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Apple pay、PayPay、edy、おサイフケータイ、クイックペイ…スマホ決済にまつわる言葉なのはわかるけど、何と何が同じ種類でどう違うか、とかわからなくないですか。
コンビニでQR見せればいいのか、スマホをかざせばいいのか、とか。
でそれがアプリによっても違ったり、アプリ内でも支払い方法が複数ある場合もあるでしょ。
もうついていけん!「誰かまとめれくれ」と他力本願でしたが誰もやってくれないので自分でまとめることにしました。
まずは画像でまとめてみました↓
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
スマホ決済とは
スマホ1台で決済(支払い)することです。
このスマホ決済の方法は2種類あります。
- FeliCa
- QRコード決済
はい、まずは2つの単語が出てきました。FeliCaとQRコード決済。ここから説明します。
スマホ決済の種類①FeliCa
画像引用元:Sony Japan | FeliCa | FeliCaとは | FeliCaって何?
FeliCaとは非接触型ICカード技術方式を利用して、カードリーダにスマホをかざすだけで決済可能にするシステムです。
これはソニーが開発したシステムで、カードに内蔵されたICカードが専用のカードリーダにかざされた瞬間に通信を行い決済を行うものです。
スマホでは「モバイルFeliCa」というシステムが搭載された端末があります。
そのため機種によって使えたり使えなかったりします。モバイルFeliCaを自分で後付けすることはできません。
ではFeliCaを利用した機能は何と何でしょうか。
- Apple Pay
- おサイフケータイ
この2つが代表的なFeliCaを利用した機能です。
Apple PayはiPhoneに搭載されたシステムで、おサイフケータイはAndroidに搭載されたシステムです。
FeliCaを利用した機能①Apple Pay
日本でApple Payが使えるようになったのはiPhone 7以降です。
“日本で”と言ったのには理由があります。海外ではiPhone 6の段階で使用可能でした。
なぜ日本では使えなかったかというと、日本の通信規格のFeliCaに対応していなかったからです。
FeliCaを利用した機能②おサイフケータイ
Android特有の機能です。この機能が入っていない機種ではかざして決済はできません。
さておサイフケータイがいつ頃から使用可能だったでしょうか。
実はスマホ以前のガラケー時代からおサイフケータイは使用可能でした。
2004年発売のSO506iC、P506iC、SH506iC、F900iCの4機種に初めてFeliCa機能(iモードFeliCa)が搭載されました。
iPhone 7の発売が2016年なのでおサイフケータイの方が12年も早く利用可能でした。
じゃあFeliCa自体はいつ実用化されたか調べてみたら2001年でした。搭載されたのはみんな知ってる「Suica」です。
その3年後にモバイルFeliCaチップが搭載された携帯電話が実用化されたのでした。歴史はこんな感じ。
※おサイフケータイはNTTドコモの登録商標です。
一旦ここまでをまとめます。解説したのはFeliCa、Apple Pay、おサイフケータイの3つの単語です。
- FeliCa…カードリーダにスマホをかざすだけで決済可能にするシステム
- Apple Pay…iPhoneでFeliCaを利用して決済する機能
- おサイフケータイ…AndroidでFeliCaを利用して決済する機能
次はFeliCaと並ぶスマホ決済の方法のQRコード決済について解説します。
スマホ決済の種類②QRコード決済
画像引用元:楽天ペイ: 楽天ペイ – 街もネットも簡単お支払い!期間限定ポイント使える!
QRコード決済とはQRコードを読み取ったり、表示するだけで決済可能にするシステムです。
FeliCaのように端末にその機能が搭載されているかどうかは関係ない点が強みです。
つまり、スマホの機能に依存せず、どんなスマホでも使えるということです。
ではQRコード決済を利用したものはどんなものがあるでしょうか。答えは今世間を騒がせているアプリたちです。
- PayPay
- LINE PAY
- 楽天ペイ
- Origami Pay
- Google Pay
- メルペイ
- d払い
どれか1つくらいはスマホに入っているのではないでしょうか。
かなり大きなキャンペーンを展開し、テレビCMも打ち出していますからね。
QRコード決済を利用したアプリでの支払い方法は以下の2つです。
- 店頭にあるQRコードをアプリで読み取り支払い金額を入力する方法
- アプリ側でQRコード又はバーコードを表示してレジで読み取ってもらう方法
これは店舗で導入しているシステムによって異なります。
決済の仕組みは下記の2つです。
- アプリに事前にチャージした残高から決済する(プリペイド方式)
- 登録したクレジットカードから決済する(ポストペイ方式)
ちなみに私はPayPayにクレジットカードを登録して使っています。
もちろん流行りに乗って1回目の100億円あげちゃうキャンペーンにそそられてダウンロードしました。
登録したもののキャンペーンの時には使わず、最近東京タワーでクレープ買う時に初めて使いました。
それでは、QRコード決済を利用した代表的なアプリをいくつか解説します。
QRコード決済を利用したアプリ①PayPay
画像引用元:「PayPay-ペイペイ(簡単、お得なスマホ決済アプリ)」をApp Storeで
まずはFeliCa利用ではないのでかざして決済はできません!こういうのは改めて言っとかないと忘れちゃうので。
PayPayはヤフーとソフトバンクという超大手企業が出資して作ったPayPay株式会社が運営しています。
そりゃ100億円あげちゃうなんて太っ腹キャンペーンもできるわけだわ。
どのスマホにもアプリを入れられると言っても、使える店舗は限られています。それはなぜか。
店舗の方でも対応していなければいけないからです。この点に関してはFeliCaも一緒です。
専用のカードリーダがないとFeliCaもダメでしたね。
PayPayの支払い方法は以下の3つです。
- PayPay残高から支払う
- 登録したクレジットカードから支払う
- Yahoo!マネーで支払う
PayPay残高から支払うためにはチャージする必要があります。これには銀行口座の追加が必要です。
さらに銀行口座を追加するためにはYahoo!JAPAN IDとの連携が必要です。
クレジットカードを登録してもチャージはできません。唯一ヤフーカードのみクレジットカードながらチャージが可能です。
PayPayでは支払いの0.5%が還元されます。付与上限は5,000円/月です。
QRコード決済を利用したアプリ②Line Pay
日本のスマホユーザーのほとんどが使っているアプリ「LINE」。そのLINEのスマホ決済アプリがLINE Payです。
「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」という大々的なキャンペーンを行いました。300億円という金額にはパンチありますが、もらえる額は1人頭マックス1,000円です。
LINE Payの支払い方は以下の通りです。
- コード支払い
- オンライン決済
- LINE Payカード決済
- 請求書支払い
LINE Payの特徴として、いずれの支払い方法でも事前にチャージする必要があります。
チャージの方法は下記の通りです。
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- QRコード/バーコード
- LINE Payカード レジチャージ
- Famiポート
- オートチャージ
あれ?支払い方にもチャージにもクレジットカードが出てこない…!?でもクレジットカード登録できるよね、なんのため?と疑問に思ったので調べました。
クレジットカードを登録して支払いはできる。でもそれはクレジットカードで払うのと変わらない。ということがわかりました。
ただLINE Payの画面からクレジットカードで支払えるというだけです。色んなクレジットカードで支払う方は切り替えができて便利かもしれません。
クレジットカードは基本1枚しか使わないという方はLINE Payに登録する意味はないでしょう。
どうなんでしょう…チャージの手間が発生するっていうのはみなさん抵抗がないものですかね。
私ははっきりいって面倒くさいです!それにもしチャージ忘れててレジでまごまごしてたら、迷惑の比は改札のそれを超えます。
オフィス街の朝のコンビニでやった日にゃもう…というわけで横着で怖がりな私は使えません。
スマホ決済アプリの話がメインではないので、それはこの辺で。
QRコード決済のメリット
QRコード決済のメリットはどこにあるか。それは”どんなスマホでも使える“ところでしょう。
FeliCaが入っているかに関わらず、アプリさえダウンロードできればOK。あとはカメラが正常に使えること、くらいでしょうか。
あとは”QRコードの”というよりはアプリでのサービスのため大々的なキャンペーンが張られてお得なことですかね。
加えてポイントとかも貯まって日々節約できる点もメリットです。
また、アプリで結構あるサービスが使用履歴を見れることです。どこで何にいくら使ったかすぐに確認することができます。
- どんなスマホでも使える
- 大々的なキャンペーンがある
- 使用履歴を見れる
メリットはこんなところでしょうか。次にデメリットを見ていきます。
QRコード決済のデメリット
アプリが立ち上がるまでのタイムラグ!私が1番デメリットを感じる点はこれです。
私はほとんどApple Payのクイックペイで支払いをします。それはひとえに楽だからです。
iPhone XSの場合は右にあるボタンをダブルクリックするだけで支払いが可能になります。
アプリだとまずどこにアプリがあるか探さなきゃいけないし、アプリ立ち上がるまでに時間かかるしと朝のコンビニ向きではありません。
え、並んでいる間にアプリ探して立ち上げとけって?並んでる間はコンビニの新製品を物色してるんだよ!
もう1つのデメリットはどれが使えるかイマイチわからないことです。
QRコード決済アプリには対応している、でも使えるアプリはコレとコレ、みたいに2つのハードルがあります。
FeliCaの方は電子マネーが使えるか、否かの1つのハードルでOKです。使えるとなった場合QRコード決済のようにアプリを選択する必要はありません。
- アプリを探す、立ち上げる時間がかかる
- どのアプリが使えるかお店によって違う
もしQRコード決済アプリが1つなら”使えるか使えないか”だけで良かったのに、なまじいっぱいあるから混乱しちゃいますよね。
どうにかならんものか。例えば自分がダウンロードしているQRコード決済アプリを一纏めにして、QRコードでとったら決済できるアプリを勝手に選んで決済してくれたら最高じゃないですか!?誰か作って!
電子マネーとは
久しぶりの大見出しです。もはや前の大見出し何だったか忘れているでしょう。書いている私も忘れてて確認したくらいですから。
ここまではスマホ決済のことについて執筆してきました。FeliCaとQRコード決済があって、さらにその下にApple PayだったりPayPayがあったりして。
この章では電子マネーについて語ります。前章でいえば主にFeliCaに関係します。FeliCaに関係するということは、その下のでApple Payとおサイフケータイにも関係します。
それでは電子マネーの世界に飛び込んでみましょう。
電子マネーの種類
どんなもの概略を掴むためには聞いたことある単語を見るのが1番です。だからまずは電子マネーの種類を列記します。
- QUICPay(JCB)
- iD(NTTドコモ)
- Suica(JR東日本)
- パスモ(株式会社パスモ)
- nanaco(セブン&アイ・ホールディングス)
- WAON(イオン)
- 楽天Edy(楽天)
こうしてダーッと見るとなんとなく電子マネーってどんなものか掴めませんか。
ていうか私、常日頃支払い時に「QUICPayで!」とか調子に乗って言ってましたが、それがなんなのか今まで知りませんでした。
QUICPayとかiDとかは電子マネーです!覚えておきましょう。皆さんはコンビニとかで電子マネーの名前を言っているのです。
え、知ってたって?でも知らない人もいっぱいいると思うのよね。なんとなくおまじないみたいに言ってるんじゃないかなー。
電子マネーとは
なんとなくどんなものか掴んだところで定義を。wikipediaによると
電子マネーあるいは電子貨幣とは、企業により提供される情報通信技術を活用した支払手段の一種である。
だそうです。普通の紙幣のお金(日本銀行券)は日本国が発行しているものですよね。それと比較して電子マネーは企業が発行している電子貨幣です。
先に記載したリストに発行会社も書いたのはそういうことです。発行している会社はいわゆるナショナルクライアントです。
株式会社パスモだけちょっと「ん?」てなりませんか。他の会社の中にあると少し異質。
パスモはJR東日本をはじめとした大手鉄道会社9社の共同出資でできた会社です。つまり結局母体はナショナルクライアント。
電子マネーの特徴
電子マネーも一筋縄にはいきません。やはり種類がある以上それぞれで特徴が出てしまいます。
あーめんどk…そんなこと言っても詮無いので頑張って分類してまとめます!
分類はこうします→Apple Payかおサイフケータイとプリペイドかポストプリペイドか。
電子マネー | Apple Pay | おサイフケータイ | プリペイド(前払い) | ポストペイ(後払い) |
---|---|---|---|---|
QUICPay | 〇 | 〇 | 〇 | |
iD | 〇 | 〇 | 〇 | |
Suica | 〇 | 〇 | 〇 | |
パスモ | 〇 | |||
nanaco | 〇 | 〇 | ||
WAON | 〇 | 〇 | ||
楽天Edy | 〇 | 〇 |
とこんな感じになりました。こうして見るとポストペイ(後払い)が少ないのがわかりますね。
QUICPayとiDの2種類しかありません。私は絶対ポストペイ(後払い)派です。なぜならプリペイド(前払い)だとチャージの手間が発生するからです。
オートチャージできるよって声も聞こえてきそうですが、オートチャージするにも最初設定する手間が発生するはずです。面倒くさい。
ただ救いなのはこのポストペイ(後払い)の電子マネーがApple Payにもおサイフケータイにも対応していること。
iPhoneとAndroidどちらを選んでも使うことができます。
プリペイド(前払い)が良いという方はAndroidの方が良いですね。使える電子マネーの幅が広いです。
iPhoneだとSuica一択になってしまいます。Apple Payでプリペイド(前払い)はそれしかないからです。
あとは、パスモが気になりますね。モバイルでは一切使えません。パスモで支払う場合はカードでピッとするしかないのです。
ではではいい塩梅なので電子マネーについてまとめます。
- 企業が発行している電子貨幣
- プリペイド(前払い)とポストペイ(後払い)がある
- おサイフケータイの方が使える電子マネーは多い
スマホ決済の用語って多い…
いかがでしたか。スマホ決済にまつわる単語で疑問に思ってたことの答えはありましたか。
答えがなかった場合は是非twitterでメッセージください。おそらく私もわかりませんが調べて回答します。
ともあれ、新しい技術が普及し始めると聞きなれない単語が増えますよね。
それでも何とか使うことはできますが、出来るなら大人として仕組み・意味を理解していたいと思いませんか。
でないといつか大きなしっぺ返しを食らうかもしれません。知らないばかりに。
新しい技術については日頃からウォッチして記事にするようにしています。ですが読者からのあれ調べて教えてーの声も大歓迎です!お気軽にお尋ねください。