
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
今回はソフトバンクで「+メッセージ(プラスメッセージ)」を使う際の料金や初期設定、使い方について解説します。
+メッセージはドコモ・au・ソフトバンクに対応したメッセージアプリで、LINEとSMSを組み合わせた便利な連絡アプリです。
LINEの連絡先を知らない方宛やメール・SMSの代わりに使えるので、ぜひ使い方をマスターしてくださいね!
- ソフトバンクの+メッセージ(プラスメッセージ)とは?
- ソフトバンクの+メッセージの初期設定方法
- ソフトバンクの+メッセージの使い方
- ソフトバンクの+メッセージの注意点とメッセージが届かない時の対処法
トップ画像引用元:+メッセージ(プラスメッセージ) | モバイル | ソフトバンク
1 ソフトバンクの+メッセージ(プラスメッセージ)とは?
+メッセージはソフトバンクだけでなく、ドコモとauでも利用できるメッセージアプリです。
電話番号だけで利用でき、相手も+メッセージを利用していればLINEと同様に写真やスタンプも送れます。
+メッセージとSMSの機能比較
機能 | プラスメッセージ | SMS |
---|---|---|
送信料 | データ通信料内 | 3.3円/通 |
最大文字数 | 全角2,730文字 | 全角670文字 |
既読・未読確認 | ○ | × |
写真・動画 | ○ | × |
専用スタンプ | ○ | × |
グループメッセージ | ○ | × |
添付ファイル | 音声・位置情報・PDF等 | × |
SMS以外はパケット通信でのやり取りとなるため、料金を気にせず利用できるのも嬉しいポイントですね。
また、+メッセージはLINEのように既読機能がありますが、任意で既読機能を止めることも可能です。
使い方によってはLINEより便利かもしれませんね。
- 最大2,730文字までの長文もOK
- SMS/MMSも一括管理できる
- 既読機能のON/OFF
- 約500種類のスタンプが全て無料
1-1 +メッセージの対応機種
画像引用元:+メッセージ(プラスメッセージ) – Google Play のアプリ
OS | 対象バージョン |
---|---|
Android※ | Android4.4以上 |
iPhone・iPad | iOS9以上 |
ガラホ | 非対応 |
※:シンプルスマホを除く
現在販売されているソフトバンクのスマホはほぼ全機種+メッセージに対応しています。
iPhoneもiOS 9以上なら利用できるので、相当古い機種でなければ問題なく利用できますね。
ただ、Androidスマホは+メッセージをインストールすると、今までのSoftBankメールアプリが利用できなくることには注意してください。
1-2 +メッセージの料金
+メッセージは、メールやLINEと同じくパケット通信を利用します。そのため、SMSさえ送信しなければ利用料金はかかりませんし、約500種類のスタンプも全て無料です。
- 送信:全角70文字3円〜全角670文字30円
- 受信:無料
+メッセージの連絡先一覧には、SMSのみの宛先も+メッセージの宛先も両方表示されます。
そのため、意図せずSMSを送らないようにしましょうね!
- +メッセージは3キャリア共通のアプリ
- SMS/MMSも一元管理できる
- +メッセージのスタンプは全て無料
- 既読機能のON/OFFが切り替えできる
- SMS以外は無料で使える
2 ソフトバンクの+メッセージの初期設定方法
続いて+メッセージの初期設定手順を確認しましょう。
+メッセージは初回起動時に4G通信で認証が入ります。
アプリのダウンロードでWi-Fiに接続する方は、設定前にWi-FiをOFFにするのを忘れないようにしましょうね。
2-1 Androidスマホの+メッセージ初期設定
Androidの+メッセージはSoftBank専用アプリを利用します。
2-1・2-2画像引用元:初回起動時の設定を行う
1Google Playから+メッセージをインストールする
2Wi-FiをOFFにする
3+メッセージを開き「次へ」をタップ
4アクセス権限の設定で「次へ」→「許可」を4回→「はい」をタップ
5利用規約を確認して「すべて同意する」をタップ
6プロフィールを入力して「OK」をタップ
これで+メッセージが使えるようになりました。
2-2 iPhone・iPadの+メッセージ初期設定
iPhoneの+メッセージアプリは、App Storeで配信されている3キャリア共通のアプリを利用します。
1App Storeから+メッセージをインストール
2Wi-FiをOFFにする
3+メッセージを開き「次へ」をタップ
4アクセス権限の設定は「次へ」→「OK」→「許可」とタップ
5利用規約で「同意する」をタップ
6プロフィールほ入力して「次へ」→「次へ」をタップ
これで+メッセージが使えるようになります。
なお、機種変更時などバックアップがiCloudやSoftBankサーバーにある場合は最後の画面で復元するか聞かれます。
バックアップからの復元が必要な方は画面の指示に従ってデータを戻してくださいね。
次の章で+メッセージの基本的な使い方について確認しましょう。
3 ソフトバンクの+メッセージの使い方
ここからは+メッセージの基本的な使い方を解説します。
操作感はLINEにかなり近いのですが、操作に不安がある方はぜひ確認してくださいね!
3-1 +メッセージの連絡先追加方法
+メッセージはスマホ本体の連絡先と同期して読み込みますが、後からでも連絡先を追加できます。
連絡先の追加方法は手入力とQRコードの2種類です。
3-1画像引用元:連絡先をQRコードで追加する
Androidの連絡先追加方法
1+メッセージを開いて連絡先を表示する
2画面右下の「+」をタップする
3連絡先の追加方法を選ぶ
ここで連絡先の追加方法を選択します。
連絡先を追加する人が近くにいる場合はQRコードが間違いなくおすすめです。
4QRコードの読み込み、または連絡先を入力して保存する
これで連絡先が追加できました。
なお、+メッセージの連絡先を追加すると、スマホ本体の連絡先にも自動的に追加されます。
iPhoneの連絡先追加方法
1+メッセージを開いて画面左下の「連絡先」をタップ
2画面右上の人物マークをタップ
3「QRコードで追加」または「新しい連絡先」をタップ
ここで連絡先の追加方法を選択します。
QRコードはカメラで相手の表示したQRコードを読み込むので、入力ミスの心配がなくておすすめです。
4QRコードの読み込み、または連絡先を入力して「完了」をタップ
これで連絡先が追加できました。
3-2 +メッセージでテキストや画像・動画の送信方法
+メッセージでの新規メッセージ作成手順はOSによって多少異なりますが、基本的な使い方はLINEと同じです。
3-2画像引用元↓
Androidの新規メッセージ作成手順
1+メッセージを開いて画面右上の吹き出しアイコンをタップ
2「+」→「新しいメッセージ」をタップ
3メッセージの送信相手をタップ
ここでメッセージを送信する相手を選択します。
なお、複数の電話番号が登録されている場合や、S!メールを使っている人がいると同じ名前が並ぶことがあります。
名前の下に電話番号やメールアドレスが表示されるので、送信する宛先を間違えないように選びましょうね。
4「メッセージを入力」をタップしてテキストを入力
5紙飛行機マークをタップしてメッセージを送信する
これでメッセージが送信できました。
iPhoneの新規メッセージ作成手順
1+メッセージを開いて画面右上の「+」をタップ
2「新しいメッセージ」をタップ
3メッセージの送信相手を選ぶ
4「メッセージを入力」をタップしてテキストを入力
5紙飛行機マークをタップしてメッセージを送信する
これでメッセージが送信できます。
画像や動画の送信手順
1メッセージ入力画面でテキストボックス左の「+」をタップ
2写真アイコンをタップして写真・動画を選ぶ
3紙飛行機マークをタップして送信する
これで画像や動画が送信できます。
なお、初めて送信する場合はアルバムや写真アプリへのアクセス許可が表示されます。
間違えてアクセス拒否しないように気をつけてくださいね。
3-3 +メッセージの既読機能ON/OFF切り替え方法
+メッセージではLINEと違い既読機能を任意でON/OFFできます。
送信側・受信側のどちらかが既読機能OFFにしておくと、そのメッセージ内では一切既読が付きません。
既読機能がわずらわしいと感じる方は、やり取りを始める前に設定しておきましょうね。
3-3画像引用元:プライバシーの設定
既読機能のON/OFF手順
1+メッセージを開いてマイページを表示する
マイページの表示方法はOSによって若干違いがあります。
- iPhone:画面右下の「マイページ」
- Android:画面右上の縦3つの点→「マイページ」
2「設定」→「プライバシー」とタップ
3「メッセージの既読機能」のON/OFFを切り替える
これで既読機能のON/OFFが切り替わります。なお、既読機能はアプリ全体で効果を発揮し、個別のメッセージでの変更はできません。
既読を付けたくない時だけOFFにするといった使い方もできるので、状況に応じて設定してくださいね!
3-4 +メッセージのスタンプダウンロード方法
+メッセージでは、約500種類のスタンプが無料でダウンロードできます。
LINEのような版権物などはありませんが、使いやすいものが多いので積極的に活用しましょうね!
3-4画像引用元:スタンプをダウンロードする
スタンプのダウンロード方法
1+メッセージを開いてマイページを表示する
マイページの表示方法はOSによって若干違いがあります。
- iPhone:画面右下の「マイページ」
- Android:画面右上の縦3つの点→「マイページ」
2「スタンプストア」をタップ
3好きなスタンプを選択して「ダウンロード」をタップ
これでスタンプがダウンロードできます。
あとはメッセージ入力中にスタンプを選択するだけです。
スタンプの送信方法
1メッセージ入力画面の左にある「+」をタップ
2顔アイコンをタップ
3送信するスタンプをタップ
これでスタンプが送信できます。
次の章ではソフトバンクの+メッセージの注意点とメッセージが届かない時の対処法を解説します。
4 ソフトバンクの+メッセージの注意点とメッセージが届かない時の対処法
最後にソフトバンクで+メッセージを使うときの注意点を解説します。
4-1 相手がSMSのみだと画像やスタンプは送れない
+メッセージでは、+メッセージ同士の通信もSMSも一緒に管理されます。
そのため、SMSしか対応していない相手には画像や動画、スタンプは送信できません。
SMSのみ対応か+メッセージ対応かは、連絡先の一覧を見れば一目瞭然です。
+メッセージの対応確認方法
画像引用元:連絡先を検索する
画像のように、連絡先の名前右側に吹き出しがある人は+メッセージに対応しています。
SMSしか対応していない人は、名前をタップすると+メッセージに招待できます。
どうしても画像や動画を送りたい人がいる場合は、+メッセージへ招待してあげましょうね!
4-2 機種変更・MNPの時はデータが引き継げない場合がある
+メッセージでは機種変更・MNPの時にデータが引き継げるように各種バックアップ機能があります。
SDカードやSoftBankのサーバーへはすべてのメッセージがバックアップできます。
しかし、MNPを行う場合はバックアップできるデータが限られてしまいます。
- プロフィール
- グループ情報
- スタンプ
- 未受信メッセージ
MNPの場合はLINEのようにメッセージを引き継ぐことができないので、乗り換え前に必要な部分は書き出すようにしましょうね。
4-3 格安SIMでは使えない可能性大
+メッセージは2019年1月現在、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに対応しています。
キャリア間ならMNPをしても引き継いで利用できますが、残念ながら格安SIMには非対応です。
これから格安SIMに乗り換える方は+メッセージが使えなくなるので、忘れずにメッセージをバックアップしましょうね!
4-4 MMSの扱いに注意!
Android版の+メッセージは、ソフトバンクのオリジナルカスタマイズが施されてMMSが使えるようになっています。
- SMS:電話番号でのメール
- MMS:S!メール(@softbank.ne.jp)
- iPhone専用メール:Eメール(i)(@i.softbank.jp)
しかし、iPhone版の+メッセージアプリは3キャリア共通のものとなり、MMSが利用できません。
i.softbank.jpのメールアドレスも+メッセージでは使えないので、iPhoneを使っている方は設定漏れがないように注意してくださいね!
5 ソフトバンクの+メッセージの使い方まとめ
今回はソフトバンクで+メッセージを使う際の初期設定や基本的な使い方を解説しました。
+メッセージはドコモ・au・ソフトバンク共通で使えるメッセージアプリで、SMSより使い勝手が良くなっています。
- +メッセージは3キャリア共通のアプリ
- SMS/MMSも一元管理できる
- +メッセージのスタンプは全て無料
- 既読機能のON/OFFが切り替えできる
- SMS以外は無料で使える
特に既読機能をOFFにできるのは、使い方によってはLINEより便利ですね。
今までSMS中心だった方にとって非常に便利なアプリですが、多少気をつけることもありました。
- SMSが相手では画像やスタンプが送れない
- MNPの場合はメッセージが引き継げない
- 格安SIMでは使えない
- iPhoneではMMSとEメール(i)は別アプリに設定する
今回の解説を参考に、ぜひ+メッセージを使ってみてくださいね!