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近年、短時間で充電ができる急速充電に対応したスマホが登場しています。
短時間でたっぷり充電ができれば非常に便利ですよね。
しかし急速充電を行うには、急速充電に対応したアダプターとケーブルを使う必要があります。
この記事では、iPhone・Androidで急速充電する方法や、急速充電のおすすめアプリなどについて解説します。
- 対応している急速充電の規格をチェック
- 急速充電に対応したアダプターとケーブルを使用する
- 急速充電アプリも使うとより効率よく急速充電が可能
スマホの急速充電とは
急速充電とは、通常の充電よりも短い時間で充電できる技術のことです。
ワット数の大きな充電器を利用することで、通常よりも早く充電ができます。
例えば、5Wの充電器よりも18Wの充電器で充電した方が速くなります。
- 外出前に充電をしたいとき
- 外出中に充電がなくなってしまい急いで充電をしたいとき
- 災害時で通信手段を素早く確保したい場合
ただし急速充電が行えるのは、急速充電に対応しているスマホだけです。
急速充電に対応していないスマホに急速充電用のアダプターやケーブルを利用しても、急速充電はできません。
また、急速充電ができるのはバッテリー容量の80%程度までです。
それ以降は微弱な電流を流すことで電力を蓄えるトリクル充電に切り替わり、充電速度が遅くなる仕組みになっています。
したがって急速充電は、充電が残り少ない時に、短時間で十分な量の充電を行うのに適しています。
スマホの急速充電には複数の規格がある
スマホに対応した急速充電は、Quick ChargeやUSB PDなど複数の規格があります。
スマホが搭載している急速充電の規格に合ったアダプターやケーブルを使用しなければ、急速充電ができません。
急速充電用のアダプターやケーブルを購入する前に、まずはスマホが対応している急速充電の規格をチェックしましょう。
- Quick Charge
米国QUALCOMM社が開発した規格/富士通やソニー、Samsung製のAndroidで採用 - USB PD(USB Power Delivery)
USB Type-Cに対応した規格/iPhoneやSHARP製Androidなどで採用 - Super Charge
HUAWEIの規格/HUAWEI製のスマホで使われている
続いてiPhone、Androidそれぞれで急速充電する方法について見ていきましょう。
急速充電をする方法|iPhoneの場合
まずは、iPhoneを急速充電する方法について解説します。
iPhoneで急速充電が搭載されたのはiPhone 8以降です。
それ以降に発売されたiPhoneなら急速充電ができます。
- 急速充電に対応したiPhone 8以降のモデルであること
- 急速充電の規格USB PDに対応したアダプターを使うこと
- USB-C Lightningケーブルを使うこと
iPhoneの急速充電に必要な機器
iPhoneの急速充電の規格はUSB PDです。
iPhoneには購入時にアダプターとケーブルが付属されていますが、付属のアダプターとケーブルでは急速充電は不可能です。
そのため、必要な機器は以下の2つとなります。
- USB PDに対応したアダプター
- USB-C Lightningケーブル
ただしiPhone 11 Proでは、Apple純正の急速充電器が付されているので、改めて充電機器を揃える必要はありません。
iPhoneの付属充電器で満充電にかかる時間
iPhoneに付属されている充電器のワット数は5W程度。
そのため満充電までは
- iPhone 11:3時間以上
- iPhone XS:3時間30分
とかなり長時間かかり、急速とは言えません。
18W以上に対応したアダプターを使用した場合、iPhone 8なら30分で最大50%まで充電可能です。
iPhoneで急速充電を行うなら、USB-C Lightningケーブルを使用しましょう。
USB-C LightningケーブルはUSB PDに対応しており、従来のLightningケーブルよりも早く充電ができます。
急速充電をする方法|Androidの場合
続いて、Androidを急速充電する方法について解説します。
Androidの場合は、メーカーによって急速充電の規格が異なります。
利用しているAndroidの急速充電の規格を確認し、規格にあったACアダプターとケーブルを使用しましょう。
- 各Androidの急速充電の規格を確認
- 対応した規格に合った2.4A以上のアダプターを使用
- 対応した規格に合った2.4A以上の充電ができるケーブルを使用
例えば、Sonyや富士通、Samsungなどは、Quick Charge規格のACアダプターとケーブル。
SHARPならUSB PD規格のACアダプターとケーブルが必要です。
アダプターとケーブルは、12W以上(2.4A以上)で充電できるものを選びましょう。
Android急速充電モードの確認方法
Androidでは、急速充電モードで充電しているどうか確認ができるようになっています。
Androidの充電モードには、ACモードとUSBモードの2種類があります。
急速充電モードの場合は、ACモードでの充電になります。
- Androidを充電している状態で設定画面を開く
- 「端末情報」を選択する
- 「電池状況」を選択する
電池状況は、ACかUSBのどちらかで表示されます。
AC充電になっていれば、急速充電モードで充電されているということです。
iPhone/Androidで急速充電できるおすすめアプリ
急速充電に対応したアプリをインストールすれば、より効率的に急速充電が可能です。
Android向けとiPhone向けで急速充電できるおすすめのアプリを紹介します。
- 【iPhone】節電バッテリーマニア
- iPhoneは急速充電アプリがないので節電がオススメ
- 【Android】超高速充電2020
【iPhone/iOS】節電バッテリーマニア
画像引用元:節電バッテリーマニア – サクサク充電管理&メモリやシステムチェック
iPhone向けアプリには、現在のところ急速充電ができるものはありません。
ただし、節電やバッテリーのステータスの確認などが簡単にチェックできるアプリはたくさんあります。
中でもおすすめは、「節電バッテリーマニア」です。
節電に限らず本体のメモリ確認なども可能
iPhoneには低電力モードというバッテリーの節電方法もありますが、このアプリでも節電情報を知ることができます。
バッテリーのステータスを簡単にチェックでき、節電に役立つ小技などをまとめて紹介してくれます。
節電だけでなく、本体のメモリ容量やストレージ容量もひと目でチェックすることも可能です。
バッテリーとシステムの状態を確認するのに最適なアプリです。
【Android】超高速充電2020
画像引用元:超高速充電器:超高速充電2020
「超高速充電2020」はバッテリーを消費しているアプリの設定を、効率よく急速充電が行える設定に自動調整してくれます。
バッテリーの温度や電圧などの基本情報を表示してくれるので、いつでもバッテリーの状況をチェックできます。
さらに、充電時のバッテリーへの負荷を抑えて、バッテリーの寿命も延ばせます。
iPhone/Androidの急速充電におすすめケーブル4選
急速充電に対応したおすすめのケーブルを4つ紹介します。
- Quick Charge対応でAndroidに使えるケーブル
- USB PD対応でiPhoneに使えるケーブル
で、それぞれ2種類ずつ選びました。
- iPhone用USB-C-Lightningケーブル(1m)
- Syncwire iPhone充電ケーブル
- Quick Charge対応Anker PowerLine USB-C&USB-A 3.0ケーブル
- QuickCharge対応Rampow USB Type C ケーブル
それでは1つずつ見ていくことにしましょう。
【おすすめケーブル①】iPhone用USB-C-Lightningケーブル(1m)
画像引用元:USB-C – Lightningケーブル(1 m) – Apple(日本)
iPhoneなら、Appleの純正品USB-C-Lightningケーブルを使用すれば間違いなく安心・安全に急速充電できます。
USB-C-Lightningケーブルは、Lightningコネクターを持つiPhone、iPad、iPodなどに使用できます。
電源アダプターは、29W、30W、61W、87W、96Wに対応しているものを利用しましょう。
【おすすめケーブル②】Syncwire iPhone充電ケーブル
画像引用元:Amazon.co.jp: Syncwire iPhone充電ケーブル【Apple認証 最新C89コネクタ】
純正品以外のiPhoneの急速充電におすすめなのは、Syncwire のiPhone充電ケーブルです。
Syncwire のiPhone充電ケーブルは、最新のApple認証C89Lightningコネクターを採用した耐久性の高いケーブルです。
また、Syncwire のiPhone充電ケーブルは、Appleが他社製のアクセサリとApple製品との互換性を補償するMFi認証製品です。
安定してiPhoneやiPadの充電や同期ができ、iOSのアップデート後でも使用できます。
電流は最大2.4Aまで対応し、純正ケーブルより充電スピードが20%UPします。
USB-C-Lightningケーブルよりももっと速く充電したい方におすすめです。
【おすすめケーブル③】Quick Charge対応Anker PowerLine USB-C&USB-A 3.0ケーブル
画像引用元:Amazon.co.jp: Anker USB Type C ケーブル PowerLine USB-C & USB-A 3.0
Quick Charge対応の充電ケーブルなら、世界中で使われているAnker製がおすすめです。
Anker PowerLine USB-C&USB-A 3.0ケーブルの価格は699円です。
低価格でお買い得なのもポイントです。
急速充電だけでなくデータ転送もでき、HD映画を5Gbpsのハイスピードで転送できます。
ケーブルの素材は、耐久性の高い素材を採用。
一般的なケーブルよりも断線などしにくいです。
56Kオームのプルアップ抵抗を採用しているので、安心して使用できますよ。
【おすすめケーブル④】QuickCharge対応Rampow USB Type C ケーブル
画像引用元:Amazon.co.jp: Rampow USB Type C ケーブル【1m/黒/保証付き】
Rampow USB Type C ケーブルは、Quick Chargeに対応しています。
最大20V/3Aまでの急速充電が可能なため、スマホ以外にPC、タブレット端末など幅広い機器の充電にも使えます。
最大5Gbpsでデータ転送もできるので、写真やビデオをスピーディーに転送できますよ。
ケーブルの長さは、0.3メートル、1メートル、2メートルから選べます。
急速充電器(モバイルバッテリー)のおすすめ3選
コンセントからだけでなく、モバイルバッテリーからも急速充電が行えます。
外出時にバッテリーがなくなってしまっても、モバイルバッテリーがあればすぐに充電ができて便利です。
急速充電に対応したおすすめのモバイルバッテリーを3種類紹介します。
- Anker Power Core 10000
- RAV Power モバイルバッテリー
- モバイルバッテリー大容量急速充電3in入力ポート
1つずつ見ていきましょう。
【おすすめのモバイルバッテリー①】Anker Power Core 10000
画像引用元:Amazon | Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量)
AnkerのPower Core 10000は、日本、アメリカなど世界各国で累計3,000万台以上を販売しているロングセラー製品です。
10,000mAh以上のモバイルバッテリーでは、世界最小&最軽量がポイントです。
持ち歩くのに適したサイズです。
10,000mAhも充電しておけるので、iPhone 11 ・11 Proには約2回、iPhone XS なら約3回充電可能です。
その他のスマホにも複数回の充電ができます。
Anker独自技術のPowerIQとVoltageBoostを搭載し、最大2.4Aのフルスピード充電が可能になっています。
【おすすめのモバイルバッテリー②】RAV Power モバイルバッテリー
画像引用元:Amazon | RAVPower モバイルバッテリー 搭載 USB 充電器 6700mAh 急速充電
RAV Powerのモバイルバッテリーは、
- 6,700mAhモバイルバッテリー
- 2ポートUSB急速充電器
が一体化している便利なモバイルバッテリーです。
スマホへの充電は、iPhone XSは約1.5回、iPhone XRなら約1.4回の充電が可能。
それ以外のスマホにも、1回以上の満充電ができる容量があります。
手のひらサイズでコンパクトですし、約195gの軽量なので持ち運びにも便利です。
さらに100V-240Vという入力電圧に対応しているため、海外でも利用ができます。
各ポート最大2.4Aで、合計3Aまで出力可能。
2台まで同時に急速充電が行えるので、複数のスマホや急速充電対応機器を持っている方におすすめです。
【おすすめのモバイルバッテリー③】モバイルバッテリー大容量急速充電3in入力ポート
画像引用元:Amazon | 【26800mAh & LEDライト付き & PSE認証済】
大容量バッテリーで、複数の機器を同時に充電できるモバイルバッテリーが欲しい方におすすめです。
大容量急速充電3in入力ポートは、26,800mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。
iPhone XSなら約7回、Xperia XZは約5回の満充電ができるほどの大容量です。
ポートは、microUSB、lightning、type-Cの3規格に対応しています。
AndroidとiPhoneの両方の充電が可能で、2台同時に充電が行えます。
モバイルバッテリー自体も、約10時間で満充電可能。
それ以外に高輝度LEDライトも備えているので、外出時やキャンプなどで懐中電灯としても使えます。
フル充電の場合約50時間も持続点灯可能です。
スマホが急速充電できない時の対処法
急速充電に対応したアダプターとケーブルを使っていても、急速充電ができないときがあります。
原因は「スマホの急速充電の規格とケーブルが合っていない」「バッテリーが熱を持っていて効率よく充電できていない」など様々です。
このような場合の対処法は下記の通りです。
- 急速充電の規格を合わせる
- ケーブルを接続し直す
- 温度を下げる
- 最新のソフトにアップデートしているか確認
急速充電ができない場合、まずはスマホの急速充電の規格と、アダプターやケーブルの対応規格が合っているかを確認しましょう。
規格に問題がなければ、充電ケーブルを1度外して接続し直すと急速充電に切り替わることもあります。
スマホが熱くなっている場合は、スマホの熱が下がるまで充電を中止し、冷めたらもう一度充電を試みてください。
それでも急速充電が行えない場合、最新のソフトにアップデートされていないことが原因の可能性もあります。
iPhoneやAndroidのスマホが最新のソフトウェアにアップデートされているかもチェックしてみてくださいね。
急速充電でスマホを使いこなそう!
スマホで急速充電をする方法について詳しく解説しました。
- 対応している急速充電の規格をチェック
- 急速充電に対応したアダプターとケーブルを使用する
- 急速充電アプリも使うとより効率よく急速充電が可能
急速充電をするには、スマホに搭載されている急速充電の規格に対応したアダプターとケーブルを使用します。
さらに急速充電アプリも使用すれば、無駄な電力をカットして効率よく充電できます。
今回紹介した急速充電の規格を参考に、自分のスマホの急速充電の規格を確認してみてくださいね。
自分のスマホに合ったアダプターとケーブルを揃えて、急速充電を使いこなしましょう。
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