スマホを高速充電する方法と必要なものまとめ【iPhone/Android】

  • 2021年11月19日
  • by.unishi

ワイヤレス充電器

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

本記事ではスマホを高速充電する方法を紹介します。

スマホの高速充電をする方法は、使っているスマホの種類によって変化します。

また、スマホの種類によって必要なものも変化するので、意外にも複雑で難しいです。

ぜひとも本記事を参考にしていただき、スマホの高速充電をする際の参考にしていただければと思います。

おすすめの高速充電グッズや、充電管理に関するおすすめアプリなども紹介しているので、最後までご覧ください。

スマホの高速充電
  • 充電器のW数が高ければ充電性能は高くなる
  • iPhoneはUSB-C-Lightningケーブルと対応の電源アダプタが必要
  • Androidはスマホに合った電源アダプタとケーブルを用意する
  • 迷ったらPowerIQが搭載されたAnkerの充電器を選べばOK

auオンラインショップは機種変更がお得!

1自宅で受け取れる

2送料無料

224時間いつでも手続きOK

スマホの高速充電(急速充電)とは

MagSafe充電器
まずはスマホの高速充電に関する基本的なことを解説していきます。

スマホの高速充電は、その名の通りスマホを高速充電することです。

高速充電に対応した充電器・ケーブルなどを使うことで、通常の充電器を使った充電方法よりも速い速度で充電が完了します。

「もうすぐ家を出ないといけないのに充電がない!」といったことが多い方は、高速充電ができる充電器を使うと良いですよ。

基本的にはW(ワット)数が高ければ高速充電ができる

高速充電をする上で、覚えておきたいのが高速充電とW(ワット)数の関係です。

高速充電ができる充電器を購入する際は、このW数が大きな肝になります。

W数とは電気の量のことで、高速充電をする上では「W数=高速充電性能の高さ」と考えてOKです。

そのため、ものすごく簡単に言えば、今5Wの充電器を使っているのであれば20Wの充電器に変えることで、4倍の速度で充電ができます。

スマホによって高速充電に必要なW数が大きく変わりますので、現在使用している充電器のW数は一度確認しておきましょう。

場合によっては、既に高速充電ができているかもしれません。


高速充電には非常に多くの種類がある

実は高速充電といっても非常に多くの種類があります。

主な高速充電の種類
  • Quick Charge
  • USB-PD
  • PowerIQ
  • BoostMaster
  • Super Charge

「Quick Charge」は多くのAndroidスマホに対応した高速充電方法ですが、iPhoneでは利用できません。

iPhoneであれば「USB PD」を使えば高速充電ができますが「Apple USB-C-Lightningケーブル」が必要になります。

利用しているスマホが1台の場合は、自分のスマホに適した高速充電方法を利用すればOKです。

ただし、複数台のスマホを利用する場合は、スマホによって高速充電の種類が変化するということを理解しておきましょう。

スマホに悪影響はない

高速充電と聞くと「バッテリーが劣化するのではないか」「発火するって聞いたことがある」と不安に感じる方もいるかと思います。

ですが、基本的には問題ありません。

過充電をするとバッテリーが劣化するというのは事実ですが、今のスマホは過充電を防止するシステムが付いていることが多いです。

過充電を防止するシステムが付いていなかったとしても、通常の充電器でも過充電は起こるものです。

高速充電だからといって特に気にする必要はないでしょう。

発火に関してもスマホが放熱できずに、熱を帯び続けて起こるものなので、高速充電であるかは大きな問題ではありません。

iPhoneを高速充電するには何が必要?

iPhone13 Pro

ここからはiPhoneで高速充電をする方法を紹介します。

iPhoneの高速充電で必要なものは以下の通りです。

iPhoneの高速充電で必要なもの
  • Apple USB-C-Lightningケーブル
  • 高速充電対応のUSB-C電源アダプタ
  • iPhone8以降の端末

必要なものがそろっていれば、通常と同様の充電方法で高速充電が可能です。

ひとつひとつ詳しく解説していきますね。

Apple USB-C-Lightningケーブル

iPhone-USB-C-Lightning

画像引用元:USB-C – Lightningケーブル(1 m) – Apple(日本)

「Apple USB-C-Lightningケーブル」は、iPhoneの純正の充電ケーブルです。

電源アダプタへの差込口がUSB-Cになっているのが大きな特徴です。

Type-C コネクタ

Apple公式によると、ケーブルは「Apple USB-C-Lightningケーブル」である必要があります。

いわゆる純正品ではない、ただの「USB-C-Lightningケーブル」では高速充電に対応していない可能性があるので注意しましょう。

「Apple USB-C-Lightningケーブル」はAppleStoreで購入できます。

高速充電対応のUSB-C電源アダプタ

Apple USB-C-Lightningケーブルの他に、高速充電対応のUSB-C電源アダプタも必要です。

高速充電対応のUSB-C電源アダプタとは、厳密に言えば以下の2種類です。

iPhoneの高速充電対応のUSB-C電源アダプタ
  • Appleの18W/20W/29W/30W/61W/87W/96WのUSB-C電源アダプタ
  • USB-PDに対応しているUSB-C電源アダプタ

大前提として、ケーブルがUSB-Cなので、電源アダプタの差込口も以下の画像のようにUSB-Cである必要があります。

また、Appleの純正品を使う場合は電源アダプタが18W/20W/29W/30W/61W/87W/96Wである必要があります。

現在所持しているAppleのUSB-C電源アダプタのW数を調べる場合は、コンセント差し込み部分を確認しましょう。

ちなみにiPhone購入時についてくる(現在はついてこない)電源アダプタは5Wなので、高速充電は不可能です。

Appleの純正品を使わない場合は、USB-PDに対応しているUSB-C電源アダプタを準備しましょう。

USB-PDとは高速充電の種類の1つで、iPhoneに対応している高速充電方法でもあります。

Apple純正品でなくても、USB-PDに対応しているUSB-C電源アダプタであれば高速充電が可能です。

USB-PDに対応しているかどうかは、以下のように商品のパッケージや説明欄などに書かれています。

PD対応

画像引用元:Amazon | Anker PowerPort III 65W Pod Lite

「PD対応」とだけ書かれていたり「USB Power Delivery」と略さずに書かれていたりすることもあります。

見落とさないようにしっかりと確認しましょう。


iPhone8以降の端末

充電端末はiPhone8以降である必要があります。

iPhone7以前(初代iPhoneSEを含む)は、そもそも高速充電に対応していないので留意しておきましょう。

iPhone8以降で、対応のケーブルと電源アダプタさえ用意できれば、他に必要なものはありません。

特別なアプリや機器など必要なく、通常通り充電をするだけで高速スピードで充電してくれます。

Androidを高速充電するには何が必要?

スマホ充電

Androidスマホを高速充電する方法を紹介します。

Androidスマホの高速充電で必要なものは以下の通りです。

Androidスマホの高速充電で必要なもの
  • 高速充電に対応したAndroidスマホ
  • Androidスマホの高速充電規格に対応した電源アダプタ
  • Androidスマホの高速充電規格に対応した充電ケーブル

それぞれ詳しく見ていきましょう。

高速充電に対応したAndroidスマホ

まず大前提として、高速充電に対応したAndroidスマホでない限りは、高速充電はできません。

現在持っているスマホが高速充電できるか、まず初めに確認しておきましょう。

基本的にはスマホの取扱説明書に高速充電に関する記載がされています。

取り扱い説明書がない場合は、ネットの製品ページを確認しましょう。

Androidスマホの高速充電規格に対応した電源アダプタ

スマホが高速充電に対応しているか調べると、対応している高速充電規格が記載されています。

代表的なものは「Quick Charge」「USB-PD」ですね。

Quick Chargeと記載されている場合は、Quick Chargeができる電源アダプタを購入しましょう。

W数は高ければ高いほど良いですが、その分料金も高くなります。

接続するスマホが1つなら20Wあれば十分高速で充電できるので、20Wを目安に購入しましょう。

高速充電規格が分からない場合はPowerIQを使う

高速充電規格が分からない場合はPowerIQに対応した電源アダプタを購入しましょう。

PowerIQはAnkerが独自に開発した高速充電規格です。

充電する機器に合わせて最適な充電方法を検知して、機器に合わせた高速充電を行えます。

Ankerの充電器で「PowerIQ」と記載があればOKです。

iPhoneやiPadなどにも対応しているので、複数台の端末を持っている方はPowerIQの高速充電器を選ぶと良いです。

Androidスマホの高速充電規格に対応した充電ケーブル

最後にスマホの高速充電規格に対応した充電ケーブルを用意しましょう。

簡単にまとめると、Quick Charge対応のスマホなら、Quick Charge対応の電源アダプタとケーブルを購入すれば良いだけです。

USB-PD対応のスマホなら、USB-PD対応の電源アダプタとケーブルを購入しましょう。

もし分からない場合は、PowerIQの電源アダプタを購入して、今使っているケーブルをそのまま使えばOKですよ。

高速充電グッズおすすめ3選

ワイヤレス充電器
続いておすすめの高速充電グッズを3つ紹介します。

iPhoneに向いているグッズから、Androidに向いているグッズまで広く紹介しますので、ぜひとも参考にしてくださいね。

高速充電グッズおすすめ3選
  • Anker PowerPort III 3-Port 65W
  • Anker PowerPort III Nano 20W
  • エレコム EC-YAC02WH

それぞれ詳しく見ていきましょう。


Anker PowerPort III 3-Port 65W

ANKER充電器

画像引用元:Amazon | Anker PowerPort III 3-Port 65W

PowerPort III 3-Port 65WはAnkerが発売している高速充電器です。

PowerIQ 3.0に対応したUSB-Cポートが1つと、USB-Aポートを2つ搭載しています。

USB-Aポートでは、さまざまなスマホやタブレットを充電できますし、USB-CポートではApple製品を主に充電できます。

特にUSB-CポートはUSB-PDに対応しているので、iPhoneのみならず、一部のノートパソコンなども充電できます。

コンパクトサイズでありながら、さまざまな機器の充電に活躍するので、旅行や出張の際には大いに活躍しますよ。

Anker PowerPort III 3-Port 65W

Anker PowerPort III Nano 20W

ANKER充電器

画像引用元:Amazon | Anker PowerPort III Nano 20W

PowerPort III Nano 20WはPowerIQ 3.0搭載のAnkerの高速充電器です。

超コンパクトサイズでありながら20Wのパワーを持っているのが大きな特徴です。

差込口がUSB-Cなので、特にiPhoneでの充電に利用しやすくなっています。

とはいえ、もちろんUSB-C & USB-C ケーブルを使えばAndroidのスマホの高速充電にも使えます。

小型で高速充電ができるアダプタを探しているなら、PowerPort III Nano 20Wを選んでおけば間違いないですよ。

Anker PowerPort III Nano 20W

エレコム EC-YAC02WH

エレコム充電器

画像引用元:Amazon | エレコム EC-YAC02WH

EC-YAC02WHはエレコムが発売する高速充電器です。

USB-PD対応のUSB-Cと、Quick Charge対応のUSB-Aそれぞれあるのが特徴です。

USB-Aでワイヤレスイヤホンを充電しながら、USB-CでiPhoneを充電するなど幅広い使い方ができます。

AndroidスマホとiPhone2台持ちなら、同時に2台の高速充電も可能ですよ。

USB-AとUSB-Cどちらも使いたい場合はEC-YAC02WHがおすすめです。

エレコム EC-YAC02WH

充電管理アプリおすすめ3選

スマートフォンを利用する女性
続いて充電管理アプリおすすめ3選を紹介します。

こちらもAndroidでおすすめのアプリや、iPhoneでおすすめのアプリなど別れるので、それぞれ詳しく確認していきましょう。

充電管理アプリおすすめ3選
  • バッテリー HD+
  • 節電バッテリーマニア
  • One Booster

バッテリー HD+

バッテリー HD

画像引用元:バッテリーHD – Battery – Google Play のアプリ

バッテリー HD+はiPhoneとAndroidで配信されている充電管理アプリです。

Androidは「バッテリーHD」という名称です。

充電量の管理や使用量のチャートなど一般的な使い方はもちろんのこと、音声アラートなども利用できます。

充電残量に合わせてアラートを設定できるので、使い過ぎや充電のしすぎを防げます

また、音楽を聴いた場合の推定残り時間、電話をした場合の推定残り時間などを、細かく確認できるのも大きなポイントです。


節電バッテリーマニア

節電バッテリーマニア

画像引用元:節電バッテリーマニア – サクサク充電管理&メモリやシステムチェック

節電バッテリーマニアはAppStoreでのみ利用できる充電管理アプリです。

前述の「バッテリーHD+」と比べて非常に落ち着いたデザインになっているので、幅広い人におすすめできます

またiPhoneの空き容量のチェックや、メモリのステータスなどもチェック可能です。

節電の小技なども教えてくれるので「なぜか充電がすぐに減る」と困っている方はぜひとも利用してみましょう。

One Booster

One Booster

画像引用元:One Booster – ウイルス対策、ブースター、電話クリーナー

One BoosterはAndroidユーザーに特におすすめの充電管理アプリです。

CPUクーラーやウイルス対策、メモリスキャンブースト、キャッシュクリーナーなどなど非常に幅広い機能を持っています。

節電だけでなく、あらゆる面でスマホの利用が快適になるような機能が満載です。

広告が頻繁に出てくるのが少し面倒ですが、Androidで節電をするならOne Boosterが一番おすすめですよ。

高速充電して快適なスマホライフを!

高速充電は意外にも奥が深く、スマホに合った充電方法を選ぶ必要があります。

ですが、基本的にiPhoneはUSB-PD対応のものを、AndroidはQuick Charge対応のものを準備しておけばOKです。

自分のスマホに合った高速充電方法を選んで、快適なスマホライフを送ってくださいね

スマホの高速充電
  • 充電器のW数が高ければ充電性能は高くなる
  • iPhoneはUSB-C-Lightningケーブルと対応の電源アダプタが必要
  • Androidはスマホに合った電源アダプタとケーブルを用意する
  • 迷ったらPowerIQが搭載されたAnkerの充電器を選べばOK

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
愛知県出身、平成7年生まれ。ライター歴2年。スマホやキャリアはそのときの気持ち次第で変化。現在はRakuten Miniのデザインに惹かれて楽天モバイルを契約中。タブレットはAmazon Fire HD 8。電子書籍はAmazon Kindle Paperwhite。スマートスピーカーはAmazon Alexa。身の回りはだいたいAmazonで固められています。趣味は旅行・バイク・漫画・ゲーム。FP3級保持。