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ソニーモバイルから新たにXperia 10/10 Plusが発売されています。
ただし、日本では発売されておらず、予定もいまのところないので、海外向けに開発されたスマホであることが予想されます。
そんなXperia 10/10 Plusの特徴は下記の通りです。
- Xperia 10/10 Plusで画面サイズ・カラーバリエーションが異なる
- 搭載されているRAM容量やCPUまで異なる
- 価格帯は50,000円程でミッドレンジクラスのXperia
- ミッドレンジでありながらデュアルレンズ搭載のカメラがある
Xperia 10/10 Plusは、高額というイメージの強いXperiaシリーズの中でも、ミドルレンジクラスの価格帯で購入することができるスマホです。
10と10 Plusで大きくスペックが異なりますが、基本的なスペックはまさにミドルレンジと言うべき内容です。
しかし、格安スマホ独特の安っぽさもなく高級感のあるデザインが特徴でもあります。
そこで今回は、Xperia 10/10 PlusのスペックやこれまでのXperia XZシリーズとの比較、そしてXperia 10/10 Plusのメリット・デメリットについて触れていきます。
日本で発売されていませんが、今後発売される可能性も0ではないので是非参考にしてください。
画像引用元:Xperia 10 plus-Official Sony Website
ソニーモバイル「Xperia 10/10 Plus」のスペック・価格・デザインについて
画像引用元:Xperia 10 Plus Full Specifications – Sony Mobile (Global English)
まず、Xperia 10/10 Plusのスペックについて解説します。
Xperia 10/10 Plusは、10と10 Plusでスペックからカラーバリエーションまで大きく異なります。
Plusという書き方をされると、iPhone Plusのように多少異なるものの大きな違いは画面だけというイメージになりますが、Xperia 10/10 Plusの場合はスペックも大きく違います。
どちらかと言うと、10は10 Plusの廉価版というべきかもしれません。
性能は10 Plusの方が優れていますが、それぞれ画面サイズも違いますしカラーバリエーションも異なるので、
- 見た目や画面サイズを選ぶべきなのか
- スペックを選ぶべきなのか
が悩みどころです。
Xperia 10/10 Plusのスペック
Xperia 10/10 Plusのスペックは下記の通りです。
項目 | Xperia 10 | Xperia 10 plus |
---|---|---|
価格 | 日本円で約45,000円 | 日本円で約50,000円 |
カラーバリエーション | ネイビー/ブラック/シルバー/ピンク | ネイビー/ブラック/シルバー/ゴールド |
サイズ | 156 x 68 x 8.4 mm 162g | 167 x 73 x 8.3mm 180g |
ディスプレイ | 5.9インチ | 6.5インチ |
OS | Android 9 Pie | Android 9 Pie |
CPU | Qualcomm Snapdragon 630 オクタコア | Qualcomm Snapdragon 636 オクタコア |
RAM/ROM | 3GB/64GB | 4GB/64GB |
バッテリー容量 | 2,870mAh | 3,000mAh |
メインカメラ | 1,300万画素(F値2.0)+500万画素(F値2.4) | 800万画素(F値2.4)+1,200万画素(F値1.75) 広角+望遠 2x光学ズーム |
フロントカメラ | 800万画素(F値2.0) | 800万画素(F値2.0) |
防水防塵 | × | × |
生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
Xperia 10/10 Plusはサイズから性能、カメラの画素数まで大きく異なる
10と10 Plusで差額は約5,000円ほどですが、それでも異なる点がたくさんあります。
- カラーバリエーション
- 画面サイズ
- CPU/RAM/ROM
- カメラの画素数
- バッテリー容量
全体的にスペックが高いのは10 Plusの方になりますが、ピンクのカラーが選べるのは10です。
5.9インチという大きすぎず小さすぎない適度な画面サイズでもあるので、中には10の方が使いたいという人もいるでしょう。
約5,000円程度しか価格は変わらないので、自分の希望に合った方を選ぶと良いでしょう。
アスペクト比が21:9と非常に縦長
画像引用元:Xperia 10 plus-Official Sony Website
Xperia 10/10 Plusのアスペクト比は21:9とかなり縦長です。
ディスプレイも縦長に対応するようにつくられています。
実機を使ってみた人の話によると、縦長であるからか、画面サイズの割に片手で持ちやすい、フィットしやすいそうです。
実際、従来のXperiaに比べてベゼル(枠)もかなり狭く、ほぼフレームレス仕様なので、画面サイズの割にコンパクトなのかもしれません。
価格帯はミッドレンジスマホ│性能もミッドレンジ相応
価格帯も性能もミッドレンジスマホと同等のレベルです。
そのため、良すぎることも悪すぎることもなく、あくまで支障なく使うには問題ない程度のスペックだと思ってください。
Xperiaと聞くと高級ラインのスマホというイメージが強いですが、Xperia 10/10 PlusはミッドレンジクラスのXperiaといったところでしょう。
- 全体的に見て性能が高いのはXperia 10 plus
- どちらもアスペクト比が21:9と縦長
- 価格は50,000円程度とミッドレンジクラス
- 性能に関しても極端に良いわけではなく普通に使う分には支障のない程度
Xperia 10/10 PlusとXperia XZシリーズの違いは?
画像引用元:Xperia 10 Plus Full Specifications – Sony Mobile (Global English)
次に、Xperia 10/10 PlusとこれまでのXperia XZシリーズを比較して、どのように異なるのかについて解説します。
参考までに、今出ているXperia XZシリーズの中で最新のXperia XZ3のスペックを見ていきましょう。
Xperia XZ3 | スペック詳細 |
---|---|
ディスプレイ | 6.0インチ有機ELディスプレイ |
サイズ | 約158mm×約73mm×約9.9mm |
重量 | 約193g |
CPU | Snapdragon 845 オクタコア 2.8GHz/1.8GHz |
ROM/RAM | 64GB/4GB |
外部メモリ(SDカード) | 512GB |
カメラ | メインカメラ:1,920万画素 フロントカメラ:1,320万画素 |
バッテリー容量 | 3,200mAh |
防水防塵 | ○ |
OS | Android 9 Pie |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイトシルバー/フォレストグリーン/ボルドーレッド |
Xperia XZ3は、価格もスペックも何もかもハイエンドスマホと呼ばれている人気モデルであることがわかります。
また、Xperia XZ3の大きな特徴として、同社製品である液晶テレビ「ブラビア」の技術を取り入れて液晶ディスプレイが開発されている点が挙げられます。
今回のXperia XZ3は、最新のブラビアの有機ELディスプレイを使用した薄型で、漆黒の画面にカラーが鮮やかに映える高画質のディスプレイを実現させました。
こうした細かな部分のこだわりによって、高級ラインのスマホシリーズの1つとして人気があるのでしょう。
価格帯が大きく異なる
高級ラインがXperia XZシリーズなら、Xperia 10/10 Plusは誰でも手に取りやすい格安ラインだと思ってください。
上記のXperia XZ3のスペック表にもある通り、平気で10万円程度する価格帯のモデルです。
しかし、同じXperiaの名前を使っていながら約半額程度の価格で購入できるXperia 10/10 Plusは、Xperia XZシリーズよりも手に取りやすいのではないでしょうか。
価格の違い=性能の違い
画像引用元:Xperia 10 plus-Official Sony Website
価格と性能はやはり比例します。
RAM/ROMはそこまで変わりませんが、搭載されているCPUの性能やカメラの性能などを見ている限り、Xperia XZ3の方が圧倒的に良いです。
そもそも液晶テレビと同じ技術でディスプレイを開発していますから、画面の解像度などの細かいスペックを見ていけば恐らくその差は歴然でしょう。
しかし、普通に使う分はXperia 10/10 Plusも申し分なく使えるので、あくまで一般的なスマホの使い方しかしないという人は必ずしもXperia XZシリーズにする必要性はありません。
指紋認証がサイドに戻るなど従来のXperiaシリーズに戻ったかのような仕様
Xperia 10/10 Plusは指紋認証がスマホの両サイドで使えたり、ラウンドタイプのデザインが多かったXperia XZシリーズと比べても、従来のXperiaシリーズに戻ったかのような仕様となっています。
この先Xperia 10/10 Plusで統一されるのか、それともXperia XZシリーズの仕様で継続されるのか、2ライン開発され続けるのかはわかりません。
しかし、Xperia XZシリーズと比べて「Xperiaっぽい」というのはXperia 10/10 Plusの方だと感じます。
- 価格がXperia XZシリーズの方が2倍以上高い
- 価格が大きく異なるということもあり性能はXperia XZシリーズの方が良い
- Xperia 10/10 Plusはどちらかと言うとあってもなくても構わないものを削っている
- 指紋認証がサイドになっている点やデザインが従来のXperiaシリーズに戻ったように思えるXperia 10/10 Plus
Xperia 10/10 Plusのメリット
画像引用元:Xperia 10 Plus Full Specifications – Sony Mobile (Global English)
次に、Xperia 10/10 Plusのメリットについて紹介します。
- ハイエンドスマホとして定評のあるXperiaシリーズの中でも低価格
- スペックはミッドレンジクラスだが、デュアルレンズ搭載のカメラの性能は良い
- 見た目も高級感があり格安スマホ特有の安っぽさも一切ない
- スペック的にもよほどヘビーな使い方をしない限り支障なく快適に使える
Xperia 10/10 Plusの最大の魅力は、SONYが開発したXperiaという超人気スマホシリーズの1つでありながら非常に低価格であるという点です。
この先携帯業界もどんどん変わり、今までのように機種代金を月額料金に組み込むことができなくなるかもしれません。
そうなると、10万円を超す高級スマホは手が出しにくくなります。
しかし、Xperia 10/10 Plusであれば5万円程度で購入することができるので、比較的出費を抑えることができます。
また、尚且つスペックも支障なく使えるレベルではあるので、そこまでヘビーに使っていない人であれば問題ないでしょう。
ハイエンドスマホとして定評のあるXperiaシリーズでありながら低価格モデル
高級スマホとして名高いXperiaの中でミッドレンジクラスの価格で購入できる点がメリットです。
正直、「これXperiaだよ」と言ってもどれほどXperia 10/10 Plusが格安なのか気付く人は少ないでしょう。そもそも日本で発売されていませんしね。
Xperia XZシリーズの半額程度で購入できるので、Xperiaデビューしたいと思っていた人にもおすすめです。
ミッドレンジスマホだがデュアルレンズ搭載でカメラの性能は良い
画像引用元:Android SmartPhone | Sony Mobile
性能は全体的にミッドレンジクラスですが、デュアルレンズ搭載のカメラが使えます。
明るさの異なる2つのレンズを搭載しているので、より明暗のはっきりとした鮮明な写真を撮ることができるでしょう。
見た目も格安スマホ特有の安っぽさもなく性能も支障なく使える程度
画像引用元:Xperia 10 plus-Official Sony Website
見た目も格安スマホ特有の安っぽさはありません。
高級感のあるシンプルなデザインなので、Xperiaと聞いても誰も不思議に思わないでしょう。
また、性能もミッドレンジクラスではありますが、普通に使う分には支障なく使えます。
余程のヘビーユーザーでもない限り、今までとそこまで変わらない使い方ができるのではないでしょうか。
Xperia 10/10 Plusのデメリット
次に、Xperia 10/10 Plusのデメリットについて紹介します。
- 日本でまだ発売されていない・そもそも未発表で発売の予定もない
- 防水防塵非対応など日本人向けのスマホではない
日本で発売されていないどころか、発表すらされていません。
公式サイトも日本語版のページがなかったくらいですから、そもそも日本で発売される可能性も低いと考えられます。
それでも決して可能性は0ではないので、是非日本で発売されることを願うばかりです。
また、SONYの国産スマホでありながら防水防塵に非対応など、日本人向けのスマホではないという点も見受けられます。
最初から外国向けに売り出すためのモデルだったのかもしれません。
日本でまだ発売されていない・未発表で発売予定もない
画像引用元:Xperia 10 – Official Sony Website
現在、日本では発売されていません。
そのため、どうしても手に入れたい場合は通販で海外から輸入するしか方法はありません。
今後発売されるかどうかは不明ですが、発売されることを祈ります。
防水防塵に対応していないなど日本人向けのスマホではない
Xperiaでありながら防水防塵に対応していない点が気になります。
そもそも日本向けに開発されていないからかもしれませんが、防水防塵が気になる人は多いですよね。
海外メーカーならまだわかりますが、国産スマホで防水防塵非対応なのはかなり珍しいです。
価格も手頃で性能も支障なく使えるレベルなので買う価値アリ
最後に、Xperia 10/10 Plusのメリット・デメリットについてまとめます。
- ミッドレンジスマホでありながらデュアルレンズ搭載
- 性能も普通に使う分には支障ないレベルで、デザインも格安スマホ特有の安っぽさがない
- 高級ラインとしてイメージの強いXperiaの格安モデル
- 日本では発表されておらず、発売も予定されていない
- 防水防塵に対応していないなど最初から日本人向けに作られていない可能性がある
Xperia 10/10 Plusは、価格帯もスペックもミッドレンジクラスのスマホです。
ミッドレンジでありながら開発元はSONYである、超人気シリーズのXperiaのモデルの1つですから、まさに「格安で購入できるXperia」と言っても過言ではありません。
10と10 Plusでは画面サイズ、カラーバリエーション、スペックと何から何まで異なりますが、スペックの良さを取るのであれば10 Plusがおすすめです。
防水防塵に対応していない点など、最初から日本で売り出す気がなく開発されたスマホなのでは?と思えるXperia 10/10 Plusは、現時点でも日本での発売の発表はありません。
そもそも日本では10万円するXperiaが人気で売れているので、Xperia 10/10 Plusの必要性がないかもしれませんが…。
格安で購入できるXperiaなので、是非日本でも発売してほしいです。