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スマホのバッテリー残量がすぐなくなるとお困りの方はいませんか?
バッテリーの寿命が限界で交換しなければ、と決めつけるのはまだ早いかもしれません。
スマホは入っているアプリの量や種類、そして設定方法で充電の持ちが非常に変わってきます。
今回はiPhone・Androidで役立つスマホのバッテリーの減りが早い原因と対処法をご紹介します。
スマホのバッテリー消費が早い原因
まずは、スマホのバッテリー消費が早い原因とそれらの対応策を見ていきましょう。
私たちの知らない、思わぬところでバッテリーを消費させている原因があります。
最近すぐに充電が切れると感じる方は以下の項目をぜひ参考にしてください。
- アプリが多く入っている
- バックグラウンドで動作するアプリが多い
- アプリを起動させたままになっている
- アプリのGPS設定がオンになっている
- プッシュ通知がたくさんくる
アプリが多く入っている
良さそうと思ったアプリが無料のものだと、つい気軽にインストールしてしまいますよね。
ただ実際に使ってみると、思ったほど使い勝手の良いものではなかったというケースも少なくありません。
そしてインストールしたアプリをそのままにしておくことで、スマホに少なからず負荷をかけることになります。
メモリが圧迫された状態だとスマホに負担がかかり、バッテリーの消費が早くなることにもつながります。
定期的にアプリを整理し、使っていないものは削除し、スマホの空き容量が確保しましょう。
さらに、よく使っているアプリについても、最新版がリリースされた際にはその都度アップデートすることがおすすめです。
実は同じアプリでも、バージョンが古いほど多くの電力を消費する傾向があります。
バックグラウンドで動作するアプリが多い
バックグラウンドで動作しているアプリには、注意が必要です。
LINEを例に見ていきましょう。
メッセージのやりとりをしていない間も通信やアプリの更新などといった作業がバックグラウンドで行われています。
このようにバックグラウンドで動作するアプリが多く入っていると、バッテリーの減りが早くなります。
解決する方法としては、スマホの設定からバックグラウンドでの動作を停止することです。
またそれほど使用していないアプリであるならば、思い切ってアンインストールしてしまう方が良いでしょう。
- Google Maps
アプリを起動させたままになっている
アプリを起動した状態でまた別のアプリを起動させると、同時にいくつものアプリがバックグラウンドで動作することになります。
するとスマホのスムーズな動作が妨げられ、バッテリー効率も悪くなるのです。
ですから用が済んだアプリについては、その都度終了させましょう。
ただ、頻繁に起動・終了を繰り返すこともバッテリーの消費を早めますので、よく使うアプリは起動させたままにしましょう。
アプリを終了させる方法はAndroid、iPhoneとで違っています。
Androidのアプリを終了させる方法
「マルチタスクメニュー」を選択すると、バックグラウンドで動いているアプリが表示されます。
そこで終了させたいアプリがあれば、右か左のどちらかへスワイプしましょう。
そのとき動作しているアプリをまとめて終わらせる場合には、「全アプリ終了」を選択するだけです。
iPhoneのアプリを終了させる方法
ホームボタンのある機種は、ホームボタンをダブルクリックするとバックグラウンドで動作しているアプリが表示されます。
そこで終了させたいアプリは、上へスライドさせましょう。
ホームボタンがない機種の場合、まず画面の下側から上に向かって指をスライドさせて途中で離します。
すると、バックグラウンドで動作しているアプリが表示されますから、あとは同様に操作します。
アプリのGPS設定がオンになっている
スマホの地図アプリとしては、「Googleマップ」などがよく使われています。
重宝されるアプリではあるのですが、位置情報サービスであるGPS機能はバッテリーの消費量が大きいです。
それと、アプリを起動していない間もGPS機能が有効になっていて動作していることは厄介であるかもしれません。
GPSはアプリごとに設定を変えられるので、一つずつ設定していくのは少々面倒ですが、以下で方法を見ていきます。
AndroidでGPS設定をする方法
Androidで位置情報を無効とするには、設定メニューで「ロック画面とセキュリティ」をまず選択します。
そのメニューから、位置情報を選ぶと、オンオフの選択画面が表示されます。
iPhoneでGPS設定をする方法
iPhoneの場合、まず「設定」から「プライバシー」、「位置情報サービス」のメニューを表示させます。
そこに表示される「位置情報サービスのオン・オフ」のスイッチからサービスを無効にすることでGPSが停止します。
そのほか画面下にスクロールすると、個別のアプリごとでサービスを無効とすることが可能です。
プッシュ通知がたくさんくる
メッセージやSNSでプッシュ通知機能をオンにしていることは多いと思います。
しかし、プッシュ通知が来る度に、スマホをいじっていない時でも画面が数秒間照らされることになります。
そうすると、おのずとバッテリーの消費を早めることになります。
プッシュ通知は最低限のアプリのみにし、不要に画面が照らされるのを防止しましょう。
スマホの設定でバッテリーを長持ちさせる
スマホのバッテリーは、設定の仕方次第によってより長持ちするようになります。
さらにこまかな設定に関しても、シチュエーションに合わせて変更することでスマホはより便利に使うことができるのです。
スマホ画面の明るさでバッテリーに優しく
スマホの画面が明るくなっていると確かに画面は見やすいのですが、バッテリーが早く消耗する原因にもなってしまいます。
そこで対策としては、普段から画面が最適な明るさとなるように調整しておきたいところです。
「明るさの自動設定」というメニューがあり、選択すれば周囲に合わせてスマホが自動的に明るさを調整します。
ただ自動ということで、状況次第では画面が設定前より明るくなることもあるでしょう。
それで納得することができないとなれば、さらに手動で暗めに画面を設定しておくと安心です。
なおAndroid、iPhoneのそれぞれで設定方法は異なります。
Androidで画面の明るさ設定をする方法
「設定」メニューから、「画面設定」を選択します。
そこから「明るさの自動調整」を選ぶことも、手動によって明るさを調整することも可能です。
iPhoneで画面の明るさ設定をする方法
「設定」メニューから「画面表示と明るさ」へ進むと、スライダーが表示されますから手動で明るさを調整することができます。
自動調整も同じ画面上でオンオフが切り替えられます。
スマホがスリープするまでの時間を調整する
スマホはデフォルトで、操作しなくなって一定の時間が経過すると「スリープ」という状態になります。
スリープは、画面を暗転させて節電するモードです。
そこでこのスリープモードへ移行するまでの時間を短く設定することによって、節電効果が高まります。
ただ短く設定しすぎるとすぐにスリープとなってしまい、たとえばウェブページを閲覧する際などに不便を生じかねません。
ですから使いやすさとバッテリーのことを考え併せ、適切な時間に設定したいところです。
Androidでスリープモードを設定する方法
「設定」メニューから「画面設定」メニュー、「スリープ」の項目を順次選択します。
すると、スリープへ移行する時間を設定する画面になるので、操作を停止してからスリープするまでの時間を決定しましょう。
iPhoneでスリープモードを設定する方法
「設定」メニューから「画面表示と明るさ」、「自動ロック」のへ進むとスリープになるまでの時間を設定することができます。
15秒から30分の間で設定できる項目が用意されています。
Wi-Fi・Bluetoothを無効にする
Wi-FiやBluetoothといった無線通信が有効になっているとスマホは常時、接続に必要なアクションを続けています。
それによっても、バッテリーは消耗するのです。
そこで節電のためには無線通信を普段は無効にしておき、接続する際にだけ有効にするという方法があります。
AndroidでWi-Fi・Bluetoothを設定する方法
Wi-Fiに関しては「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択しましょう。
すると一番上の「Wi-Fi」からオンオフが切り替えられます。
Bluetoothについては「設定」から「機器接続」へ進み、「Bluetooth」を選択します。
その設定画面でBluetoothを無効とすれば設定完了です。
iPhoneでWi-Fi・Bluetoothを設定する方法
「iOS13.2」以降に関しては、「設定」メニューの中でWi-FiとBluetoothのいずれについても無効とすることが可能です。
画面の自動回転を無効にする
スマホは持つ向きを変えることで、表示される画面も自動的に横になったり縦になったりして切り替わります。
これは「画面の自動回転」というものであり、スマホは縦と横の変化について自動的に感知するのです。
ただこの機能によっても、バッテリーは消耗していくことになります。
ですから自動回転を無効とすることでも、節電は可能です。
Androidで画面の回転を設定する方法
画面を下へスワイプすると、通知パネルがあります。
そこから「クイック設定ツール」を選択し、「画面の回転」が消えている状態にすると自動回転は機能しません。
そのほかにも設定する方法はいくつかありますが、手順としてはより手間がかかることになります。
iPhoneで画面の回転を設定する方法
「コントロールセンター」で「矢印&南京錠マーク」を有効にすると、スマホの画面は縦向きのままで固定されます。
それに対して横向きで固定する手順は、非常に複雑です。
- 縦向きで固定されないよう、「矢印&南京錠マーク」は無効にする
- 「設定」の「一般」メニューで「アクセシビリティ」から「アクセスガイド」を有効にする
- 「パスコード設定」でパスコードを設定
- 該当のアプリを起動させた状態でホーム画面をトリプルクリック
- 「アクセスガイド」を選択し、画面左下の「オプション」から「動作」を無効とした上で「完了」を選択
- 画面右上の「開始」を選択
こうすることで、アクセスガイドが起動している状態では横向きで画面ロックが可能になります。
スマホのバッテリーの寿命を延ばす対策
バッテリーは経年劣化するものであり、それにつれて電池の減りはどうしても早くなっていきます。
スマホのバッテリーについては新品から2年ほどで、充電量が当初の半分程度にまで落ち込むのです。
とは言っても、どのような使用状況であってもすべてバッテリーの「寿命」が同じであるというわけではありません。
大事に使うことで、バッテリーをより長持ちさせることはできるようになります。
バッテリーの負担を和らげる
通話や通信にかかわる電波の状態が不安定であると、それがスマホへ負担をかける要因となることはあまり知られていません。
地下や山間部など電波が届きにくい場所、また同時にたくさんの人が同一のWi-Fiへ接続しているような場合などが該当します。
このようなときの対策としては、機内モードを活用することがおすすめです。
スマホを機内モードへ切り替えるとデータ通信やGPSのほかWi-Fi、Bluetoothなどといった通信がオフになります。
それだけでも、スマホを休めることができるのです。
またバッテリーは暑さや寒さを苦手としています。
冬場には、室内であっても窓際に置いておくようなことは良くありません。
そして高温にはさらに弱く、受けるダメージは回復が不可能であるほどです。
ですから夏に車の中で置いておくようなことも、「致命傷」となりかねません。
そのほかスマホの画面をつけておく時間、回数を少なくすることもバッテリーの負担軽減へつながります。
画面が有機ELディスプレイであれば、画面上に占める「黒」の割合を増やすこともう有効な対策です。
具体的にはダークモードにする、背景を黒の単色に設定するなどの方法があります。
- 電波の状態が不安定な時は機内モードにする
- 極度に暑い・寒い箇所に放置しない
- 画面を不必要につけない
節電アプリの導入
最近は、節電目的で利用するアプリというものがあります。
一例として「Yahoo!スマホ最適化ツール」は、「Android4.1」以上に対応している節電ソフトです。
これを使用することによってスマホの本体、メモリについても最適化されます。
最適化によってスマホの動作が改善されると、バッテリーの節電にもつながるのです。
バックグラウンドで動作するアプリの停止、使用頻度が低いアプリの整理といった作業もアプリが対応します。
多少残っている状態で充電すべき
以前、スマホのバッテリーについては完全に放電してから充電することが良しとされてきました。
ただバッテリーの性能が向上するにともない、現在は残量が40%から80%の状態をすることが最良であるとされています
その上で最適とされるスマホの充電時間は、1時間から2時間程度です。
長時間にわたって充電を続けていると熱がこもり、バッテリーの負担となります。
そして、結果的にはバッテリーの寿命を縮めることになってしまいます。
寝る前に充電し始めて朝まで放置するというユーザーは多いのですが、この充電方法も実は良いものではありません。
またiOS13からは「最適化充電」という機能がつきました。
この機能をオンにすることで、バッテリーに優しい充電を自動でしてくれるようになります。
- 残量が40%から80%の状態で充電
- 充電時間は1~2時間程度に
- iOS13以降なら最適化充電をオンにする
スマホのバッテリー消費を抑えるには設定と使い方が大事
スマホのバッテリー消費を抑えるために有効な方法は、いろいろとあります。
こまかな設定、またスマホを使っている間にもちょっとした部分に気を遣うことが大切です。
- 明るさやスリープモードへ移行する時間などを適切に設定する
- 無線通信や通知などを無効にする
- 使わないアプリは削除するなどアプリを整理する
- 節電用のアプリを導入する
- 充電時間を適切に管理する
たとえば無線通信をしたいときにその都度有効化する設定をしなければならないとなると、面倒ではあります。
ですがそのひと手間がバッテリーの負担を少なくし、寿命を延ばすことにもなるでしょう。
長く使っていくためには、こまめな作業が必要とされるのです。