
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
Xperia 1 IVは2022年6月3日(金)にドコモ・au・ソフトバンクから発売された、Xperiaの最新フラグシップモデルです。
ドコモのXperia 1 IV(アイスホワイト)の実機を入手しましたので、スペックや使用感を徹底レビューします。
販売キャリアや価格、購入方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
機種名 | Xperia 1 IV![]() | Xperia 5 IV![]() | Xperia 10 IV![]() | Xperia 5 III![]() | Xperia Ace III![]() |
価格 | 89,125円〜 ※au割引適用時 | 73,800円〜 ※ソフトバンク 割引適用時 | 37,440円〜 ※ソフトバンク 割引適用時 | 32,076円〜 ※ドコモ 割引適用時 | 26,488円~ ※ドコモ 割引適用時 |
特徴 | 歴代史上最高スペック 5G対応 | 防水対応 サイズ感がコンパクト | 価格が手頃 バッテリー持ちが良い | Xperia 1 IIIとほぼ同等 普段遣いには十分な性能 | ミドルレンジに近づいた 対応周波数に注意 |
公式サイト | ドコモ au ソフトバンク | ソフトバンク | ドコモ au ソフトバンク | ドコモ au ソフトバンク | ドコモ au ワイモバイル UQモバイル |
- 発売日:2022年6月3日(金)
- ドコモ・au・ソフトバンクが販売
- キャリアによって取り扱うカラーが異なる
- 2022年最高スペックのSnapdragon 8 Gen 1とRAM12GB搭載
- 高性能カメラ搭載スマホ
- 世界初の85-125mmの光学ズーム
- 超広角・望遠でもAF機能が使えてさらに便利
- ゲーム配信機能を追加
- 輝度50%アップで外でも見やすい
- 機種代金は19万円〜
- 各キャリアのプログラム利用で約10万円〜
Xperia 1 IVの発売日・予約開始日
画像引用元:Sony
Xperia 1 IVは、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアが取り扱います。
予約開始日はキャリアによって異なりましたが、すべてのキャリアで2022年6月3日(金)に発売されました。
キャリアのXperia 1 IV予約開始・発売日
キャリア | 予約開始日 | 発売日 |
---|---|---|
ドコモ | 2022年5月12日 | 2022年6月3日 |
au | 2022年5月11日 | |
ソフトバンク | 2022年5月19日 |
※ソフトバンクのみオンラインショップ限定販売です。
2022年6月現在、サブブランドや楽天モバイル、格安SIMでのXperia 1 IVの取り扱いは発表されていません。
また、ソニーストアでも現状取り扱いがなく、Xperia 1 IIIのように後から追加されるかも不明です。
キャリア以外の回線を利用している方がXperia 1 IVを購入する際は、キャリアのオンラインショップで端末のみ(白ロム)を購入するようにしましょう。
キャリアによって取り扱うカラバリが異なる
ソニーの公式サイトを見ると、Xperia 1 IVは3色展開されています。
しかし、キャリアによって取り扱うカラバリが異なり、3色全て揃えているのはドコモのみです。
各キャリアの在庫状況(2022年6月25日時点)
カラー | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
ブラック | 在庫あり | 在庫あり | 在庫あり |
アイスホワイト | 在庫あり | 在庫あり | 取扱なし |
パープル | 在庫あり | 取扱なし | 取扱なし |
利用中のキャリアが欲しい色を取り扱っていない場合は、他キャリアのオンラインショップで端末のみ購入も検討しましょう。
特にパープルはドコモだけの限定色です。
他社プラチナバンド対応で他キャリアからの購入もあり
今までキャリアから販売されるAndroidスマホは、販売したキャリアのプラチナバンドにしか対応していませんでした。
そのため、SIMロック解除して他回線で利用できるようにしても、「電波を掴みにくくなり使い勝手が悪い」ということも起こりました。
しかし、Xperia 1 IVは、ドコモ・au・ソフトバンク全てのプラチナバンドに対応しています。
もちろんSIMロックもなくなっているので、Xperia 1 IVは価格やカラバリを比較して、1番お得なキャリアから購入するのがよいでしょう。
Xperia 1 IVの価格
画像引用元:Sony
続いて、Xperia 1 IVの本体価格を見ていきましょう。
Xperia 1 IVの価格
項目 | 価格 | 割引適用時 | 詳細 |
---|---|---|---|
ドコモ | 190,872円 | 110,352円 | |
au | 192,930円 | 111,090円 | |
ソフトバンク | 199,440円 | 99,720円 | |
ソニーストア | 174,900円 | - |
※ ドコモはいつでもカエドキプログラム、auはスマホトクするプログラム、ソフトバンクは新トクするサポートによる割引フル適用の場合
どのキャリアから購入しても、Xperia 1 IVの通常価格は19万円〜です。
最高峰モデルなだけあり、価格もかなり高い機種となっています。
とはいえ、各キャリアの割引を最大限利用すれば、約10万円前後まで安く利用できます。
2年後に端末返却が必要になりますが、安く最高のXperiaを利用するなら、キャリアの割引施策を上手に活用しましょう。
Xperia 1 IVのスペックを評価レビュー
画像引用元:Xperia 1 IV SO-51C
Xperia 1 IVのスペックは以下の通りです。
Xperia 1 IV | |
---|---|
サイズ | 約71×165×8.2mm |
ディスプレイ | 約6.5インチ |
重さ | 約187g |
カラー | ブラック |
メインカメラ | 超広角:約1,220万画素 広角:約1,220万画素 望遠:約1,220万画素 |
サブカメラ | 約1,220万画素 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 256GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電時間 | 約120分 |
OS | Android 12 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform |
防水/防塵 | 防水(IPX5/IPX8) 防塵(IP6X) |
生体認証 | 指紋認証 |
詳細 | Xperia 1 IV の評価レビュー |
今回入手したのはドコモ版のXperia 1 IVで、本体カラーはアイスホワイトです。
いつも通り簡易的な紙製のボックスで、中には本体、クイックスタートガイドと取り扱いに関する注意事項の3つのみです。
ケーブル類は入っていないので、別途準備しましょう。
2022年最強スペック
Xperia 1 IVは、最新SoC「Snapdragon 8 Gen 1」が搭載され、RAM容量も12GBと現行機種最高と言える構成です。
前モデルに搭載されているSnapdragon 888と比較して処理能力は約11%の向上、グラフィック性能が約44%も向上しています。
そのため、最新ゲームや4K動画視聴、写真編集など、グラフィック性能で快適さが変わるアプリの利用が多い方におすすめです。
Xperia 1 IVのストレージ
Xperia 1 IVのストレージは256GBと十分な容量です。
起動してアプリをほぼ入れていない状態で31GB使用しており、残りストレージは225GBほどでした。
通常の使い方で容量不足に陥ることはあまりないでしょう。
Xperia 1 IVのベンチマークスコア
Geekbench 5を使用してXperia 1 IVのベンチマークを測定してみました。
- シングルコア:1,218
- マルチコア:3,205
シングルスコアで1,218、マルチコアで3,205と高い数値を出しています。
ただし、Qualcom Snapdragon 888 5Gを搭載したXperia 5 IIIのベンチマークスコアはシングルコアで1,124、マルチコアが3,620だったため、大きく変化していません。
マルチコアに関してはやや数値が低下していますね。
WEBブラウジングやアプリを操作してみましたが、サクサク&スムーズに動いてくれるためベンチマークの差はそこまで気にする必要はないでしょう。
Xperia 1 IVの動きの良さはメモリは12GBという点も関係してそうです。
バッテリー容量が大幅アップ
Xperia 1 IVには、5,000mAhの大容量バッテリーが搭載されました。
前モデルXperia 1 IIIは4,500mAhだったので、大幅に容量アップしています。
また、新たに「おすそわけ充電」に対応し、他デバイスに分けられるようになりました。
仕事用とプライベート用のスマホを使い分けている方も、Xperia 1 IVがあればモバイルバッテリーが不要になるかもしれません。
実際にYouTubeを視聴してバッテリーの持ち具合を計測しましたので、後で結果を詳しく解説します。
ゲームエンハンサーに配信機能搭載
Xperiaシリーズでお馴染みのゲームエンハンサーに、新たにゲーム配信機能が搭載されました。
ゲーム配信機能とは、本体でプレイしているゲームをYouTubeなどの動画配信サービスですぐに配信できる機能です。
配信時に自分の声を入れたりテロップを入れたりする作業を、1つのアプリで実現できるようになっています。
配信中にもテロップや帯の色を変更できるため、ゲームをしながら見やすい動画を配信できるでしょう。
YouTubeのコメント機能と連動できるようになっていて、プレイ中に視聴者のコメントをポップアップ表示することも可能です。
Xperia 1 IVの高いスペックで、大抵のゲームは快適に配信できます。
すでにゲーム配信をしている方もこれから挑戦してみたい方も、Xperia 1 IVの配信機能をぜひ試してみてください。
- 最新のSoCの処理能力の高さが魅力
- ROM256GB・RAM12GBでスペック高
- バッテリー容量がアップ
- ゲームエンハンサーに配信機能搭載
Xperia 1 IVのデザイン・カラーを評価レビュー
Xperia 1 IVの大きさは約71mm×約165mm×約8.2mm、重量は約187gであり、大型で縦長の端末です。
Xperia 1 IVのデザインは全モデルと同様で「洗練を極めた高品位フラットデザイン」です。
前面
Xperia 1 IVの前面にはホームボタンなどは何もありません。
ベゼルも薄くノッチなどもないためスッキリしています。
背面
背面ガラスには「溶け込む光によって表情を美しく変えるフロスト仕上げ」を施していることもあり、ガラスでありながらサラサラしています。
サラサラガラスのおかげで指紋は一切目立ちません。
アイスホワイトはホワイトの中にグリーンが入った淡い上品な色味です。
「天然の氷を幾重にも重ねたような色」というように高級感もあります。
ただし、完全なホワイトを求めている人にとってはイメージと違うかもしれません。
側面
Xperia 1 IVの右側面は上から音量キー、電源キー、カメラキーが配置されています。
以前までは独立したGoogleアシスタントキーが電源キーに統一されています。(電源キー長押しでアシスタント起動)
Googleアシスタントキーが独立していると誤操作しがちなので、嬉しい改良ポイントです。
カメラキーを長押しするとダイレクトにカメラアプリが開き、シャッターにもなります。
指紋認証は電源キーで行います。
左側面には一切何もありません。
SIMスロットは下部に移動になっています。
上部
上部には3.5mmオーディオジャックを継続して装備しています。
ハイエンドモデルでは非搭載であることの多いオーディオジャックがあるのは、嬉しいポイントです。
下部
下部には下部にはUSB-C端子とSIMスロットがあります。
サイズは縦長で21:9ディスプレイ
Xperia 1 IVは21:9ディスプレイを採用しているため、縦長ボディです。
過去モデルとのサイズ比較は以下です。
モデル名 | 本体サイズ/重量 |
---|---|
Xperia 1 IV | 165×71×8.2mm/187g |
Xperia 1 III | 165×71×8.2mm/188g |
Xperia 5 III | 157×68×8.2mm/168g |
Xperia 10 III | 154×68×8.3mm/169g |
Xperia 1 IIIとサイズは全く同じで、1gだけ軽くなっています。
横幅は71mmとそこまで広くないので大型の割にはホールドしやすい印象です。
大型スマホを求める場合にはXperia 1シリーズを、中型ならXperia 5またはXperia 10シリーズを購入するのがベストです。
Xperia 1 IVをグリップしてみた
Xperia 1 IVは縦には長いですが、幅が狭いのでグリップしやすいです。
右サイドに配置された電源キーも無理なく指が届きます。
音量キーも中央寄りに配置されているので、押しにくいということはありません。
ただし、165mmはかなり長いのでポケットにしまう予定の人は注意が必要です。
Xperia 1 IVは3色展開
画像引用元:Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー) | 仕様(スペック) | Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 1 IVはブラック、アイスホワイト、パープルの3色展開です。
アイスホワイトは完全新色で、ホワイトにグリーンがちょっとだけ混ざった色味です。
パープルはドコモだけの取り扱いなので注意しましょう。
- 基本デザインは前モデルと似ている
- サイズも同じで1g軽くなった
- ブラック・アイスホワイト・パープルの3色
- パープルはドコモのみ
Xperia 1 IVのカメラを評価レビュー
Xperia 1 IVはソニーのデジタル一眼カメラの技術が搭載された機種です。
望遠光学ズームが特徴で、AF性能がさらに進化しました。
- 広角:約1,220万画素(F値1.7)
- 超広角:約1,220万画素(F値2.2)
- 望遠:約1,220万画素(F値2.3〜2.8)
- 3D iToFセンサー
- フロント:約1,220万画素(F値2.0)
カメラ部分をチェック
Xperia 1 IVのカメラ部分は少しだけ突起しています。
そのためケースをつけずに机などにおいた場合にはガタガタします。
カメラ性能が高いため仕方ない部分ですが、ハイスペックかつ埋め込み型に進化するのを今後期待しましょう。
世界初の光学ズーム望遠カメラを搭載
Xperiaシリーズではソニーの技術が搭載された「カメラ機能」に期待が集まりますが、Xperia 1 IVでもカメラ機能は進化しています。
アウトカメラは超広角・広角・望遠の3眼カメラで、特に望遠レンズは85-125mmまでの光学ズームに対応できる世界初のカメラです。
85-125mmまでレンズを切り替えることなくシームレスに寄ることができるのが特徴と言えるでしょう。
3つのアウトカメラを切り替えながら撮影することも可能なため、幅広い画角の撮影もできるようになっています。
オートフォーカスや連写機能が進化
Xperia 1 IVはSoCの高速化も相まって、カメラのスペック値だけではわかりにくいポイントも進化しました。
望遠カメラが世界初の光学ズームカメラになったのに加え、超広角レンズや望遠レンズでも、連写機能や瞳AF・リアルタイムトラッキングAFが利用できるようになったので、撮影の幅が広が入ります。
特に車や電車など、遠くから近づいてくる被写体を望遠から連写して、ベストショットを狙うような撮影シーンに強くなりました。
Xperia 1 IVで実際に撮影してみた
Xperia 1 IVの写真撮影はデフォルトでカメラアプリを起動すると以下のような画面になります。
「Photo Pro」という専用のカメラアプリもありますが、同じものです。
様々なモード(BASIC・オート、P、S、M、MR)が使用可能で、自分好みの撮影方法を細かく選択できます。
一眼レフやミラーレス一眼を普段から利用している人なら問題なく設定できますが、スマホのカメラしか利用しない人は「BASIC」が良いでしょう。
BASICは通常のスマホカメラと同じようなオート撮影ができます。
Xperia 1 IVの超広角カメラで撮影
まずは超広角(×0.7)で撮影しました。
カメラキーを半押しすればピントを合わせることができます。
仕方ないことですが、スマホカメラの超広角モードで出現しやすいサイドの歪みは強く感じます。
Xperia 1 IVの広角カメラで撮影
次に広角(×1.0)で撮影しました。
トラックの荷台の模様や、ビルの網状の部分まで細かく綺麗に撮影できました。
色味も実際に見たものと近くナチュラルな印象です。
Xperia 1 IVの望遠カメラで撮影
Xperia 1 IVの望遠カメラで撮影しました。
上は望遠(×3.5)、下は(×5.2)で、光学ズームによる撮影ができる「望遠光学ズームレンズ」を搭載しています。
3.5倍〜5.2倍までは自由に設定でき、画質を落とさず撮影できます。
最大ズームは15.6倍まで可能ですが画質は劣化します。
どちらも鮮明に撮影できますが、特別驚くほどの画質は体感できませんでした…。(撮り方が悪いのかも)
Xperia 1 IVのぼけを活かした撮影
Xperia 1 IVの広角レンズと望遠レンズでは背景をぼかすモードが利用できます。
被写体との距離がそれなりに必要であるため、人以外のモノを撮影するのはコツが必要です。
何度か挑戦しましたが、うまく撮影するのが難しい印象です。
屋外で試してみたところ、問題ないく背景をぼかす写真を撮影することができました。
iPhone12 Proと比較してみた
Xperia 1 IVとiPhone12 Proの広角カメラで同じものを撮影してみました。
撮影シーンはやや暗めの飲食店です。
どちらもスマホのカメラを料理に向けて、ピントを合わせてシャッターを切るだけです。
室内が暗く光量が足りなかったせいもあり、どちらも多少荒い感じがしますが、iPhone12 Proの方が白飛びが少ない気がします…。(ご飯や卵焼きの部分)
Xperia 1 IVで色々と撮影
広角カメラで撮影しました。
階段一段一段、綺麗に描写されています。
超広角でも撮影しましたが、やや暗くなりました。
Xperia 1 IVは設定で撮りたい写真に近づけることができるため、何も考えずに撮影というよりは拘りの撮影で真価を発揮するスマホであることが分かります。
Xperia 1 IVのディスプレイを評価レビュー
画像引用元:Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー) | ディスプレイ | Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 1 IVのディスプレイは、Xperia 1 IIIのディスプレイを継承し、さらに輝度が50%もアップしています。
- 6.5インチ 21:9ワイドディスプレイ
- 4K対応
- 120Hz駆動でHDR対応
- 輝度がXperia 1 IIIより50%向上して見やすさアップ
最大輝度が前モデルより50%も向上したことで、日中の屋外でも見やすい画面になっています。
ちなみに、国内販売モデルとしては、iPhone 13 Pro/13 Pro Maxに次ぐ最大輝度です。
日光下でもディスプレイが見やすい
日光下でもディスプレイが見やすく、操作しやすいと感じました。
iPhone12 Proは輝度を少しでも下げるとかなり見辛いのですが、Xperia 1 IVばっちり見えます。
4K 120Hz HDR 21:9 ワイドディスプレイのため、画面も広く文字もくっきりはっきり鮮明です。
縦長であるため、情報量も多く取り込めます。
リフレッシュレート120Hzで滑らか
程残像設定をオンにすることで、リフレッシュレート120Hzになります。
消費電力は上がりますが、動きは一気に滑らかに。
デフォルトではOFFになっているので、ヌルヌルが大好物な方は設定しておきましょう。
やはりリフレッシュレート120Hzは快適操作には必須です。
注意点として、発熱すると制限が発動して設定がオフになるようです。(使用中に大きな発熱はなかった)
Androidの動きはiPhoneに比べて不安定という先入観がある方が多くいますが、Xperia 1 IVはめちゃくちゃヌルヌル快適に動作します。
8K HDRのVR映像が体験可
Xperia 1 IVは、差し込み型のビジュアルヘッドセット「Xperia View」に対応しています。
8K HDRのVR映像を対角120度の広い視野角で視聴できるため、現実の世界のように感じる自然な没入体験が可能です。
Xperia 1 IVのワイドディスプレイに合わせた専用レンズで、ソニー独自の高解像・広視野角が実現しています。
水滴には強い?
Xperia 1 IVの防水性能はIPX5/8です。
タッチ精度が高く、手や画面が濡れたままでも快適操作できます…と公式サイトでは紹介しています。
実際に濡れた手で操作してみましたが、やはり水滴にタッチパネルが反応します。
通常使用では問題ありませんが、バスルームなどで利用する場合には注意が必要です。
21:9マルチウィンドウやサイドセンスあり
21:9マルチウィンドウやサイドセンスは引き続き使用できます。
21:9マルチウィンドウでは2つのアプリの上下に表示させ同時操作が可能です。
サイドセンスは使いたいアプリをサイドセンスバータップで呼び出せる機能で、めちゃくちゃ使いやすくなっています。
サイドセンスバーの位置は変更可能。
指紋認証は電源キーで
Xperia 1 IVの生体認証は指紋のみで顔認証には対応していません。
さらにディスプレイ内指紋認証ではなく、電源キーによる指紋認証です。
認証速度はすこぶる速いので特に困ることはないでしょう。
Xperia 1 IVのスピーカーを評価レビュー
Xperia 1 IVは前面ディスプレイに、フルステージステレオスピーカーを搭載しています。
左右均等にフロント配置されたステレオスピーカーで立体感のある音場を実現しているとのこと。
ソニー独自の立体音響技術360 Reality Audioに対応しています。
3.5mmオーディオジャックが利用できるのもポイント高し!
実際にYouTubeでMVを鑑賞してみましたが、広がりのあるサウンドが体感できました。
iPhone12 Proとの比較になりますが、高音の聴こえやすさみたいなものはiPhone12 Proが上に感じましたがカシャカシャした感じがあります。
Xperia 1 IVの方がまろやかで臨場感を感じます。
Xperia 1 IVのバッテリーを評価レビュー
Xperia 1 IVのバッテリー容量は5,000mAhと大容量バッテリーを搭載しています。
急速充電にも対応しているので、最短30分で約50%の急速充電が可能です。
ワイヤレス充電やおすそわけ充電にも対応しており、Qi規格のワイヤレス充電に対応している他のスマートフォンなどにバッテリーをおすそわけできます。
Xperia 1 IVのバッテリー持ちをチェック
Xperia 1 IVのバッテリー容量は5,000mAhと大容量ですが、容量だけでは実際の電池持ちは分かりません。
YouTubeで動画(720p)を2時間視聴する実験をし、バッテリー残量をチェックします。
YouTubeのアプリを使用し、ディスプレイ輝度はMAXで音量は半分に設定しました。
- YouTubeアプリで2時間視聴
- 720p
- 明るさMAX
- 音量半分
YouTube2時間視聴した場合の電池残量は79%ですので消費量は21%です。
電池容量の割にはバッテリー持ちはあまり伸びていない印象です。
小型ハイスペックモデルであるXperia 5 IIIは20%消費、AQUOS R6は16%消費しました。
ミドルスペックモデルのAQUOS sense5Gのバッテリー持ちも13%だったことから、Xperia 1 IVのバッテリー持ちは普通です。
- Xperia 1 IV:21%消費
- Xperia 5 III:20%消費
- AQUOS R6:16%消費
- AQUOS sense5G:13%消費
- AQUOS R5G:34%消費
Xperia 1 IVを購入する方法
Xperia 1 IVはドコモ・au・ソフトバンクの3社で購入可能ですが、おすすめオンラインショップです。
オンラインショップなら事務手数料が無料になったり、24時間いつでも申し込み可能です。
ソフトバンクでは数量限定で差し込み型ビジュアルヘッドセットがついた「Xperia View Kit」を販売しています。
価格はXperia 1 IV本体価格のみなので実質無料でXperia Viewが貰えるためお得です。
オンラインショップで購入する場合
オンラインショップで購入する場合の大まかな手順は下記の通りです。
- オンラインショップにアクセスする
- Xperia 1 IVの購入ページにアクセスし、「カートに入れる」をタップして進む
- 購入したいXperia 1 IVのカラーを選び、契約種別や受け取り方法を選ぶ
- 名前や連絡先、パスワードなど必要に応じて情報を入力する
- 確認画面でカラーや自分の情報が間違っていないかチェック
- 在庫が確保され次第、本申込依頼メールが届くので、そのまま購入手続きに進む
キャリアによってあらかじめアカウントの作成が必要があります。
乗り換えの場合はアカウント作成などの手間がかかる可能性があるので注意しましょう。
オンラインショップで購入した場合には在庫が確保されると登録したメールアドレス宛に「本申込依頼メール」が届きます。
そのままオンラインショップで手続きをすれば購入することが可能なので、必ずメールが来ていないかこまめにチェックしましょう。
Xperia 1 IVがおすすめの人は?
画像引用元:Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー) | ゲーム | Xperia(エクスペリア)公式サイト
最後に、Xperia 1 IVがどんな人におすすめなのか見ていきましょう。
Xperia 1 IVは高性能な分、機種の価格も19万円〜とスマホの中でも高額です。
そのため、次のような用途や求める性能がはっきりした人におすすめのモデルとなっています。
- スマホでこだわった写真・動画が撮りたい方
- ゲーム配信をしている・これから挑戦したい方
- Xperiaを愛している方
Xperia 1 IVはソニーのカメラ技術をふんだんに搭載したスマホです。
AI任せで撮ってもばっちりキレイな写真が撮れますが、一眼レフに近い細かな設定をしたうえでの撮影もできます。
また、Xperia 1 IVは超広角と望遠でも各種オートフォーカスが使えるようになったので、遠くで動いている被写体が今まで以上にキレイに撮れます。
野鳥を撮影したり子供の運動会を撮影したりと、動きのあるシーンの撮影が苦手な人にはぴったりなカメラ機能ではないでしょうか。
また、新たにゲーム配信機能が加わったことで、パソコンがなくても簡単に動画配信できます。
配信したくてもパソコンなどの機材を購入する余裕がない人は、Xperia 1 IVを購入すれば簡単にゲーム配信できるでしょう。
Xperia 1 IVはソニーの最高スペックを詰め込んだフラグシップであるため、Xperiaシリーズを愛している方は問答無用でおすすめできます。
Xperia 1 IVの個人的な評価
最後にXperia 1 IVの個人的に良かった点とイマイチな点を挙げます。
- デザインが良く背面のフロスト加工が好み
- リフレッシュレート120Hzヌルサク
- 直射日光下でも見やすい
- カメラの操作が難しい(ポートレート)
- バッテリー持ちはやや不満
Xperia 1 IVの個人的に良かった点は、デザインが素晴らしく背面のフロスト加工がサラサラしていて指紋がつかないところです。
リフレッシュレート120Hzの恩恵もしっかり感じられ、何をするにも滑らかでサクサク動きます。
炎天下でもしっかりディスプレイが見えるのは嬉しいポイントです。
イマイチな点はカメラの機能が豊富すぎて使いこなせない点と、ポートレート撮影が多少コツがいるところでしょうか。
バッテリー持ちも容量の割には普通という印象です。
Xperia 1 IVは性能面で2022年最強スマホ!ただし価格も高い
画像引用元:Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー) | Xperia公式サイト
今回は、Xperia 1 IVのスペックや発売日・価格を評価レビューしました。
Xpria 1 IVはXperia最高峰シリーズの最新モデルで、高性能かつ高価な1台に仕上がっています。
スペック、操作性、カメラなどAndroidの中でも抜群の性能を誇りますが、やはりネックは19万円〜という価格の高さでしょう。
近年では円安で多くのスマホが値上げしているため、仕方ない部分でもあります。
- 発売日:2022年6月3日(金)
- ドコモ・au・ソフトバンクが販売
- キャリアによって取り扱うカラーが異なる
- 2022年最高スペックのSnapdragon 8 Gen 1とRAM12GB搭載
- 高性能カメラ搭載スマホ
- 世界初の85-125mmの光学ズーム
- 超広角・望遠でもAF機能が使えてさらに便利
- ゲーム配信機能を追加
- 輝度50%アップで外でも見やすい
- 機種代金は19万円〜
- 各キャリアのプログラム利用で約10万円〜
2022年6月30日現在、Xperia 1 IVはキャリアからの購入のみです。
キャリアによって通常価格・割引後の価格が異なるので、購入したいカラーが1番安く買えるキャリアを選ぶといいでしょう。
- ブラック:ソフトバンク
- アイスホワイト:ドコモ
- パープル:ドコモのみ取扱
※各キャリアの割引施策を利用して最適なタイミングで端末を返却する場合