
オンラインショップなら機種変更がお得
結婚・進学・就職など、人生の節目で親から子へソフトバンクスマホの名義変更をする機会は何度かあると思います。
しかし、初めて名義変更手続きをする場合や昔にやったことがあるけれど覚えていない場合など、名義変更の方法が分からなくて困っている人は多いのではないでしょうか。
今回はソフトバンクで名義変更をする際に必要なものと手続きの手順をご紹介します。
名義変更にかかる費用やどこで手続きを行えるかなど、疑問点を残らず解消していきます。
すでにソフトバンクを使っているユーザー、そしてこれからソフトバンクへの乗り換えを検討している親御さんもぜひ参考にしてください。
- 名義変更手続きはソフトバンクショップで行う
- 必要なものは名義変更の種類によって変わる
- 家族以外の他人に譲渡する場合にかかる費用は3,300円
ソフトバンクの名義変更の種類
ソフトバンクの名義変更には、下記の5つの種類があります。
種類ごとにそれぞれ必要なものが変わってくるので、自分が行う名義変更がどれに当てはまるか確認しておきましょう。
名義変更手続きはソフトバンクショップで
ソフトバンクの名義変更の手続きは、全てソフトバンクショップで行うことになります。
My Softbank、ソフトバンクオンラインショップ、カスタマーサポートへの電話、家電量販店の中にあるソフトバンクコーナーでは名義変更手続きはできません。
お近くのソフトバンクショップの場所は、公式サイトから検索できます。
「かんたん来店予約」で待ち時間短縮
名義変更の手続きでソフトバンクショップに来店する前に、「かんたん来店予約」をしておくと店舗での待ち時間を短縮できます。
予約可能な日時は、当日から2週間先まで。
ただし、一部のソフトバンクショップで当日予約する場合は電話での確認が必要な場合もあります。
「かんたん来店予約」は下記のいずれかの方法で利用できます。
- ソフトバンク公式サイトから予約する
- 電話で予約する
- My SoftbankにログインまたはMy Softbankアプリで来店予約する
- LINEでソフトバンク公式アカウントを友だち追加し「かんたん来店予約」メニューをタップする
電話で予約する場合は、下記のソフトバンク予約窓口コールセンター(無料)から予約できます。
電話番号:0800-888-2489(受付時間:10:00-19:00)
ソフトバンクの名義変更は譲渡のみ手数料がかかる
ソフトバンクの名義変更手続きにかかる費用は、それぞれ下記の通りになります。
手続きの内容 | 手数料 |
---|---|
改名・改姓 | 不要 |
譲渡(家族以外) | 3,300円 |
譲渡(家族) | 不要 |
承継 | 不要 |
請求先名義変更 | 不要 |
家族割引のない家族や他人・他社に名義変更する場合(譲渡)のみ、3,300円の手数料が必要になります。
この譲渡の手数料は、名義変更後の新規契約者の月額料金と合算して請求されます。
また、月の途中で名義変更(譲渡)を行った場合は月額料金を日割り計算されます。
譲渡する前の料金は現契約者に、譲渡後の料金は新規契約者にそれぞれ請求されます。
ソフトバンクの名義変更手続きと必要なもの
ソフトバンクでの名義変更手続きの流れと必要なものを、種類別に解説していきます。
結婚などで名字が変わった場合(改姓・改名)
結婚などで名字が変わった場合は、契約者本人がソフトバンクショップに来店して手続きを行います。
必要なものは、下記の通りです。
- 本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者手帳、健康保険証(※1)、在留カード+外国パスポート、特別永住者証明書のいずれか)
- 申し込み印(来店者のサインでも受け付けできます)
- 「通帳、キャッシュカード+金融機関届出印(※2)」または「クレジットカード」
※1 健康保険証は、住民票記載事項証明書(原本)や公共料金領収書などの補助書類も必要
※2 Pay-easy(ペイジー)対応の金融機関の場合は、キャッシュカードのみで店頭で暗証番号入力でも可
なお、本人確認書類で改姓が確認できない場合は、マイナンバーの記載がない住民票や戸籍謄(抄)本など改姓が確認できる書類が必要となります。
既に改姓手続きを行なっていて改姓前後の名前が記載されている本人確認書類があれば、そちらを持って行きましょう。
もし、改姓前後の名前を確認できる本人確認書類がない場合は、マイナンバーの記載がない住民票や戸籍謄(抄)本を用意しましょう。
また、口座名義やクレジットカード名義の変更も必要な場合は、通帳やクレジットカードも持って行くことになります。
他人に名義変更する場合(譲渡)
契約者名義を、他人または家族割引のない家族に変更する手続きは、「譲渡」と呼ばれます。
現在契約中の方と新しい契約者の方、両方がソフトバンクショップに来店する場合は、それぞれ下記のものが必要になります。
- 本人確認書類
- 申し込み印(サインでも可)
- 本人確認書類
- 「通帳、キャッシュカード+金融機関届出印(※1)」または「クレジットカード」
※1 Pay-easy(ペイジー)対応の金融機関の場合は、キャッシュカードのみで店頭で暗証番号入力でも可
契約者だけ名義変更して請求先は変更しない場合でも請求先の指定が必要になります。
支払い用のクレジットカードやキャッシュカードは忘れないようにご注意ください。
新規契約者のみで手続きする場合
現契約者の方の来店が難しい場合は、新規契約者のみでも名義変更手続きは行えます。
新規契約者のみで名義変更を行うには、先述した「新規契約者の必要なもの」に加えて、次の2点が必要になります。
- 現契約者が記入した委任状
- 現契約者の本人確認書類(コピーでも可)
委任状は、ソフトバンクの公式サイトからダウンロードして印刷できる他、ソフトバンクショップでももらえます。
また、通常は本人確認類は原本がないといけませんが、委任状がある場合、現契約者の本人確認書類はコピーでOKです。
家族割引のある家族に名義変更する場合(譲渡)
契約者の名義を家族割引対象となっている家族に変更する場合は、家族割引を継続したまま譲渡することができます。
ほとんどの場合、親から子へ名義変更する場合はこちらの事例に該当しますね。
なお、家族であっても家族割引に加入していない家族へ譲渡する場合は、他人への譲渡扱いになり、手数料が発生します。
通常は、現在契約中の方(現契約者)と新しい契約者(新規契約者)の方、両方がソフトバンクショップに来店する必要があります。
現契約者と新規契約者、それぞれの必要なものは下記の通りです。
- 本人確認書類
- 申し込み印(サインでも可)
- 本人確認書類
- 「通帳、キャッシュカード+金融機関届出印(※1)」または「クレジットカード」
- 現契約者との関係を証明する家族確認書類(※2)
※1 Pay-easy(ペイジー)対応の金融機関の場合は、キャッシュカードのみで店頭で暗証番号入力でも可
※2 現契約者さまと新規契約者の両方の氏名が記載された「住民票記載事項証明書」「健康保険証」「遠隔地保険証」「住民票」「戸籍謄(抄)本」、または同性とのパートナーシップを証明する書類。いずれも発行日から3ヶ月以内であること
家族割引を引き継いで名義変更する場合は、家族確認書類が必要になります。
また、契約者だけ名義変更して請求先は変更しない場合でも請求先の指定が必要になります。
新規契約者の方の支払い用のクレジットカードなどは忘れないようにしましょう。
新規契約者のみで手続きする場合
現契約者の方の来店が難しい場合は、新規契約者のみでも名義変更手続きは行えます。
新規契約者のみで名義変更を行うには、先述した「新規契約者の必要なもの」に加えて、次の2点が必要になります。
- 現契約者が記入した委任状
- 現契約者の本人確認書類(コピーでも可)
委任状は、ソフトバンクの公式サイトからダウンロードして印刷できる他、ソフトバンクショップでももらえます。
また、通常は本人確認生類は原本がないといけませんが、委任状がある場合、現契約者の本人確認書類はコピーでOKです。
亡くなった家族の契約を引き継ぐ場合(承継)
亡くなった方の契約を家族が引き継ぐ場合(承継)は、下記のものが必要になります。
- 現契約者の死亡が確認できるもの
- 契約を引き継ぐ方の本人確認書類
- 「通帳、キャッシュカード+ 金融機関お届け印(※1)」または「クレジットカード」
※1 Pay-easy(ペイジー)対応の金融機関の場合は、キャッシュカードのみで店頭で暗証番号入力でも可
現契約者の方の死亡が確認できるものとしては、例えば下記のようなものがあります。
- 医師の死亡診断書
- 除籍が分かる戸籍謄本
- 住民票
- 斎場発行の 埋葬許可証
- 通夜告別式のお知らせ
- 新聞広告の切り抜き
現契約者の方の死亡が確認できるものについては、コピーでもOKです。
契約者は変更せずに支払い名義をする場合(請求先名義変更)
契約者の名義変更は行わずに支払い名義だけを変更すること(請求先名義変更)もできます。
ただし、支払い名義を「契約者から家族に変更する場合」と「家族から契約者本人に変更する場合」では必要なものが違います。
混在しないよう、自分がどんな状況かを明確にしておきましょう。
支払い名義を契約者から家族に変更する場合
支払い名義を契約者以外の家族に変更する場合は、契約者が下記のものを持ってソフトバンクショップへ行く必要があります。
- 契約者の本人確認書類
- 支払名義人同意書
- 「通帳、キャッシュカード+ 金融機関お届け印(※1)」または「クレジットカード」
- 契約者と支払い名義人が家族であることを証明する家族確認書類(住民票記載事項証明書など)
※1 Pay-easy(ペイジー)対応の金融機関の場合は、キャッシュカードのみで店頭で暗証番号入力でも可
支払名義人同意書:
■ソフトバンク公式Webサイト上の「どこでも同意書」で作成
■ソフトバンク指定の「同意書」をダウンロード&印刷して記入
の、どちらか好きな方法で用意しましょう。
支払い名義を家族から契約者本人に変更する場合
支払い名義を家族から契約者本人に変更する場合も、契約者本人が手続きを行います。
その際に必要なものは下記の通りです。
- 契約者の本人確認書類
- 「通帳、キャッシュカード+ 金融機関お届け印(※1)」または「クレジットカード」
※1 Pay-easy(ペイジー)対応の金融機関の場合は、キャッシュカードのみで店頭で暗証番号入力でも可
ソフトバンクで名義変更する際の注意点
名義変更時には、下記の点に注意しましょう。
- 料金プランを引き継げない場合がある
- 名義変更(譲渡)できない場合がある
料金プランを引き継げない場合がある
譲渡時に、現在利用中の料金プランを引き継げないことがあります。
例えば、譲渡手続きを行った時点で、利用中の料金プランが既にソフトバンクで新規受付を停止していた場合などです。
現在の料金プランを引き継げない場合は、譲渡手続きと同時に現在申し込み可能なプランへ変更することになります。
この結果、譲渡手続きの前後で月額料金が変わることもあるので注意しましょう。
名義変更(譲渡)できない場合がある
下記の場合は、必要なものが揃っていても契約者の名義変更(譲渡)ができません。
- 新規契約者が来店できない場合
- 新規契約者が契約審査に通らない場合
既に書いた通り、名義変更時、譲渡する側である現契約者の方は、委任状と本人確認書類があれば来店しなくても手続き可能です。
しかし、新しく回線を使用する新規契約者の方は、手続き時に必ずソフトバンクショップに来店する必要があります。
また、新規契約者が過去に月額料金の滞納などを行っていて契約審査に通らない場合は、名義変更ができない点にもご注意ください。
名義変更手続きを検討した方が良い時
日常でスマホを使っている分には、名義変更が必要と感じる場面は少ないですよね。
また、ソフトバンクでは支払い名義だけを変更することもできます。
そのため、契約者と支払い名義のどちらを名義変更をしたら良いのか迷うこともあるかもしれません。
個人個人で事情が違うので一概には言えませんが、下記の場合は1度名義変更を検討してみることをおすすめします。
- 契約者と使用者が離れて暮らす場合
- ソフトバンクから格安SIMに乗り換え(MNP)する場合
これらの条件に当てはまる方は、名義変更をした方が良い場合があります。
契約者と使用者が離れて暮らす場合
例えば、両親に購入してもらったスマホを持ったまま一人暮らしを始める場合は、名義変更した方が便利になるかもしれません。
というのも、ソフトバンクでは下記のような手続きは契約者しか行えないためです。
- 機種変更
- 修理
- プラン変更
契約者以外の方は、スマホが壊れた時に修理に出す、新しい機種を購入して機種変更する、などの手続きを自分でできません。
契約者の方に委任状を書いてもらえれば代理人による手続きも可能ですが、わざわざ委任状を書いてもらうのも大変です。
名義変更手続きにも委任状は必要ですが、1度名義変更すれば自分の書類だけで機種変更や修理を申し込めるようになります。
緊急時もスムーズに対応できるでしょう。
- 機種変更・修理・プラン変更は契約者にしかできない
- 緊急時の対応をスムーズにするために名義変更はしておいた方がよい
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合
格安SIMに乗り換え(MNP)する際も、契約者の名義変更(譲渡)を行う必要がないか検討することをおすすめします。
一部の格安SIMを除き、多くの格安SIMでは、基本的に契約後契約者名義を他の人に変更すること(譲渡)ができません。(※承継や改姓は行えるところもあります。)
格安SIMでは名義変更ができなくなることを踏まえた上で、必要な場合は乗り換え(MNP)前にソフトバンクで名義変更をしましょう。
ちなみに、譲渡ができる格安SIMは、OCNモバイルONE、楽天モバイル、ワイモバイル、mineo、JCOMモバイル、イオンモバイルの6社です。
名義変更の可能性がある場合は、これらの格安SIMを検討してみてもよいでしょう。
また、現在のソフトバンクの契約者の名義と違う契約者名で格安SIMへの乗り換えはできません。
なので、格安SIMへの乗り換え時に契約者の名義を変えたい場合も、先にソフトバンクで名義変更手続きを行っておくことをおすすめします。
名義変更はソフトバンクショップでしか行えないため、余裕を持って手続きするようにしましょう。
- 多くの格安SIMは契約後に名義変更できない(※承継・改姓はできる場合も)
- 必要な場合は乗り換え前にソフトバンクで名義変更しておく
- 譲渡できる格安SIMも検討しておこう
ソフトバンクの名義変更について、よくある質問
ソフトバンクの名義変更について、よくある質問に回答しました。
どんなときに名義変更が必要か
以下のようなケースで、名義変更手続きが必要です。
- 改名・改姓:結婚などで名字(姓)が変わった場合
- 譲渡(家族以外):家族割引のない家族や他人に名義変更する場合
- 譲渡(家族):家族割引に加入している家族に名義変更する場合
- 承継:亡くなった家族の契約を引き継ぐ場合
- 請求先名義変更:契約者名義を変更せず支払いの名義を家族に変更する
名義変更手続きはどこで行うのか
すべて「ソフトバンクショップ」で行うこととなります。
「かんたん来店予約」をしてソフトバンクショップに行ってください。
予約や近くのソフトバンクショップの探し方は記事で解説していますので、ぜひ記事をご覧ください。
名義変更に費用はかかるのか
家族割引のない家族や他人に名義変更する場合(譲渡)のみ、3,300円の手数料が必要になります。
名義変更に必要なものを知りたい
名義変更の内容によって必要なものが違います。
記事では名義変更の際に必要なものを詳細に解説しましたので、記事をぜひご覧ください。
必要なものを揃えれば名義変更手続きは簡単
ソフトバンクの名義変更手続きについてのポイントをまとめました。
- 名義変更手続きはソフトバンクショップで行う
- 必要なものは名義変更の種類によって変わる
- 家族以外の他人に譲渡する場合にかかる費用は3,300円
名義変更の手続きは面倒に思えるかもしれませんが、大変なのは書類の準備だけです。
書類が用意できたらあとは、ソフトバンクショップに行き、店員さんが所定の手続きを行ってくれます。
店頭に行く際には、事前にパソコンまたはスマホから「かんたん来店予約」をしておけば、待ち時間も短縮できます。
いずれ親から子へ名義変更しなければと思っている方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。