
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
高価で手を出しにくいハイスペックスマホでも、中古品は購入しやすい価格で販売されていることがあるもの。
とはいえ、ソフトバンクなどのキャリアで中古スマホが使えるのか分からず、二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
確かにほんの数年前までは、「端末と回線はセットで購入・契約しなければいけない」というイメージがありましたよね。
しかし今は、キャリアのあらゆる制限が昔よりも緩くなっています。もちろん中古スマホも普通に使えますよ。
本記事では、安く買えるおすすめ中古スマホの機種や、実際にソフトバンクで使えるようにするための方法について紹介します。
トップ画像引用元:ソフトバンク
中古スマホの入手方法は2つ!
画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)
ソフトバンクで使うスマホは、ソフトバンクで買ったものでなくても問題ありません。
もちろん新品である必要もないため、中古スマホも使えます。
ソフトバンクで使う中古スマホの購入方法は、大きく分けて下記の2つです。
- 「SoftBank Certified」で中古スマホを購入する
- 中古スマホ販売店で購入する
では、この2つの方法について詳細を見ていきましょう。
「SoftBank Certified」でお得にiPhoneゲット!
「SoftBank Certified」は、ソフトバンクが運営する中古オンラインショップです。
取り扱っているのは中古iPhoneのみですが、ソフトバンクが認定している製品であるため、安心して購入できます。
中古スマホには、いわゆる「赤ロム」などのリスクが付きものです。そのため、「安心」はショップ選びの大きな判断基準となります。
SoftBank Certifiedで販売しているスマホは、すべて初期化済・クリーニング実施済です。
また、購入後に不具合が発生した場合でも、商品到着から8日以内であれば端末を交換してもらえます。
SoftBank Certifiedの商品ラインナップ
2022年2月6日現在のラインナップは下表のとおりです。
製品名 | 本体価格 上:5〜22歳 下:23歳以上 | 本体価格(乗り換え時) 上:5〜22歳 下:23歳以上 |
---|---|---|
iPhone 11 (64GB) | 41,040円 51,120円 | 25,584円 29,520円 |
iPhone 11 (128GB) | 49,680円 59,760円 | 29,904円 38,160円 |
iPhone 11 Pro (64GB) | 55,200円 65,280円 | 33,600円 43,680円 |
iPhone 11 Pro (256GB) | 64,080円 74,160円 | 42,480円 52,560円 |
iPhone XS (256GB) | 31,200円 41,280円 | 20,664円 20,664円 |
iPhone XR (128GB) | 21,120円 31,200円 | 15,624円 15,624円 |
現在のラインナップは4種類のみですが、いずれも本来の本体価格に比べて大幅に安くなっています。
ソフトバンクに乗り換える場合は最大21,600円の割引が適用されるため、さらに安く購入することが可能です。
なお、ソフトバンクの割引プログラムである「新トクするサポート」は、上表の機種には適用できないため注意しましょう。
中古スマホ販売店なら取り扱い機種も豊富!
もう1つの中古スマホ入手方法が、中古スマホ販売店での購入です。
「SoftBank Certified」のようにiPhoneばかりではなく、Androidスマホも豊富に揃っています。
また、iPhoneでも在庫があれば、最新のiPhone 13シリーズを販売している可能性も。
ただし、販売価格はSoftBank Certified(割引適用後)の方がいいので、まずはSoftBank Certifiedのページを見て、欲しい端末が無ければ中古スマホ販売店を利用する、という順番で動けば、無駄なくお得なスマホを見つけられるでしょう。
SIMロックには注意!
中古スマホ販売店で気を付けたいのが、SIMロックです。
「売り物なんだからSIMロックなんてかかっていないでしょ」と思われる方も多いかもしれません。
しかし実際のところ、SIMロック解除済の商品はそこまで多くないのです。
SIMロックがかかっているスマホも普通に売られているので、購入の際はしっかりチェックしましょう。
買った端末にSIMロックがかかっていた場合は、各キャリアの実店舗かオンラインで解除の手続きが可能です。
実店舗で手続きした場合、3,300円の手数料が発生します。
一方、オンラインで手続きすると手数料がかかりません。ただし、自力で作業を行う必要があります。
中古ショップで買えるおすすめスマホ!
中古スマホのメリットは、やはり安さです。
しかし、ただ激安なスマホを購入しても、アプリがカクカクで頻繁に落ちるなんて事は珍しくありません。
逆に、いくら中古スマホといっても、ハイスペックスマホはやはり高め。
うまく選ばないと、「これなら新品買った方が良かったのでは・・・」と後悔することもあるでしょう。
そこで、ここからは「コスパ」が優秀な中古スマホをご紹介。
中古スマホ販売店イオシスで取り扱っているスマホのなかで、「このスペックでこの価格は安い!」といえる中古スマホを解説していきます。
iPhone 12 mini
画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 miniを購入 – Apple(日本)
iPhone 12 miniのスペック
iPhone 12 mini
画面サイズ 5.4インチ
本体サイズ 高さ:131.5mm
幅:64.2mm
厚さ:7.4mm
重さ 133 g
アウトカメラ 1,200万画素
(超広角、広角)
インカメラ 1,200万画素
ROM 64GB・128GB・256GB
CPU A14 Bionic
認証 Face ID (顔認証)
防水 IP68等級
5G対応 ○(Sub6波のみ)
カラー ホワイト・ブラック・
(PURODUCT RED)・
グリーン・ブルー・
パープル
詳細 iPhone 12 mini評価レビュー
2020年に販売されたiPhoneであるiPhone 12 miniは、中古ショップでは非常にお買い得です。
iPhone 12とほぼ変わらないスペックであるにもかかわらず、イオシスなら4万円台から購入できます。
新品であれば7万円以上しますから、かなりお得であると言えるでしょう。
画面サイズは5.4インチでありながら、4.7インチのiPhone SE(第2世代)よりも本体サイズは小さいため、小さいスマホが欲しい方にもおすすめです。
- iPhone 12 mini:45,800円~64,800円
iPhone SE(第2世代)
画像引用元:iPhone SEを購入 – Apple(日本)
iPhone SE(第2世代)のスペック
iPhone SE(第2世代)
ディスプレイ 4.7インチ
本体サイズ 高さ:138.4 mm
幅:67.3 mm
厚さ:7.3 mm
重さ 148 g
アウトカメラ 広角:1,200万画素
インカメラ 700万画素
バッテリー iPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間
RAM 3GB(非公式)
ROM 64GB・128GB・256GB
CPU A13 Bionicチップ
OS iOS13
認証 指紋認証
カラー ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED
詳細 iPhone SE(第2世代)実機レビュー
元々高コスパで人気の高いiPhone SE(第2世代)ですが、中古ショップならさらに安く購入することができます。
本来の本体価格は4~5万円前後ですが、イオシスなら2~3万円台で購入可能。
CPUはiPhone 11 Proと同じものを使っていますので、処理性能はハイスペック並み。
処理能力が弱いと言われるミドルスペックですが、iPhone SE(第2世代)は逆に強みです。
「あのゲームアプリがやりたいけど、ハイスペックスマホは手が届かない…」という方には非常におすすめできるiPhoneですよ。
- iPhone SE(第2世代):23,800円~34,800円
ASUS Zenfone8
画像引用元:Zenfone 8|Phones|ASUS Global
ASUS Zenfone8のスペック
Zenfone 8
画面サイズ 5.9インチ
本体サイズ 高さ:約148mm
幅:約68.5mm
厚さ:約8.9mm
重さ 169g
アウトカメラ メイン:6,400万画素
超広角:1,200万画素
インカメラ 1,200万画素
バッテリー 4,000mAh
RAM 8/16GB
ROM 128/256GB
CPU Snapdragon 888
OS Android 11
認証 顔・指紋
防水 IP68
カラー オブシディアンブラック
ホライゾンシルバー
詳細 Zenfone 8レビュー
ASUS Zenfone8は、2021年8月に発売された機種です。
搭載されているCPUは最高峰の「Snapdragon 888」。5Gにも対応したハイスペックスマホです。
ディスプレイは5.9インチと大型で、リフレッシュレートも120Hz。
通常10万円近い価格でもおかしくない機種ですが、イオシスなら5万円台から購入できます。
ハイスペックスマホを安く購入したい方には、非常におすすめできる機種です。
- ASUS Zenfone8:54,800円~77,800円
中古スマホの購入はエコたんがおすすめ!
エコたんは、中古スマホやiPad、その他タブレット機器などを取り扱う中古スマホの販売サイトです。
クリーニング済みかつ、細かい商品ランクに基づいてスマホを選ぶことができるので安心感があります。
ランクによって異なりますが、商品保証もついていますよ。
また、SIMフリーの端末も豊富に取り扱っているため、キャリアを気にしなくていいところも嬉しいポイントです。
中古スマホを検討されている方はぜひ覗いてみてくださいね。
中古で買ったスマホをソフトバンクで使う方法
中古スマホを用意したら、あとはソフトバンクで使うだけです。
ここからは下記のパターンに分けて、中古スマホをソフトバンクで使う方法について解説していきます。
- SoftBank Certifiedでスマホを購入し、回線を契約する場合
- 中古スマホ販売店でスマホを購入し、回線を契約する場合
- 元々ソフトバンクの回線を契約している場合
SoftBank Certifiedでスマホを購入し、回線を契約する場合
ソフトバンクオンラインショップでの手続きと何ら変わりません。
必要なものは以下のとおりです。
- 本人確認書類
- クレジットカードやキャッシュカードなどの情報
- MNP予約番号(乗り換え時のみ)
乗り換えの場合、有効な支払い方法はクレジットカードのみです。注意してください。
契約の大まかな流れは次のとおりです。
- SoftBank Certifiedのサイト上で、購入する機種を選択する
- 申し込み種別や受け取り方法を選択
- 加入するプランや必要情報などを記入
- 審査に通れば、数日で自宅にスマホが届く
- スマホにSIMカードを入れ、同梱のマニュアルに沿って初期設定を行う
スマホの購入や回線の申し込みは、Web上から行います。
Webと言っても難しいことは何もありません。画面の案内に従って、手続きを進めていくだけです。
ソフトバンクオンラインショップを使ったことがある方なら、迷うことはないでしょう。
申し込み後、審査に通れば数日で自宅に中古スマホが届きます。
あとはスマホにSIMカードを入れて、初期設定をするだけです。
詳細な手順は同梱のマニュアルに従ってください。
中古スマホ販売店でスマホを購入し、回線を契約する場合
ソフトバンクオンラインショップで回線だけ契約しましょう。
- 本人確認書類
- クレジットカードやキャッシュカードなどの情報
- MNP予約番号(乗り換え時のみ)
乗り換え時に使える支払い方法はクレジットカードのみです。
- こちらのページ(ソフトバンク公式サイト内)にアクセスする
- 画面を下にスクロール。「ご購入のお手続き」欄で「購入する」を選択
- 申し込み種別や受け取り方法を選択
- 加入するプランや必要情報などを記入
- 審査に通れば、数日で自宅にSIMカードが届く
- スマホにSIMカードを入れ、同梱のマニュアルに沿って初期設定を行う
SIMカードのみ購入できるこちらのページは、ソフトバンクオンラインショップ内にリンクがありません。直接アクセスしてくださいね。
その後は、通常のオンラインショップと同様に手続きを進めていけば、SIMカードだけ購入できます。
元々ソフトバンクの回線を契約している場合
現在ソフトバンクの回線を契約している方は、これまで使っていたスマホからSIMカードを抜き出し、中古スマホに差し直してください。これだけで使えるようになります。
わざわざソフトバンクに、「中古スマホを買ったのでSIMカードを入れ替えます」と報告する必要はありません。
ただし、これまで使っていたSIMカードのサイズが中古スマホに合わない場合は、SIMカードの再発行が必要です。
ソフトバンクショップで受け付けてはいますが、手数料として3,300円がかかります。
中古スマホでも特別な手続きは必要なし!
以上、ソフトバンクの中古スマホについてでした。
今回の大きなポイントをまとめると、以下の通りです。
- 中古スマホはSoftBank Certifiedまたは中古スマホ販売店で購入可能
- SoftBank Certifiedは取り扱い機種こそ少ないものの、格安でハイスペックスマホを購入できる
- 中古スマホ販売店は、ラインナップが豊富。ただし、価格はSoftBank Certified(割引適用後)には敵わない
- 中古スマホ販売店で買ったスマホには、SIMロックがかかっている可能性も
- 中古スマホでも、特別な手続きは必要なくソフトバンク回線を利用できる
今や多くの人にとって身近な存在になった中古スマホ。
SoftBank Certifiedの登場により、この傾向はより加速していくことでしょう。
ひと昔前までは、「中古スマホはスマホに詳しい人が手を出すもの」というイメージがありましたが、現在はもうそんなことはありません。
キャリアの回線も、基本的には問題なく利用できます。
ただし、中古スマホ販売店で購入したスマホには、SIMロックがかかっている場合も。購入の際は注意してください。