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本記事では、法人向けでもある最新スマホ「AQUOS wish」について解説しています。
余計なスペックを盛らないことで低価格を実現したスマホですが、きちんと最低限のスペックや機能は押さえており、法人の大量購入などに向いています。
- 低価格が魅力のエントリーモデル
- ソフトバンクでは法人向けとして販売中
- 最低限の機能は備わっている
- 通常のスマホより頑丈
トップ画像引用元:AQUOS wish(法人専用)|シャープ
AQUOS wishの発売日・価格
画像引用元:AQUOS wishの特長|AQUOS:シャープ
AQUOS wishは、2021年1月14日にソフトバンク、au、UQモバイルから発売されました。
ソフトバンクでは法人向けとして取り扱われています。
また1月下旬には楽天モバイルとワイモバイルからも発売されました。
価格は高くても3万円台前半です。
- ソフトバンク:33,120円
- au:26,180円
- UQモバイル:26,180円
- 楽天モバイル:29,800円
- ワイモバイル:31,680円
なお家電量販店でも、2月18日から順次販売を開始しています。
AQUOS wishの価格 | ||
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au | 26,180円 | |
ソフトバンク | 33,120円 | |
楽天モバイル | 29,800円 | |
ワイモバイル | 31,680円 | |
UQモバイル | 26,180円 |
AQUOS wishのスペックをレビュー
画像引用元:AQUOS wishの特長|AQUOS:シャープ
AQUOS wish | |
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画面サイズ | 約5.7インチ |
本体サイズ | 高さ:約147mm 幅:約71mm 厚さ:約8.9mm |
重さ | 約162g |
アウトカメラ | 約1,300万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 3,730mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon 480 5G |
認証 | 指紋 |
防水 | IPX5・IPX7/IP6X |
カラー | チャコール |
詳細 | AQUOS wish 評価レビュー |
AQUOS wishはSnapdragon 480を搭載したエントリーモデルです。
なので処理能力は低く、動作の快適さなどは期待できません。
高くても33,120円という価格や、ソフトバンクが法人向けとして販売していることからもわかるように、連絡用ツールとして使えれば十分という人のためのものです。
だからこそ、法人ならこれを業務用のスマホに採用することで、経費を抑えることができます。
例えば10万円のスマホを100台買ったら1,000万円ですが、33,120円のAQUOS wishなら100台買っても3,312,000円で済みますね。
また、安物といっても5Gに対応した最新スマホです。
発売から2年間は最大2回のOSアップデートにも対応しています。
Googleも認めるビジネス向けスマホ
AQUOS wishは、Googleが推奨する「Android Enterprise Recommended」でもあります。
Android Enterprise Recommendedとは、Googleが「Android Enterprise」を利用する上で問題ないと認めた端末のことです。
Android Enterpriseとは、端末を会社側で管理できるようにするプログラムです。
端末を配られた各従業員に管理や操作を任せるのではなく、会社がいつでも一括で設定を変更したり、リモート操作したりすることができます。
これを利用すれば、例えば従業員が怪しいアプリをダウンロードするのを防いだり、取得した営業先の顧客情報をすぐ会社に送信するようリモートで操作したりすることが可能です。
AQUOS wishは決して高スペックではありません。
しかし、そういったことは問題なくできるだけの性能を有しています。
- OS:Android 7.0以降
- RAM:2GB以上
- ROM:32GB以上
- 速度:1.4GHz以上
- 電池寿命:8時間以上
AQUOS wishの機能をレビュー
画像引用元:AQUOS wish(法人専用)AQUOS:シャープ
AQUOS wishは、指紋認証、防水・防塵、FeliCa(おサイフケータイ)に対応しています。
エントリーモデルに期待される機能は一通りそろっていますね。
顔認証とワイヤレス充電には対応していません。
しかしワイヤレス充電は普通ハイエンドモデルしか対応していないものですし、顔認証もないならないで問題はないでしょう。
MIL規格18項目をクリア
AQUOS wishは米国国防省の調達基準であるMIL-STD-810HとMIL-STD-810Gの合計18項目に準拠した試験をクリアしています。
この調達基準は、日本では「MIL規格」とも呼ばれています。
- 防水(浸漬)
- 防水(雨滴)
- 防塵
- 防塵(風塵)
- 耐振動
- 防湿
- 高温保管(固定)
- 高温保管(変動)
- 高温動作(固定)
- 高温動作(変動)
- 低温動作
- 低温保管
- 温度耐久(温度衝撃)
- 低圧保管
- 低圧動作
- 氷結(結露)
- 氷結(氷結)
- 衝撃(落下)
これほど頑丈なスマホは珍しいです。
そのため工場など普通より危険が伴う場所での使用にも向いているといえそうです。
AQUOS wishの価格 | ||
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au | 26,180円 | |
ソフトバンク | 33,120円 | |
楽天モバイル | 29,800円 | |
ワイモバイル | 31,680円 | |
UQモバイル | 26,180円 |
AQUOS wishの本体デザイン・サイズをレビュー
画像引用元:AQUOS wish(法人専用)AQUOS:シャープ
AQUOS wishの本体サイズは、約147×71×8.9mmとなっています。
ディスプレイサイズは約5.7インチで、重量は約162gです。
最近のスマホの中では比較的コンパクトな部類だと思います。
- 約5.7インチディスプレイ
- 約147×71×8.9mm
- 約162g
しかしながら、そんな特筆するほどのデザインやサイズではないですね。
多くの人が見なくても想像できる「普通のスマホ」のデザインです。
AQUOS wishのカメラをレビュー
画像引用元:AQUOS wishの特長|AQUOS:シャープ
AQUOS wishには、アウトカメラとインカメラが1つずつ搭載されています。
- アウトカメラ:約1,300万画素(F値2.0)
- インカメラ:約800万画素(F値2.0)
カメラに見どころはまったくないといっても過言ではないでしょう。
元々カメラなどスペックに期待して選ぶスマホではありません。
スペックが低い代わりに安いというのが、AQUOS wishの本質的な魅力です。
最低限のスペックでコスト抑制に最適!
以上、法人向けでもある最新スマホ「AQUOS wish」についてでした。
- 低価格が魅力のエントリーモデル
- ソフトバンクでは法人向けとして販売中
- 最低限の機能は備わっている
- 通常のスマホより頑丈
AQUOS wishは、Snapdragon 480を搭載した最新のエントリーモデルです。
その魅力はスペックの高さではありません。スペックが高くない代わりに安いことです。
実際、もっとも高いソフトバンクでも33,120円ですし、auやUQモバイルでは26,180円で販売されています。
それでも連絡用ツールとしてはまったく問題ありません。
また防水やFeliCa(おサイフケータイ)など、エントリーモデルにもほしい機能はしっかり備わっています。
ソフトバンクでは法人向けとして取り扱われていますが、まさに法人が業務用に大量購入するのに向いていると思います。
もちろん個人でも、「スペックにはこだわらないから安いものがほしい」という人にはうってつけです。