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スマホの契約やスペック表で必ず見かける文字と言えばギガバイト、実はギガバイトとは2つの意味を持つのはご存じでしょうか。
1つはスマホが月(契約先によっては日単位)にどれだけ通信できるかを表すギガバイト、もう1つはスマホ本体に保存できるデータ容量のギガバイトです。
単語も略称も同じギガ、なので「ギガとは…」と話す人も少なくないので、混在しないようにどちらのギガなのか?と判断する方法を解説します。
- ギガバイトには2つの意味がある
- 1つは通信容量を表すギガ
- もう1つはスマホ本体の保存容量を示すギガ
- 通信会社が使うのは主に通信容量のギガ
- スマホのスペック表で使われるのは保存容量のギガ
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ギガバイト(GB)とは
画像引用元:Apple(日本)
まずギガバイトとは何を表すのかと言うと、スマホやコンピューターが扱うデータ容量の大きさ(Byte)を示す単位です。
ギガとはメガの1,024倍で、実際に各バイトが1,024倍されると次の単語に繰り上がっていきます。
文字表記 | データ容量(英字表記) |
---|---|
バイト | 1バイト(1B) |
キロバイト | 1,024バイト(1KB) |
メガバイト | 1,024キロバイト(1MB) |
ギガバイト | 1,024メガバイト(1GB) |
テラバイト | 1,024ギガバイト(1TB) |
テキストデータ主体の2000年前後はKB(キロバイト)、画像データの取り扱いが増えてきた2000年代中旬はMB(メガバイト)が頻繁に使われていました。
2020年代では更に大容量の動画データをスマホでも扱うようになり、メガより更に大きなギガバイト(GB)がポピュラーです。
更に技術が進めばスマホでビッグデータを取り扱う事も珍しくなくなるので、ギガから更に大きなTB(テラバイト)表記が主流になっていくでしょう。
端数の24は切り捨て表記が一般的
なぜ24という数字が末尾2桁にあるのか?これはコンピューターが0と1のみで表す2進数を採用しているからです。
1の桁で0と1の2、2つの桁で4、3つの桁で8と桁が増えれば乗算されていき、最終的に2の10乗で1,024となり単位が繰り上げされます。
ただし一般のユーザーからは分かりにくいので、データ容量等を表す時には1,000MB=1GBと表記している業者やメーカーも少なくありません。
- スマホやパソコンで取り扱うデータ容量の大きさ
- 1ギガバイトは1メガバイトの1,024倍
- 1のデータ表記が1,000倍すると次の表記に繰り上げされる
- これからはギガより更に大きなテラ表記になるかも
スマホで使われるギガ(GB)は主に2種類
画像引用元:b-mobile
スマホのギガバイトとは「データ通信できる容量」と「スマホ本体のストレージ容量」の2つの意味合いを持つ同形異義語です。
前者のデータ通信できる容量は主に通信会社が契約の際に使い、後者のストレージ容量はスマホメーカーがスペック表で「ストレージ容量」や「ROM:〇〇GB」と記載する時に用いられます。
もし誰かに「ギガとは何か?」と聞かれたら、データ通信のギガなのかストレージ容量のギガなのか、前置きしてから説明するのが良いでしょう。
通信容量のギガ
最もポピュラーなのがスマホの通信容量を表すギガやギガバイトは、耳にする機会が多くスマホ契約でも重要なポイントです。
格安SIM等でも表記される月額〇千円でXギガバイトを更にかみ砕くと、月間〇千円でXギガバイト分のデータ容量をアップ・ダウンロードできますという意味になります。
データ通信容量を表すギガバイトは、耳にする機会も多いので2021年時点でギガというと通信容量のギガと考えてみて差し支えないでしょう。
ストレージ容量のギガ
スマホで使われるギガの内、もう1つがスマホ本体に保存できるデータ容量、即ちストレージ容量のギガを表しています。
一番身近な例がiPhoneでiPhone 12(128GB)だと、128GB分のデータがiPhone本体に保存可能で、スマホ以外にもmicroSDカードにも使われています。
スペック表や設定アプリ等から内部ストレージ容量やROMと表しているのは保存容量なので、データ通信容量と混在しないよう注意しましょう。
- 通信容量・スマホの保存容量の2つの意味がある
- いくらデータを通信できるか?が通信容量のギガ
- 通信容量のギガは月額/〇GBと表記されることが多い
- どれだけデータを保存できるか?が保存容量のギガ
- スペック表のストレージ容量が保存容量のギガ
1GBってどれくらい?通信容量編
「通信容量としての1ギガバイトとは、スマホで使うとどれぐらい?」これを簡単にまとめたのが下記表です。
利用サービス | 出来ること |
---|---|
Web閲覧 | 約6,600ページ (1ページ当たり約150KB) |
YouTube | 480p…120分視聴 720p…60分視聴 |
LINE通話 | 音声通話…約40時間 ビデオ通話…約3時間 |
音楽ストリーミング再生 | 約250曲 (1曲当たり約4分/4MB) |
メール送受信 | 約2,000通 (1通あたり500KB想定) |
Web閲覧やメールのやり取り、LINEの音声通話といった軽いデータ容量のやりとりなら、1ギガバイトでも余裕をもって通信が可能です。
しかし、YouTube等の動画サイトを高画質で視聴したり、JavaScriptがふんだんに使われたリッチなWebサイトを閲覧すると、あっという間に1GBを使い切ってしまいます。
1ギガとは使い方次第では1日持たずに使い切ってしまうこともあるので気を付けましょう。
通信容量を使い切ると速度制限がかかる
スマホ契約する場合、月額数千円で〇〇ギガバイトという定量制が主流ですが、仮に使い切っても速度制限がかかるだけで通信は出来ます。
ネット通信はもはや生活には欠かせないライフラインなので、使い切ってネット遮断になると生活出来なくなる人も少なくない為です。
ただし、通信速度は大幅に減速されて動画視聴はほぼ無理、メールの送受信ですら時間がかかるので速度制限にかからないように節約して使いましょう。
- YouTubeでは480p画質で2時間視聴可能
- LINEの音声通話は40時間、ビデオ通話は約3時間
- 高品質なサービスになれば1ギガ到達は早くなる
1GBってどれくらい?ストレージ容量編
画像引用元:トランセンド
ストレージ容量の1ギガバイトとは具体的にどれぐらいか?これは下記表のようになります。
利用サービス | 保存できる数 |
---|---|
写真・画像 | 250枚(1枚/4MB) |
Amazon Prime動画 | 中(SD画質)で1本 |
電子書籍(漫画) | 10冊~25冊 (1冊あたり10P/40MB) |
音楽 | 250曲(1曲/4MB) |
写真・画像や音楽データ等は1つ1つの容量が小さいので、極端な数を保存しない限りストレージ容量を圧迫することはありません。
昨今のスマホはストレージ容量も大容量化が進んでいるので、通信容量のギガとは違い気にする必要は少な目です。
ただし、高画質な動画は数分でも1ギガに近い容量になったり、低画質動画でも再生時間が長ければ必然的に大容量になります。
またソーシャルゲームのデータも1ギガを超える事もあるので、動画を保存したりゲームを遊んでいる人はストレージ容量に気を付けましょう。
ストレージの目安は128GBあればOK
スマホの保存容量、即ちストレージ容量ですが目安として128GBあればデータが満タンになることはグッと少なくなります。
ストレージ容量はあるに越したことはありませんが予算の関係もあるので、容量128GBをボーダーラインとして考えるのがおすすめです。
Android且つmicroSDカード対応モデルなら、スマホ本体のストレージ容量にmicroSDカード分をブラスして128GB以上確保することは簡単になっています。
- 写真・画像・楽曲なら数百以上保存可能
- 高画質な動画、再生時間が長い動画は1ギガを超えることがある
- ゲームのデータも1ギガを超える事も多い
- 128GB以上あれば余裕をもって使える
通信容量のギガ・保存容量のギガの2種類は知っておこう
スマホが普及し始めてから時間が経過して、ギガバイトとは単なるデータの大きさだけでなく通信容量・保存容量と2つの意味を持っています。
昨今では少なくなりましたが、ギガとは通信容量(または保存容量のどちらか)を表す単位と覚えている方も少なくありません。
そのため、ギガには通信容量と保存容量の2つの意味を持つ、と覚えておきましょう。
- ギガバイトには2つの意味がある
- 1つは通信容量を表すギガ
- もう1つはスマホ本体の保存容量を示すギガ
- 通信会社が使うのは主に通信容量のギガ
- スマホのスペック表で使われるのは保存容量のギガ