
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
日本においては2020年3月から各キャリアが5Gサービスを開始し、徐々にエリアが広がっています。
もちろんソフトバンクも5Gを提供しており、「自分が利用するエリアで5Gが使えるのだろうか?」と疑問いう疑問もありますよね。
そこで、今回はソフトバンクの5Gエリアについて詳しく紹介します。
サービスエリアや対応スマホを解説するので、あらかじめ確認しておきましょう。
スマホライフの充実に役立ててくださいね。
- 2020年11月時点で5Gサービスエリアは非常に狭い
- 5G全国展開には相当の時間がかかる見込み
- 5G通信を利用するには5G対応スマホが必要
- 国際ローミングでは5G通信を利用できない
トップ画像引用元:製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクの5G通信エリアについて
画像引用元:スマートフォン | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
最初に、ソフトバンクのサービスエリアについてみていきましょう。
ソフトバンクは複数の電波を利用してサービスを提供しているので、それぞれの通信方式がどのエリアに対応しているのか理解することが大切です。
ソフトバンクの通信エリアは3種類
2020年11月時点において、ソフトバンクが提供している通信方式は3種類あります。
それぞれの通信方式を簡単にまとめると、以下のとおりです。
- 5G: 2020年にサービスインした最新の通信方式で最大通信速度2Gbps
- 4G: 2020年時点で主流の通信方式で広範囲をカバーしている
- 3G: 1世代前の通信方式で山間部の一部に3Gのみ対応エリアあり(2024年1月に停波予定)
2020年時点で基本となっている通信方式は4Gで、最大通信速度は838Mbpsです(実効速度は97Mbps~172Mbps)。
ソフトバンクは広範囲をプラチナバンドを含めた4Gでカバーし、都市部の一部エリアから5G通信を拡大していくという戦略で展開しています。
5Gが全国各地で利用できるようになるまでには、相当の時間がかかると予想できるでしょう。
5G通信エリアの確認方法
画像引用元:サービスエリアマップ | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクのサービスエリアは、公式サイト内にある「サービスエリアマップ」からチェックできます。
以下の手順で簡単に確認できるので、契約前にはきちんと確認することをおすすめします。
- サービスエリアマップにアクセスする
- 地図から利用したい都道府県をクリックする
- マップを拡大して利用したいエリアの対応状況を確認する
手順2で都道府県を選択すると、通信方式ごとのサービスエリアが表示されます。
ピンク色のエリアがすでに5Gが使えるエリア、黄色のエリアが今後拡大予定のエリアです。
2020年11月時点では、2020年9月末時点で使えるエリアがピンク色に、2020年冬以降に拡大する予定のエリアが黄色で表示されています。
利用したいエリアが5G通信に対応しているのか、対応していない場合は近いうちに対応する予定になっているのかを確認できるので、事前にチェックしておくといいでしょう。
5G通信はごく限られたエリアでしか利用できないため、5G対応スマホを持っていても多くの場合は4G通信になるでしょう。
エリア内でも、建物内などで電波が弱いと5G通信を利用できない可能性があります。
ソフトバンクのアメリカ放題がすごい
画像引用元:アメリカ放題 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクでは、日本国外でローミング通信を利用したサービスを提供しています。
アメリカ国内でローミングを利用する場合は「アメリカ放題」が利用でき、お得にローミングを利用可能です。
ソフトバンク全機種が対象で、日本国内で加入している料金プランにかかわらず利用できます。
うまく活用すれば通信料金がお得になるため、ここで簡単にチェックしておきましょう!
ただし、このサービスでは5G通信を利用できません。
- サービス料は無料
- 申し込み不要
アメリカ放題とは
アメリカ放題とは、ソフトバンクユーザーがアメリカに渡航する場合、普段使っているスマホをそのまま利用できるローミングサービスです。
別途料金を支払うことなく、以下の通信を利用できます。
- データ通信
- アメリカ国内やアメリカから日本への通話・SMS
アメリカでは音声通話利用時に、着信した側にも着信料が発生しますが、アメリカ放題に加入していると着信料は無料です。
ただし、アメリカから日本以外の国へ国際電話を掛けると210円/分の料金がかかるので注意してください。
アメリカ放題の利用可能エリア
ローミング通信を利用できるエリアはアメリカ本土、アラスカ、ハワイなどです。
アメリカが領有しているエリアでも、グアムやサイパンなどの一部エリアでは利用できないので注意してください。
また、iPhone 12/12 ProではSprintのネットワークを利用できません。
全機種共通でVerizonのネットワークは利用不可なので、こちらも併せて覚えておきましょう。
対応しているキャリアや持っているスマホによって利用できるエリアが大きく異なるため、公式サイトであらかじめチェックしましょう。
アメリカではAT&Tのサービスエリアが広く、AT&Tの4G回線/3G回線に対応していれば広い範囲で利用可能です。
ソフトバンクが使える海外エリア
画像引用元:LTE国際ローミング | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクでは世界中でローミングサービスを提供しており、多くの国で普段のスマホをそのまま利用できます。
サービスエリアや対応状況、通信エリアなどについては公式サイトで確認できるので、渡航予定がある人は事前にチェックしましょう。
ローミング通信では日本国内の料金プランや定額サービス、割引サービスは適用されません。
渡航後に利用できなかったり高額請求を受けたりすることを防ぐためにも、対応エリアおよびローミングで利用できるキャリア、料金などをあらかじめ確認してください。
ソフトバンクの5G対応最新スマホ
画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)
5G通信を利用するためには、5G対応スマホを購入しなければなりません。
5G通信の利用を目的としてスマホの買い替えを検討している人は、購入予定のスマホが5Gに対応していることを確認してから購入してください。
ここでは、これから購入する人におすすめの5G対応スマホとして、以下の5機種を紹介します。
- iPhone 12シリーズ
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a(5G)
- Xperia 5 II
- AQUOS zero5G basic
それぞれのスマホの特徴を知り、自分の使い方に合ったものを選びましょう。
iPhone 12シリーズ
画像引用元:iPhone 12 ProまたはiPhone 12 Pro Maxを購入 – Apple(日本)
モデル | iPhone12 | iPhone12 mini |
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ディスプレイ | 6.1インチ | 5.4インチ |
サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.4mm | 高さ:131.5mm 幅:64.2mm 厚さ:7.4mm |
重さ | 162 g | 133 g |
アウトカメラ | 12MP デュアルレンズカメラ |
|
インカメラ | 12MP | |
ROM | 64GB/128GB/256GB | |
CPU | A14 Bionic | |
OS | iOS 14 | |
認証 | Face ID | |
カラー | ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED・グリーン・ブルー | |
5G対応 | ○/Sub 6GHz | |
詳細 | iPhone 12レビュー | iPhone 12 miniレビュー |
モデル | iPhone12 Pro | iPhone12 Pro Max |
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ディスプレイ | 6.1インチ | 6.7インチ |
サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.4mm | 高さ:160.8mm 幅:78.1mm 厚さ:7.4mm |
重さ | 187 g | 226 g |
アウトカメラ | 12MP トリプルレンズカメラ LiDARスキャナ |
|
インカメラ | 12MP | |
ROM | 128GB/256GB/512GB | |
CPU | A14 Bionicチップ | |
OS | iOS 14 | |
認証 | Face ID | |
カラー | シルバー・グラファイト・ゴールド・パシフィックブルー | |
5G対応 | ○/Sub 6GHz | |
詳細 | 12 Proレビュー | 12 Pro Maxレビュー |
iPhone 12(64GB)の価格は110,880円でトクするサポート+を利用することで実質55,440円になります。
またiPhone 12 Pro(128GB)は137,520円でこちらもトクするサポート+利用で実質68,760円に!
- 小型スマホが好きな人や最安値を狙う人: iPhone 12 mini
- コストパフォーマンス重視の人: iPhone 12 mini、iPhone 12
- LiDARスキャナなどの最新機能を活用したい人: iPhone 12 Pro
- 大型スマホが好きな人や最上位スマホを使いたい人: iPhone 12 Pro Max
自分の利用スタイルに合ったiPhone 12を購入すれば、快適に利用できるでしょう。
Google Pixel 5
画像引用元:Google Pixel 5(グーグル ピクセル ファイブ)| au
Pixel 5 | |
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ディスプレイ | 6.0インチ |
本体サイズ | 高さ:144.7 mm 幅:70.4 mm 厚さ:8.0 mm |
重さ | 151 g |
アウトカメラ | 広角:1,220万画素 超広角:1,600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,000 mAh(最小) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 765G |
OS | Android 11 |
認証 | 指紋 |
カラー | ジャストブラック・ソータセージ |
Pixel 5はGoogleの最新スマホで、カメラ性能が優れていてバッテリーの持ちが良い点が魅力です。
ただし、搭載しているSoCがSnapdragon 765Gとスペックが低めになっています。
2019年発売のPixel 4よりもスペックが低いので、スペックを重視する人は注意してください。
また、ミドルレンジですが販売価格が87,840円とスペックに比べて高いのもデメリットです。
Google「Pixel 5」の発売日/価格/スペック/特徴からおすすめなのか解説Google Pixel 4a(5G)
画像引用元:Google Pixel 4a | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
Google Pixel 4a (5G) | |
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ディスプレイサイズ | 6.2インチ |
本体サイズ | 高さ:153.9 mm 幅:74 mm 厚さ:8.2 mm |
重さ | 168g |
アウトカメラ | 1,600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 3,800mAh |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
SoC(≒CPU) | Snapdragon 765G |
OS | Android 11 |
認証 | 指紋 |
カラー | Just Black |
Pixel 4a(5G)は2020年10月に発売された5G対応スマホで、Pixel 4の廉価版です。
搭載しているSoCはSnapdragon 765Gなので、Pixel 5と同様にミドルレンジに位置しています。
価格は65,520円とPixel 5より安価なので、コストパフォーマンスを重視するならぜひチェックしてみてください。
スペックとコストを総合的に考えると、これからPixelシリーズを購入するなら最もおすすめの1台です。
Xperia 5 II
画像引用元:Xperia 5 II(エクスペリア ファイブ マークツー)| Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 5 II | |
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画面サイズ | 約6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:158mm 幅:68mm 厚さ:8.0mm |
重さ | 約163g |
アウトカメラ | 超広角:約1,200万画素 広角:約1,200万画素 望遠: 約1,200万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Snaodragon 865 |
認証 | 顔・指紋 |
防水 | IP68 |
カラー | ピンク・ブルー・グレー・ ブラック・パープル(ドコモ限定) |
詳細 | Xperia 5 llの実機レビュー |
Xperia 5 IIはXperiaシリーズの5G対応ハイエンドスマホです。
SoCはSnapdragon 865なのでスペックに問題はなく、さまざまな用途において快適に利用できるでしょう。
カメラ性能も優れており、スマホで写真を撮る機会が多い人にもおすすめです。
オーディオ性能にもこだわっているなど、SONYらしいスマホに仕上がっています。
ただし、ハイエンドスマホなので価格は高く、ソフトバンクの販売価格は115,200円です。
価格よりスペックを重視するなら、ぜひ検討してみてください。
Xperia 5 IIとXperia 1 IIの6つの違い|比較して分かったおすすめはどっち?AQUOS zero5G basic
画像引用元:AQUOS zero5G basic ソフトバンクの特長|AQUOS:シャープ
AQUOS zero 5G basic | |
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画面サイズ | 約5.8インチ |
本体サイズ | 高さ:161mm 幅:75mm 厚さ:9.0mm |
重さ | 約182g |
アウトカメラ | 標準:約4,800万画素 広角:約1,310万画素 望遠: 約800万画素 |
インカメラ | 約1,630万画素 |
バッテリー | 4,050mAh |
RAM | 6GB/8GB |
ROM | 64GB/124GB |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 765 5G |
認証 | 顔・指紋 |
防水 | IPX5・IPX8 |
カラー | ブラック・ホワイト・ ブルー |
AQUOS zero5G basicはリフレッシュレートが240Hzのディスプレイを搭載しており、快適なゲームプレイに役立ちます。
バッテリー容量も4,050mAhと大容量なので、バッテリー持ちを重視する人にもピッタリです。
搭載しているSoCはSnapdragon 765Gなので、ミドルレンジスマホといえるでしょう。
ミドルレンジなので価格が安く、65,520円で購入可能です。
5G対応スマホを安く購入したいなら、AQUOS zero5G basicを検討してみてください。
ソフトバンクの5Gはエリアが狭いのでエリアを確認して利用しよう!
画像引用元:「ソフトバンク銀座」がリニューアルオープン! | ソフトバンクNOW | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
ソフトバンクの5Gを利用したい方は、以下のポイントを覚えておきましょう。
- 2020年11月時点でサービスエリアが非常に狭いので、エリア確認必須
- 5G通信を利用するには5G対応スマホが必要
- 国際ローミングでは5G通信を利用できない
5G対応スマホがなければ5G通信を利用できません。
2020年11月時点で、これから購入する人におすすめの5G対応スマホは以下のとおりです。
- iPhone 12シリーズ
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a(5G)
- Xperia 5 II
- AQUOS zero5G basic
ミドルレンジ~ハイエンドまでさまざまなスマホがリリースされているため、用途に応じて最適な1台を選びましょう。
ただし、5Gが全国展開されるには時間がかかると予想されます。
そのため普段利用している範囲に5G対応エリアがないなら急いで購入する必要はありません。
自分がどのようにスマホを使うのか、スマホに何を求めるのかをよく考えて購入するものを選べば、快適なスマホライフを楽しめるでしょう!