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ソフトバンクは2020年12月22日に新ブランドを開始すると発表しました。
新ブランドは月額料金の安さが話題となっていますが、申し込みするべきかどうか?と悩む人も多いでしょう。
そこで今回はソフトバンクが打ち出している「SoftBank on LINE」について徹底的に解説します。
- 月額3,278円(税込み)
- データ容量は20GBで4Gと5Gが使える
- ソフトバンクと同一のネットワーク・品質が受けられる
- 手続きはオンラインのみ
SoftBank on LINEが気になっている人は、ぜひ1度目を通してください。
※本記事中の価格は税込み表示
トップ画像引用元:SoftBank on LINE | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
SoftBank on LINEとは「ブランドコンセプト」
画像引用元:SoftBank on LINE | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
まずは、SoftBank on LINEとは一体何なのか?について解説します。
申し込みする前にしっかり確認しておきましょう。
ソフトバンク新ブランドのコンセプト
SoftBank on LINEとは新ブランドの名称ではありません。
ソフトバンクが発表した「新ブランドコンセプト」がSoftBank on LINEとなります。
新ブランド名は現在未発表の状態なので、この記事ではSoftBank on LINEの名称を使って執筆しています。
LINEモバイルを完全子会社化した第3のブランドMNO
ソフトバンクはLINEモバイル株式会社の100%子会社化に向けてLINE株式会社と協議中です。
LINEとZホールディングス株式会社の経営統合を機会に、LINEプラットフォームを活用した通信事業をソフトバンクが提供する運びとなりました。
ブランドコンセプトにSoftBank on LINEを掲げている新ブランドは、ソフトバンク、Y!mobileに続く3つ目のブランドMNOとなります。
2021年3月にサービス開始予定
SoftBank on LINEのサービス開始の予定は2021年3月となっています。
詳しい日程はまだ決まっておらず、今後のソフトバンクのアナウンスに注目です。
SoftBank on LINEの料金と特徴
画像引用元:SoftBank on LINE | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
SoftBank on LINEは料金の安さが話題です。
また、その他の特徴も見逃せないのでぜひチェックしてください。
ずっと月額3,278円(税込み)
SoftBank on LINEの料金は月額3,278円です。
1年目や2年目なども関係なく月額3,278円が続きます。
特別な割引などはありませんが、その分最初から料金が安いメリットが得ることができます。
データ容量は月20GB(LINEはノーカウント)
月額3,278円で使えるデータ容量は1ヶ月20GBです。
データ使い放題ではありませんが、自宅や会社にWi-Fiが通っている人は十分なデータ容量といえるでしょう。
仮に1ヶ月以内に20GBを超えてしまった場合でも、1GBを550円で追加できます。
LINEは基本通信量の消費なし
ブランドコンセプトのSoftBank on LINEに「LINE」が入っていることでわかるように、LINEの使い方に特徴があります。
注目したいポイントがLINE使用時はデータが消費されないことです。
LINEトークやLINE通話においてデータ容量がカウントされません。
LINEで繋がっている家族や友達、パートナーとの連絡は毎月のデータ容量を気にせず気軽に行えます。
LINE内でデータを消費するサービスは今後案内される予定のようです。
5分以内の国内通話無料
SoftBank on LINEには5分以内の国内通話無料サービスが付いています。
1回5分以内に収めれば、月額3,278円以外の料金が発生しません。
従来のソフトバンクの料金プランは5分以内の国内通話を無料にする場合、月額880円の準定額オプションを付ける必要がありました。
SoftBank on LINEならオプションを付けずに月額3,278円で国内通話が5分間無料になります。
5分以上通話すると20円/30秒の通話料金が別途請求されます。
4G/5Gに対応
SoftBank on LINEは4Gだけではなく5G通信にも対応可能です。
1ヶ月20GB以内なら5G通信を思いっきり楽しめます。
従来のソフトバンクの料金プランでは、5G通信を使うために月額1,100円をプラスして支払う必要がありました。
しかし、SoftBank on LINEは月額3,278円の安さで5G通信が可能です。
5G対応スマホを持っている人に注目のサービス内容ですね。
データ容量超過時の通信速度は1Mbps
SoftBank on LINEは1ヶ月20GBまで高速通信が楽しめます。
20GBのデータ容量を超過してしまったときに通信速度は落ちますが、超過時の速度は最大1Mbpsです。
1Mbpsは、WEBサイトの閲覧やTwitter、InstagramなどのSNS、音楽アプリは問題なく通信できる速度です。
また、中画質の動画視聴もストレスなく行えるでしょう。
仮に20GBを過ぎても一般的な利用に不便を感じることがないのでとても便利です。
eSIM対応
SoftBank on LINEはeSIMに対応しています。
eSIMとはスマホに内蔵されている本体一体型のSIMのことです。
ネット注文後のSIMの到着を待ったり、SIMを差し替えたりする手間が省けます。
eSIM対応のiPhoneを持っている人もSoftBank on LINEに加入して通信することが可能です。
次の章では、SoftBank on LINEの通信品質はどうなのか?について説明します。
SoftBank on LINEの品質
画像引用元:SoftBank on LINE | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
月額3,278円と安さがメリットのSoftBank on LINEですが、「安いから対応エリアが限られていない?」「速度がどうなのかな?」と、通信の品質に不安を持つ人もいるはず。
ここで不安を解消しておきましょう。
ソフトバンクと同じネットワークを使用
SoftBank on LINEはソフトバンクと同じネットワークを使って通信を提供します。
ソフトバンクは全国23万ヶ所に基地局を設置しています。
2020年3月末時点においてNo. 1の基地局数です。
また、ソフトバンクのサービスエリアを見ると、全国各地をカバーしていることがわかります。
ソフトバンクのエリアの範囲内なら問題なく使えるでしょう。
ソフトバンクと同一品質
SoftBank on LINEの通信品質は、ソフトバンクと同一品質です。
月額料金が安い分通信速度や品質が低くなる、というようなこともありません。
現在のソフトバンクと同等のネットワーク・品質でサービスが受けることができます。
SoftBank on LINEの手続きはオンラインのみ
画像引用元:SoftBank on LINE | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
SoftBank on LINEは手続きがオンラインのみとなります。
街中のソフトバンクの店舗では手続きできないので注意が必要です。
2021年3月スタート予定なのでまだ詳細な内容は発表されていませんが、サポートに関しては次の特徴があります。
LINEで各種手続きが可能
LINEアプリ内から申し込みができるようになります。
また、各種手続きもLINE内でできる予定です。
Webサポートも対応
SoftBank on LINEの契約後はオンラインのチャットサービスを中心にサポートされます。
オンラインチャットは現在、さまざまな企業が取り入れているサービスです。
オンラインチャットなら自分の好きな時間に質問できるので、日中は仕事が忙しくて連絡できないという人は便利になるでしょう。
有人サポートは基本的にない
SoftBank on LINEはオンライン専用の通信サービスです。
オンラインブランドとして店舗を構える予定がないため、スタッフによる有人サポートは基本的にありません。
SoftBank on LINEとソフトバンクの従来プランの料金を比較
ソフトバンクからSoftBank on LINEに移行を考えている人にとって、料金にどのような違いがあるのか気になりますよね。
ここでは、料金や特徴の違いを比較します。
SoftBank on LINEとソフトバンクの従来プラン
項目 | SoftBank on LINE | ミニフィットプラン | メリハリプラン | メリハリ無制限プラン (3月開始予定) |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,278円 | 4,378〜8,228円 | 9,238円 | 7,238円 |
データ容量 | 20GB | 0〜5GB | 50GB (対象SNS使い放題) | 無制限 |
回線 | 4G+5G | |||
通話 | 5分以内の国内通話無料 | 20円/30秒 | ||
通話オプション | 月額1,100円 (5分以上の国内通話無料) | ・準定額オプション 月額880円 (5分以内の国内通話無料) ・定額オプション 月額1,980円 (24時間国内通話無料) |
||
割引サービス1 | - | 半年おトク割 1,100円割引 (6ヶ月) | ・半年おトク割 1,100円割引 (6ヶ月) ・5G1年おトクキャンペーン 1,100円割引 (12ヶ月) | - |
割引サービス2 | - | データ消費が2GB以下なら 1,650円割引 | データ消費が3GB以下なら 1,650円割引 |
SoftBank on LINEは割引サービスがない
SoftBank on LINEは月額3,278円の価格に抑えられているので、割引などはありません。
しかし、最初から5分以内の国内通話無料が付いているなど、従来のソフトバンクプランよりお得な面が多いです。
月額料金がかなり安くなる
ソフトバンクの従来プランの割引が終わる2年目以降で比べると月額料金がかなり安くなります。
- ミニフィットプランより1,100〜4,950円安い
- メリハリプランより6,050円安い
- メリハリプラン(2021年3月開始予定)より3,960円安い
もちろん、データ容量に違いがあり単純に比較できるものではありませんが、SoftBank on LINEに移行することでスマホ代を節約できる人が増えるでしょう。
特にミニフィットプランの内容と比べるとSoftBank on LINEが圧倒的に優っているので、現在ミニフィットプランを契約中の人は積極的に移行を検討しても良いです。
次の章では、SoftBank on LINEを申し込むべき人について解説します。
SoftBank on LINEに申し込むべき人は?
自分がSoftBank on LINEに向いているかどうか悩む人もいるでしょう。
下記の3つの項目に当てはまる人は、SoftBank on LINEの申し込みを前向きに検討しても良いです。
- 電話や店舗のサポートが不要な人
- 1ヶ月20GBで足りる人
- ソフトバンクブランドにこだわらない人
では、1つずつ詳しく解説します。
電話や店舗のサポートが不要な人
SoftBank on LINEはオンライン専用の新ブランドで、手続きも全てWEB上で行われます。
電話サポートがないほか、ソフトバンクの店舗で対応を受けることができません。
スマホを使いなれていて電話や店舗のサポートが不要な人にとっては問題ない部分です。
1ヶ月20GBで足りる人
SoftBank on LINEで高速通信できるデータ容量は1ヶ月20GBです。
「毎月20GBを超えない」という人はSoftBank on LINEに向いています。
自宅や会社にWi-Fiが導入されている人にもおすすめです。
ソフトバンクブランドにこだわらない人
SoftBank on LINEはソフトバンクと同一ネットワーク・同一品質で通信サービスを受けられる予定です。
しかし、「ソフトバンク」ブランドではなく、あくまでも新ブランドの位置付けになります。
ソフトバンクブランドにこだわらない人や新ブランドになっても支障がない人はSoftBank on LINEを申し込むのがおすすめです。
SoftBank on LINEの注意点
SoftBank on LINEには現時点でわかっている注意点があります。
移行を積極的に考えている人は、次の項目もきちんと把握しておいてください。
キャリアメールがない
SoftBank on LINEにはキャリアメールがありません。
ソフトバンクで使える「softbank.ne.jp」などのアドレスも使えなくなります。
ソフトバンクのメールアドレスを日常的に利用している人は注意してください。
メールがどうしても必要だという人は、GmailやYahoo!メールなど無料で使えるフリーアドレスを作成しておきましょう。
MNPの手続きが必要
SoftBank on LINEに移行する際はMNP手続きが必要です。
なおMNPとは今使っている電話番号を持って、他社に移動できるサービスです。
ソフトバンクやワイモバイルからSoftBank on LINEに移行する場合は、解約違約金、番号移行手数料、契約事務手数料などが発生しません。
「移行の際に費用は発生しないがMNP手続きだけが必要」ということを覚えておきましょう。
LINEモバイルを利用中の人はどうなる?
画像引用元:LINEフリープラン|スマートフォン・料金|LINEモバイル
SoftBank on LINEはソフトバンクがLINEモバイルを100%子会社化して立ち上げる新ブランドです。
LINEモバイルを利用中の人がどうなるのか、気になる疑問を解消しておきましょう。
LINEモバイルからSoftBank on LINEへの強制移行は無い予定
現在、LINEモバイルを使っている人は引き続き現在の契約内容でサービスを利用できます。
「SoftBank on LINEへの強制移行されることはない」とLINEモバイルでも公式に発表されています。
LINEモバイルのサービス内容が気に入っている人は安心して使い続けられますね。
LINEモバイルは新規受付終了が濃厚
LINEモバイルが2020年12月22日に公式発表したお知らせでは、LINEモバイルの新規申込終了をソフトバンクと協議予定とアナウンスされています。
しかし、その他の調査ではSoftBank on LINEの2021年3月サービス開始予定と合わせてLINEモバイルの新規申込を終了するという内容が見受けられます。
LINEモバイルはSoftBank on LINEの登場と合わせて新規申込ができなくなる可能性が高いです。
1ヶ月20GBに収まっている人はSoftBank on LINEがおすすめ
画像引用元:「5G(第5世代移動通信システム)」とは?|LINEモバイル
今回はSoftBank on LINEの料金や特徴について紹介しました。
- 新ブランド名ではなくブランドコンセプト
- 1ヶ月20GBが月額3,278円で使える
- LINEトークとLINE通話がデータ消費されない
- 4Gと5Gの両方で通信可能
- 5分以内の国内通話が無料になる
- 従来のソフトバンクプランよりかなり安い
- ソフトバンクと同一のネットワーク・品質
- 手続きはオンラインのみで電話や店舗サポートなし
- キャリアメールがない
- LINEモバイル契約中の人は継続してLINEモバイルを使える
SoftBank on LINEのデータ容量は20GBに設定されていますが、日頃からWi-Fiを利用している人にとっては十分な量といえるでしょう。
また、ソフトバンクと同一のネットワーク・品質が使えるので通信エリアや速度に対する不安も少ないことが特徴です。
詳しいサービス内容はこれから発表されますが、従来のソフトバンクの料金プランより月額料金がかなり安くなります。
スマホ代を節約したい人に注目してほしい新ブランドです。