
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
Spotifyは月額980円のプレミアムプランが、学割プランだと半額の月額480円で加入できます。
お得な学割プランですが、登録できないややり方が分からないという声もちらほら聞こえてきます。
今回は大学生や専門学生が利用できるSpotifyの学割プランの全てを解説します。
- 大学や専門学校など高等教育機関に在学していることが条件
- 在学中の学校名を登録し、在学証明に必要な書類のアップロードが必要
- 認証システム『SheerID』の学校リストに名前がない場合は利用できない
- 学校名がない場合は追加リクエストを送ることができる
料金プランや学割プランのメリット、書類の登録方法やプランの変更など幅広くご紹介します。
画像引用元:音楽発見サービス – Spotify
Spotifyの学割プランとは?
画像引用元:App Store
巷に多くある学割と呼ばれるサービスの大きな特徴は下記です。
- 10代を中心とした学生が対象
- 通常よりも安く利用できる
Spotifyの学割プランも同じような特徴をもったサービスですが、少し他サービスの内容とは異なる点があります。
次項から詳しく見ていきましょう。
学割では月額480円で利用できる
Spotifyのプレミアムプランの中でも、多くの人が加入する「個人向けプラン」は月額980円です。
一方で、学割プランの月額料金は480円。
つまり、学割プランは個人向けプランの約半額で利用できる非常にお得なプランなのです。
対象は認定されている学校の大学生や専門学生
学割と聞くと、大学生までの学生全員が対象になると思うかもしれません。
しかし、Spotifyはあくまで高等教育機関に在籍している学生が対象になります。
高等教育機関は下記の通りです。
- 大学
- 大学院
- 短期大学
- 高等専門学校(高専)
- 専門学校(専修学校専門課程)
年齢も18歳以上と設定されており、大学生や専門学生が利用できる学割です。
他の学割と比べるとかなり珍しいサービスです。
広告による中断がない
学割プランも、個人向けプランと同じく有料の「プレミアムプラン」に該当します。
Spotifyは無料でも利用することができますが、有料プランにすると広告による中断が一切なくなります。
ちなみに無料プランの場合は、5曲~6曲の間隔で広告が数十秒表示され、その都度音楽の再生ができなくなってしまいます。
広告による中断をストレスに感じている人も、有料プランなら快適に使うことができるでしょう。
オフラインでいつでも聴ける
楽曲をダウンロードすれば、データ通信量を気にすることなく音楽が聴けるオフライン再生を重宝している人も多いでしょう。
通勤中や移動中など、空き時間ずっと音楽を聴き続ける人も非常に多いです。
それだけの長い時間ずっとオンラインで音楽を聴いてしまうと、一気にデータ通信量を使い切ってしまいます。
しかし、Spotifyの無料プランではオフライン再生は利用できません。
学割を適用したプレミアムプランであればオフライン再生が使えるので、いつでもどこでもデータ通信量を気にすることなく音楽を聴くことができます。
オンデマンド再生が可能
オンデマンド再生とは、聴きたい曲を自分で指定して聴くことができる再生方法です。
「それは当たり前なのでは?」と思うかもしれませんが、無料を謳う音楽アプリのほとんどは、オンデマンド再生に対応していない場合が多いのです。
つまり、常時シャッフル再生で、自分の好きな曲になかなか辿り着けないというものです。
Spotifyの無料プランでは、わずか30秒程度しかオンデマンド再生ができません。
プレイリストに登録して自分のお気に入りの楽曲をまとめることは可能ですが、「今これが聴きたい!」という曲を指定してフル再生することはできないのです。
有料プランであればオンデマンド再生が可能なので、聴きたい曲を聴きたい時にピンポイントで選ぶことができます。
4,000万曲以上の音楽がいつでも楽しめる
Spotifyで聴ける楽曲数は4,000万曲以上です。
最新の楽曲からちょっと懐かしい曲まで幅広いジャンルの音楽を楽しめます。
有料プランであれば、オフライン再生・オンデマンド再生でいつでも快適に音楽を聴くことができます。
学割プランなら個人向けプランよりも約半額ほど安く利用できるので、大学生や専門学生なら使わないと損です。
Spotifyの学割プランの注意点
画像引用元:Spotify
次に、学割を利用する上での注意点について紹介していきます。
学割だからといって全ての学生が対象でないことや、厳しい在籍確認があることを知っておかなければいけません。
高校生以下は利用できない
学割のイメージのほとんどは中学生~大学生くらいなのですが、Spotifyは大学生や専門学生、大学院生などが対象となっています。
そのため、高校生以下の学生は利用することができません。
後述しますが、専用の認証システムを利用して定期的に対象の学校に在籍しているか確認されるので、「ちょっと誤魔化して」学割プランを利用することは不可能でしょう。
高校生以下ならファミリープランがおすすめ
高校生以下の人であれば、家族6アカウントまで登録できる「ファミリープラン」が良いかもしれません。
月額1,480円で家族6人で割れば1人あたり250円程度で使うことができます。
家族4人でも1人あたり370円で利用できるので、家族皆で使うのならファミリープランが1番コスパが良いです。
在籍確認は1年に1回で計3回更新され最長4年使える
登録時にまず在籍している学校名を登録する必要があります。
そして、在学中である証明書類を提出して審査を受け、クリアしたら学割プランが使えるという仕組みになっています。
審査だけでなく、その後1年に1回は在籍確認が行われ、1アカウントにつき計3回まで更新されます。
1回の確認が完了すると12ヶ月間は学割プランを利用きるので、最長で4年間使えるということになります。
4年制の大学であれば、入学から卒業までSpotifyの学割を利用できるということになります。
- 個人向けプランの約半額で利用できる学生向けのプレミアムプラン
- 大学や短大、大学院、専門学校などの高等教育機関が対象
- 広告非表示やオフライン再生など快適に利用することができる
- 在籍確認は1年に1回行われ、合計3回更新するので最長4年間利用できる
次の章では、Spotifyの学割プランに登録する方法を解説します。
Spotifyの学割プランに登録する方法
Spotifyの学割プランは、公式サイトから申し込むことが可能です。
これまで他のプランに登録していた人も、登録基準を満たせば変更は可能です。
この章では、学割プランの登録方法はもちろんのこと、
- プランを変更したい場合
- 海外での利用
などについて詳しく解説していきます。
Spotifyの学割プランに登録する方法
手順は以下の通りです。
- Spotifyの学割プランの申し込み画面にアクセス
- ログインをする(アカウントを新規登録する)
- 名前・メールアドレス・在学中の学校名を選択する
- 在学中であることが確認できる書類をアップロード
- 審査が問題なく通れば学割スタート
画像にて解説をしていきますが、筆者はPCで実際に操作をしています。
そのため、スマホやタブレットの画面では仕様が異なる可能性があります。
では、最初に申し込み画面にアクセスしましょう。
Spotifyとブラウザで検索すればトップに公式サイトが表示されます。
公式サイト内にある3つのプランの中から「学割プラン」の「使ってみる」という項目を選択しましょう。
画像引用元:Spotify
次にログインをします。
Spotifyにまだ登録していない人は、ここでアカウント登録を行いましょう。
ログインまたはアカウント登録が完了すると、下記のような画面が表示されます。
画像引用元:Spotify
「次へ」を選択すると、名前やメールアドレス、在学中の学校名を選択する項目が表示されます。
留学中や海外在住の人はここで国も変更しておきましょう。
学校名はリストが表示されるので、そこから自分が在学している学校の名前を探してください。
画像引用元:SheerID | 承認
学校名を選択し、次に進むと下記のような画面が表示されます。
在学していることを証明するために、書類のアップロードが必要となります。
画像引用元:SheerID | 承認
※上記の学校名は実際に筆者が在籍していた学校ではありません。
画面に記載されている書類に該当するものをアップロードすれば、申し込みは完了となります。
後はSheerIDによる審査が行われ、完了すればSpotifyの学割プランが使えるようになります。
審査完了の通知はメールアドレスに送られます。
在学証明に必要な書類
在学の証明に必要な書類は、発行日が現在から3ヶ月以内のものが有効となります。
- 時間割表
- 成績証明書
- 履修登録確認書
- 学費の領収書
- 入学証明書
在学証明に使える書類は上記の通りです。
学校によって再発行ができるものとできないものがあるので、入手したらすぐにSpotifyの学割プラン登録を行うことをおすすめします。
アップロード可能なファイル方式は下記のとおりです。
- JPEG
- PNG
- GIF
- RTF
既にプレミアムプランに登録している場合変更するには
個人向けなどの別のプレミアムプランから学割プランへの変更も可能です。
- 学割の存在を知る前にプレミアムプランに登録してしまった
- 高校生の時にプレミアムプランに登録したけど大学に進学したから学割プランを使いたい
上記のような人はたくさんいると思います。
前章で解説した手順で学割プランに申し込みをすれば、審査完了後の次の請求日から自動的に割引されます。
ただし、Spotify以外の会社 (インターネット・モバイルプロバイダやiTunesなど)を通じて定期購入している場合は、事前に現在のプレミアムプランを解約する必要があります。
中退・卒業などで学生ではなくなってしまった場合は?
年に1回、1アカウントにつき3回まで在籍確認が行われます。
在籍確認後は12ヶ月間学割プランを利用することが可能です。
そのため、利用中に大学を中退・卒業して学生ではなくなった場合も、最後に在籍確認をした日から12ヶ月間は学割プランを利用することができます。
海外に留学中の場合はどうすれば良い?
留学中の学校が認定されている場合は利用可能です。
ただし、海外で使うには条件があります。
- アカウントの国情報
- 支払い方法の発行国
上記の国の情報が、学校所在地と同じ国である必要があります。
- Spotifyの学割プランの申し込み画面から必要事項を入力する
- 在学中の学校を選択し、発行日から3ヶ月以内の在学証明に必要な書類をアップロードする
- 既にプレミアムプランに登録している場合は、審査が完了した時点で自動的に割引となる
- 中退・卒業した場合も最後に在籍確認が行われた日から12ヶ月間は利用可能
- 海外留学中も在学している学校が認定されている場合は利用できるが条件がある
Spotifyの学割プランで起こりがちなトラブル
書類をアップロードして学生であることを証明しなければいけないということで、他の音楽アプリの登録よりも少々煩雑です。
そのため、登録できないというトラブルも多いようです。
また、SheerIDの認証システムも全ての学校を認識しているわけではありません。
学校リストに在学中の学校名がなく困っている学生も多いようです。
この章では学割プラン利用時に起こりがちなトラブルと、その解決方法について解説していきます。
学生であることを証明できない
Spotifyの学割プランを申し込む時、学生資格の認証にSheerIDが利用されているというのは前述の通りです。
SheerIDが認証している学校に在学している学生だと確認できなかった場合、学割プランを利用することはできません。
- 他のアカウントで申請していないか
- 在学している学校がSheerIDのリストにない
- 適用可能な最長期間の4年を超えていないかどうか
上記の内容を確認してみてください。
複数のアカウントを所持している場合、申請中のアカウントと今使っているアカウントが別々になってしまっている可能性もあります。
また、自分の通っている学校名と酷似している別の学校を選択している可能性も考えられます。
6年制の大学に在籍している人や、大学卒業後そのまま大学院に進学した人は、利用可能期間である4年を過ぎていることに気付いていない可能性もあります。
確認しても改善されなかった場合は、SheerIDに直接問い合わせをしましょう。
通っている学校がリストに表示されない
自分の通っている学校がリストにない場合、学割プランを申し込むことはできません。
学校の名前がない場合は、SheerIDに追加リクエストを送りましょう。
Spotifyのヘルプページに専用フォームがあるので、必要事項を入力して送信してください。
学校が追加された時点でSheerIDから通知メールが送信されます。
尚、手続きには30日程度かかります。
学割プランは個人向けプランの半額でSpotifyプレミアムが楽しめる!
最後に、学割プラン利用時に起こりがちなトラブルについてまとめます。
- 学生であることが証明できない場合は、別アカウントで申請している可能性が高い
- 在学している学校がリストにないと学割プランを利用できない
- 適用可能期間である4年間を超えていないかチェックも必要
- 在学中の学校がリストにない場合はSheerIDに追加リクエストを送信しよう
Spotifyの学割プランは、他サービスの学割と異なり大学生や専門学生のような18歳以上の学生が対象です。
また、在学中の学校名を登録したり、在学証明の書類を提出しなければいけないなど、かなり厳しく審査されます。
ただ、個人向けプランの約半額で利用できるプランなので、学生にとってはかなりお得なサービスではないでしょうか。
広告を気にする必要もないですし、オフライン再生でデータ通信量の心配も要りません。
勉強中のBGMとしても大変重宝するでしょう。
学生でいる限り最長4年間利用できるので、是非通学や勉強のお供として活用してみてはいかがでしょうか。
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