【就活生必見】ソフトバンクグループとは?注目の事業内容などを解説

  • 2021年1月10日
  • by.haru_11

ソフトバンクグループのロゴ

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

就活生ならずとも携帯事業を行うソフトバンクのことはよく知っているとは思います。

ただ、今回取り上げるソフトバンクグループは持株会社として、投資事業や通信事業などを手がける会社です。

事業分野はインターネット広告やファッションなどのECサイト、不動産、ヘルスケアなど多岐にわたります。

本記事では、ソフトバンクグループの基本情報や詳しい事業内容、株価などを解説します。

ソフトバンクグループとは
  • 多くの子会社を有する持株会社
  • メイン事業は投資やファンド
  • スローガンは「情報革命で人々を幸せに」

トップ画像引用元:ソフトバンクグループ株式会社

ソフトバンクグループとは

ソフトバンクグループのテクノロジーファンド設立

画像引用元:ソフトバンクグループ株式会社

まずはソフトバンクグループの基本情報を押さえておきましょう。

資本金や従業員数、事業の概要を見ていきます。

ソフトバンクグループとは実は会社名

「ソフトバンクグループ」と言うと会社の集まりのように聞こえます。

しかし実際は「ソフトバンクグループ株式会社」という会社を「ソフトバンクグループ」と呼ぶことが多いです。

ソフトバンクグループ株式会社は他の株式会社を傘下に持つ持株会社(ホールディングカンパニー)です。

子会社の株式を多く保有することで、事業活動の指針など子会社のあらゆる裁量権を持つことになります。

ソフトバンクグループ株式会社の基本情報は以下の通りです。

項目概要
社名ソフトバンクグループ株式会社
資本金2,387億72百万円
子会社数1,475社
関連会社数455社
従業員数224人(連結ベース80,909人)

※2020年3月時点のデータ

ソフトバンクグループ株式会社の代表的な子会社

  • 携帯事業などを行なう「ソフトバンク株式会社」
  • インターネット事業の「ヤフー株式会社」
  • ファッション通販サイトを運営する「株式会社ZOZO」

連結ベースの従業員数は8万人を超えていてとても大きいグループです。

ただしソフトバンクグループ株式会社単体で見ると、224人とかなり少ない人数で運営していることがわかります。

ソフトバンクグループは何をしている?

ソフトバンクグループ株式会社は、1981年に創立された「日本ソフトバンク株式会社」が元になっています。

日本ソフトバンク株式会社は当初、パソコンソフトの流通業を行なっていました。

しかし現在のソフトバンクグループ株式会社は情報革命を軸にして多くのテクノロジーやサービスを主に進めています。

ソフトバンクグループの事業内容

ソフトバンクビジョンファンド

画像引用元:SoftBank Vision Fund

ソフトバンクグループには約2,000社の子会社・関連会社がありますが、基軸事業は4つあります。

ソフトバンクグループの基軸事業

  • 持株会社投資事業
  • SVF1等SBIAの運営するファンド事業
  • ソフトバンク事業
  • アーム事業

それぞれの事業内容について詳しく見ていきましょう。

持株会社投資事業

持株会社であるソフトバンクグループ株式会社は、子会社とともに約120社に対して投資や資⾦調達を行なっています。

主な投資先は、SoftBank Group Capital Limitedやソフトバンクグループジャパン株式会社、SB Northstar LPなどです。

また中国の大手情報通信会社アリババやアメリカのコワーキングスペース運営会社The We Company、Tモバイルなども含まれます。

SVF1等SBIAの運営するファンド事業

SVF1とは「ソフトバンク・ビジョン・ファンド1」の略称です。

ソフトバンクグループ株式会社は100%子会社としてイギリスのSB Investment Advisers (UK) Limited (SBIA)を保有していて、SVF1はSBIAが運営しています。

SBIAはAI(人工知能)テクノロジーによるビジネスチャンスを捉えるため、主にスタートアップ企業に対して投資を行なっています。

SVF1とあわせてSVF2(ソフトバンク・ビジョン・ファンド2)も運営し、投資事業によってビジネスを展開しています。

SVF1とSVF2の主な投資先は以下の通りです。

投資先企業概要
OYO格安ホテル予約サービス
slackチャットサービス
Uberタクシーなどの配車サービス
ByteDanceTikTokの運営
Unacademyオンライン教育テクノロジー

OYOはインドの企業ですが、2019年には日本に進出し、日本国内でもホテル事業などを展開しています。

slackは職場でよく使われているチャットサービスです。

Uberは、日本だとUber Eatsが有名ですが、元々はタクシーなどの自動車を配車するサービス事業を行なっている会社です。

ByteDanceはTikTokを運営する中国の会社、Unacademyはオンラインの教育事業を行なうインドの企業です。

これらの投資先から、テクノロジーの最先端を担う世界中の企業に対して投資していることがわかります。

さらにSVF1とSVF2では、上記の企業以外にも数十社に投資しています。

特に投資に力を入れていると言われる分野は6つです。

メインの投資分野
  • ECと物流
  • フィンテック
  • モビリティー
  • BtoB
  • ヘルスケア
  • 不動産

ECと物流

ECへの出資では地域性を重視し、各地域の中核企業に集中して投資しています。

韓国のクーパン、インドネシアのトコペディアといった各国の最大手企業や、ベビー用品など専門性の高いECにも資金を投じています。

さらに物流分野では、アメリカの料理配達アプリを運営するドアダッシュや、中国でトラック配車アプリを運営するManbang Groupなどのベンチャー企業にも出資してます。

フィンテック

フィンテック企業や保険会社にも巨額の出資をしています。

例えば、2019年5月にはメキシコのPOS端末を手掛ける会社クリップに1億ドル出資したり、イギリスの融資会社に15億ドルを投じたこともあります。

さらに保険の分野ではインドの保険比較サイト「ポリシーバザール」に投資したり、家財保険アプリを運営するアメリカのレモネードにも資金を出しています。

モビリティー

ソフトバンクグループは、ウーバーなどのモビリティーや自動車分野の企業の投資にも力を入れています。

自動運転のスタートアップ企業には数十億円もの資金をつぎ込んでいて、これから伸びる分野だと見据えているようです。

大きな投資先としては米ニューロが挙げられます。

米ニューロは将来的に長距離トラックや物流を自動運転で可能にする技術を持っていてい、ソフトバンクグループが大いに期待する企業の1つです。

BtoB

ソフトバンクグループは業務の効率化を手がける企業にも投資しています。

アメリカのオートメーション・エニウェアは、データ入力やカスタマーサービスといった定型業務の自動化を目指すスタートアップ企業です。

ソフトバンクグループは2018年11月に3億ドル、2019年11月に2億9000万ドルを出資しました。

その後オートメーション・エニウェアの企業価値は68億ドルにものぼり、多くの会社から注目される存在になりました。

業務効率化は多くの企業が課題としているものの、自動化できるツールの開発はまだまだ新しい分野です。

事務管理のコストを大幅に削減できるシステムを開発している会社は、大きな成長が期待されています。

ソフトバンクグループも期待を込めているのでしょう。

ヘルスケア

バイオテックや薬局、医療保険などにも投資しています。

2020年1月にオンライン処方薬を配達するアメリカのアルト・ファーマシーに2億5000万ドル投資したところ、同社の企業価値は10億ドルに上がりました。

2019年9月には出資していたアメリカのバイオテック企業(10X Genomics)が上場したことで、投資回収にも成功しています。

不動産

ソフトバンクグループが最も注目している投資分野です。

アメリカのコワーキングスペース運営会社The We Companyにはおよそ95億ドルもの金額を投資しているほか、既存株主からの株の買い取りも行ない、約60億ドルの融資も行っています。

そのためThe We Companyは一時、世界有数の価値ある企業となりました。

ソフトバンク事業

AIやロボットなどの最先端テクノロジーを活用して製品やサービスを展開する事業です。

スマホをはじめとした通信サービスや、インターネット広告を提供しています。

ソフトバンク事業を行なう会社は以下の通りです。

会社名概要
ソフトバンク株式会社スマホの販売や通信サービスの提供
Zホールディングス株式会社持株会社
SB C&S株式会社ICT関連の製造や流通、販売、サービス提供
Wireless City Planning株式会社モバイルブロードバンド通信サービスの提供
SBテクノロジー株式会社企業向けクラウドサービスなどITソリューションの提供
アイティメディア株式会社IT総合情報サイト「ITmedia」の運営
株式会社ベクターオンラインゲームの運営、販売、マーケティングなど
ヤフー株式会社インターネット広告事業
バリューコマース株式会社アフィリエイト事業
株式会社ZOZOファッション通販サイト運営
株式会社ジャパンネット銀行銀行業
アスクル株式会社文房具などの通信販売
株式会社イーブックイニシアティブジャパン電子書籍事業
サイジニア株式会社EC事業者や小売業向けのマーケティング支援サービス提供
株式会社ジーニーアドテクノロジー事業
SREホールディングス株式会社不動産事業など

国内のスマホなどの通信事業だけでなく、関連事業に展開して持続的な成長ができるよう「Beyond Carrier」戦略に取り組んでいます。

「Beyond Carrier」戦略は、具体的にはスマホ事業を担うソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルの通信領域の拡大、法人向けの固定回線や光通信の展開、5Gサービスの商用化が挙げられます。

さらにPayPayなどの電子決済が急激に普及したり、様々な業界でデジタライゼーションが進んでいることを背景に、さらなる成長戦略を継続的に取り組もうとしています。

アーム事業

アーム事業とは、コンピュータのCPUに用いられるマイクロプロセッサー関連のデザインや、ソフトウエアツールの販売、提供を行なう事業です。

元々は2016年にイギリスの半導体設計大手アーム社を買収して始められました。

アームの技術はスマホやタブレットにも取り入れられており、ソフトバンクグループにとって重要な事業になります。

さらにアームは半導体テクノロジーの先駆者として高いセキュリティーや省電力化などの技術を持ち合わせています。

この技術は、あらゆるものがインターネットに繋がるIoT技術にも貢献する技術です。

今後のソフトバンクグループの中核となることが期待されます。

また現在、アームのプロセッサーは世界で最も広く採用されていて、スマホやディスクドライブなどの市場ではシェアはほぼ100%を誇ります。

ソフトバンクグループは技術力をさらに強化することで、AIやARを中心とする分野へのさらなる迅速な展開を目指しています。

その他事業

ソフトバンクグループは投資やファンド、ソフトバンク、アーム以外にも様々な事業展開をしています。

ここではメインとなる5つの取り組みについて見ていきましょう。

その他事業
  • 資産運用
  • プロ野球球団の運営
  • スマホ決済事業
  • ロボット事業
  • 自然エネルギー事業

資産運用

ニューヨークに本社を置く投資運用会社フォートレス・インベストメント・グループで資産運用の事業を行なっています。

上場株式や債券といった伝統的資産ではなく、新しい投資対象や投資手法を開拓して、グローバル投資を展開しています。

特にクレジットや不動産、未公開株式投資の分野で、世界中の1,750以上もの投資家の資産管理を行なう実績を持っています。

プロ野球球団の運営

福岡にある「福岡ソフトバンクホークス」を保有し、球団の運営やスポーツ施設の管理、各種メディアへの映像や音声データの配信を行なっています。

新しくて面白いプロ野球界にするべく、野球を軸としたエンターテインメントの事業にも注力し、業界を盛り上げています。

スマホ決済事業

ソフトバンクグループはスマホ決済で大手のPayPay株式会社を保有しています。

PayPay株式会社は元々ソフトバンクグループ株式会社とソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社の3社が共同出資する合弁会社です。

バーコードやQRコードを使ったキャッシュレス決済を皮切りに、ユーザーの生活を便利で豊かにするため、様々なサービスを提供しています。

ロボット事業

ソフトバンクロボティクスグループ株式会社はソフトバンクグループのロボット事業を統括する持ち株会社です。

主に子会社の管理やロボットプロダクトの研究・開発を行なっています。

ソフトバンクグループが注力するロボット分野の中枢を担う企業と言っても過言ではありません。

有名な製品としては、人型ロボット「Pepper」や二足歩行ロボット「NAO」などロボット関連の製品やサービスを提供しています。

自然エネルギー事業

SBエナジー株式会社では、太陽光発電や風力発電など自然エネルギーの開発事業に取り組んでいます。

自然エネルギーとテクノロジーを融合させることで、より便利で快適な社会を目指しています。

持続可能なエネルギープラットフォームを構築し、国内だけでなく海外でも自然エネルギーの普及拡大を進めています。

ソフトバンク 5Gはいつから?対応機種と料金、何が変わるか徹底解説

ソフトバンクグループの株価は?

SoftbankGroupの上場

画像引用元:ソフトバンクグループ株式会社

ソフトバンクグループへの就職を考えている人にとっては、株価もチェックしておきたいところですね。

株とは何なのかもあわせて、詳しく解説していきます。

株とは

株主から集めた資金に対する証明書のことを「株」といいます。

企業が会社を興すときや、会社を大きくするときには資金が必要になります。

この資金調達に活躍するものが株で、株を発行して投資家に買ってもらうことで資金を集められます。

そして株を買った人は「株主」としてその企業のオーナーの1人になります。

企業は株主のおかげで事業拡大ができるため、配当金や優待といった形で利益の一部を株主に還元しています。

株の値動き~1年で株価は2倍に!

ソフトバンクグループの株価は2020年4月には約4,000円でしたが、2020年12月には約8,000円にまで値上がりしました。

2020年9月末の株主数は173,391社(人)で、多くの投資家が注目しています。

つまり現在はソフトバンクグループの業績や活動が投資家に認められて、多くの支持を集めているということですね。

ただし株の売買は自己責任で行ってください。

本記事は株式投資の助言や推奨をするものではありません。

ソフトバンクグループの成長に期待!

今回はソフトバンクグループ株式会社について詳しく解説しました。

スマホ分野しか知らなかった人にとっては、事業展開の多さに驚いたかもしれません。

ソフトバンクグループとは
  • 多くの子会社を有する持株会社
  • メイン事業は投資やファンド
  • スローガンは「情報革命で人々を幸せに」

ソフトバンクグループへの就職を目指す就活生や株に興味がある人は、これからも注目していきましょう。

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

【週刊bitWave】(メルマガ)始めました!

登録はこちらからメールアドレスを入力してお申込みください。

ご登録いただいたメールアドレスは 【週刊bitWave】の更新情報の配信にのみ使用します。

個人情報の取扱いに関しては、「プライバシーポリシー」をご確認ください。解除はいつでもこちらから行うことが可能です。

あなたにおすすめ