモ。 ライターになる前は3年間携帯ショップの代理店で勤務。 愛猫と戯れるのが最大の癒し。
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