
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ソフトバンクでは2020年3月12日より新たに「半年おトク割」をスタートしました。
これまでは長期間割引として「1年おトク割」がありましたが、今回の半年おトク割はどう違うのでしょうか。
この記事では、1年おトク割・半年おトク割の適用条件や注意点を紹介します。
1年おトク割・半年おトク割の違いや「どれくらい安くなるか?」まで解説してきますので、ぜひ参考にしてください。
- 1年間、月々1,000円割引
- 新規契約・機種変更が対象
- 半年間、月々1,000円割引
- 新規契約・乗り換え・機種変更・契約変更が条件
ソフトバンク「1年おトク割」の特長・適用条件
スマホを利用するにあたって長期間の割引というものは月々の利用料金を抑える上でなくてはならないもので、大手にかかわらずどの業者であっても実施しています。
ソフトバンクの場合は2018年9月6日からスタートした1年おトク割が代表的な長期間割引にあたり、適用されたら1年間月々1,000円割引されるというものです。
今回新たにスタートした半年おトク割を紹介する前に1年おトク割の具体的な適用条件を見てみましょう。
- これまで1年おトク割を使ったことがない
- 新規契約・機種変更(MNPは対象外)
- 基本プラン+データプラン(100MB以上)で適用
- 申し込み不要で適用条件に該当したら自動的に適用
MNPは対象外だったため外からのユーザーにはあまり恩恵はありませんでしたが、既存ユーザーや新規ユーザーにとって嬉しい割引です。
1年おトク割の適用プラン
1年おトク割の適用プランは基本プランとデータプランを足したものとなりますが、基本の音声プランは誰しも加入するものなので実質データプランが詳細といえます。
- データプラン50GB+
- データプランミニ
- データプラン1GB
データプランは100MB以上となっているため上記のプランが1年おトク割の対象プランとなりますが、新料金プランへの切り替わりにより、現在は新規受付を終了しています。
1年おトク割の終了条件
キャンペーンのスタート時期が2018年9月6日からですので、現状多くのソフトバンクユーザーが利用して、最初期ユーザーであれば終了している時期となるでしょう。
ただ、1年経たなくても下記条件に当てはまると途中で終了となります。
- 適用プランから外れた場合
- ソフトバンクを解約した場合
- 電話番号、メールアドレスお預かりサービスに加入
なお、適用条件に「これまで1年おトク割を使ったことがないユーザー」があるため、再度利用することは出来ません。
- 1年間、月々1,000円割引になる
- 新規契約・機種変更が対象
- 基本プラン+データプラン(100MB以上)で適用
ソフトバンク「半年おトク割」の特長・適用条件
画像引用元:メリハリプラン | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
2019年10月の改正電波法の影響によりドコモ、au、ソフトバンクの大手3大キャリアのみならずスマホ業界全体が大きく変化したのは記憶に新しいところです。
また、2020年に入り来たる5G通信への対応も各社で行われ、2020年3月12日より開始したメリハリプランもそうした流れの中の1つとなっています。
長期間割引である半年おトク割も新料金プランと共にスタートした新規キャンペーンで適用されれば半年間月々1,000円割引となります。
適用条件は下記になります。
- 新規契約・のりかえ(MNP)・機種変更・または契約変更
- 音声基本プランまたはデータ基本プランのいずれかに加入
- 「データプランメリハリ」または「データプランミニフィット」のいずれかに加入
半年おトク割は期間が半年に短くなりましたが、上記のようにMNPも含まれるという点は改善点といえます。
注意点としては、現在半年おトク割または1年おトク割を適用中、過去に半年おトク割または1年おトク割が適用された方は対象外ということです。
契約変更については以下であればOKとなります。
- 3G通信サービス
- 4G通信サービス
- 5G通信サービス
- 上記のサービス間の変更・USIM単体契約を含む
新規ユーザーに主眼を置いた半年おトク割
前述した1年おトク割はMNPを対象外としていたことから、既存のソフトバンクユーザーや完全新規ユーザー向けのキャンペーンであったといえます。
しかし、半年おトク割はさらに新規ユーザ向けです。
「1年おトク割を適用中ではない」「過去に半年おトク割または1年おトク割が適用されたことがないこと」という適用条件があるため、既存ユーザーにとっては条件達成が難しいことも。
このため半年おトク割は1年おトク割と比較すると既存ユーザーよりも、さらに新規ユーザーに主眼を置いたキャンペーンとなっているのも特徴的です。
- 半年間、月々1,000円割引
- 新規契約・乗り換え・契約変更が条件
- 「データプランメリハリ」「データプランミニフィット」のいずれかに加入が必要
1年おトク割と半年おトク割の違いや注意点
画像引用元:ソフトバンク
1年おトク割と半年おトク割の違いを簡潔に説明すると、これまでの長期間割引が1年おトク割で、これからの長期間割引が半年おトク割となります。
2020年3月12日に新料金プランと半年おトク割がスタートしましたが、基本的に旧料金プランは2020年3月11日をもって受付を終了しています。
また半年おトク割の適用条件に「1年おトク割を適用中ではない、あるいは過去に半年おトク割または1年おトク割が適用されたことがないこと」があるのも注意点といえます。
しかし、1年おトク割と半年おトク割では期間こそ違うものの割引額は共に月々1,000円と同様です。
そのため期間による損得も2020年3月11日のギリギリで契約したユーザー以外は、それほど大きな損を被ることはないものと考えられるため安心となっています。
半年おトク割の適用タイミング
半年おトク割は適用条件を満たせば半年間毎月の支払額から1,000円割引されるキャンペーンですが、実際に支払額から割り引かれるタイミングがあります。
これは1年おトク割でも同様だったもので、タイミングとしては適用条件達成の翌請求月から1回目の割引が発生します。
割引終了条件は1年おトク割と同じ
基本的に期間が設定された割引の場合は期間を満了すれば自動的に終了しますが、状況によっては途中終了も十分にあり得ます。
半年おトク割における期間満了以外での終了条件は下記になります。
- 対象外の料金プランへ変更を申し込んだ場合(申し込みキャンセルした場合を除く)
- 電話番号・メールアドレスお預かりサービスへ加入した場合
- 割引対象回線を解約した場合
いずれも前述した1年おトク割の終了条件と同様です。
- 条件に大きな違いはなし
- 割引の適用タイミングは同じ
- 割引終了条件も同じ
1年おトク割・半年おトク割はどれくらいおトクになる?
画像引用元:トクするサポート+ | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
1年おトク割と半年おトク割は共に適用条件を満たせば期間に応じて利用料金から毎月1,000円割引されるものなので、ユーザーが受けられる恩恵は偏に適用期間と比例します。
キャンペーン | 期間 | 割引金額 | 割引合計 |
---|---|---|---|
1年おトク割 | 12ヶ月 | 1,000円/月 | 12,000円 |
半年おトク割 | 6ヶ月 | 6,000円 |
現在では1年おトク割の対象プランの受付が終了しているため半年おトク割の適用のみとなってしまいますが、基本料金プランそのものが違うため一概にどちらが良いとは言えない状況です。
また、スマホ業界全体で以前よりもキャンペーンや割引が少なくなっており、適用できる割引は積極的に利用すると良いと考えられます。
なお、半年おトク割の割引額が対象料金よりも上回った場合、翌月に割引額が繰り越されることはありませんので注意が必要です。
新料金プランにおけるメリットとデメリット
ユーザーからしてみればプランの変化による具体的な損得が気になるところです。
旧料金プランと比較した新料金プランのメリットとデメリットが下記になります。
- 毎月のデータ利用量が1GB以上を継続的に利用する場合、料金を抑えることが可能
- 動画SNS放題の対象となるアプリ・サービスをよく利用する人
ではデメリットについて見ていきましょう。
- 毎月のデータ利用量が1GB以下の場合は割高になる
- 余ったデータ容量の翌月繰り越しができない
- テザリングでの利用には500円の料金が別途必要
今回ソフトバンクが行った新料金プランは5Gに向けたものであるため、データを節約して料金を抑えるタイプのユーザーでは料金が割高になってしまいます。
また、テザリングでの利用に500円の別途料金が掛かるという点からも分かるように、新料金プランでは全体的に料金が上がった印象があります。
そのため少しでも安くお得にするためには半年とはいえ毎月1,000円割り引いてくれる半年おトク割は非常にお得なキャンペーンといえます。
お得を追求するならオンラインショップ利用が必須
少しでもお得に契約したい方には、ソフトバンクオンラインショップがおすすめです。
半年おトク割は適用条件を満たせば半年間毎月1,000円、合計で6,000円もの割引が受けられるもので、現在ソフトバンクにおける数少ない安定してお得になるキャンペーンです。
しかし、ユーザーがよりお得を追求しようとした場合、特に乗り換えでソフトバンクを利用しようと考えているユーザーは、オンラインショップの利用は必須といえます。
現在ソフトバンクのオンラインショップでは全機種頭金不要で購入することが可能となっています。
これが店舗での購入の場合数千円から1万円前後の頭金が発生してしまいます。
折角の割引を消してしまう可能性がありますので、新規利用ユーザーは注意が必要です。
- 1年おトク割:12,000円
- 半年おトク割:6,000円
1年おトク割・半年おトク割に違約金はある?
画像引用元:「ソフトバンク銀座」がリニューアルオープン! | ソフトバンクNOW | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
結論から言えば、1年おトク割や半年おトク割における違約金はありません。
これは1年おトク割や半年おトク割があくまでキャンペーンという括りになるため、適用条件から外れたからと言って違約金が発生する類のものではないからです。
そのため前述したように適用終了条件となった場合は期間が残っていても月々1,000円の割引が終了するだけでペナルティはありません。
また、これまで1年おトク割を利用していたユーザーが半年おトク割へ移行することも出来ません。
このように、半年おトク割は利用することによるデメリットが全くありません。
これからソフトバンクを利用しようと考えているユーザーは積極的に利用することをおすすめします。
違約金そのものが無くなっている?
前章で1年おトク割や半年おトク割における違約金について触れましたが、ソフトバンクのみならず、スマホ業界では違約金そのもがなくなりつつあります。
これは2019年10月より実施された改正電波法による影響で、これまでスマホ業界では当たり前だった2年縛りや、縛りにおける途中解約違約金を是正しようという流れがあったからです。
ソフトバンクでも2019年9月13日より行われた変更で2年縛りは撤廃され、それに伴う途中解約違約金も無くなりました。
ただし、これは2019年9月13日よりスタートした新プランに変更したユーザーが対象となっているため、2019年9月12日以前のプランを利用しているユーザーはその限りではありません。
1年おトク割がスタートしたのが2018年9月6日であることから、多くのユーザーが2019年9月12日以前のプランであることが考えられますので注意が必要といえます。
- 違約金はなし
- キャリア全体として違約金はなくなる傾向
半年おトク割は新料金プランに必須!
2020年3月12日よりスタートした半年おトク割・旧キャンペーンの1年おトク割を紹介してきました。
今回の新料金プランは5G通信時代を迎えるための変更とみられています。
これを機に、新たに生まれ変わったソフトバンクを利用してみてはいかがでしょうか。
- 1年間、月々1,000円割引
- 新規契約・機種変更が対象
- 半年間、月々1,000円割引
- 新規契約・乗り換え・機種変更・契約変更が条件