
音楽アプリならApple Musicがおすすめ!
1億曲が聴き放題で、1ヶ月の無料トライアルも実施中!
この記事では、人気の音楽アプリ『Spotify』と『Apple Music』を、月額料金、曲数、音質、機能などを8項目で比較します。
通勤・通学や机に向かって仕事・勉強している時に、音楽アプリを利用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、どちらも人気の音楽アプリとはいえ、「どっちの音楽アプリがいいのか?」「どんな違いがあるのか?」といった疑問はありますよね。
2つの音楽アプリをメリット・デメリットまで徹底比較するので、SpotifyかApple Musicで迷っている方は参考にしてください。
音楽アプリはどれが一番いいのか気になりますよね。 この記事では、音楽アプリおすすめ人気ランキングを無料で聴き放題のサービス・有料のサービスに分けて解説します。 総務省が発表した『情報通信白書令和3年版』によると、グローバル市場に[…]
- 月額料金
Spotifyの方が安い - プラン
無料プランやDuoプランなどSpotifyは種類が豊富 - 曲数
Apple Musicが1億曲以上と圧倒的 - 音質
→ハイレゾを利用しないならSpotifyの最大320kbpsが最高峰
→Apple Musicはロスレス・ハイレゾ対応 - 機能
→Spotifyはプレイリストが優秀
→Apple Musicは検索・レコメンド共に充実
画像引用元:Features – Spotify for Artists
Apple MusicとSpotifyの違いは?
画像引用元:Apple Music – Apple(日本)
Apple MusicもSpotifyも人気の音楽アプリですが、それぞれ料金や楽曲配信数など、サービスの特徴が異なります。
各音楽アプリの主なサービス内容をまとめると次の通りです。
項目 | Apple Music | Spotify | |
---|---|---|---|
月額料金 | 個人 | 1,080円 | 980円 |
学生 | 580円 | 480円 | |
ファミリー (最大6人) | 1,680円 | 1,580円 | |
その他プラン | Voice:480円※1 | Duo:1,280円 (2人用プラン) |
|
配信楽曲数 | 1億曲以上 | 7,000万曲以上 | |
無料期間 | 1ヶ月※2 | 最大3ヶ月※3 | |
主な機能 | CD・MP3取込み | ○ | ○ |
プレイリスト | ◎ (配信曲・取込み曲 の混合プレイリストOK) | ○ | |
ダウンロード機能 | ○ | ○ | |
歌詞表示 | ○ | ○ | |
広告 | なし | なし(有料版のみ) | |
音質 | 最大音質(通常) | 最大256kbps | 最大320kbps |
ロスレス・ハイレゾ | ○ | × | |
空間オーディオ | ○ | × | |
iPhoneでの利用 | ◎ | ○ | |
Androidでの利用 | ○ | ○ | |
詳細 | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
※1:AppleデバイスでのSiri操作のみ、かつダウンロード非対応
※2:対応イヤホン・アクセサリ購入のうえ申し込みなら6ヶ月無料
※3:1人用の『Standard』のみ3ヶ月無料、他プランは1ヶ月無料
Apple MusicとSpotifyを、以下の8項目に分けてもう詳しく比較していきましょう。
- 料金
- 楽曲配信数
- 無料期間の長さ
- 機能
- 音質
- ダウンロード機能
- iPhone/Android対応
- 使いやすさ
料金で比較
SpotifyとApple Musicの月額料金を比較していきましょう。
Spotifyの料金プラン
Spotifyの料金プランは、Standard・Duo・ファミリー・学割の4種類です。
Standardプランは3ヶ月の無料期間、その他のプランは1ヶ月の無料期間があります。
プラン | 月額料金 | アカウント数 |
---|---|---|
Standard | 980円 | 1人 |
Duo | 1.280円 | 2人 |
ファミリー | 1,580円 | 6人 |
学割 | 480円 | 1人 |
上記の通りStandardプランは月額980円、学割では月額480円で1つのアカウントを使用できます。
Duoプランは月額1,280円で2つのアカウント、ファミリープランは月額1,580円で最大6つのアカウントが使用できます。
特にDuoプランは家族でなくても大丈夫なので、仲のいい友達やパートナーとシェアすることも可能です。
Apple Musicの料金プラン
Apple Musicの料金プランは、個人プラン・学生プラン・ファミリープランの3種類と、少々特殊なVoiceプランがあります。
プラン | 月額料金 | アカウント数 |
---|---|---|
個人プラン | 1,080円 | 1人 |
ファミリープラン | 1,680円 | 6人 |
学生プラン | 580円 | 1人 |
Voice | 480円 | 1人 |
Voiceプランは学生プランより安いため魅力がありますが、AppleデバイスでのSiriによる音声操作のみとなります。
また、楽曲のダウンロード機能も利用できません。
このことから、Apple Musicは通常の個人プランや学生プランを利用した方がいいでしょう。
なお、ファミリープランでは月額1,680円で6つのアカウントが使用できます。
月額料金はSpotifyの方がお得
Apple MusicとSpotifyの月額料金をまとめると次の通りです。
プラン | Spotify | Apple Music |
---|---|---|
1人用プラン | 980円/月 | 1,080円/月 |
2人用プラン | 1,280円/月 | - |
家族プラン | 1,580円/月 | 1,680円/月 |
学生プラン | 480円/月 | 580円/月 |
音声操作用プラン | - | 480円/月 |
個人プランからファミリープランまで、Spotifyの方が安い料金設定になっていることがわかります。
特に、Spotifyには2人用の「Duo」がありることで、複数人プランがファミリープランのみのApple Musicよりも、柔軟にプランを選択できます。
楽曲配信数で比較
画像引用元:1億曲の達成を祝福 – Apple (日本)
2022年12月現在、SpotifyとApple Musicで配信している楽曲数は次の通りです。
- Spotify:7,000万曲以上
- Apple Music:1億曲以上
曲数でApple Musicに軍配
Apple Musicの曲数はSpotifyの約1.5倍と明らかに配信楽曲が豊富です。
とはいえ、どちらの音楽アプリも主要な楽曲は一通り網羅しているため、メジャーアーティストの作品だけなら違いを感じることはありません。
しかし、ネット配信で有名になった楽曲など、幅広く音楽を楽しみたい方は、Apple Musicの方が聞きたい楽曲が見つけやすくてオススメです。
邦楽・洋楽どちらを聞きたいかで選ぶのも◎
Apple Musicは邦楽の充実度が高く新曲の配信も早いため、邦楽ランキングには流行が即座に反映されている印象があります。
一方で、Spotifyは世界No.1のユーザー数のサービスということもあり、洋楽の充実度が非常に高い印象です。
数値の上では、1億曲以上配信しているApple Musicの方が、聞きたい曲があると感じるかもしれません。
しかし、配信楽曲数で選ぶのではなく、邦楽・洋楽どちらを多く聞きたいかで決めた方が満足できる可能性が高いと言えます。
無料期間の長さで比較
画像引用元:Spotify Premium – Spotify (JP)
SpotifyとApple Musicの無料期間を比較すると次の通りです。
- Spotify:3ヶ月間
- Apple Music:1ヶ月間
Spotifyの方が無料期間が長い
Spotifyは基本となる「Standard」は3ヶ月、その他のプランは1ヶ月の無料期間があります。
一方で、Apple Musicは基本的に1ヶ月の無料期間です。
以上のことから、多くの方が契約する個人プランなら、3ヶ月無料で使えるSpotifyの方がお得です。
AirPodsを買うならApple Musicは6ヶ月無料
基本の無料期間だけを見ると、3ヶ月無料で使えるSpotifyに軍配が上がります。
しかし、Apple Musicは対象イヤホン・アクセサリ購入者に向けて、「Apple Music 6ヶ月無料」の特典があります。
- 対象イヤホン・アクセサリ購入後にApple Musicを新規登録する方が対象
※同一Apple IDで利用したことがあると対象外 - 対象商品のアクティベート後90日以内が対象
- 特典:Apple Musicが6ヶ月間無料
- 対象イヤホン・アクセサリ
AirPods Pro(第1世代、第2世代)
AirPods(第2世代、第3世代)
AirPods Max
HomePod/mini
Beats Fit Pro
Beats Studio Buds
Powerbeats
Powerbeats Pro
Beats Solo Pro
なお、対象となるイヤホン・アクセサリを接続したiPhone・Mac等でミュージックアプリをひらけば、「6ヶ月無料で体験する」という利用開始ボタンが表示されます。
対象イヤホン・アクセサリを購入して音楽アプリを楽しむなら、Apple Musicを利用して6ヶ月無料特典を受け取りましょう!
機能で比較
画像引用元:Spotify Premium – Spotify (JP)
次に、SpotifyとApple Musicの各種機能を比較します。
音楽アプリを選ぶにあたって、サービスの機能も重要な要素の一つです。
どちらも共通する機能が多いですが、その中でも特徴的な機能をピックアップしてみました。
Spotifyの主な機能
まずはSpotifyの機能をみていきましょう。
Spotifyでは、世界中の人やAIが作ったプレイリストが聴けます。
- 世界中の人が作ったプレイリストが使える
- AIがプレイリストを作ってくれる
- ビデオ番組の視聴
- 無料プランも制限付きでフル尺再生
また、Spotify限定のビデオ番組やMVの視聴も可能です。
Spotifyはシャッフル再生のみ・スキップ制限など制約が多いものの、無料プランでもフル尺再生できるのも人気のポイントです。
Apple Musicの主な機能
Apple Musicの主な機能は以下の5つです。
Apple Musicは曲数が多い分、知らない曲と出会える機能に長けています。
- AIがオススメの楽曲・アーティストを提案
- Apple厳選プレイリストや他ユーザーのプレイリストが聴ける
- ラジオ番組やステーションの視聴
- 10万曲DLできるライブラリ機能
- 取り込んだCD・MP3もプレイリストやiCloudで同期OK
Apple Musicは、Spotify同様に数多くのプレイリストが視聴可能です。
さらに、AIによる楽曲・アーティストの提案機能が結構優秀で、常にレコメンド表示してくれます。
レコメンドされた「今まで聴いたことのないアーティスト・楽曲」を聴いてみたら、即プレイリスト入りということも少なくありません。
約1億曲という膨大な曲数も、これらの機能との相性が良いです。
また、Apple Musicは、iTunesやMacで取り込んだCD・MP3も、配信楽曲と同じプレイリストに入れて再生できます。
機能面はApple Musicが優位
機能を比較すると、Spotifyはプレイリスト関係の機能に優れていることがわかります。
しかし、Apple Musicもプレイリスト機能が充実し、さらに優秀なレコメンドと膨大な曲数という点を考慮すると、Apple Musicの方が優位と言っていいでしょう。
CD・MP3も利用する方には超便利な「配信・取り込み楽曲の混合プレイリストが作れる」という点も、Apple Musicを選ぶ理由になります。
それぞれの特徴をサービス選びの参考にしてみてください。
音質で比較
画像引用元:Apple Music
続いて、SpotifyとApple Musicの音質を比較します。
- Spotify:最大320kbps
- Apple Music
→通常の音質&ワイヤレス接続:最大256kbps
→ロスレス・ハイレゾ:24bit/192 kHz
Spotifyは最大320kbps、Apple Musicはロスレス・ハイレゾを利用しない場合は最大256kbpsです。
そのため、普通に音楽を楽しむなら、Spotifyの方が音質がいいということですね。
通常の音質はSpotifyが優秀
Spotifyの音質は、24kbpsの低音質から320kbpsの最高音質まで4段階で利用できます。
- 低音質:約24kbps
- 標準音質:約96kbps
- 高音質:約160kbps
- 最高音質:約320kbps
最高音質である約320kbpsなら、音楽アプリの音質としてはトップレベルです。
ハイレゾ非対応のイヤホンを利用して音楽を聴くなら、Spotifyを利用した方が高音質な音楽を楽しめます。
ロスレス・ハイレゾを利用するならApple Music
通常音質はSpotifyの方が高音質です。
しかし、Apple Musicは2021年6月のアップデートで『ロスレス・ハイレゾ』に対応したことで、CD品質の音楽が楽しめるようになりました。
ロスレス・ハイレゾを利用するには、DACやハイレゾ対応の有線イヤホンを用意する必要がありますが、音質を第一に選ぶならApple Music一択と言っていいでしょう。
ダウンロード機能で比較
続いて、SpotifyとApple Musicのダウンロード機能を比較しましょう。
- Spotify:最大1万曲
- Apple Music:最大10万曲
どちらの音楽アプリもダウンロード機能を有していますが、ダウンロードできる上限はApple Musicが圧倒しています。
ただ、「1万曲以上もダウンロードすることがあるか?」と考えると、ダウンロード上限の違いはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
iPhone /Androidで使う場合で比較
SpotifyもApple Musicも、iPhone版・Android版の音楽アプリが提供されています。
しかし、使い勝手を考えると、利用しているスマホのOSに合わせて音楽アプリを選んでもいいかもしれません。
- Apple Music:
→iPhone:プリインストール済みでApple IDにサインインしていれば即利用可能
→Android:Google Playストアからインストールが必要でApple IDのサインインに2ファクタ認証が必要な場合あり - Spotify:
→iPhoneもAndroidもストアからインストールが必要
→有料プランの登録は公式Webサイトからのみ
iPhoneならApple Musicがおすすめ
iPhoneを利用している方は、Apple Musicは「ミュージック」アプリを開き、「はじめる」をタップするだけでサクッと利用開始できます。
Androidユーザーの方がApple Musicを利用するには、Google Playストアから「Apple Music」アプリをインストールして、アプリ起動後にApple IDでサインインする必要があります。
既存のApple IDが2ファクタ認証絡みでサインインできないケースもあり、使い始めが面倒に感じる方もいるようです。
SpotifyはAndroidでの利用におすすめ
一方で、SpotifyはiPhoneでもAndroidでも、アプリのインストールが必要で、有料プランの登録はWebのみと、使い始めにかかる手間は同じです。
以上の違いから、ご利用のスマホがiPhoneならApple Music、AndroidならSpotifyを選ぶのが楽かもしれません。
使いやすさで比較
画像引用元:「Spotify: お気に入りの音楽やアーティストを発見しよう」をApp Storeで
最後の比較として、音楽アプリとしての使いやすさを比較しましょう。
使いやすさは利用するユーザーの主観なので、人によって使いやすさは変わるようです。
そこで、ネット上の口コミから、SpotifyとApple Musicの使いやすさを比較します。
- Spotify
→アプリが使いやすいという声が多い
→アプリから有料プランの登録ができなくて面倒
→プレイリスト作りが使いにくい - Apple Music
→軽くて操作がシンプルで使いやすい
→取り込んだCD・MP3もプレイリストに組み込めることが高評価
どちらの音楽アプリも人気の高いサービスということもあり、基本的には「使いやすい」という声ばかりです。
そのため、使いやすさで音楽アプリを選びたい方も、SpotifyとApple Musicはどちらを選んでも問題ないでしょう。
Spotifyは部分的に不満の声あり
Spotifyの使いやすさの評判を見ると、「プレイリストが作りにくい」「有料登録がWebのみなのは面倒」という声がありました。
Apple Musicに戻せってこと?
いや、、、Spotifyくん使いやすいのよね、、、
プレイリストの作りにくさだけは許してないけど— ≠さく (@saku_neaJOY) December 14, 2022
昔はApple MusicだったけどSpotifyに変えたんだけどSpotify君使いやすいんだけどスマホのアプリからサブスク出来なくてブラウザからやらなきゃ行けないのだけはめんどい
— 魚群| Noe (@Noekusa) December 11, 2022
それ以外は、概ね「使いやすい」という評価で、操作性に大きな不満を感じる人は少ないようです。
spotifyのUI使いやすい
— リエル (@RS_lier) December 17, 2022
Spotifyダウンロードしたんだけどこれいいね👍
すごい使いやすいしTwitterしながら音楽聴ける😀— 松本みたらし🎐🗝♠︎ (@M_Mitarashi0913) December 17, 2022
ただし、無料のFreeプランで利用している間はシャッフル再生のみで、さらにスキップ回数にも制限があります。
無料でフル尺再生できるメリットはありますが、使い勝手は悪いと感じる方が多いようです。
一応「Android版の方が使いやすい」という人はいましたが、UIや操作性にこだわるAppleなので、iPhoneユーザーならすんなり使えるようです。
また、先にお伝えした「CD・MP3の楽曲も配信楽曲と一緒のプレイリストが作れる」という点も、サブスク未提供の楽曲も聴きたい人に好評です。
音楽アプリとしての使いやすさとサービス内容を総合的に考えるなら、Apple Musicを選んで間違いないのでしょう。
Apple Musicのメリット
Apple Musicのメリットは次の5つです。
- 1億曲以上と曲数が膨大
- ロスレス・ハイレゾ対応
- 空間オーディオ対応
- Apple製品との親和性が高い
- 高い検索機能と優秀なレコメンド機能が便利
- CD・MP3取込み楽曲も配信楽曲と同じプレイリストOK
Apple Music最大のメリットは、1億曲以上と多くの曲が聴ける点にあります。
検索やレコメンド機能も優秀なため、今まで聴いてこなかった素晴らしいアーティストや楽曲に出会える可能性を高めてくれます。
また、Apple製品との親和性も高く、AirPodsと組み合わせて完全ハンズフリーでの再生ができたりと便利です。
2021年6月からロスレス・ハイレゾにも対応し、音質重視の方もApple Musicを選びやすくなりました。
Apple Musicのデメリット
画像引用元:「Apple Music」をApp Storeで
Apple Musicのデメリットは次の通りです。
- 無料プランがない
- 月額料金が少し高め
Apple Musicのデメリットは、無料のプランがなく月額料金が若干高いことです。
1ヶ月の無料期間がありますが、無料期間終了後に無料で使い続けるということはできません。
月額も個人プランで1,080円と、一般的な音楽アプリより100円高い料金設定です。
その分、配信楽曲の多さやロスレス・ハイレゾ対応など優秀なサービスですが、安さを重視する方には不向きかもしれません。
Apple Musicがおすすめな人
画像引用元:AirPods Pro(第2世代) – Apple(日本)
Apple Musicは次のような方におすすめです。
- ロスレス・ハイレゾ音源で音楽聴き放題を利用したい人
- Apple製品を使っている人
- 自分の好きな音楽を見つけたい人
- iTunesで購入した楽曲やCD・MP3取り込み楽曲が多い人
Apple Musicは、ロスレス・ハイレゾに対応したことで、音質重視の人が最も選ぶべき音楽アプリとなりました。
メジャーアーティストの主要な楽曲は、ほぼロスレス・ハイレゾに対応しています。
また、Apple製品との親和性も高く、iPhoneやiPad、Macを買い換えてもiCloudにサインインすれば、今までと同じプレイリストがそのまま視聴可能です。
iPhoneのアラーム音をApple Musicの音楽に設定することもできます。
CD取り込み楽曲と配信楽曲を同じプレイリストで利用できることも、iTunes歴が長い方ほど嬉しい機能となるでしょう。
Spotifyのメリット
画像引用元:モバイルで無料で再生 ‑ Spotify – Spotify (JP)
Spotifyのメリットは次の通りです。
- 様々な料金プランが選べる
- 非ハイレゾとしては最高峰の音質
- 他ユーザー作成のプレイリストが聴ける
- 無料でもフル尺再生で楽しめる
Spotifyの最大のメリットは、料金プランが豊富でApple Musicより安く利用できることでしょう。
特に、2人用プラン「Duo」は他サービスにないプランで、夫婦のみの世帯など条件が合えば、ファミリープランより高コスパな運用ができます。
また、2022年12月現在、Spotifyはロスレス・ハイレゾには非対応ですが、通常音質としては最高峰の最大320kbpsで利用できます。
「ハイレゾは不要だけど音質は高い方がいい」
そんな方にとって、Spotifyがコストも音質も優れた音楽アプリとなるでしょう。
※2021年末予定で「Spotify HiFi」の開始がアナウンスされていましたが、現時点で未実装かつリリース時期未定です。
Spotifyのデメリット
Spotifyのデメリットは次の通りです。
- 邦楽が若干少なめ
- 学割プランが登録できないことがある
Spotifyのデメリットは、邦楽が少ないことです。
配信楽曲数が7,000万曲以上あり、最近話題のアーティストの楽曲はほぼ聞けます。
一方で、一部のアイドルグループや90年代主力アーティスト、ネット配信系アーティストの中には、Spotifyでは未配信のアーティストが結構います。
また、Spotifyは学割を提供していますが、登録の際に登録できる学校は大学のみです。
さらに、採用している学校認証システムに結構抜けがあるので、「大学生なのに学割プランが選べない」ということも。
中高生やSpotify登録時に学割登録できなかった場合は、Apple Musicを選んだ方が高コスパで利用できるでしょう。
Spotifyがおすすめな人
画像引用元:プレミアム初回3ヶ月無料 12月31日まで | Spotify Premium
Spotifyでは、多様なプレイリストで飽きることなく音楽を楽しめます。
- ハイレゾは不要だが音質にこだわりたい人
- 無料で音楽を楽しみたい人
- 同じ曲ばかりでは飽きてしまう人
- 2人でアカウントを共有したい人
2人で使えるDuoプランや非ハイレゾでの高音質な音楽、さらに無料プランでもフル尺再生できる点が、Spotifyの強力なメリットです。
コスパよく音楽アプリを利用したい方は、無料プランからでもSpotifyを試して見てください。
よくある質問
最後に、Apple MusicやSpotifyでよくある質問に回答します。
- AndroidはApple Musicは使える?
- 両方使うのはあり?
- Apple MusicからSpotifyへプレイリストの移行はできる?
AndroidはApple Musicは使える?
A:「Apple Music」アプリが提供されているため問題なく使えます。
なお、Apple Musicアプリを起動した後にApple IDでのサインインが必要です。
まだApple IDを持っていない方は、Apple Musicアプリのダウンロード中に作っておくと楽です。
両方使うのはあり?
A:基本的にはどちらか一方だけを利用した方がいいでしょう。
Spotifyは洋楽に強く、Apple Musicは若干邦楽に強い傾向にあります。
この違いがあるため、それぞれの音楽アプリでしか見つけられないアーティスト・楽曲があるなら、両方利用するのもありです。
しかし、主要なアーティスト・楽曲はどちらの音楽アプリでも見つかるので、基本的には気に入った一方のアプリを利用するだけで十分でしょう。
Apple MusicからSpotifyへプレイリストの移行はできる?
A:Apple Musicの標準機能ではプレイリストの移行はできません。
Apple Musicの標準機能にはSNS等への共有機能があるだけで、Spotifyへプレイリストを移行する機能はありません。
しかし、「Tune My Music」などの外部サービスを利用することで、Apple Musicの共有機能で書き出したプレイリストをSpotify用に変換してくれます。
ただし、こうした外部サービスの利用は自己責任となるため、ここでは詳細な解説は割愛します。
SpotifyもApple Musicも、良質な音楽ストリーミングサービス!
画像引用元:AirPods(第3世代) – Apple(日本)
SpotifyもApple Musicを様々な観点から比較してみました。
- Spotifyは月額480円〜、Apple Musicは月額580円〜
- Spotifyは無料でも楽しめるプランあり
- Apple Musicは1億曲以上と配信楽曲数が圧倒的
- Spotifyは最大320kbpsで非ハイレゾ最高峰の音質
- Apple Musicはロスレス・ハイレゾ対応
- Spotifyはプレイリスト機能が充実
- Apple Musicは検索とレコメンド機能が優秀
- Apple MusicはCD取込み楽曲も一緒に楽しめる
SpotifyとApple Musicを比較すると、月額料金はSpotifyの方がお得に利用できます。
音質は最大320kbpsと、ロスレス・ハイレゾを利用しないなら優秀です。
また、Spotifyはシャッフル再生なら無料でフル尺再生できるため、課金したくない人にも人気があります。
一方で、Apple Musicは1億曲以上と圧倒的な配信数で、iPhoneとの親和性も高いのが特徴です。
料金は若干高めですが、優秀な検索・レコメンドとロスレス・ハイレゾ対応など、機能面はSpotify以上と言えるでしょう。
どちらのストリーミングサービスも無料トライアルがあるので、ぜひ今回の解説を参考に、実際にアプリをダウンロードしてみてください!