
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ソフトバンクの「ソフトバンクまとめて支払い」は、Amazonでの買い物やPayPayへのチャージ、ゲームの課金などを、ソフトバンクの月々の利用料金と一緒に支払いができるサービスです。
クレジットカードを登録しなくても各種支払いができることで、非常に利便性が高く利用者の多い決済方法となっています。
しかし、ソフトバンクまとめて支払いが急に利用できなくなったり、普段使っていないにも関わらず請求が来ることもあるようです。
そこで今回は、ソフトバンクまとめて支払いが使えない・見に覚えがない請求が来た時の対処方法を解説します。
ソフトバンクまとめて支払いを安心して利用したいソフトバンクユーザー、そしてこれから乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてください。
- 主な原因は「料金未納」「上限到達」「利用制限」の3つ
- 料金未納は翌請求月開始から最大8日間待つ
- 上限到達はリセットまで待つ
- 利用制限はMy SoftBankから解除
- 身に覚えがないなら「履歴・明細」を確認
- 不正利用されたら補償制度を利用
※本記事中の価格は税込み表示
トップ画像引用元:ソフトバンクまとめて支払い | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
「ソフトバンクまとめて支払い」で覚えのない請求があったので、調べていたら、「覚え」が見つかった。
原因はPayPayで、チャージ講座に残高が無い時にチャージしたら「ソフトバンクまとめて支払い」からチャージになっていた。
そーゆーことか、油断してた。
— カズミナ🐈 (@KazumiMinagawa) August 20, 2022
ソフトバンクまとめて支払いとは
画像引用元:ソフトバンクまとめて支払い | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクまとめて支払いは、一言で言うと「ソフトバンク版のキャリア決済サービス」です。
Amazonなど通販の買い物代金や各種Webサービスの利用料金、ゲームの課金などを、ソフトバンクのスマホ料金と合算して請求してくれます。
クレジットカードの登録をせず支払いできて、さらに月々の上限額を決められることで使いすぎ防止にも役立ちます。
ソフトバンクユーザーなら申込み不要で利用できるので、非常に便利な決済サービスと言えるでしょう。
支払いの利用可能上限は?
ソフトバンクまとめて支払いの最大利用可能額は、スマホの使用者の年齢に応じて以下の3パターンに分かれます。
使用者年齢 | 利用可能額 |
---|---|
満12歳未満 | 最大2,000円/月 |
満20歳未満 | 最大20,000円/月 |
満20歳以上 | 最大100,000円/月 |
契約状況や料金収納状況によっては、上記の最大利用可能額より少ない金額が上限になることもあります。
また、利用可能額の範囲内なら、ユーザーが好きな上限額を設定できます。
例えば、20歳未満で最大利用可能額が20,000円のところ、10,000円を上限に変更するといった具合です。
「使い過ぎを防止したい」「子どもに使わせるから上限を少なくしたい」いう人は、あらかじめ利用可能上限額を少額に設定しておくと安心です。
使いすぎ防止機能があって安心
ソフトバンクまとめて支払いには、「使いすぎ防止機能」として次の2つの機能が提供されています。
- 利用額を変更:最大利用額の範囲内で好きな上限額を決められる
- 利用制限:まとめて支払いの利用自体を制限し、解除にはあらかじめ決めたパスワードが必要
毎月の利用額の上限が自由に決めらるので、「月に1万円まで」など設定しておくことで、気づかずに予算オーバーする心配なく利用できます。
また、子どもに持たせるスマホでも、保護者があらかじめ利用制限をかけておけば、勝手に高額な課金をする心配もありません。
金銭感覚がなくなって高額請求になるのが怖い人は、使いすぎ防止機能を活用しましょう!
LINEMOやワイモバイルでも利用可能
ソフトバンクまとめて支払いは、LINEMOでも利用可能です。
ワイモバイルでは名称が「ワイモバイルまとめて支払い」となっていますが、仕組みや使い方はソフトバンクまとめて支払いと全く変わりません。
支払いができない時や見覚えのない請求があった時の対処法もソフトバンクと同様なので、LINEMOやワイモバイルユーザーの人も本記事を参考にしてください。
ソフトバンクまとめて支払いの使い方
ソフトバンクまとめて支払いを利用する際は、あらかじめWebサービスやECサイトの支払い方法にソフトバンクまとめて支払いを設定しましょう。
その上で、いつも通り買い物等をして、支払い方法をソフトバンクまとめて支払いを選ぶだけです。
例としてAmazonにソフトバンクまとめて支払いを設定する方法を見ていきましょう。
- スマホのWi-FiをOFF
- Amazonウォレットにアクセスしてログイン
- 「+追加」をタップ
- 「携帯電話会社の請求を追加する」をタップ
- 「docomo d払い」をタップして「SoftBank」に変更
- 「続行」をタップ
- 画面に従い支払い方法追加を確定
-
STEP.スマホのWi-FiをOFF
-
STEP.Amazonウォレットにアクセスしてログイン
-
STEP.「+追加」をタップ
-
STEP.「携帯電話会社の請求を追加する」をタップ
-
STEP.「docomo d払い」をタップして「SoftBank」に変更
-
STEP.「続行」をタップ
-
STEP.画面に従い支払い方法追加を確定
-
終了
以上でAmazonにソフトバンクまとめて支払いが設定できました。
あとはいつも通り買い物して、決済時にソフトバンクを選ぶだけでOKです。
ソフトバンクまとめて支払いができない時の対処法
画像引用元:App Store など利用時にまとめて支払い | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクまとめて支払いが利用できない時の主な原因は、大きく分けて以下の3つです。
それぞれの対処法が異なるので、まずは何が原因か切り分けていきましょう。
料金未納の場合は早急に支払う
ソフトバンクまとめて支払いが利用できない時に最も多い原因は、ソフトバンク利用料金の未納です。
口座残高の不足やクレジットカードの有効期限切れなど、何かしらの理由で支払いが滞っているかもしれません。
対処法は支払いを完了するしかないので、ソフトバンクまとめて支払いが利用できない時は、真っ先にソフトバンクの支払い状況を確認しましょう。
なお、未納料金を支払っても、すぐソフトバンクまとめて支払いの利用は再開されません。
「翌請求月の開始日から最大8日間」が利用できない期間となるため、ほぼ1ヶ月は使えないと考えた方がいいでしょう。
支払い状況の確認手順
ソフトバンクの未納料金は、My SoftBankですぐ確認できます。
- Wi-FiをOFF
- My SoftBankにアクセス
- トップページの「○月請求」をタップ
- 「請求情報・設定」をタップ
- 「支払い状況」の「確認する」をタップ
-
STEP.Wi-FiをOFF
-
STEP.My SoftBankにアクセス
-
STEP.トップページの「○月請求」をタップ
-
STEP.「請求情報・設定」をタップ
-
STEP.「支払い状況」の「確認する」をタップ
-
終了
未納料金がある場合、「未払い」と表示されます。
また、支払い後も1〜2日間は「ご入金確認中」と記載されるケースがあります。
この場合はコンビニや金融機関からの送金待ち状態なので、しばらく待てば「支払い済み」に更新されます。
購入利用可能の上限額に到達したら締め日の翌日まで待つ
ソフトバンクの支払い状況に問題ないにも関わらず、ソフトバンクまとめて支払いが利用できない場合は、利用可能額の上限に到達している可能性があります。
まとめて支払いは1ヶ月間に利用できる金額が設定されており、携帯電話料金の締め日の翌日にリセットされます。
ほとんどの人は月末日締めですが、契約状況によっては10日・20日が締め日の人もいるので注意しましょう。
利用可能額の上限が原因なら、リセットされるまで待つしかありません。
利用可能額は予告なく減額されることも
ソフトバンクまとめて支払いは、過去に料金未納があると利用可能額が減額される可能性があります。
公式サイトにも、「利用可能額は予告なく増減する可能性がある」と明記されています。
場合によっては利用可能額が0円に固定されることもあるようなので、料金未納は極力起こさないように注意しましょう。
利用可能額の上限を越えた増額を希望するのは不可
利用可能額の上限はソフトバンク側で決定し、ユーザーが上限を超えた金額は利用できない仕組みです。
利用可能額が不足すると、コールセンターやショップに問い合わせても利用可能額の上限を増やす手続きはありません。
また、利用料金の未納があると利用可能額はすぐ減額されますが、増額されることはそうそうありません。
年単位で期限厳守で支払えば、利用限度額が最大になる可能性はありますが、増額の希望はできないことに注意しましょう。
利用制限がかかっているなら解除する
ソフトバンクまとめて支払いには、使いすぎ防止機能の一環で利用制限がかけられます。
利用制限がかかっていると支払いできないので、ソフトバンクのスマホやパソコンで、以下手順で利用制限を解除しましょう。
- 利用制限機能を利用中の携帯電話番号でMy SoftBankにログイン
- 「解除する」を選択
- 使いすぎ防止パスワードを入力
- 「設定」をタップ
利用制限が原因でソフトバンクまとめて支払いが利用できない人も多く、特に普段まとめて支払いを利用しない人に起こる傾向にあります。
「悪用を防ぐ為に利用制限をかけたまま忘れていた」というケースもよく聞きます。
なお、利用制限の解除には使いすぎ防止パスワードが必要です。
使いすぎ防止パスワードを忘れた場合は、ソフトバンクショップでパスワードを初期化してもらいましょう。
身に覚えがない請求が来た場合の対処法
画像引用元:デジタルコンテンツ、ショッピングなど利用時にまとめて支払い | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
「ソフトバンクまとめて支払いを利用した覚えがないのに請求が来た」という場合、考えられるケースはいくつかあります。
有料のWebサービスに加入やキャリア決済を利用したのを忘れていたケースが多く、利用履歴を確認すると思い出すユーザーがほとんどです。
ただし、不正利用されたケースも勿論考えられるので、まずは利用履歴を確認しましょう。
ソフトバンクまとめて支払いの利用履歴確認方法
ソフトバンクまとめて支払いの利用履歴は、ソフトバンクのスマホから下記手順で簡単に確認できます。
- Wi-FiをOFF
- My SoftBankにログイン
- 「ご利用履歴」の「確認する」をタップ
- 利用履歴が表示されるので確認
上記の手順で当月分のご利用履歴が表示されます。
まずはこの手順で利用履歴を確認し、使った覚えがある請求か確認しましょう。
利用明細では利用日と大まかな用途・金額が確認できる
ソフトバンクまとめて支払いを利用すると、ソフトバンクの利用明細には下記のように記載されます。
- 情報料 ソフトバンクまとめて支払い(Apple等)ご利用分
- 代行料 ソフトバンクまとめて支払い(Google Play)ご利用分
- 情報料 ソフトバンクまとめて支払い(デジタルコンテンツ等)ご利用分
- 情報量 ソフトバンクまとめて支払い(ショッピングサイト等)ご利用分
具体的なサービス名の記載はされませんが、日付と金額が一覧になっているため、身に覚えのある利用か短時間でチェックできます。
利用履歴の確認とあわせて活用しましょう。
ソフトバンクまとめて支払いが不正利用された場合の対処法
ソフトバンクまとめて支払いの身に覚えのない請求で最も警戒が必要なのが、第三者に不正利用されてしまうことです。
フィッシング等でMy SoftBankのID・パスワードが盗まれると、Webサービスやアプリの課金で不正利用されてしまう可能性があります。
もし不正利用の被害にあった場合、ソフトバンクに不正利用を申し立てましょう。
申し立てが承認されると、不正利用の被害金額をソフトバンクが補償してくれます。
ただし、補償を受けるには不正利用の発生から90日以内であることや、不正調査の協力などの条件を満たす必要があります。
- 不正利用による損害が生じた場合に、直ちにソフトバンクおよび警察署へ申告
- My SoftBankのパスワード等の盗取・詐取を認識した場合に、直ちにパスワード変更の手続きを実施
- ソフトバンクが損害の補償に必要と認める書類を提出
- ソフトバンクまたはソフトバンクが指定する者の指示に従い、損害拡大の防止のために必要となる措置を実施
- ソフトバンクまたはソフトバンクが指定する者の求めに応じ、事実確認および被害状況等の調査に協力
また、上記5つの手続き・条件を満たした場合でも、ユーザーの家族や同居人などの故意・過失が原因の場合は補償対象外になってしまいます。
あくまで、第三者に不正利用された場合のみ補償が受けられるので、My SoftBankパスワード等は他者に漏らさないよう厳重に管理しましょう。
ソフトバンクまとめて支払いを停止したい場合
画像引用元:Google Play 利用時にまとめて支払い | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクまとめて支払いの利用を停止したい場合、利用制限をかけてしまうのが最も簡単な方法です。
- My SoftBankにログイン
- 「制限する」を選択
- 使いすぎ防止パスワードを入力(※)して「設定」をタップ
※半角英数字混在で6桁から16桁のパスワードを設定
利用制限をかけるとソフトバンクまとめて支払いを改めて利用することができず、利用再開には制限を解除する必要があります。
ただし、利用制限をかけてもすでに登録中の月額料金は解除されない点には注意が必要です。
月額料金が発生する有料コンテンツは、利用制限とは別に解除の手続きをしましょう。
ソフトバンクまとめて支払いの有料コンテンツを解除する方法
ソフトバンクまとめて支払いの有料コンテンツは、利用制限と同じくMy SoftBankから解除できます。
- Wi-FiをOFF
- My SoftBankにログイン
- 「ご登録中サービス」の「確認する」をタップ
- 解除したいサービスの下にある「次へ」をタップ
- 「解除」ボタンをタップ
ソフトバンクまとめて支払いで決済している有料コンテンツは、上記の手順で1サービスずつ解除しましょう。
ただし、一部のサービスはMy SoftBankからの解除ではなく、サービス提供元のWebサイトで退会手続きが必要です。
サービス名の下に「次へ」ボタンがない場合は、サービス提供元のWebサイトをチェックしましょう。
ソフトバンクまとめて支払いが使えるサービス
画像引用元:ソフトバンクまとめて支払い | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクまとめて支払いは、非常に多くのサービスで利用できます。
- PayPay(電子マネー)
- Amazon
- App Store
- Apple Music
- iTunes Store
- Google Play
- Yahoo!ショッピング
- hulu
- メルカリ
- めちゃコミック
- YouTube Premium
- モンスターストライク
- Pokemon GO
上記に挙げたのはあくまでも一例に過ぎず、ソフトバンクまとめて支払いが使えるサービス数は膨大です。
逆に利用できないWebサービスの方が少数派と言っても過言では無いので、利用金額に気を付ければ便利なサービスと言えるでしょう。
ただし、ソフトバンクのiPad契約はソフトバンクまとめて支払いが利用できません。
iPhoneとiPadの両方を利用しているならiPhoneの契約で利用できますが、Androidスマホ+iPadで利用している人は注意しましょう。
PayPayのチャージに使える
ソフトバンクユーザーは、PayPay(電子マネー)にソフトバンクまとめて支払いでチャージできます。
- PayPayアプリトップの「チャージ」をタップ
- 「チャージ方法」→「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」をタップ
- 金額を入力して「チャージする」をタップ
-
STEP.PayPayアプリトップの「チャージ」をタップ
-
STEP.「チャージ方法」→「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」をタップ
-
STEP.金額を入力して「チャージする」をタップ
-
終了
画像引用元:ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでのチャージ方法 – PayPay ヘルプ
PayPayはコンビニやスーパーなど普段の買い物で利用できます。
現金の手渡しが無いキャッシュレス決済なので、衛生面が気になる昨今でも安心して利用できます。
また、PayPayポイントがたっぷり貯まるキャンペーンも豊富に開催し、お得に買い物したい人におすすめです。
ソフトバンクまとめて支払いでPayPayにチャージして、ぜひ利用してみてください。
ソフトバンクまとめて支払いを活用しよう!
今回は、ソフトバンクまとめて支払いが使えない・見に覚えがない請求が来た時の対処方法を解説しました。
- 主な原因は「料金未納」「上限到達」「利用制限」の3つ
- 料金未納は翌請求月開始から最大8日間待つ
- 上限到達はリセットまで待つ
- 利用制限はMy SoftBankから解除
- 身に覚えがないなら「履歴・明細」を確認
- 不正利用されたら補償制度を利用
ソフトバンクまとめて支払いは、ソフトバンクユーザーなら積極的に活用するのがおすすめの便利な決済サービスです。
利用できないときは、料金未納や利用制限、利用可能額の上限に達していないかチェックするだけで、大抵は原因を特定できます。
ソフトバンクが提供するサービスということもあり、ソフトバンクまとめて支払いに対応するサービスは多岐に渡ります。
また、万が一の不正利用被害に遭った際に、補償制度があることも安心材料となります。
スマホで買い物・課金をする時は、ソフトバンクまとめて支払いをぜひ活用してください!