
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
今回はソフトバンクのMNP引き止めポイントとウロウロポイントのもらい方について解説していきます。
どのキャリアもユーザーの解約や乗り換え(MNP)を阻止したいと考えています。
そんな乗り換えユーザーを極力抑えるために、キャリアではMNP引きとめポイントと呼ばれる非公開の特典があります。
この非公開のMNP引き止めポイントが本当にもらえるか実験してみました。
さらにソフトバンクにはMNP引き止めポイントの他にウロウロポイントと呼ばれるものがあり、それも実験してみました。
結論からいうと”どっちももらえました!”
まずは引き止めポイントとは何ぞ?からお話しますが、それはもう知っていて実体験を早く聞きたいからはこちらから。
実体験は2019年6月14日時点の話です。
- ウロウロポイントはMy SoftBankの解約ページをウロウロしていると貰える可能性がある
- ウロウロポイントは大体10,000ポイント程度
- MNP引き止めポイントはコールセンターでMNP予約番号を発行しようとする時に貰える可能性がある
- MNP引き止めポイントは最大で30,000ポイント貰えるといわれている
ソフトバンクのMNP引き止めポイントとは
まず、ソフトバンクのMNP引き止めポイントについて解説します。
MNP引き止めポイントの特徴は下記の通りです。
- 最大30,000ポイント貰える
- MNP抑止のための非公開ポイントキャンペーン
- コールセンターでMNP予約番号を発行する時に貰える
貰えるポイントはユーザーによって異なるようですが、10,000~30,000ポイント程度貰えるそうで、最大30,000ポイントも夢ではありません。
また、ネットの声を見てみると、ドコモやauのMNP引き止めポイントと比べて30,000ポイント貰えるケースが多いという話もあります。
貰ったポイントは機種変更の時の機種代金に充てることができるので、スマホの機種代金が純粋に最大30,000円割引されると思ってください。
最大30,000ポイントもらえるMNP抑止のためのポイント特典
MNP引き止めポイントは、他社に乗り換えようとするユーザーを阻止するためにつくられたポイント特典です。
最大30,000ポイント貰うことができ、機種代金に充てることができます。
例えばiPhone XSが10万円するとすれば、30,000円割引することができるので、実質70,000円で購入することができるということになります。
MNP引き止めポイントは、乗り換えよりもお得なキャンペーンを用意してユーザーの気を変えるためのものでもあります。
MNP契約を獲得できたと喜んでいたところに「やっぱりやめて機種変更にします」とお客さんに言われた、MNPするはずだったショップスタッフの心境を考えると辛いですね。
筆者もソフトバンクの人だった時には経験したことがあります。
【実体験】引き止めポイントをゲット!
それでは実体験をお話します。まずはどんなソフトバンクユーザーか、から。
- ソフトバンク歴:約7年
- 利用プラン:ホワイトプラン
- 使用端末:ガラケー → iPhone 5s → iPhone 7
- 月額:約8,000円
中々のソフトバンクユーザーぷりです。利用プランがホワイトプランとか…久しぶりにホワイトプランって発音しました。
- 30,000円分の引き止めポイントをもらえた
- このポイントは30日間の期間限定
- オンラインショップでも量販店でも使える
- さらに12ヶ月間利用料金から1,000円OFF
最大と言われている30,000ポイントもらえました。それに加えて月額から1,000円も割り引いてくれるとのこと。
端末割引は終息に向かっていますが、引き止めポイントは強化されているようです。驚き。
それではどんな手順でもらえたか解説します。
MNP引き止めポイントの貰い方
MNP引き止めポイントの貰い方は下記の通りです。
- ソフトバンクのコールセンターに電話をかける:*5533
- オペレーターに他社に乗り換えしたいことを伝える
- オペレーターのヒアリングに答える
- オペレーターから「今機種変更をご検討いただけるならポイントをお渡しできますが、」と提案される
- 電話中 or 電話後に付与されている
- ショートメールもくる
ソフトバンクのコールセンターに電話をするだけです。
最初は機械応答なのでナンバープッシュして、オペレーターに繋いでもらいます。
オペレーターが出たらMNP予約番号の発行を進めていきます。途中で「もしよろしければ…」の乗り換え引き止めトークが始まります。
あとは応答していくと電話中にもうポイントを付与してくれます。電話を切るとショートメールがきていました。
あざす!と思って念のためMy SoftBankでも確認してみることに。
ちゃんと入っています!機種変更の時の機種代金に充てることができますし、半額サポートとの併用も可能とのことです。
MNP引き止めポイントを貰うためのコツ
MNP引き止めポイントを貰うためのコツは、「乗り換えを検討している」アピールです。
そして、乗り換え先などを聞かれるので、確実に料金的にキャリアが負ける格安SIMよりも、同じ大手キャリアのドコモまたはauと言った方が良いです。
MNP引き止めポイントは必ずしも貰えない?
MNP引き止めポイントは1回の電話で必ず貰えるわけではありません。
これはあくまで筆者の予想ですが、恐らくMNP引き止めポイントを付与するかどうかはオペレーターの判断に任せている部分があると思います。
つまり、抑止できそうなら提案してみるという程度のものである可能性が高いのです。
もちろん時期によって温度感が高いこともあるので、その時は高確率でMNP引き止めポイントを提案されるかもしれません。商戦期の3月や新製品の発売前後などは狙い目です。
だからこそ、「この人ならMNP引き止めポイントで抑止できそう」と思わせるギリギリのラインの態度で振る舞ってみてはいかがでしょうか。
1度で必ずMNP引き止めポイントを貰えるわけではないので、何度も試すことをおすすめします。
- 最大30,000ポイント貰うこともできる
- MNP抑止のためにコールセンターで貰えるポイント
- コールセンターでMNP予約番号を発行する時に提案される
- 利用期間などで貰えるポイント数に差がある
- 1度の電話では貰えない可能性もある
ウロウロポイントがどのようなものなのか、どうしたら貰えるのかなどについて紹介するので、是非チェックしてください。
ソフトバンクのウロウロポイントとは
次に、ソフトバンクのウロウロポイントについて解説します。
ウロウロポイントの特徴は下記の通りです。
- My SoftBankの解約ページにいるだけで貰える可能性のあるポイント
- 最大10,000ポイント貰える
- My Softabankの解約ページでウロウロしていれば貰えるからウロウロポイント
- 利用期間によって貰える場合と貰えない場合がある
ウロウロポイントは、MNP引き止めポイントのように電話をしなくても、ただMy SoftBankの解約ページでウロウロしていればポイントを貰うことができます。
その分、貰えるポイントは10,000ポイントとMNP引き止めポイントに比べて少なめですが、貰いやすさで言えばウロウロポイントの方が上です。
しかし、システムが自動的に感知してポイントを付与させるので、MNP引き止めポイントと比べて条件が厳しく、貰えない可能性も高いといわれています。
しかし実験の結果…”もらえました!”
【実体験】ウロウロポイントをゲット!
引き止めポイントだけでなく、ウロウロポイントもゲットできました。
ウロウロポイントをゲットする方法を解説していきます。
まず、My SoftBankへアクセスします。そして下記のようなページをうろつきます。
そうすると1時間から1時間30分くらいで下記のようなショートメールが送られてきます。
- 矢印のリンクをクリック
- 申し込むをタップ
- 「→こちら」をタップ
- 選べる特典のボタンにチェックを入れ、次へ
- 注意事項を確認して「申込」をタップ
- 申し込み完了!
- もらったポイントを確認
といった手順でウロウロポイント10,000ポイントがゲットできました。
My SoftBankの解約ページにいるだけで貰えるポイント
ウロウロポイントは、My SoftBankの解約ページにいるだけで貰える可能性があるポイントです。
実際にウロウロポイントを貰えたというネットの声によると、最大10,000ポイント貰えたそうです。
実体験でも同じ10,000ポイントをゲットできました。この10,000ポイントも機種代金に充てることができます。
何故解約ページにいるだけでポイントが貰えるかというと、解約ページは解約する気がなければ基本チェックすることがないページだから、です。
そのため、解約ページにいる=契約を解約しようとしているユーザーと思われるのです。
だからこそ、「ポイントあげるから解約しないで!機種変更して!」という意味でウロウロポイントを付与しているのです。
MNP引き止めポイントがMNP抑止ならウロウロポイントは解約抑止ですね。
ウロウロポイントは貰える可能性が低い?
一見、MNP引き止めポイントより貰いやすそうな感じのウロウロポイントですが、実はかなり貰える人が限られているともいわれています。
というのも、ウロウロポイントは基本的にシステムが判断して付与しているポイントなので、人の手が入るよりも厳しく条件が設定されている可能性があるのです。
その中でも特に言われているのが、長期利用者じゃないと貰えない可能性が高いという点です。ネットの声によると、1年程度の利用期間だと貰えなかったケースが多いそうです。
一方で1年8ヶ月など2年近い利用年数だと貰えたというケースもあります。つまり、利用期間が最低でも2年前後ないと貰えないという可能性があります。
さらに、MNP引き止めポイントを既に貰っている場合も貰えない可能性はあります。
実体験はウロウロポイントをもらってからMNP引き止めポイントをもらいました。
- 最大10,000ポイント貰えるといわれている
- My SoftBankの解約ページをウロウロしていると貰えるポイント
- しばらく解約ページにいるとウロウロポイントの画面が表示される
- 利用期間が長いなどの条件がないと貰いにくい
さらに、ソフトバンクで機種変更・他社にMNPどちらがお得なのかについても解説するので、是非チェックしてください。
ウロウロポイントとMNP引き止めポイントの違い
次に、ウロウロポイントとMNP引き止めポイントの違いについて解説します。
ウロウロポイントとMNP引き止めポイントの違いは大きく下記の3つに分けられます。
- もらえるポイント数
- もらう方法
- もらえる条件
MNP引き止めポイントが乗り換え抑止であることに対し、ウロウロポイントは解約抑止である印象が見受けられます。
また、MNP引き止めポイントが10,000~30,000ポイントと大きな差があることに対し、今のところウロウロポイントは10,000ポイント貰えたという話しか聞いたことがありません。
このように、それぞれの違いを詳しく説明していきます。
MNP引き止めポイントはコールセンターで貰えるポイント
MNP引き止めポイントはコールセンターに電話をして、オペレーターと直接電話をすることで貰えるポイントです。
貰えるポイントも10,000~30,000ポイントと幅広く、貰える条件もMNPを検討しているかどうかにあります。
ウロウロポイントはMy SoftBankの解約ページで貰えるポイント
一方で、ウロウロポイントはMy SoftBankの解約ページをウロウロすることで貰えるポイントです。
ポイントは10,000ポイントが主流のようです。こちらの場合は人の手は一切入らず、システムの判断によって付与されます。
貰えるポイントはMNP引き止めポイントの方が可能性は高い?
人の手が加わらない分、貰える条件はウロウロポイントの方が厳しいかもしれません。
一方で、交渉次第によってはMNP引き止めポイントの方が貰いやすい可能性があります。
もちろん、契約したばかりであったり利用期間がわずかである場合は、どちらも貰える可能性はかなり低いでしょう。
ソフトバンクで機種変更orMNPどちらがお得なのか
次に、ソフトバンクで機種変更するべきなのか、MNPをするべきなのか検証してみました。
時期によって、さまざまなキャンペーンが各キャリアで実施されていますが、正直美味しいキャンペーンは少ない傾向にあります。
確かにMNPすればある程度はお得になるかもしれませんが、果たして今まで使っていたメールアドレスやキャリアを変えてまでMNPするべきかと言われると…微妙な気もします。
- MNPのキャンペーンはかなり少ない
- ソフトバンク光など契約状況によってはMNPしてしまうと高くなる可能性も
- 引き止めポイントなどを活用すれば機種変更がお得
MNPのキャンペーンはかなり少ない
国による指導も何度も行われてきましたし、過去と比べるのは良くないとは思いますが、やはり以前と比べてキャンペーンはかなり少なくなってきています。
キャンペーンがあったとしても条件が厳しいことも多く、機種代金が一括0円になっても他のキャリアへのMNPでは基本料金や通話・ネット料金はまだまだ高く、正直あまりお得ではありません。
キャリアからメールアドレスから何まで変えてまで、MNPする必要はないのでは?と思えます。
ソフトバンク光など契約状況によってはMNPしてしまうと高くなる可能性も
現状ソフトバンク光など他サービスとのセットで契約している場合、乗り換えると今の料金よりも高くなる可能性もあります。
最近ではスマホだけでなく、さまざまなサービスをキャリアが取り扱っているので、このようなスマホとセットでの割引等の有無も考慮するべきでしょう。
MNP引き止めポイントやウロウロポイントを有効活用すれば機種変更がお得!
今回紹介したMNP引き止めポイントやウロウロポイントを利用することで、ソフトバンクでの機種変更をがお得になります。
また、それ以外にも機種変更のキャンペーンを取り扱っているので、是非一度キャンペーンを加味した上で機種変更での月額料金を見積もってみてはいかがでしょうか。
もしかしたらMNPとそこまで変わらないかもしれません。
ウロウロポイントとMNP引き止めポイントを活用しよう!
最後に、ウロウロポイントとMNP引き止めポイントの違いについてまとめます。
- ウロウロポイントはMy SoftBankの解約ページをウロウロしていると貰える可能性がある
- ウロウロポイントは大体10,000ポイント程度
- MNP引き止めポイントはコールセンターでMNP予約番号を発行しようとする時に貰える可能性がある
- MNP引き止めポイントは最大で30,000ポイント貰えるといわれている
ウロウロポイントは、My SoftBankの解約ページをウロウロするだけで最大10,000ポイント貰える特典です。
ただし、利用期間が2年前後ないと貰えない可能性が高く、貰える可能性で言えばMNP引き止めポイントの方が高いかもしれません。
MNP引き止めポイントは、最大30,000ポイント貰うことができるソフトバンクコールセンターのポイント特典です。
こちらはオペレーターと直接話す必要がありますが、上手くいけば30,000ポイント貰うことも不可能ではありません。
1回だけでは貰えない可能性も高いので、是非何度か試してみることをおすすめします。
MNPも機種変更も今はそんなに料金もキャンペーンも変わらない状態になってきているので、是非一度機種変更での見積もりをしてみてくださいね。
もしかしたらMNPより安くなるかもしれません。