
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
「トクするサポート+」は、これまでにないほどお得なソフトバンクの機種購入サービスです。
今までも似たサービスはありましたが、2020年3月にリニューアルされました。
新機種をお得に購入できるのに、プログラム利用料金が無料など嬉しい条件で話題を呼んでいます。
今回は「トクするサポート+」の内容やメリットデメリットを徹底解説します!
- 新機種を48回払いで購入することで特典を獲得
- 特典Aを選べば24回分の支払いが不要
- 特典Bを選べばPaypayポイントが獲得可能
- サービス料金不要などのメリットがある
- 最新機種しか選べないといったデメリットもある
2020年3月26日(木)以前に発売の機種については「トクするサポート」を参照ください。
トップ画像引用元:ソフトバンク公式サイト|トクするサポート+
トクするサポート+とは?
画像引用元:ソフトバンク公式サイト|トクするサポート+
トクするサポート+は2020年3月に開始されたサービスです。
以前は類似したサービスとして、半額サポート、トクするサポートがありました。
現在はサービス内容をリニューアルしたトクするサポート+が提供されています。
ソフトバンクの機種購入サービス
開始年月 | サービス名 |
---|---|
2017年9月 | 半額サポート |
2019年9月 | トクするサポート |
2020年3月 | トクするサポート+ |
トクするサポート+は、購入機種を48回払いにすることで特典を受けられるサービスです。
サービスの詳細を見ていきましょう。
トクするサポート+で選べる2つのコース
トクするサポート+を利用して48回払いにすると、2つのコースから特典を選べます。
- 特典A
- 特典B
それでは各コースの特徴を見ていくことにしましょう。
特典Aを受けるための条件
特典Aは48回払いで機種を購入し、25か月目に旧機種を返却することで、最大24回分の支払いを不要とするサービスです。
本来は4年間支払いをしなければなりけませんが、途中の2年で機種変更OK。
しかも残りの2年分の支払いは免除という内容です。
この特典Aを受けるには、いくつかの条件があります。
- 25ヶ月目に旧機種返却
- 新機種は対象機種の中から選択
- 購入時点での申し込みが必要
- 支払いの滞りがないこと
それぞれの条件について1つずつ詳しく見ていくことにしましょう。
25ヶ月目に旧機種返却
特典Aを選択した場合、25ヶ月目に旧機種をソフトバンクに返却しなければいけません。
査定があるので、旧機種の状況によっては回収不能になることもあります。その場合は別途料金がかかってしまいます。
そのため、旧機種を購入した際はレンタルしているような感覚になるでしょう。
返却前提のプランなので、そのことを想定して約2年間使い続ける必要があります。
新機種は対象機種の中から選択
25ヶ月目に旧機種を返却し、新しい機種を購入することになります。
注意したいのは、このときに選ぶ機種はなんでもOKというわけではないことです。
そのときどきで指定機種が決まっているので、その中から選ぶことになります。
そのため、機種にどうしてもこだわりたいという人には、こちらのプログラムは向いていません。
しかしながら、最新機種はほとんど対象になっています。
「免除になるからスペックが低い機種しか選べない」ということはありません。
購入時点で申し込みが必要
トクするサポート+はあとから申し込みすることができません。
購入する時に、申し込むかどうかを決めます。
1年や2年たったタイミングで、「トクするサポート+に申し込みたい」ということはできません。
よく考えて判断しましょう。
支払いの滞りがないこと
トクするサポート+は25ヶ月目の段階で残りの分割金を免除してもらえます。
ただし、それまでにソフトバンクの支払いが滞っているとトクするサポート+を使うことができません。
支払いが遅れたり滞ったりすると信用が下がります。その結果、免除対象外になってしまうのです。
トクするサポート+に申し込んだ場合は、くれぐれも支払いが遅れないように気を付けましょう。
特典Aのオプション
特典Aには、「1年買い替えオプション」というオプションが存在します。
48回払いで機種を購入したあと、13ヶ月目で旧機種を返却し、指定機種に機種変更ができるプランです。
- 13か月目~25か月目までの分割金は支払い必要
- 25か月目~48か月目までの分割金は免除
結果的に支払う金額は特典Aの標準プランと変わりません。
1年買い替えオプションを使えば、特典Aの標準プランのように25か月目まで待つことなく機種変更ができるということです。
旧機種の返却はもちろん、支払いの滞りがないことや機種に指定があることも変わりません。
どうしても1年で機種を変えたいという人にとっては、柔軟なプランと言えるでしょう。
特典Bを受けるための条件
途中で支払いが免除になる特典Aに対し、特典Bは免除なしで48回分きっちり支払うことになります。
それだとメリットがないように感じますが、特典Bの場合は、旧機種回収をすることでPayPayのボーナスが付与されます。
PayPayのボーナス金額はソフトバンクが定める額のため、「〇円分」とは明確に決まっていません。
2021年3月ごろからホームページにて公開予定です。
特典Bを受けるための条件は下記の通りです。
- 48回払いで購入し旧機種は回収
- 13ヶ月目以降であれば機種変更OK
- 支払いの滞りがないこと
1つずつ見ていきましょう。
48回払いで購入し旧機種は回収
特典Bは、機種を48回払いで購入した上で旧機種は回収というのが前提です。
また48回払いが条件なので、支払い回数を12回や24回などに変更はできません。
特典A同様旧機種は回収となるので、感覚としてはレンタルと似ていると考えてよいでしょう。
回収時に旧機種で破損等が見つかると、PayPay付与がなくなる可能性があります。
13ヶ月目以降であれば機種変更OK
48回払いにするからといって、48ヶ月使う必要はありません。
最低12ヶ月利用すれば、13ヶ月目以降は機種変更が可能なのです。
ただし、機種変更はできても48回払いの残金がなくなるわけではありません。
早く機種変更しても遅く機種変更しても、旧機種に対して支払う代金は変わりません。
支払いの滞りがないこと
次の機種に機種変更をするとき、旧機種の支払いに滞りがあると受け付けできません。
これは特典Aの場合と同様です。
支払いは遅れないように気を付けましょう。
トクするサポート+の対象機種
トクするサポート+は、すべての機種が対象になるわけではありません。
2020年6月現在は、2020年3月27日以降に発売された特定の機種が対象です。
具体的な対象機種は下記の通りです。
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone SE(第2世代)
- Google Pixel 4a(5G)
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a
- Xperia 5 II
- AQUOS zero5G basic
- シンプルスマホ5
- AQUOS R5G
- LG V60 ThinQ 5G
- OPPO Reno3 5G
- ZTE Axon 10 Pro 5G
- iPad Air(第4世代)
- iPad(第8世代)
- 12.9インチiPad Pro(第4世代)
- 11インチiPad Pro(第2世代)
2020年3月27以降に発売された機種が対象で、サービス開始時と比べると多くなってきました。
今後も増えていく可能性が高いため、機種変更を検討する場合は公式サイトで最新情報をチェックするとよいでしょう。
トクするサポート+のメリットとデメリット
画像引用元:「ソフトバンク銀座」がリニューアルオープン! | ソフトバンクNOW | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
トクするサポート+にはメリット・デメリットがあります。
両方を知った上で、自分に合うサービスかどうか見極めてくださいね。
それではメリットから見ていくことにしましょう。
トクするサポート+のメリット
トクするサポートには下記のようなメリットがあります。
- お得に機種変更可能
- 1年で機種変更が可能
- サービス料金がかからない
1つずつ詳しく見ていきましょう。
お得に機種変更可能
トクするサポート+の最大のメリットは、お得に機種変更ができることです。
特典Aであれば最大24回分の支払いが免除になりますし、特典Bを使えばPayPayのボーナスがもらえます。
いずれにしても、機種変更に対して払う金額はトータルで安くなることが魅力です。
しかも新しい機種に変更できる点もポイントです。
1年で機種変更が可能
トクするサポート+の特典A 「1年買い替えオプション」を使えば、1年で機種変更が可能です。
48回払いにしていたとしても1年で機種変更ができ、更に25回目~48回目までの機種代金が免除されます。
たった1年で機種を変えられるだけでなく、24回分が免除されるのは、最新機種が好きな人にとっては大きなメリットでしょう。
サービス料金がかからない
トクするサポート+はお得感満載のサービスですが、サービス料はなんと無料です。
24回分の支払いが無料で免除されるのは魅力的ではないでしょうか。
トクするサポート+のデメリットはある?
魅力的なメリットが目立つトクするサポート+ですが、デメリットもあります。
- 最新の機種しか対象にならない
- 旧機種の取り扱いに気をつけないといけない
これらのデメリットについても詳しく見ていくことにしましょう。
最新の機種しか対象にならない
トクするサポート+は2020年6月現在、対象機種が少ない状況です。
選べる機種の範囲が狭いのをデメリットに感じる人もいるでしょう。
2020年3月26日以前に発売された機種は「トクするサポート」という旧サービスの対象になります。
次の項で詳しく解説しますが、トクするサポートはサービス内容が異なるので注意が必要です。
旧機種の取り扱いに気をつけないといけない
トクするサポート+は旧機種を返却することが大前提です。
そのため、利用している数年間はある程度気を使って扱わないといけません。
自分でお金を払って購入したにも関わらず、借りている感がどうしてもでてしまうのはデメリットになります。
よほどの故障でなければ基本的には回収されます。
それでも、「自分のものという感じがしない」という点が気になることもあります。
トクするサポート+とトクするサポートの違い
「トクするサポート+」は2020年3月27日以降に発売された機種が対象です。
では2020年3月27日以前に発売された機種が対象の「トクするサポート」との違いは何でしょうか。
2つのプログラムを比較してみました。
トクするサポート+とトクするサポートを比較
2つのサービスの違いは以下の通りです。
トクするサポート+とトクするサポートの比較
項目 | トクするサポート | トクするサポート+ |
---|---|---|
対象機種の 発売時期 | 2020年3月26日以前 | 2020年3月27日以降 |
月額料金 | 390円×24か月 | なし |
特典 | 24回分免除 | 特典A(24回分免除) 特典B(PayPayボーナス) |
比較してみると、トクするサポート+の方がサービスが良くなっていることがわかりますね。
まずは月額料金が無料になった点が大きいでしょう。
トクするサポートは毎月390円を24か月間支払う必要がありました。
それだけで9,360円も負担になってしまうのです。
さらにトクするサポートは特典の選択肢が1つでした。
トクするサポート+では選択肢が増え、自分の好みに合わせて特典を選べるようになりました。
対象機種は大きく違いますが、サービス内容はかなり改良されています。
トクするサポート+の注意点
トクするサポート+を利用するにあたり、いくつかの注意点があります。
メリットとデメリットを比べて「ぜひ利用したい!」と思った場合でも、下記の注意点は押さえてください。
- 旧機種回収に別途料金がかかる可能性がある
- 分割残金を完済するとサービスが使えない
- 機種を譲渡したらサービスは使えない
1つずつ見ていくことにします。
旧機種回収に別途料金がかかる可能性がある
トクするサポート+は旧機種の回収が必須ですが、旧機種の状況によっては回収に別料金がかかる可能性もあります。
場合によっては回収不可になってしまうこともあるでしょう。
査定基準を満たさないケースとして、下記のようなものが挙げられます。
- 電源が入らない
- 初期化されていない
- メーカー保証対象外の状態(改造等)
- 本体の変形
- 液晶の液漏れやタッチパネル操作不良
- ガラスや本体が破損
上記のように故障などが原因で正常動作ができなかったり破損があったりする場合は別途20,000円※を一括で払う必要があります。
※あんしん保証パック with AppleCare Services、あんしん保証パックプラスまたはあんしん保証パックに加入している場合は2,000円。
逆に言えば、お金を払えば回収はしてもらえるので、トクするサポート+を受けることは可能です。
また、旧機種で有料のあんしん保証パックなどに入っていれば、負担を減らすこともできます。
もちろん状況によっては回収不可でサービスの利用ができなくなる可能性もあります。
「どれだけ破損していてもお金を払えば大丈夫」というわけではありません。
取り扱いには注意しましょう。
分割残金を完済するとサービスが使えない
トクするサポート+は24回分の支払いを免除することがメインのサービスです。
そのため、分割残金を一括払いなどで完済してしまうと、サービスの利用ができなくなってしまいます。
完済後に現金で返金等はできないので、途中で残金を完済しないように注意しましょう。
機種を譲渡したらサービスは使えない
トクするサポート+は他の人に機種が渡ってしまうと適用外になります。
家族間の名義変更は問題ありませんが、他人に譲渡する場合は対象外になる可能性があります。
譲渡する場合には適用外になってしまわないか、事前に確認をしてから行いましょう。
トクするサポート+を途中解約する方法
トクするサポート+を途中で解約する場合の手続きを解説します。
トクするサポート+の解約はソフトバンクショップ、またはMy Softbankで受け付けています。
- ソフトバンクショップで手続き
- My Softbankで手続き
コールセンターで行うこともできますが、契約状況によってはできない可能性もあります。
ソフトバンクショップは出向く手間があるので、時間や場所にとらわれないMy Softbankでの手続きがスムーズです。
トクするサポート+で2年後の査定をクリアするためにできること
トクするサポート+を利用するにはスマホが故障しておらず、査定をクリアしている必要があります。
もし査定をクリアできなかった場合、22,000円(不課税)が発生してしまいます。
逆に言えばスマホを大切に扱って故障させなければ22,000円(不課税)の支払いの必要はありません。
トクするサポート+は実質的にはスマホのレンタルに近いので故障させないことが重要です。
そこで、スマホを故障から守るためにできることをお伝えします。
ケースを付ける
必ずスマホケースは付けるようにしてください。
例え100均で売られている安いスマホケースであったとしても付けると付けないでは壊れやすさがまるで違います。
スマホケースは用途によって機能に違いがありますが、衝撃に強いタイプのスマホケースを利用することでより壊れにくくなるでしょう。
修理は正規代理店で受ける
もしスマホが壊れてしまった場合は必ず正規代理店で修理するようにして下さい。
なぜなら正規代理店以外で修理をしてしまったら、キチンとスマホが動作していても故障扱いにされてしまうからです。
非正規店で修理を行った場合、多くの場合は壊れた部品を低コストの別の部品に置き換えています。
正規部品を使っていないことで正規品とは違った状態になっていると判断されるので壊れていると扱われてしまうのです。
正規代理店で修理を受ければ使う部品は正規品ですからトクするサポート+を利用する為にも必ず正規代理店で修理するようにして下さい。
水濡れに注意する
スマホに限らず精密機械は水に弱いので水漏れには注意が必要です。
防水加工がされていれば特に気を付ける必要はないと思われがちです。
しかし防水加工であったとしてもちょっとした破損やカバーが外れているなどの理由で防水機能が失われる場合があります。
もし水に濡れてしまった場合は少量の真水で濡らしたタオルでスマホを拭いてください。
トクするサポート+契約中に他キャリアに乗り換える方法
最もシンプルな方法はトクするサポート+を解約して残債を支払った後、他キャリアに乗り換えることです。
トクするサポート+は25カ月目以降じゃないと利用できませんし、何より同じソフトバンクのスマホに買い替えることが条件です。
中にはSIMロックを解除して乗り換えて端末は25カ月目に機種変更、機種変更後はトクするサポート+を使わないという方法も考えられますが、これはおすすめしません。
なぜなら支払いや機種変更のタイミングを覚えておくのが大変だからです。
使っているのならともかく、使わないで機種変更だけを待っているスマホのことを覚え続けるのは大変です。
気付いたら機種変更のタイミングが過ぎていたということは十分にありえるので、シンプルに残債を支払って解約して乗り換えるのがおすすめです。
トクするサポート+はお得!
画像引用元:ソフトバンク
トクするサポート+について詳しく解説しました。
ポイントは下記の通りです。
- 新機種を48回払いで購入することで特典を獲得
- 特典Aを選べば24回分の支払いが不要
- 特典Bを選べばPaypayポイントが獲得可能
- サービス料金不要などのメリットがある
- 最新機種しか選べないといったデメリットもある
トクするサポート+は、発売されて間もない最新機種をお得に購入できる大チャンスです!
別途料金もかからないので、機種変更を考えている方は料金プランを見直ししながら、トクするサポート+もぜひ一緒に検討してみてくださいね。
また途中から加入ができないので、事前に申込を検討しておくことをおすすめします。